【えんとうの指輪】

Last-modified: 2025-06-20 (金) 20:51:52

概要

【不思議のダンジョン】シリーズに登場する『指輪系アイテム』の一種。
【プレイヤーキャラクター】投げたアイテム、撃った【ブーメラン】等の射程距離が無限になる効果を持つ。
加えて【モンスター】【NPC】・壁・【水晶】【石像】【十字架】等の、あらゆる物体や障壁を貫通して飛んでいく効果が付与される。
 
元ネタは『SFC版風来のシレン』で初登場した『遠投の腕輪』という同じ効果のアイテム。
タイミングを選べば強力な一方、後述の仕様により数多の悲喜劇を生んできた装備品で、シリーズにおける一種の名物アイテム。
少年ヤンガスでは、ほぼ同等の効果を持つ【遠投のお守り】にその効果を継承されている。

トルネコ2

販売価格は3000G、買取価格は1500G。
入手方法は【不思議のダンジョン】【もっと不思議のダンジョン】で拾うか【ガーゴイルの店】で購入できる。
また、【試練の館】の11F~20Fのガーゴイルの店でも販売されている場合がある。
 
初登場作。
一列に並んだモンスターに打ったり投げたアイテムの効果を与えられるので、マイナス効果を持つアイテムを投げ当てると非常に強力。
この指輪の登場により、使用回数がまだ残っている有用な杖系アイテムを「普通に振って正面のモンスター1体に確実に使用する」か、
または「外れるかもしれないけど遠投状態にして投げ当てて、1列に並んだ複数のモンスターに使用するか」という駆け引きが生まれた。
中でも【場所替えの杖】を投げ当てれば、外さなければ遠方のモンスターとどんどん入れ替わるので、緊急回避の1つとして重宝する。
また、レアリティは高いが除去能力が極めて高い【ザキの杖】【モノカの杖】【ミミックの杖】等との組み合わせも非常に強力。
場面は限られるが【げんじゅつしの杖】を投げ当てて、進路上のモンスターを除外しつつ、ワープ先で行動できなくさせる芸当も可能。
げんじゅつしの杖を使用する方法は、倒しても大量発生する【ガーゴイル】への対策として、PS版に限り【泥棒】状態でも役に立つ。
 
単純に【木の矢】【鉄の矢】【銀の矢】の代用として利用でき、遠距離攻撃で突入前の【モンスターハウス】も打開しやすくなる。
が、うっかり店主のガーゴイルを巻き込んで返り討ちを受けたり、店内で使用して店外に出たら泥棒確定の状況になる助長は避けよう。
その他、一列に並んだモンスターに【火薬壺】を投げ当てて、【経験値】は得られないが疑似誘爆(連鎖爆発)を発生させる荒業もある。
 
しかし、次のデメリットも存在する。
それは『遠投状態』の性質上、一度投げたり撃ったりしたアイテムは、壁を突き抜けて画面外へと消えてしまい、二度と回収できなくなる。
よって、この指輪を装備している状態では、壺系アイテムを壁に投げ当てて割ったり、壺を割って壺の中のアイテムを取り出せない。
この指輪が呪われていると少々面倒になる。未識別状態の指輪は、できれば【インパスの巻物】【インパスの壺】を使って識別しよう。
【転び石】のワナが近くにあれば何とかなると思われるが、他のアイテムを失ったり、モンスターに囲まれる危険性を考慮すると難儀だろう。
特に、GBA版では【すいだしの巻物】【分裂の壺】の影響を受けて一緒に削除されており、PS版と比較すると壺の取り扱いがやや難しい。
そして、本来ならモンスターに命中しても繰り返し使える【魔法の矢】も、一度撃つとそのまま画面外へ飛んで行き、最後は見失ってしまう。
その他、【ひきよせの矢】は元々貫通能力を持つが手元に戻って来なくなり、矢が命中しても近くにモンスターを引き寄せなくなるので注意。
なお、矢が命中した先で『混乱状態』にはなっている。
 
