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【過去の世界】

Last-modified: 2018-06-15 (金) 19:35:10

概要 Edit

現代よりも前の時代、過ぎ去った時代の世界。
過去に遡るというシーンはDQシリーズではDQ5で初登場し、DQ7では現代の世界と並ぶ冒険の舞台として登場している。
DQ11では過去の自分に起こったことを第三者視点で振り返るシーンが2度あるのに加えて、【サブタイトル】にもなっているように重要な位置づけであり、物語全体を3部にわけた中の最後の3分の1の舞台となる。

DQ5 Edit

過去の【サンタローズ】が登場。
青年時代後半から幼年時代、つまりストーリー序盤の頃の自分に会いに行くというもの。
幼い主人公の【ゴールドオーブ】をもらってアドバイスを伝えることが主な目的だが、生きている【パパス】に会ったり幼い頃の【ビアンカ】が読もうとしていたを読んだりと寄り道も盛り沢山。
 
リメイク版では過去の【エルヘブン】も登場する。こちらは主人公の誕生よりもさらに前の時代である。
イベントを終えると、パパスからの伝言を聞くことが出来る。

DQ6 Edit

【アモール】で教会に泊まって訪れる世界で、主人公たちが過去の出来事に触れる形になる。
【現実の世界】【グレイス城】の井戸からは、過去(滅亡前)のグレイス城に行くことができる。何度行っても同じシーンを見ることになる。
実際はどちらも【夢の世界】に再現されたものであり、本当に時間を遡ったわけではない。

DQ7 Edit

生まれ育った【現代の世界】よりも数百年ほど前の世界で、DISC1では頻繁に現代と過去を行き来することになる。
 
現代の世界にある【謎の神殿】にある台座の上の窪みを各々【ふしぎな石版】で埋めることで、その石版に描かれた大地(大陸・島)の過去に行くことができる。
たどり着くのは魔王【オルゴ・デミーラ】によってその大地が封印された直後かその直前の時代。
本来、これらの大地は魔王に封印されてしまったために現代の世界には存在していないのである。
しかし、主人公たちが各大地の過去に赴き、封印の鍵となっている魔物(ボス)を倒すなどして封印を解くと、その大地の歴史が「封印された」から「封印から救われた」に変わる。
そして歴史を変えたことよって現代の情勢も変わり、現代に戻るとその大地が存在する状態になっているのだ。
 
特別な例として【ルーメン地方】については大地が現代に出現しても町が封印とは別の要因で滅んでいるため、改めて過去の世界で町の歴史を変える必要がある(行動によっては歴史を変えられない場合もある)。
またDISC1の終盤では「【天上の神殿】が落下した」という歴史を変え、さらに「魔王が滅んだ」という歴史を作ることになる。
このようにDQ7のDISC1は終始、「過去に遡って歴史を変える」ことが主人公たちの役割となっている。

過去の世界の特徴 Edit

過去の世界は謎の神殿から石版を揃えて赴くことになる18ある各地方ごとにそれぞれマップが独立しており、異なる地方間で【ルーラ】【船】を使っての移動は不可能である。
ただし【リートルード地方】【レブレサック地方】からは橋を渡り、以前復活させた隣接する地方へ行くことができる。
また基本的に石版を揃えて過去の世界に降り立った地点には【旅の扉】が出現しており、これに入ることで現代の世界に戻る事ができる。
 
それぞれの過去世界はすべて同じ時代というわけではなく、数十年ほどのズレがあるものと推測できる。
たとえばリートルード地方を経由して再訪できる【グリンフレーク地方】では初回訪問時から30年ほど経過している事が作中人物のセリフからわかり、【ハーメリア地方】では【ユバール族の休息地】にいた【ジャン】らしき老人(【ろうがくし】)が登場、【聖風の谷】にある日記には【ダイアラック】で子供だった【ヨゼフ】が青年として登場していたりする。
また作中何度も訪れる可能性のある過去の【エンゴウ】では、再訪する度に数年から数十年の時間が経過したりもする。

