頼れる相棒、サポート、時に主砲。傭兵について。
※以下は、傭兵システムが大幅に強化されたD2X(拡張版)環境を前提とした情報です。
D2C(通常版)の傭兵についてはこちらを参照。
初心者向けの基礎知識
雇いましょう
Act1 Q2をクリアすると、Rogue EncampmentのKashyaからRogue Scoutsが雇用(Hire)できるようになります。
- Act2に行くまでは、この傭兵しか雇えません。
- 以降、Actをクリアする度に雇用できる傭兵の種類は増えますが、同時に連れ歩けるのは一人だけです。Act4には傭兵がいません。
- 傭兵には予備(交代)枠も存在しません。一人連れた状態で新たに雇用すると傭兵データが上書きされ、以前の傭兵は装備ごと消滅します。
- 傭兵の雇い替えはいつでもできますが、解雇のみを行う方法は存在せず、孤独な一人旅には戻れません。*1
雇用に関するTips
- 「Lvが同じ」という条件で傭兵同士のステータスを比較した場合、低い難易度で雇った傭兵の方がステータスが高い。
しかし1.13現在、難易度NormalのみNPCの"Hire"欄に表示される傭兵のLifeが実際の数値より低い*2。Normal傭兵を雇う際は惑わされないよう注意。 - Lv25に達するまでは厳しい獲得経験値補正が掛かるため、それ以下のLvから育てる場合にかなりの根気を要する。
- 傭兵の雇用と解雇を繰り返して余剰人員がいなくなると再度補充される。リストアップされる名前・タイプはランダムに決定。
- 難易度に関係なく常にPCから見て-1~-5Lvの傭兵を雇用できる。(※)
- 雇った難易度が同じ場合、傭兵を低Lvから育てても、高Lvの傭兵をいきなり雇用しても同一Lvにおけるステータスの差は付かない。(※)
※…Ver1.11以降
よって傭兵の成長が著しく遅れている時は、装備をすべて外してから同系統の傭兵を雇い直すと簡単に追いつかせることができる。名前・タイプの特定の組み合わせにこだわる場合は再雇用の手間とGoldがかかるものの、Normalなら出費も大したことはない。
また、Ver1.12現在ではNM~HellのAct1, Act3, Act5傭兵、HellのAct2傭兵を雇うメリットは残念ながら存在しない。
強くしましょう
傭兵もPC同様に、敵を倒すと経験値を獲得してレベルアップします。
Lvが上がれば各種ステータスが上昇(特例で属性レジストも上がります)、使用するスキルのSLvも上昇、装備品だってより強力な品を身に着けられるようになります。要するに強くなっていくってことです。
- 経験値はPCが敵を倒した際にもある程度の額が傭兵にも加算されます。
- 傭兵の最大Lvはなぜか98。また、傭兵のLv>PCのLvという状態にはなりません。ただし、例外的にPCがLv1の時はLv2の傭兵しか雇えません。
- 傭兵のスキルにも必要Lvが存在するため、低Lv時に雇用すると何もスキルを使用しません。
装備品をあげましょう
傭兵には武器や防具を持たせられます。画面左上の傭兵の顔にポインタを数秒置くと白くなります。この時右クリックすると傭兵用のインベントリが開きます。キーボードの O(オー) キーでも同じことができます。
売る前にチェックして、適当なものをあげましょう。お礼を言ってくれます。
- 渡す装備の欄が空の時は、顔に直接入れても装備してくれます。
- 装備可能な品ならば、ソケットアイテム、セットアイテム、ルーンワード発動済み装備も装備してくれます。
- 受け取ってくれずに捨てられる場合は、下記の項目をチェックしましょう。
- 装備品は、別の人を雇用すると持ち逃げされて帰ってきません。脱がせてから解雇するくせをつけましょう(鬼)。
装備品に関するTips
- 傭兵が装備中の品は耐久度が減ることはない。これは通常なら使い捨てか見向きもされないEthereal品質の品を有効利用できることを意味するため、結果傭兵向きのEthereal品質の装備品は高騰する傾向がある。
- 傭兵が使用するスキルのブーストに関しては、「クラススキルのブースト(+X To Skillname)」や「タブスキルのブースト(+X YYY Skills)」は効果がない。
- 「Act1傭兵に対する『+X アマゾンのスキルレベル上昇(+X To Amazon Skill Levels )』」「Act5傭兵に対する『+X バーバリアンのスキルレベル上昇(+X To Barbarian Skill Levels )』」が無効となっている。
- Vitalityのブーストができない(Vit+の効果は反映されない)。
- 資産が無い状態でとりあえず何か防具を装備させたい、という場合、Isenhart's ArmoryセットかCathan's Trapsセットの兜と鎧がおすすめ。これで難易度nightmare終了までは滅多に死なない。
両者ともにLv比例のDefenseアップが付き、さらにIsenhart's Armoryなら全レジ+8%(2 Items)で死ににくくなり、Cathan's Trapsなら+15-20 Fire Damage (2 Items)が付くのでRaven Clawと組み合わせて火力アップを狙える。 - あとは防御を捨てて穴の開いた鎧に速度ジュエルやベースダメージ上昇ジュエルを入れまくる手もある。こちらもお手軽な割りに強い。
助けましょう
傭兵だって生き物さ。
画面左上の傭兵の顔の上には、ちゃんとLifeバーがあります。
