【武鋒円】

勇者アバンと獄炎の魔王

【ドラゴンクエスト ダイの大冒険 勇者アバンと獄炎の魔王】に登場する漫画オリジナル技。
【カール騎士団】が自らの武器が届く円形の範囲内の事をこう呼び、騎士団の正統の構えの際、決死の覚悟と共にこの武鋒円に己の全【闘気】を張り詰め、攻撃を繰り出す。
この状態に至って剣を構えた際、自らの懐に来た敵のあらゆる攻撃を防ぎ、結果として捉えた敵の隙に全闘気を込めた一撃を叩き込めると騎士団内では言い伝えられてきたが、当時の【コバルト】ですらそんな剣士を見たことも無いしコバルトにも不可能だった。
　
しかし【地底魔城】に突入する3ヶ月前に【ロカ】は【豪破一刀】を極めるべく一度だけ【カール】に戻り、この武鋒円を習得。
結果として【キギロ】との決戦で発動させてあらゆる生物を弱体化させるキギロの呪いと邪気を打ち消し、武鋒円内の全闘気を剣に注いだ武鋒・豪破一刀でついにキギロに止めを刺す事に成功した。
だがそもそもこの戦法は自身の生命を著しく消費するのと呪いの無効化は武鋒円の発動時に限るため、戦いを終えたロカの身体は技の反動とキギロの呪いが重なり一気に負傷。キギロからは「もう長くは生きられない」と宣告されるまでに至った。