また、過去エンゴウ編では闇の世界に封印されるのを未然に阻止した形だが、その後に過去グリンフレークを訪れた際にはエンゴウ大陸は封印されてしまったととれる話が聞けるので、主人公たちは単一の時間軸内ではなく、幾つかの平行世界を渡り歩いているのかも知れない。

 
DISC2に入ると過去の世界を訪れる必要はほぼ無くなるが、見落とした【ちいさなメダル】【ふしぎな石版?】等を探す場合、【モンスターパーク】に魔物を送還する場合には再び訪れる必要がある。

時代を越えて住み着く人物 Edit

物語中には現代の世界から過去の世界に住み着いてしまう人物も現れる。
その1人は主人公の仲間である【キーファ】であり、現代の世界ではのちに彼の子孫である【アイラ】が登場し、エンディングではキーファが遺した石版に書かれたメッセージが読める。
もう1人は【化石の発掘現場】【考古学者】であり、現代の世界では彼の子孫のものと思しき書物が読める。彼は主人公たち以外で石版によるタイムトラベルを経験した数少ないキャラの1人である。
 
逆に【ガボ】は、元々過去の世界で生きてきたオオカミが人の姿になったもので、主人公の仲間の一人になって一緒に過去と現代を行き来した後、 最終的に現代の世界に住み着く。
また主人公自身も元来は過去の世界の人物であったと言える。物語終盤における描写によると、胎児の頃は過去の世界の海賊【シャークアイ】の妻【アニエス】のお腹におり、それが現代の世界の【マーレ】のお腹に移されたということが推測できる。
そのシャークアイは魔王によって船ごと氷漬けにされて封印され、現代で封印が解けた結果、現代の世界で生きる事になる。アニエスの方は【海底王】によって人魚となって永遠の命を得たことによって現代まで生き続けている。

情報の扱いについて Edit

「DQ7は石版によって過去と現代を行き来して大地を復活させる」ことは、DQ7発売の前年に、発売前情報として【週刊少年ジャンプ】の記事で公表された。
しかし翌年になるとジャンプでもこの情報は一転して極秘扱いに変わり、過去と現代ということは伏せられた。
発売後も各雑誌をはじめPS版の【公式ガイドブック】でも過去と現代ということは一切書かれず、公式書籍で初めて明かされたのはソフト発売から半年ほど後の【ドラゴンクエストVIIのあるきかた】であった。
なお3DS版では初めから過去・現代と明記されるようになった。

DQ9 Edit

【ストーリークエスト】の一つ【星のまたたき】において、過去の【天使界】に行き若いころの師匠に会う場面がある。

DQ10 Edit

【時渡りの術】を使う一族の末裔である主人公とその兄弟姉妹は、度々時を超えた冒険を行うことになる。
Ver.1とVer.3ストーリーの後半などで500年前の世界を訪れる。
そしてVer.4のメインストーリーは、終末の未来を回避するために本格的に過去の世界を冒険することになる。

DQ11 Edit

以下のように4度登場するが、1.と2.は一時的に訪れた後、元の時代に戻る。
3.では一度遡ると元の時代には戻れず、それ以降は実質的に遡った先の時代が「現在」となるので、見方によっては過去の世界とは言えないかもしれない。
また4.の世界は映像のみの登場で主人公が訪れるわけではない。

  1. 10年前の【イシの村】
  2. 16年前の【ユグノア城】
  3. 【主人公】が過ぎ去りし時を求めた先の世界
  4. 【セニカ】が過ぎ去りし時を求めた先の世界

 
ちなみに
主人公が過ぎ去りし時を求める前の世界も
主人公が過ぎ去りし時を求めた後の世界も
セニカが過ぎ去りし時を求めた後の世界も
DQ11の冒険の書に記録されている。

