【じごくのもんばん(DQ6)】

Last-modified: 2023-11-12 (日) 21:53:36

本項目ではDQ6に登場したモンスターについて扱います。
DQ4などに登場する同名モンスターについては【じごくのもんばん】を参照。

概要

DQ6に登場するボス級モンスター。地獄の門番。
地獄の門を守る死神…という大層な設定なのだが見た目はただの足枷を付けた骸骨である。
色違いには【しのどれい】【どれいへいし】【ボーンプリズナー】【ろうごくのぬし】などがいる。
 
【フェアリードラゴン】などのパターンとは逆に、旧作バージョンの方が定番化したので外伝を含めて再登場できていない。

DQ6

【ムドーの城】に固定イベント敵として登場する。
盗賊の鍵の扉を進んだ先、三階の小部屋で椅子に座っており、話しかけると戦闘になる。
しかし、シナリオ上は戦わなくても問題はなく、別に勝っても何かが起こるわけではない。
名前に反して門の番をしている訳でもなく、物語的に大して重要なセリフを言う訳でもない、一体何のためにいるのかよくわからない謎多き敵。
 
攻撃力や守備力はムドーの城に登場する他のモンスターとほとんど変わらない程度だが、
HPだけは高く、520もあるため倒すのに時間がかかる。
通常攻撃の他、武器を振り回す【どくこうげき】【もうどくのきり】を仕掛けてくる。
また、【ホイミスライム】を呼ぶこともある。
 
ムドーの城ではこいつや【ヘルビースト】【あくまのツボ】のせいで、肝心のムドー戦の前に余計な消耗をしがち。
別に急いで倒す必要はないため、最初に訪問した際は無視してしまっても構わない。
もらえる経験値は530と高めな上、たまに【いのちのきのみ】を落とすこともあるので、
ムドー討伐後にでも倒しておこう。
 
なお、通常エンカウントはせず一度しか戦えない明らかなボス級モンスターだが、SFC版の公式ガイドブックではヘルビーストと共になぜか普通のモンスター紹介ページに掲載されていた。
しかし、それはさすがにおかしいということで、DS版の公式ガイドブックではこれまたヘルビーストと共にボス級モンスターのページで紹介されている。
ちなみに、モンスターデータも元々ちゃんとボス連中のゾーンに入っているし、リメイクに際して雑魚モンスターの最大HPが一律2割減された措置もコイツは免れているので、れっきとしたボスモンスターである。
 
上述の通り、存在する意味のよくわからないモンスターであるが、開発中は何らかのシナリオがあり、中ボスとして戦う機会があったのかもしれない。
結局そのシナリオはボツとなり、そのままボツにするのも勿体ないのでとりあえず登場させた…という具合か。
だがリメイクで彼に関するシナリオが補完されることはなかった。
ちなみに【嘆きの牢獄】にて入口の傍で朽ち果てている魔物がいるが....まぁ無関係か。
真相は不明のままである。