【魔道士ウルノーガ】

Last-modified: 2024-02-28 (水) 05:22:04

DQ11

今作のゲーム時間軸上における悪行の元凶である【魔王ウルノーガ】【命の大樹】にて【主人公】から【勇者の力】を奪い、【勇者のつるぎ】を手に入れる前に魔導士として暗躍していた時の姿。間違えやすいが「魔士」ではなく「魔士」と書く。
魔王になった後に比べれば体型は人間に近いものの、白い肌に黄色の眼、緑色の瞳とその姿は完全な魔物である。
【守護者ラズバーン】を彷彿させるような外見で、赤い髪をモヒカンにしており、頭から二本の角、顎にはピンと角のように張った独特の顎ヒゲを生やしている。元凶に闇落ちさせられて道化師のような姿になる点は【ドルマゲス】に近い。
ウルノーガの所業には【バンデルフォン王国】滅亡などこの姿で行っていたものもあるが、当Wikiのルールにより本項においては過ぎ去りし時を求めた後に対峙する事になるウルノーガについてのみ記載し、それ以外のウルノーガの概要については【魔王ウルノーガ】の項目にまとめるものとする。
 
過ぎ去りし時を求めた後の【デルカダール城】にて、【デルカダール王】の姿で勇者のつるぎを奪おうとして本性を現した時に戦う事になる。
倒した後は

時を さかのぼってきたのは お前だけだと 思うなよ……。

と、意味深な台詞を残して死亡する。最後の言葉は毎度おなじみ【ぐふっ…!】
だが、DQ11Sでは「ぐふっ…!」の後、声優・黒田崇矢が「ぐるわぁぁぁぁっ!」と断末魔をあげている。

戦闘能力

HPは2400、1ターン目は必ずDQ10の【魔元帥ゼルドラド】の如く【ウルノーガの杖】を呼び出し、その後はランダムに行動する。
使用する行動として【こうげき】【痛恨の一撃】【ドルクマ】【ドルモーア】【メダパニーマ】【マホステ】【いてつくはどう】【冥界の霧】のほか、ぶきみな呪文を唱え、ウルノーガの杖を2匹召喚する行動をとる。
攻守共に総じてぬるく、メインウェポンが大方中級呪文なこともあってウルノーガの杖の攻撃を合わせても【ベホマラー】で回復が間に合ってしまう。【ロイヤルチャーム】【ドクロの指輪】を着けておけばなおさら。
メダパニーマにしても、【ツッコミ】が使えるシルビアか【キアラル】が使えるロウの両方を同時に出さないようにすれば問題ない。ウルノーガの攻撃は主に呪文であるため、殴られての混乱解除もあまり期待できないので、不安なら【キラキラポーン】を使っとこう。
痛恨の一撃も150ダメージ程度の威力。即死するまでの威力はなく、仲間のレベルが下がっていることを考えてもそれほど脅威にはならない。回復に困るとすればロウとセーニャがどちらもまだベホマラーを覚えていないレベルだった場合ぐらいである。
 
しかし、こいつの特異な点は4ターン目に使用してくる【冥界の霧】
なんと回復・蘇生の効果が反転し、回復しようとすると逆にダメージを受けるようになってしまう。回避手段がないため、1度くらうと回復が一切不可能な状態になってしまうのだ。
この形態のウルノーガの素早さは201、杖は281もあり後攻回復に回りがちだが、従来のターン制である3DS版の場合、いつもの調子でベホマラーや【ハッスルダンス】を指示したターンに先手で使われようものなら甚大な被害が及ぶ。
もちろん【いやしの雨】などの継続回復効果もダメージに変化する。
【いのりのカード】【思い出のリボン】も毎ターンMPが減り続けることになるので霧の効果が発動したらすぐに外すこと。
更に厄介な事に、DQMJ2P以降のモンスターズの時よりも影響範囲が強化されており、回復アイテムにもこの効果は適用される。「アイテムでの回復なら大丈夫でしょ!」と【せかいじゅのしずく】など使おうものなら、その瞬間全滅する。
初見だと仲間のレベルが下がっている事もあって混乱と合わせて訳もわからずなぶり頃されたというプレイヤーも多いはず。
 
当然敵サイドの攻撃はキッチリ受けるし、攻撃の手を緩める素振りも見せず、霧を無効化する手も存在しないので、全力で攻撃して短期決戦に持ち込むのが得策。
2,3人でも混乱してしまうと回復も攻撃もまともにできないまま嬲り殺されるという目も当てられない事態に陥るので、そういう意味でも混乱対策はしっかりと。
どの様な手段を取るにしろ、【マジックバリア】【ピオリム】を切らさないように注意し、霧が途切れた合間に確実に回復できるようにしておこう。【マホカンタ】なども有効な手段である。
また、NPCのグレイグが【におうだち】をしてくれる事があるので、その隙に一気にダメージを与えよう。
 
攻める際は属性耐性が高い上にマホステを使うので、攻撃呪文やこの時点で使っている可能性の高い【勇者のつるぎ・真】は効果が薄い点に注意。主人公の【覇王斬】が最も有効で、杖もろとも一気に倒してしまえる。
HPはそれほど高くない為、普通に攻撃すれば割とすぐ倒せるはず。
異変前の壁となる【メルトア】戦の段階で大幅にレベルを上げて、そのついでにこいつの戦闘を楽にするのも手。

スキャンバトラーズ

超1弾で登場。
1ターン目に「双炎の連魔弾」の追加効果で【ウルノーガの杖】を2体召喚するため、そこからは全体攻撃で攻めよう。
何気に攻撃しながら【なかまをよぶ】のはシリーズ初。
SPチケットの覇王斬とバンパイアエッジが効果的。
本弾では彼のSPチケットにダークブレイクが存在している。

ライバルズ

この形態、この名前で登場。第3弾カードパック「不死鳥と大地の鳴動」にてレジェンドレアカードとして実装された。

7/5/7 魔王系
全ての敵はHPを回復する効果で代わりにダメージを受ける
このユニットが前列にいる場合、敵ユニットが死亡する度カードを1枚引く

【ましょうぐも】や冥界の霧と同様の回復反転効果を持つカード。
除去力・バースト力共に優れる反転コンボを可能にしつつ、更に回復呪文とこのカードが持つドロー能力でさらなる一手を引き込む強力なカード。
効果の割に本体のステータスも高く、除去するのにも一苦労する。
何かと不遇だった僧侶クラスはこの辺りからどんどん強くなっていったが、それを象徴するカードといえる。
ちなみに召喚時BGMは【暗黒の魔手】であり、ライバルズで唯一この曲を流せるユニットであった。

クロスブレイド

第6弾で【シークレット】として登場。

星ドラ

ドラクエ11コラボイベントでは命の大樹で戦うことになり、倒すとそのまま魔王ウルノーガと連戦になる。