- 赤ポや紫ポを落としてあげると回復します。マウス操作以外では、Shift+ベルト番号で直接飲ませることもできます。
- 傭兵が緑になっちゃったら、黒ポで毒消しもできます。青くなったら、黄色い試験管。赤くなったら処置なし。
- Prayerオーラを展開したり、Holy Boltを当てることでも傭兵のライフを回復できます。ただし、Prayerのパッシブボーナスが効いたMeditationオーラを展開してもライフは回復しません。
- 傭兵はライフ自動回復能力があるので、非戦闘中ならばゆっくりとではありますが何もせずとも回復していきます。ちなみにAct5傭兵は16.4秒、それ以外の傭兵は41秒でライフが全回復します。
またどういう訳か、たとえ+1でもライフが上昇する装備を身につけることでこの回復力は更に高まります。 - 傭兵を守るためには、とりあえず引き返すのも有効です。WPやテレポで飛ぶ、チキン落ちも有効です。
- 毒を貰った状態で拠点に戻ったPCはライフ1で踏みとどまりますが、傭兵は拠点内でもそのまま毒死します。ヤバい毒を貰った場合の判断はお早めに。
- プレイヤーキャラクターが死ぬと、傭兵もその場で殉死してしまいます。
蘇生しましょう
死んじゃうと、頼っていた自分に気がついて蘇生したくなります。
- 傭兵を貸してくれる人(どのActでもOK)に話しかけると、Resurrect(復活)できます。高いけど装備は戻ってくるよ。
- 別人を雇うと、元の傭兵が持っていた装備は一緒に消えてしまいます。貴重品の回収は忘れずに。
傭兵全般の特徴
- 傭兵がとどめを刺した場合に限り、PCのMFに傭兵のMFが加算されてドロップ判定が行われる。集金も同様。
- 傭兵の攻撃にはPrevent Monster Healが適用されない。
- 傭兵の攻撃には、下記の攻撃対象に対する与ダメージのペナルティが存在する。
- vs Players…-83%
- vs Hirelings…-75%
- vs Norm Act Boss…-50%
- vs NM Act Boss…-65%
- vs Hell Act Boss…-75%
- 傭兵はアクトボスからの被ダメージが10倍になる補正がかかっている。
- 傭兵はFire Resistが75%の状態でも、Council MemberのHydraから異常な量のダメージを受ける。
- 装備時にオーラを発するアイテム(RW Insight、RW Infinity等)を身につけている傭兵が死ぬと、生き返らせただけではアイテムがオーラを発しない。蘇生後に一度外し、また装備させ直す必要がある。
- これは傭兵のオーラスタックバグを修正した時の副作用で、傭兵が最後に装備したアイテム以外はオーラが発動されない。オーラを持たない武器・防具を最後に身につけると、他の装備から発生中のオーラは消えてしまう。*3
- RW Dream + RW Infinityなど複数のオーラ発生アイテムを傭兵に持たせ、全てを再度有効にしたい場合は蘇生後にゲームから一度退出し、入り直さなければならない。
- インタラクトによるマップの遷移、タウンポータルやテレポート等で呼び寄せることができる。
傭兵一覧
Act1 | Act2 | Act3 | Act4 | Act5 | |
---|---|---|---|---|---|
タイプ | No Image | ||||
Rogue Scouts | Desert Mercenaries | Ironwolves | N/A | Barbarians | |
契約と蘇生 | |||||
Kashya | Greiz | Asheara | Tyrael*4 | Qual-Kehk |
Act1 - Rogue Scouts/ローグ
Act2 - Desert Mercenaries/砂漠の傭兵
Act3 - Ironwolves/鉄狼団
Act4 - Enter Hell
- Pandemonium FortressのTyraelから、傭兵の復活のみ可能。新規雇用はできない。
Act5 - Barbarians/傭兵バーバリアン
- 紹介・解説ページへ
※D2X:LoD以降
関連項目
出典
- http://classic.battle.net/diablo2exp/basics/hirelings.shtml
- https://www.theamazonbasin.com/wiki/index.php?title=Mercenary
- 傭兵のステータス計算
その他
Resurrected情報
- D2Rでは難易度ごとにステータスが変わるバグが修正された。どの難易度で雇ってもD2XのNormal雇用相当のステータスを得られる。
- D2Rでは以下が適用される。
「Act1傭兵に対する『+X アマゾンのスキルレベル上昇(+X To Amazon Skill Levels )』」
「Act5傭兵に対する『+X バーバリアンのスキルレベル上昇(+X To Barbarian Skill Levels )』」 - 傭兵との距離が一定以上に離れると行方不明になる
PCが徒歩移動を主とし、かつその速度が非常に高いと起こりやすい。ついてこなくなるだけで消えたり死んだりはしない。
傭兵が地形に引っかかったまま一定距離離れると、突如傭兵のAIが賢くなり追ってくるようになるのだが、それすらも追いつかなくなることがある様子。 - Act5の傭兵に、「片手剣二刀流タイプ」が加わり二種類となった(→D2R/Barbarians(DW))