10年前のイシの村 Edit

序盤で【デルカダール】へ旅立ち、【カミュ】と共にイシの村に戻ってくると、何の前触れも無く過去のイシの村になっており、何故か一緒にいたはずのカミュが消え失せ、主人公1人だけになっている。
DQ5のオマージュとなっており過去の自分と出会う他、生前の【テオ】と出会うことで道を示してくれる。
またこの時のみ、現代では既に亡くなっている【エマ】の母親が登場する。【ペルラ】の発言から10年前だと分かる。
現代に戻るとイシの村が滅ぼされており、大樹の根が見せた過去だったことが判明する。
 
しかし、後に大樹の根を通して見る過去と決定的に違うのは、10年前に主人公が間違いなくタイムスリップしてテオに会っていることで、これは三角岩で掘り出すテオの手紙からもわかる。
この際に時を超えた理由はまったくの不明。

16年前のユグノア城 Edit

世界に異変が起きた後のシナリオで、在りし日のユグノア城を訪れるシーンがある。
恐らくDQ6のオマージュと思われ、【アーウィン】の記憶の中の世界で、16年前主人公が生まれた直後、どのようにしてユグノア王国が滅んだのかを追う。
なお主人公は周りの人々からは見えない状態になっている(話しかけると気配を察知するNPCはいる)が、なぜかアイテムを入手したりモンスターと戦ったりといった干渉を行うことができる。

主人公が過ぎ去りし時を求めた先の世界 Edit

ストーリー終盤の舞台で、本Wikiでは公式表記に従って「過ぎ去りし時を求めた後」と表記している。
 
【魔王ウルノーガ】を倒すと【命の大樹】が復活し【ロトゼタシア】に平和は戻るものの、仲間だった【ベロニカ】をはじめ魔王によって多くの尊い命が失われてしまった。
そこで古代の記録から時間を巻き戻す方法を知った主人公は、現代の世界の仲間たちと別れ、【忘れられた塔】【時のオーブ】を砕いて一人だけで過去に遡る。サブタイトルにある「過ぎ去りし時を求める」とはストーリー内ではこの行為を指している。
DQ5のように過去の自分に会いに行ったり、上記の2つの例のように第三者視点で過去を見たりするのではなく、自分自身の人生をある時点からもう一度やり直すことになる。
大規模な過去改変により失われた物を取り戻すという点はDQ7のオマージュか。
 
遡る先は命の大樹が破壊される前の、【聖地ラムダ】から【始祖の森】へ向かう日。遡る年月は少なくとも数ヶ月となる。
前回は命の大樹で敗れた相手【ホメロス】に今度は勝利し、ウルノーガが魔王化することも阻止した結果、命の大樹崩壊による世界荒廃は起こらずに済む。そのおかげで歴史は大きく変わり、ベロニカのみならず、元の時代で失われた【神の民】たちや【ニマ大師】【ヤヤク】【ハリマ】親子などの命も救われる。
しかし良いことばかりではなく、邪神の魂も密かに主人公と一緒に時を遡っていたこととウルノーガがいなくなったことにより、新たな脅威【邪神ニズゼルファ】も生まれることになる。
 
なお、人間で時間を遡るのは主人公のみなのだが、一部の登場人物(仲間や、命を救われた人物が主)の会話では「以前にもこんなことが…」と、世界荒廃が起こった時代のことをあたかも覚えているかのような発言が時々見られる。
また、以前に入手した重要アイテムを迷いなく再入手する主人公を見ていぶかしがる描写もある。
 
本作のタイムパラドックスについて、【堀井雄二】は2017年9月29日の公式番組【ネタバレイトショー】で「歴史はいずれ一つにまとまっていくだろう」と発言している。ただしディレクターの【内川毅】は「パラレルワールドを完全に否定するわけではなく、プレイヤーの解釈は自由である」と付け加えている。