この指輪を装備した状態で、強化されたメインの装備品が入った【合成の壺】をうっかり投げて途方に暮れるのは誰もが一度は通る道だろう。
なお、この大失敗は【冒険の記録】のリストにも載る。意図的に狙うなら、中に何も入っていない容量の少ない合成の壺を投げて達成しよう。
また、【盾はじき】で弾かれた【盾】も遠投する(=弾かれた時点で紛失確定な)ので、【がいこつ剣士】系との戦闘中には装備品にも注意。
 
これらの事情から「普段から装備する」指輪というよりは「状況に応じて使い分けて装備する」指輪と言える。
中には「打ったり投げたりしたアイテムを必ず失う」観点から、マイナスアイテムと捉えているプレイヤーも散見される。
初心者にはその場面・状況の見極めと装備するタイミングを選ぶのが難しく、どちらかと言えば玄人向けの指輪の効果と言えるかもしれない。
 
このえんとうの指輪を装備して、壁にいる【ゆうれい】【しにがみ】【場所替えの杖】を投げ当てると、【しにがみの指輪】よろしく壁にめり込んでしまう。
壁にめり込んでいる状態では、以下の挙動が確認されている。

  • トルネコが行動するたびに10ダメージを受ける。ちなみにこの壁のダメージで死亡すると「カベの中でたおれた。」と記録される。
  • めり込んでいる間、敵からは通常攻撃も特殊能力も使われない。
  • 壁の中にアイテムは置けない。
  • 【つるはし】で壁の中から隣の壁を壊せる。くり抜くこともできる。
  • 敵はめり込んでいる状態であろうとトルネコを見かけ次第こちらに近づいてくる。
  • 横向きか縦向きにある、床に向かって歩けば壁から抜け出せる(斜め向きは不可)。

トルネコ3

販売価格は7500G、買取価格は3000G、重さは10。
表記が「遠投の指輪」になった。
未識別状態では販売価格が【ルーラの指輪】と同額で二択になるが、買取価格が異なるので識別は容易。
 
今作でも相変わらずこれを装備したまま【合成の壺】を投げると【冒険の履歴】のリストに載る。
合成の壺も登場する【異世界の迷宮】では未識別状態の壺を壁に投げて識別する場面もあるので、意図していなくとも達成するだろう。
また、今作では指輪同士の【合成】も可能になったが、中でも【ふしぎ投げの指輪】とうっかり合成するとその相性が最悪。
「自分の意思と予期せぬ方向にアイテムを投げてしまい、それを遠投して必ず失う」という擁護できない完全なマイナスアイテムになる。
未識別の指輪を合成して識別する場面が多い【ポポロ】で異世界の迷宮に挑戦しているとたまに起こり得る。
 
【とびつきの杖】【クオーターの杖】【一時しのぎの杖】等の有用な杖系アイテムが新登場し、駆け引きや戦略の幅が広くなった。
また従来の使い方の他に今作では【ポポロ】【仲間モンスター】を一列に並べて、ステータスの【ドーピング】にも利用できる。
いずれの使い方にしても、新登場の【投げ名人の指輪】と合成すると百発百中になるので安定感は増す。
投げるアイテムの内容や個数等と相談の上で【草の神の壺】と使い分けよう。
 
なお、今作では親切に【アイテムはじき】でアイテムを弾かれても遠投しなくなった。
また、【1個の石】【魔法の石】等の石系アイテムは遠投状態にならず、投げても放物線状に飛んで行く
ただ、この指輪を装備した状態で【だいまどう】【催眠攻撃】を受けると、最悪の場合は鍛え上げた装備アイテムを遠投して絶望する。
だいまどうが出現する【異世界の迷宮】の中層または【バリナボチャレンジモード】【遺跡の大空洞 南】では、外して持ち歩こう。
 
遠投状態では、本来は飛び道具を燃やす【フレイム】(GBA版)の特殊能力を無視し通常通りの効果を与える。前作と同様の仕様である。
よって、この状況下は【とじこめの壺】の閉じ込め効果も有効になる。
その他【ワナあての指輪】の『罠当』印が一緒に合成されている場合、『遠』印より『罠当』印が優先される。