【アイテムはじき】

トルネコ3

【しりょうのきし】、【かげのきし】が使う【技系】特技。
その名の通り、所持アイテム全てのうちいずれかのアイテムを後ろに弾き飛ばす。
【がいこつけんし】の装備はじきと同じように思えるが、問題は壷。壁を背にして戦うと壷を割られてしまう。できるなら、10マス以上ある長い通路やでかい部屋で戦うほうがいい。【トンネルの杖】があれば後ろ10マスを掘れるので活用しよう。
まあ、一番いいのはくらわないことなのだが。
【ロサ】を連れての冒険中は、がいこつけんしが出現する【灯台の地下室】では細心の注意を払おう。
なお、今作においては、弾き飛ばされたアイテムはアイテムはじきを行ったモンスターが投げたものとして扱われる。
前作のように【遠投の指輪】を装備しているとどこまでもすっ飛んでいく。といったようなことは無いのでその点は安心。
クリア後は【技封じの指輪】で防げるが、シナリオ編中で防ぐ方法はなく、【封印の杖】で特技そのものを封じるしかない。ただし、マヌーサ状態なら特技が外れてアイテムが弾かれないので【マヌーサの杖】も有効である。
　
仲間となった後も使用するが、その使い勝手は良くない。
技の対象が元々アイテムを所持していなければ無意味で、アイテムを持っている敵は、倒せば確実にそれをドロップする。
【風来のシレン】シリーズに登場する同様の能力のように、無からアイテムを生み出せるわけではないのだ。
せいぜい「アイテムをドロップした敵は絶対に仲間にならない」仕様を回避するくらいにしか使えないが、通常の状態では100％この特技を使ってくれるとは限らず、仲間にしたい敵を通常攻撃で殴り倒してしまうことも当然あり得る。
なお、がいこつけんしも仲間になった後は装備だけではなく全てのアイテムを弾いてくれる。
　
ちなみに、装備はじきだけでなくアイテムはじき能力も、元々はシレンからの由来である。
シレンシリーズで本来は装備はじきを得意とするセルアーマー系が、なぜかシレンGB2の場合に限り特技が上記のアイテムはじき効果へと変化している。
そしてセルアーマー系はシレンGB2を最後に出番がなくなり、その後継者のケンゴウ系は装備はじきが専門なので、このアイテムはじきの技はトルネコシリーズ専用の特技となったのである。

少年ヤンガス

上記骸骨系3種に加え、【ソードファントム】、【ダークナイト（DQ8）】が使用する。
消費疲労度は30。その他詳細は同じ。長丁場となる【魔導の宝物庫】では気を付けよう。

不思議のダンジョンMOBILEシリーズ

相変わらずがいこつけんし系やダークナイトなどが使う。
効果も同じだが、MOBILEでは一品物のアイテムは絶対に手放せない（床に置くことすらできない）仕様なので、
それらで装備を固めれば弾かれる心配はない。
また【聖域の巻物】の仕様が異なったり、アイテムを収納する壺が存在しないこともあって、
トルネコやヤンガスほどの脅威はなくなった。