魔道士ウルノーガ戦まで Edit

主人公の状態・能力・アイテムなどは遡る前のものがそのまま引き継がれる。
一方、遡る前の仲間キャラが持っていたアイテムは自動的に【ふくろ】に入り、冒険の記憶と各【クエスト】の進行状況、【ウマレース】【連武討魔行】【カジノ】【冒険の書の世界】の状況などの各種実績、所持金【ちいさなメダル】【うちなおしの宝珠】なども過去に引き継がれる。
アイテムに関しては、消費・素材アイテムと装備品は全て引き継がれるが、大事なものの一部は時を越えられず、再度入手する必要がある。【禁足地へのカギ】【ガイアのハンマー】【天空のフルート】【聖なる種火】など、異変後のシナリオで入手した攻略に必要な重要アイテムなどがこれにあたる。過去に戻ると消えてしまい、二度と手に入らないアイテム(【山門のカギ】)もある。
一方、再会した仲間たちの状態や所持アイテムはその当時(始祖の森への道が開いた時)のものである。前の時代で拡張されていた分の【スキルパネル】も過去を訪れた時点では利用できない。また当然【グレイグ】も仲間になっていない。は最初から使えるが、【ケトス】は呼べない。
【ルーラ】の行き先も当時のものに戻り、【ドゥルダ郷】【神の民の里】は無く、【最後の砦】【イシの村】に戻っている。なお、船入手後に任意で戻って来れる【デルカダール城下町】などは異変が起きる前に登録していなくてもこのタイミングで自動登録される。
なお、この現象を利用した【アイテム増殖・保持技】がある。
 
世界各地で出現するモンスターも【強モンスター】のいない初期のものになっている。異変後の【覇王斬】習得イベントの仕様も鑑みて、モンスターの討伐数を増やすやり込みを行う場合はこのタイミングで行うといいだろう。
そうでなくとも、大体のザコ集団が覇王斬1発で面白いように消し飛んでいくので、後に控える【魔道士ウルノーガ】戦に備えてレベル上げをしておくのもいい。
 
聖地ラムダから始祖の森の間の区間は、全ての宝箱の中身が復活しており再度中身を入手できるが、それ以降の世界に異変が起きた後に開けた宝箱は、なぜか復活せず開いたままになっている。
 
この時点でもユグノア地方・入り江の島の追加宝箱や【たそがれの樹木】を入手できる採掘ポイントが出現していたり、異変後にしか出現しない一部の採掘ポイントが発生していたりする。
また、【ナプガーナ密林】【いたずらデビル】が入っていた空の宝箱がなくなっている、異変前に【ロミア】に真実を告げた場合でもロミアが【白の入り江】にいる、異変後から受注可能なクエストの依頼人が各地に立っている(顕著なのが聖地ラムダにいる【いにしえの愛の手紙】を依頼する吟遊詩人)など、異変前の同じ時期にはない変化も一部みられる。

邪神復活後 Edit

魔道士ウルノーガ討伐後に邪神復活のイベントが起こると、モンスターの生息分布が変わると同時に、フィールドのBGMが【勇者は征く】から【冒険の旅】に変更される。
ダンジョンも含めた各地には新たなモンスターが現れるとともに、各地の在来種の約半数(以前に強モンスターになっていない種)は邪神の影響を受けた【邪モンスター】となる。
ここで再び【グレイグ】を仲間にするが、異変前に仲間になっていなかった為、この時代での彼の初期レベルは異変後と同じ36。【初期装備】【デルカダールメイル】のみで、【デルカダールの剣】【グレイグの大剣】【誓いのペンダント】などは持っていない。
ここで少しシナリオを進めて神の民の里に行けば、【イゴルタプ】によって主人公達の能力強化やルーラの行き先の復元などが行われる(詳細はイゴルタプの頁を参照)。ただしシルビア・グレイグについては別途イベントをこなすことでスキルパネルが拡張される。
 
なお、過ぎ去りし時を求めた後のシナリオでは、新たに訪れる町・城やダンジョンというものは神の民の里と【ネルセンの迷宮】以外には存在せず、各サブイベントでは既存のダンジョンにもう一度潜るという形になる。
ネルセンの迷宮も今までに登場した地形の再利用という形になっており、完全な新規マップは神の民の里のみとなっている。
 
