『Diablo2 Resurrected(ディアブロ2リザレクテッド、略称「D2R」)』は『Diablo2(略称「D2C」)』と『Diablo2:Lord of Destruction(D2Cの拡張ディスク。略称「D2X」)』のリマスター版です。PC(Battle.net)*1、Xbox(X|S&One)
、PlayStation(4&5)
、Nintendo Switch
にて2021年9月24日に発売されました。
ハックアンドスラッシュ系アクションRPGとして今でも高い人気を誇っている作品が、グラフィックの向上、プレイ感覚の現代化、オンラインプレイの改善などを施され帰ってきました。
なお、販売形式はダウンロード版のみでパッケージ版は存在しません。また、PCを除くコンソール機では有料の各オンラインサービスへの加入が必要です。
公式とWiki内特設記事 
公式案内
公式サイト: https://diablo2.blizzard.com/ja-jp
最新情報・パッチノート(日本語): https://news.blizzard.com/ja-jp/diablo2
最新情報・パッチノート(英語): https://news.blizzard.com/en-us/diablo2
メンテナンス情報: 公式ツイッター
D2Rに対応した項目へのwiki内リンク
D2R Wiki
- https://wikiwiki.jp/diablo2r/
本D2XSpoilerJ Wiki*のデータをベースにD2R用Wikiへ再構築
初心者の方へ 
基本的に記載されている内容の大半はオリジナル版(D2X)準拠ですが、リマスター版のD2Rでも通用します。ただし一部仕様がD2Rにて変更されていることに注意してください。特に翻訳に関してはD2Xと混在してややこしくなっているため、D2R/日本語名対照表も参考にしてください。
本作を初めてプレイする、という方は、まずはD2R/初心者ガイド&質問集を見てみてください。D2R版の初心者向け情報が一通り載っています。
次にどのクラスを選択するのかを決めましょう。キャラクターガイドから各クラスのおおまかな特徴を学んでください。そしてスキル習得と装備品でキャラクターを強化していくのですが、定番の組み合わせは「ビルド」と呼ばれています。同じクラスでもビルドが違えばプレイ感覚は別物となるため、前と違ったプレイがしたいと思ったらビルドガイドを眺めてみてください。
ゲームを始めてクエストに困ったらクエストガイドを、道に迷うならMAPガイドを、アイテムについて分からなければアイテムガイドを参考にしてください。
慣れてくる頃にはアイテム合成やルーンワードの知識が必要になってくるかもしれません。マルチプレイに興味があればマルチプレイについてを見てみるのも良いでしょう。そしてこのゲームの最大の華であり目標でもあるトレハンにむけて準備をしましょう。
主な変更点 
- グラフィック・ボイス関連
- PCのUHD 4K解像度(2160p)でリマスター化
- AIの挙動の関係からウルトラワイドモニターではアスペクト比19:9に抑えられ、画面の左右に黒帯が表示される。
- オプション設定で解像力(ウィンドウモード)の変更を行ったり、プレイ中に拡大表示へと切り替え、果てはプレイ中にオリジナル版のグラフィックに切り替えを行うことまでできる。
- 日本語表示・吹替に対応
- 日本語訳はカプコン製のD2X日本語版とは異なり、チャームが「護符」、護符が「アミュレット」と翻訳されるなど一部混乱が見られる。詳しくはD2R/日本語名対照表を参照。
- 設定で文字と音声を別々に他言語に切り替えることが可能(PC版のみ確認)。
- オンラインシステム関連
- ラダーシステムの変更(予定)
- 発売当初は未実装であったが、2022年4月にラダーシーズン開始。現状では4ヶ月毎のラダーリセットを予定している。
- D2X時点でラダーオンリーだったコンテンツ全般(ルーンワード、ユニークアイテム、キューブレシピ、イベント「Chaos Tristram」と「Diablo Clone」)がノンラダーとシングルプレイにも開放された。(ソース
)
- D2Rかつラダーモード専用の新ルーンワードが登場。詳細は「D2R/新RWの評価は?」の項目を参照。
- 新ルーンワードは初登場時はラダーオンリーだが、次のラダー開始時にノンラダーでも開放される予定。
