【預言者】

Last-modified: 2021-10-22 (金) 12:22:08

DQ11

【ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて】の登場人物。
PS4版の【まめちしき】によると、昔から【ロトゼタシア】の各地で目撃されているが、その正体や目的は不明とのこと。
容姿が決まっておらず、自身の頭部を叩くと様々な姿に変身する。見る者が抱くイメージによって姿かたちが変わる。【主人公】は預言者を知らないため姿が定まらないと言及されるが、最終的には青髪の女性のイメージで固定する。
作中では何度か変身を披露した後、青い髪の女性の姿で登場して本題を語るというパターンが多く、3DS版3Dモードではこれに加えてスティックのような短い杖を愛用している。
その一方で2Dモード(11Sを含む)ではDQ3の女【魔法使い】の姿になるため、髪色はオレンジ色となる。この女性のモデルが何者であるかについては作中では一切明かされない。
登場する場面では一貫してBGMにDQ5の【聖(ひじり)】が使われる。
 
物語開始前、【カミュ】に「【オーブ】を集め、いつか地の底で出会う【勇者】に力を貸せばお前の贖罪も果たされる」という預言を与えた。実際にそれが作中で現実のものとなる。カミュ曰く、その時は爺さんの姿だったと言うが、それが本来の姿であったかは不明。

世界に異変が起きた後

【覇海軍王ジャコラ】に襲撃され海に落ちた主人公の前に現れる。場所は美しい川原にある小屋で、地名は【????】
主人公に釣りをするように促し、「まだ釣れないか」と話す。これは【天空のフルート】の伏線になっている。
その後は主人公に「…世界を救え」と激を飛ばして目覚めさせるが、PS4版だと軽いデコピンだが3DS版ではモード共通で武器による殴打を行ってくる。
3Dモードだとイイ笑顔をしてから側頭部に攻撃、2Dモードでは詳しい描写ができない代わりに派手な効果音が出るため、ゲームハードによって優しい雰囲気だったり若干乱暴な人だったりと印象が違う。
実際には溺れかけていた主人公が救出された後、「勇気を胸に いかずちを手に」というメッセージを送る。ジャコラを倒すためのヒントとなった。 

過ぎ去りし時を求めた後

【邪神ニズゼルファ】復活直後に主人公一行の前に現れ、【ケトス】を呼び出して【神の民】の力を借りるよう助言する。この際は最初に【魔道士ウルノーガ】の姿で現れたため一行を仰天させた。
 
一行が3本の聖なる苗木に残された先代勇者【ローシュ】達の記憶を見た後に再び現れる。
【ベロニカ】【セーニャ】を導きの木に変え、ローシュ一行とニズゼルファ、【魔王ウルノーガ】に関する真実を伝える。
預言者の正体はウルノーガとなった【ウラノス】に僅かに残った善の心が分離したものだった。
最後の預言として「神の民の力を借り、彼の地を目指せ」と言い、長き因縁に終止符を打ってくれと頼み昇天する。
 
作中で主人公達を導いたのは、裏切ってしまったかつての仲間達に対するせめてもの償いだと一部の仲間達は推測している。

DQ11S

CV:冨永みーな(基本の女性姿の時のみ。別の人物に変身する時は声も変わる)
追加シナリオ【カミュと不思議な相棒】に登場する【ホミリン】の正体が預言者。
【ホイミスライム】らしからぬ呪文の多さも、預言者の正体への伏線か。
最後は力の代償として記憶を失い、【魔軍のアジト】から投げ出されたカミュを救うが、カミュが気絶してしまった為、預言者としての姿を現さないまま去って行った。
 
また、【ボイスドラマ】の1つ、「ふたりの盗賊と伝説の秘宝」では終盤でカミュに最初の預言を与えている。この時のCVは多田野曜平であり、ウラノスの声とも女性姿の時の声とも違うので、カミュが最初に出会った預言者は本来の姿とは別人であると考えられる。