過ぎ去りし時を求める前の世界荒廃後に勇者たちが起こした出来事は、こちらでは全く起きていないことになっている。
そのため主人公目線ではシルビアの父【ジエーゴ】と再会や、カミュの妹【マヤ】の救出などをもう一度行うことになる。
魔王の影響で登場した【黄金城】【天空魔城】もこちらの世界では登場しないが、これらの場所にあった宝箱の中身は、取っていなかった場合はその付近のフィールドで拾える(ただし、ボス前の宝箱は除く)。また、ネルセンの迷宮で同じ構造のマップが強モンスターとともに登場する。
 
余談だが、【ナプガーナ密林】【ソルティアナ海岸】【メダチャット地方】【バンデルフォン王国跡】付近と【ユグノア城跡】付近が陸路で繋がる点、ユグノア城跡から地下通路に行けるようになる点、【ヒノノギ火山】の火口・秘密基地方面に行けるようになる点、【グロッタの町】にカジノができる点、【ドゥーランダ山】に入れるようになる点など、【異変後】に各地で起こった現象は、こちらの世界では全て邪神復活後に起きる変化であり、それ以前は異変前の世界と同じ状態となる。
また、ソルティアナ海岸の草原中央の細道が岩で塞がれず普通に通行可能な点、【デルカダールの丘】から【デルカダール地下水路】に直接行き来できない点、各地が荒廃していない点などは、邪神復活後も変わらず異変前と同じ状態になっている。
これらの事から、全体的に邪神復活後の世界は、異変前の世界の特徴と異変後の世界の特徴が上手く合わさった世界であると言える。

セニカが過ぎ去りし時を求めた先の世界 Edit

邪神を倒した後の真の【エンディング】で、勇者の紋章を与えられた【セニカ】がかつての主人公と同じく、時のオーブを砕いて時を遡る。
そしてその先で、望んでいた勇者【ローシュ】との再会を果たす。
このとき彼女が遡る時間は主人公が遡った時間よりもはるかに長い、何百年単位の時間とみられる。

考察余談 Edit

上記の通り主人公が時を渡った事は並行世界か、あるいは過去改変かでファンの間で議論されていたが、パラレルではないという公式の発言で一応の決着を得た。
しかし、その為に幾つかの疑問や不満、批判点も生まれており、代表的なものとしては
・セニカが過去に飛んでも主人公たちの世界がそのまま存在している事から、結局ウラノスの闇落ちを止められなかったのか?ということ
・覚醒後の【セーニャ】が使えない事
・異変後世界の人間の意思を無視している
・人魚の【ロミア】に真実を話しても何故か生存していること
・上記のような悲劇的な崩壊後のイベントがご都合主義的に助かる事が多い
などがある。
 
ただし、異変後世界を切り捨ててでも過去に戻り歴史を改変するのはベロニカ含む多くの悲劇を救うのが目的の「究極の決断」であり、プレイヤー自身の選択である以上、嫌なら過ぎ去りし時を求めなければよい(無論それ以上話は進まず、コンプも不可能になり、それ以上にベロニカとはもう会えないが)と言う指摘もある。
覚醒セーニャについても、歴史を改変してベロニカを救うならセーニャとベロニカの能力が統合される理由は無いのでこれも必然である。
 
また、時のオーブを壊しての仲間との感動的な別れから再会までがあまりにも早すぎるという点もよく言われるが、これはネタバレイトショーにて、本来はデルカダール前まで戻る予定がゲームのテンポを重視して大樹直前からの始まりになったと説明された。
上記ロミアのイベントの矛盾はこの名残りである可能性も否定できない。
 