- ラダーではランキングと期間終了後に実績が残る*2のみならず、オリジナル版に近いメリットを受けられると予想される。
- 1アカウントにつき作成可能なキャラクターの数が8人から20人に増加。
- 作成キャラのゲームサーバーの自由な移動
- 南北アメリカ、ヨーロッパ、アジアのいずれのサーバーでもログイン・プレイすることができる。PC版の場合はBattle.netクライアントから選択可能。
ただしクロスサーバーマッチング機能はないため、固定メンバーを組んでマルチプレイを行う際は各プレイヤーが同じ地域のサーバにログインする必要がある。
- 南北アメリカ、ヨーロッパ、アジアのいずれのサーバーでもログイン・プレイすることができる。PC版の場合はBattle.netクライアントから選択可能。
- クロスプラットフォーム(クロスプレイ)には非対応。PCとXbox、PS5とSwitchといったプラットフォームをまたいでのマルチプレイはできない。
後述のクロスプログレッション機能を使い、PC版で育成した後、Switch版に切り替えてSwitch版だけ持っている友人とマルチプレイ、といったことは可能。
- クロスプログレッション機能搭載
- Battle.netにアカウントを登録すれば、全プラットフォームで自らのアカウントを使用し、共通のゲームデータで遊ぶことができる(例えば自宅ではPCで、出先ではSwitchで遊ぶ…といった具合)。
ただし当然ながら、その場合は各プラットフォーム毎にソフトを購入する必要がある。
- Battle.netにアカウントを登録すれば、全プラットフォームで自らのアカウントを使用し、共通のゲームデータで遊ぶことができる(例えば自宅ではPCで、出先ではSwitchで遊ぶ…といった具合)。
- TCP/IPモードはセキュリティ上の都合で削除された。
- 家庭用のマルチプレイはPCのようにロビーを使用するのではなく、条件でフィルターをかけたパーティーファインダーを使用する。
- Switch版はマルチプレイの最大人数は4人になる(他は8人)。
- 短時間にゲームの出入りを繰り返した場合に一時的にBANされる現象が無くなった。
この現象はかつてPindleskinのトレハンを繰り返す際に障害となっていたが、D2Rでは解消された。- 代わりに連続での出入りには短時間だが待機時間が必要。倉庫整理等はちょっと不便かも。
- マルチプレイ時に部屋に入ったプレイヤーを自動的にパーティーに加入させるオプションの追加。
「PP」を連呼しなくてもよくなった。
- システム関連
- ユーザーインターフェースの刷新
- PC版もゲームパッドに対応。マウスとゲームパッド(Xinput)でそれぞれUIが異なる。
- 保管箱(スタッシュ)が6x8マスから10x10マスに拡大。
- アイテムの比較ツールチップ(Shiftキー)、キャラクタステータス・傭兵ステータスの表示改善(MFなどの合計値が表示される)、チャットウインドウを通じてアイテムの性能を他プレイヤーに表示させる機能などの追加。
- 追加機能
- Battle.netアカウント上に共有保管箱が3つ追加。それらは同じBattle.netアカウント上のキャラならばいつでも利用可能。
前述の通り1アカウントにつき20人のキャラを作成できるため、個人箱20+共有箱3の計23個の保管箱が利用可能な計算となる。- 共有箱はクエストアイテムの収納が不可、一キャラ一つしか所持できないユニークチャームは無制限に収納が可能という仕様。新キャラへのキューブの受け渡しなどには使えない。
- 当然ながら、共有箱の中身はソフトコア・キャラクターとハードコア・キャラクターで別々に管理される。またD2Cキャラクターは共有箱の機能も使用できない。
- 地面に落ちたGoldの自動回収機能を追加。設定でon/off切替可。なおプレイヤーが倒された際にドロップしたGoldは自動回収されず、手動で拾う必要がある。
- ドロップしたアイテム名を常に表示させる、一定時間表示させるなどのオプションが選択可能に。
- ギャンブルのときにボタン一発で品揃えが変更できるようになった。
- D2Xのシングルプレイ時のセーブファイルをD2Rで使用することができる。
- 「Diablo2 Classic(※D2Xの仕様が導入される前のバージョン)」のリマスター版をプレイすることもできる。
