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【デルカダール王】

Last-modified: 2019-07-05 (金) 18:19:11

DQ11 Edit

【ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて】の登場人物。赤いマントを羽織り、鷲の様に鋭い目つきの三白眼をした厳めしい顔つきの老人。
また、心なしかPS4版の実機ポリゴンではこれまた髪質や髭が鷲の頭の羽毛の様に見える。
【デルカダール王国】を治める王。本名はモーゼフ・デルカダール3世。(PS4版のまめちしきで表示される程度で劇中での呼称は常にデルカダール王)。
英語版での名前はCarnelian。意味はカーネリアン(紅玉髄)という宝石である。
 
稀代の帝王と呼ばれ、民草に時に厳しく時に優しく接するその姿はまるで父親のようだと評されており、作中でも率先して魔物と戦う姿が見られる。
16年前に愛娘の【マルティナ】王女を失ってからいっそう顔が険しくなったという。妻は故人であるが、【メダル女学園】の卒業生で、黒髪にリボンの似合う美少女だったのだとか。
幼い頃から育てられてきたため、【グレイグ】【ホメロス】両将軍にとっても父親のような存在。また、作中で特に長身の部類に入るグレイグに引けを取らないほど背が高い。
ちなみにかなりの甘党であるらしく、隠し通路を作ってキッチンに忍び込みこっそりケーキをつまみ食いしたというエピソードがあったり、自室の本には彼がこれまでに食したスイーツのレビューが書かれていたりと、おちゃめな一面もあったりする。
 
まさに英雄、賢王といった威厳に満ちた佇まいを見せるが、初登場時は勇者として城を訪れた主人公の手の痣やユグノアの首飾りを見るや否や「災いを呼ぶ悪魔の子」として地下牢に幽閉する。
勇者の育った【イシの村】は「忌まわしき悪魔の子を育てた罪深き村」と称して浄化の炎で焼き払わせた。
その後も配下の兵士たちに命じて主人公一行を執拗に追い続けるほか、各地に「勇者は悪魔の子である」という噂を流し捕らえようとする。
 
【命の大樹】ではホメロスと共に主人公らを追い詰め、彼に憑依していた【魔王ウルノーガ】が正体を現す。
のちに16年前のユグノアの悲劇の最中にアーウィンに預けた娘を追う形で地下水路に入った所をウルノーガに憑かれており、以来、傀儡として操られていたことが明かされる。
憑依されていたとはいえ自らの罪は到底許されるものではないと自覚しており、最後の砦ことイシの村や、魔物によって滅ぼされたデルカダール王国を建て直してゆく中で償っていこうと話す。
 
本来の性格では勇者マニアとも言える面があり、主人公の誕生を祝福している。(ウルノーガに憑依されていた時とは真逆の性格であり、【アーウィン】の悪夢でのユグノア王国での発言等を見て驚いたプレイヤーも多いと思われる。)
また、老人ながら戦闘力も備えており、ユグノア城に攻め込んできた【アンクルホーン】を鋼の剣による2撃で撃破している。
このイベント時のアンクルホーンのHPは296なのだが、当時のユグノア最強の戦士であるアーウィンでさえ【はやぶさのけん】による二連撃で80~90ダメージが限界であり、主人公であればレベルと装備によるが【渾身斬り】でギリギリ一撃で倒せる範囲である。
イベント中の描写なので鵜呑みにできる内容ではないが、アーウィンが「マルティナのお父さんは強くて勇ましい。私よりよっぽど頼りになるよ」と言っていたのは冗談抜きの発言だったかもしれない。
 
一見するとかなりの高齢であり、16年前に離れ離れになったマルティナは当時かなり幼かったため、ともすれば孫にも見えるほど。
しかし、グレイグ共々16年前の回想の時点で今とほとんど容姿が変わっていない。
部下共々物凄く老け顔なだけで案外歳はそれほど行っていないのかもしれない。

世界に異変が訪れた後 Edit

憑依していたウルノーガが分離したため、衰弱してはいるものの、デルカダール王本来の意識を取り戻している。
最後の砦となったイシの村に仮設の陣を敷き、王国の生き残りたちを集めて魔王軍との戦いの指揮を執っている。
グレイグの存在により辛うじて膠着状態にあったものの戦況は芳しくなく、主人公が訪れたことでようやく逆転の一手を打つことができた。
主人公が旅立つ際、その力を今度は世界のために役立ててくれと頼み、グレイグには【デルカダールの盾】を授けた。
なお、PS4版ではそうでもないが、3DS版ではこのときのデルカダール王はあからさまに顔色が悪く、「重い病に伏せっている」という設定を反映した描写になっている。
 
エピローグでは無事、生きていた愛娘マルティナと涙の再会を果たした。王のテントの近くにいる兵士曰く、グレイグがマルティナを連れて来るや否や、嬉しさのあまりわんわん泣いていたらしく、釣られてグレイグも泣き出してしまい、マルティナは呆れていたという。

過ぎ去りし時を求めた後 Edit

主人公の機転によって計算の狂ったウルノーガは、正気のデルカダール王を装いつつ口封じのためにホメロスを殺害。
自分はホメロスの傀儡になっていた、真の悪は倒されたと嘯き、一行をデルカダール城に招いて祝宴を開く。
その夜に主人公の部屋に侵入し勇者のつるぎを盗み出そうとするも、主人公と共に時を渡った【黒い精霊】によって阻まれてしまう。
さらにマルティナに様子がおかしいことを見抜かれ、ついにウルノーガの演技に限界が来る(そもそも主人公には最初から見抜かれていたが)。
そしてウルノーガは正体を現すも倒され、王はその支配から解放されることとなる。
 
戦いの後はこれまでの罪を償うためか老骨に鞭打つように働き詰めであるらしく、兵士たちに心配されている。
【邪神ニズゼルファ】に挑まんとする娘マルティナを引き留めようとするが、彼女の決意を聞いて【おうごんのティアラ】を授け激励した。
ウルノーガに憑依されていた間精神は休眠状態にあったようで、王の意識ではユグノアの悲劇で最後に見てから16年近くも成長したマルティナをいきなり目の当たりにすることになるが、一発で娘と理解するあたりはさすが父親といったところか。
憑依されていた時は「そなたがマルティナか。」と他人行儀に言っており、マルティナがおかしいと気付いたのはこの言葉のせいかもしれない。
祝宴で兵士に「王妃さまの命日になっても花の一つも手向けない」と言われていたり、グレイグと共に長く仕えてきたホメロスに対する冷淡さに憤っているメイドがいたりと、王らしかぬ言動に対し少なからぬ不信を抱いていた人々がいたため、それとなく勘付いてもいたのかもしれない。

ちなみに、デルカダール王にニズゼルファの復活を報告すると

「世界の人々は いまだ
 邪神ニズゼルファの 名前すら知らぬ。」

という台詞が聞けるが、これはDQ3の冒頭で【バラモス】討伐を命じた【アリアハン王】の台詞のオマージュと思われる。