また、上記のセニカの時間遡行の件も、「彼女がこの世界の時間構造を知っていた」とすると一応の説明は付く。
すなわち、遡行後に自らが行動する事で主人公たちの歴史が消えてしまう事は分かっていたので、ローシュともう一度会う以上の事は求めず、成り行きを見守り過去の自分の行動をなぞって行動した、ということ。
これなら矛盾点自体は無くなるが、彼女は無限ループに囚われてしまう事になる…。
 
あるいは、主人公が量子力学的な観測者(詳細は各自検索)である可能性か。
簡単に言えば、「過去改変できたのは主人公自らが時間遡行したためであって、他の人間が時間遡行した場合並行世界化、する」ということ。
これはこれで虚しい話である。
(なお、よく勘違いされるが公式の平行世界否定発言は「主人公が遡った先の世界は平行世界では無い」という旨の発言であり、それ以外の場合の可能性については言及されていない。平行世界にならなかったことすらもただの偶然であったかもしれないのだ)
 
だが、それ以前に作中の発言の中で矛盾が発生しており、時の番人との初対面の際に「時のオーブを破壊すれば、世界の時間が巻き戻る」と言う発言がある(作中で指摘されるべき事象に思えるが、仲間たちはその直後の「過去に戻れるのは主人公一人のみ」と言う発言に気を取られており言及出来ていない)が、
これが真だとすればセニカが歴史を改変しようが出来なかろうがその後のイベントの存在の説明がつかず、上述の仮定でも世界そのものが無限ループに巻き込まれ未来に進まない。
ただ、セニカの時間遡行前後では
「(一度ウルノーガに奪われた事があるとはいえ)主人公がいともあっさりと勇者の力を他者に譲渡する」
「(設定上は)勇者のつるぎと同じもののはずの勇者のつるぎ・真で時のオーブを破壊したが剣が壊れる事は無い」
といった妙な事態が複数起こっており、世界の理そのものが(少なくとも作中人物の誰にも)想定できず感知も出来ず理解も出来ない、あるいは黙認したイレギュラーな事態になっていた可能性もあるか。
また、時の番人となったセニカの認識が必ずしも正しくなかった、あるいは便宜的な発言だった可能性もある。
まあ上述の「必ずしも平行世界にならない訳では無い」で大体矛盾しないが。
 
いずれにせよ、「時間の逆行」という現実世界ではまず起こり得ないであろう事象を題材にしている為、こうした矛盾点が数多く発生してしまっているのも事実である。誰もが納得できる矛盾を産まない公式の新たなる回答が待たれることだろう。望みは薄いがSwitch版で何らかの補完がなされて欲しい所である。

勇者ヨシヒコと導かれし七人 Edit

ラスボス「魔王ゲルゾーマ」を倒す手段を求めて、第12話(最終回)にて、過去のカボイの村に辿り着く。
神社の岩にはゲルゾーマを倒せる「本物のトドメの剣」が刺さっており、ヨシヒコ達はこれを持って帰り、代わりに今持っているいざないの剣を刺しておくことにした。
この時刺しておいたいざないの剣が、『魔王の城』の第1話の勇者を探す儀式にてヨシヒコに抜かれた(というかヨシヒコの番の時に倒れた)ことで、ヨシヒコは冒険に出ることになり、そしてヨシヒコの愛剣として使われていく。
また、このタイムトラベルによって、村人達はグルであり、ヨシヒコはバカでその気になる性格であることを利用して

  • 剣が岩から抜けないふりをする
  • ヨシヒコが抜く番になったらヒモで引っ張る

という方法でヨシヒコが冒険に出るよう罠を仕掛けていたことが判明する。
 
トドメの剣がありながらもゲルゾーマ戦においては劣勢であったが、過去からやってきたヨシヒコが参戦したことで状況は一転することになる。
 
ゲルゾーマ戦の後は記憶を消し去り、元いた『魔王の城』の時代(『導かれし七人』の舞台よりずっと過去の世界)に戻るはずだったものの、ヨシヒコは仏のうっかりで記憶が消えていないまま(俗に言う強くてニューゲーム)元の時代に戻されてしまった。