- オフライン限定だが、起動時オプション「-enablerespec」を追加することでいつでもステータスやスキルをリセットできるようになった。このオプションを入れてゲームを起動し、デフォルトでは"C"キーで表示されるキャラクターのステータス画面の、ステータスを増やす赤い"+"ボタンを、altキーを押しながら左クリックすることでステータスとスキルが全て未割り当て状態に戻る。
- Battle.netアカウント上に共有保管箱が3つ追加。それらは同じBattle.netアカウント上のキャラならばいつでも利用可能。
- その他
- 既存のスキル・Desert Mercenaries以外の傭兵・セットアイテムの性能調整及び新キューブレシピの追加。詳細はD2R/Patchの記事を参照。
- D2X時代に残っていたバグ・不具合の修正(詳しくは後述)。
- オフラインプレイ時に導入される「MOD(ユーザーによるゲーム内容改変のこと)」についてもこれまでのように黙認の姿勢を示している。
ただし仕様変更により、自由に改変できなくなったりする可能性が生じる模様。
また前作では(迷惑行為以外で)黙認されていたトレハンbot、chantbot、runbot等といった自動ツールも今作は自動操作によるサーバーの負荷を懸念してどうなるか分からないそう。
修正・変更されたバグ・仕様 
ここではD2R発売当初に修正された仕様・不具合について記します。
内容についてはオープンベータと開発者の発言を元にしており、製品版において十分に検証されたものではありません。そのため情報に間違いがある可能性があります。
- 「Cow King殺しのフラグ」が廃止(ソース
)
Cow Kingを殺したPCでもCow Levelへのポータルを何度でも作成できるようになった。そのため、Cow Levelでのプレイ時に気を使う必要がなくなった。
- Nihlathak's Templeに行くための赤ポータルが消滅しなくなった。
D2Xでは「Halls of PainのWPを取得する」「Nihlathakを倒す」の両方を満たすとポータルが消滅していたが、D2Rでは出現し続けるようになった。
これにより、ピンドルスキンランがやりやすくなった。
- ノーマル防具のキューブ穴開けバグ (通称:石バグ、Ebug)の修正(ソース
)
石防具の穴開けレシピを行っても、defは元の1.5倍のままになった。
- アサシンのトラップがボスモンスターの出現を抑制していたバグの修正(ソース
)
トラップがボス(チャンピオン、ユニーク、スーパーユニーク)扱いされることでマップの最大出現ボス数を制限していたバグが修正され、罠アサのトレハンの非効率さが改善された。
- World Event発生条件の変更
Diablo Cloneを呼び出すのに必要なSOJの数が、シングルプレイの場合は1個、マルチプレイの場合は75-120個に変更。(ソース)
ただし将来変更される可能性がある。
- 避けバグ、ブロックバグが(起きにくいように)改善された?(ソース
)
このバグはクライアントとサーバの非同期が原因で生じ、避け/ブロック後にクライアント上で攻撃しているように見えてもサーバ上ではまだ避け/ブロック状態が継続していたことが原因だったが、D2Rでは非同期が大幅に改善されたためこのバグは改善された。
避け/ブロック状態をキャンセルして攻撃できる(ように見えた)こと自体がバグだったので、避け/ブロックが連続して起こった場合攻撃できなくなることは正常な動作として避けられない模様。ただしキャラクタの状態をより正確に把握できるようになったのでバグの改善と言える。
これにより同じく非同期が原因で生じていたラバーバンド現象(プレイヤーの位置が突然ワープする)も改善された。
*この項目は編者のゲームメカニズムと英語に対する理解力が原因で間違っている可能性があります。また英語圏ではNHAM(Next Hit Always Misses)バグと呼ばれるこのバグの原因については非同期が原因ではないという説もありますので製品版のローンチ後の検証を待ってください。
- PvPにおいてウェポンスワップを連打することでのけぞりモーションをキャンセルすることができたバグ(WSG/Weapon Switch Glitch
)の修正(ソース
)。
PvPにおいてFHRを無意味にするバグだったが修正された。
- マルチプレイで他のプレイヤーが初期装備状態に見える場合があったバグ(Str Bug
)の修正?
CharmによってStrengthなどのステータスを上昇させることで装備の要求ステータスを満たしていた場合、他のプレイヤーからは初期装備状態に見えたバグが有ったが修正された。
影響を受けるのは主にPvP。キャラクタの位置や状態のズレの原因になっていた。FCRやFRWも同様に影響を受けていた。
元々マルチプレイ時は他プレイヤーのインベントリを参照しない仕様なのに、Charmが登場したことでインベントリから能力値に影響を及ぼすことができるようになったのが発生の原因と思われる。
※明確なソースが見当たらなかったので詳しい方や間違っていると思う方は修正ください。
- 公式発表ではなくユーザーが確認したものだが、バール前でAI Curseを使用した際に召喚が中止されるバグが直った。
バール前においてネクロが普段使っているAI Curseの使用を控える必要が無くなった。
RW Deliriumの効果でゲームが落ちるバグはまた別のようで、そちらに関しては直っていない模様。
設定 
FPSの抑制(NVIDIA系の場合)
- デスクトップの何もないところで右クリック
- NVIDIAコントロールパネル
- 3D設定の管理
- タブ変更、グロバール設定→プログラム設定
- 追加
- プログラムの選択(S)
Diablo II: Resurrected (Game.exe) - 最大フレームレート オン→60
コントローラー使用時に知っておくと便利な操作方法 
- ベルトにポーションを一括で自動補充する
インベントリからベルトを開き、ベルトのスロットにカーソルを合わせて「右スティック長押し込み」。
ベルトに何もアイテムがない場合は、デフォルトのソートルールで補充される。
すでに1段目にポーションがある場合は、そのポーションと同じものが最大まで自動補充される。 - ベルトから傭兵にポーションを使う
左トリガーを長押し+アイテム(十字キー)
個人攻撃は自重してください。批判と非難は違います。非難は推奨できません。また非難が糾弾になると何かと建設的でない結果を招きがちです。当然の結論も受け入れられなくなりがちです。間違っていないことと正しいこととお行儀良いことはそれぞれ別個に成立します。集中的な批判は個人攻撃には当たりませんが、集中的な非難・糾弾は個人攻撃そのものです。個人攻撃は避けてお行儀良くしてください。「俺が不愉快な思いをしたから謝罪を求める」みたいな他責思考とか「俺が不愉快な思いをしたから貴様を無礼討ちにしてやるぜ」なんていう戦国武士みたいな理論もやめるのが賢明です。 -- でしゃばらー? 2022-06-10 (金) 21:43:10
そもそもの発端は、D2R用のWikiを併設しようと思うが、他の方はどうか。という話なわけで、過疎がどうとか、誰それが悪いみたいな話をするのがそもそも趣旨から外れています(どうしてもWiki内で議論が必要なら掲示板を利用するべきです)。以前Wikiの編集についてトラブルが起きた時には、(私の推測ですが)お互いに悪感情を抱いたまま議論を進めたことで話は平行線をたどり、非常に後味の悪い結果になりました。管理人さんが注意深く個人名を伏せて、オブラートにつつみまくって注意喚起している理由もそこにあると思います。多数の人間が間違っていると判断したからといって徹底的に叩いて叩きのめすのは必ずしも正しい行動とはいえないし、逆に周囲の反応を無視して頑なに自分の正義を振りかざすのは対話の妨げになりかねません。議論すべきはそこではないはずです。わざわざD2Rのページでコメントという形で意見を集めたのは、D2Rプレイヤーの目になるべく多く触れるようにという配慮だと思うので、人を排斥するようなことを書くんじゃなくてWikiをどうするかという本題に戻ってほしいです。 -- 移行賛成馬場? 2022-06-11 (土) 08:29:38
https://wikiwiki.jp/diablo2r/
D2R/RW Wisdom
D2R/RW Pattern
D2R/RW Unbending Will
D2R/RW Plague
D2R/RW Obsession
D2R/RW Mist
D2R/RW Flickering Flame
D2R/The Rotting Fissure
D2R/The Black Cleft
D2R/The Crack of the Heavens
D2R/The Cold Rupture
D2R/The Bone Break
D2R/Immunity is Sundered
D2R/The Flame Rift
D2R/Terror Zone