【もうどくのきり】

Last-modified: 2020-04-08 (水) 12:30:18

概要

DQ5より登場した特技。毒霧を放って敵を【猛毒】状態にする。
猛毒状態になると、ターン終了毎に最大HPの一定割合を失っていく(いわゆるスリップダメージ)。猛毒によるダメージは、原則的に味方は1/8、敵は1/6。
一見すると【どくのいき】の強化版のような特技だが、DQ7までは単体対象であり、完全な上位互換ではなかった。DQ8以降は全体対象となり、完全上位の技となった。
DQMシリーズではこの特技の代わりに類似技の【もうどくのいき】が登場している(こちらは初出のDQM1から全体対象)。

味方よりも、敵が使う印象の強い特技である。
雑魚戦でくらった場合、戦闘中に治療するよりさっさと敵を倒してから治療したほうが手っ取り早いことが多い。とはいえ、体力が減り過ぎていた場合はすぐに治療しないと、そのまま死ぬ羽目になる。
一方で、長期戦になるボス戦でコレを喰らった場合、かなり鬱陶しいことになる。ダメージ量を侮って回復を後回しにしていると、体力が見る見るうちに減らされていく。補助呪文や回復との兼ね合いを考えつつ、できるだけ早く【キアリー】【どくけしそう】で治療すべし。

敵に猛毒を与える場合、大抵は普通に殴ったほうが戦闘は早く終わるので、出番は少ない。ボスキャラクターにはまず無効だが、中には有効なボスもいる。ボスを猛毒状態にしてしまえば、こちらは守りを固めて防御と回復を繰り返しているだけで簡単に勝利できる。

作品や機種によっては、猛毒状態と通常の毒状態が重複せず、あらかじめ毒状態にしておくことで、この猛毒状態を防げる。毒状態でも猛毒を受ける作品・機種はある。例を挙げると、SFC版DQ6の場合、通常の毒状態で猛毒を喰らうと、上書きされてしまう。

DQ5

初登場。本作のみ、味方も猛毒のダメージが最大HPの1/6となっている。
敵では【ガボット】【ゴルバ】が使用し、ランダム行動(偏向型)でおよそ4割の確率でこれを選択してくる。ボスキャラクターでは、これを使ってくる者はいない。一部の雑魚敵が使用する独特で厄介な攻撃という位置付けか。
猛毒状態にさせられたら、猛毒を治しながら戦うのではなく、敵をさっさと全滅させてから治療したほうが早い場合が多い。体力が大幅に減った状態で戦闘を長引かせるのは危険過ぎるので、猛毒状態にさせられたら即座に解除するか、すばやく戦闘を終わらせるか、しっかりと判断しよう。
SFC版では、麻痺していたり眠っている相手にこれを使うと無効になる。
これは「追加効果で猛毒の霧が発動する【あくまのツメ】」でも同じ。
 
これを習得する仲間は、【くさったしたい】【ドラゴンマッド】の2体だけ。リメイク版では、【おおねずみ】もこれを覚える。

DQ6

初めてボスキャラクターが使用してくる。序盤では、【ポイズンゾンビ】がこれを頻繁に出してくる。
猛毒状態になった場合は即座に治療すべきだが、こいつは猛毒の霧以外に通常の【どくこうげき】も使ってくる。また、判断力が高く、既に毒状態になっている者に対しては猛毒の霧は使ってこない。そのため、通常の毒に侵された場合、戦闘が終了するまではそのままにしておくべきだ。
他には、腐った死体、ヘルバイパー、デビルパピヨン、キングマーマン、地獄の門番が使ってくる。
なお、SFC版では、判断力の低い相手には毒状態で猛毒を防ぐやり方が通用しない。
リメイク版では、毒⇒猛毒の上書きができなくなっており、判断力の低い敵にも有効な方法となる。
使ってくるモンスターの数こそ多いものの、ポイズンゾンビと地獄の門番以外はいずれも普通の雑魚敵である。

また、最終ボスである【デスタムーア】(第一形態)もこれを使ってくる。
デスタムーア第一形態は全体攻撃や防御無視攻撃が多く、これらの攻撃をかろうじて耐えたところに猛毒状態にさせられてトドメを刺される、なんて事態も起こり得るので、なんだかんだで厄介な攻撃手段と言える。
判断力はポイズンゾンビと同じく最高に設定されている分、あらかじめ通常の毒状態にさせておくと、猛毒の霧は使ってこない。

仲間では、【レンジャー】★2および【くさったしたい】がLv10で習得する。有効範囲は、敵1グループ。
【アークボルト】で戦う兵士たちにも有効で、くさったしたいを仲間にして連れて行けば活躍してくれる。
【しれんその2】にもこの技は有効で、一度効いてしまえば、あとは6ターン防御し続けるだけで必ず倒れてくれる。レンジャーに転職して習得してもいいが、その場合、かなりの戦闘回数をこなすことになる。
仲間モンスターシステムが廃止されたDS版では、素直に立ち向かおう。

DQ7

【ヘルバオム】【ボトク】といった、マホトーン+猛毒でハメ殺そうとする輩が登場。
前者はともかく、後者で全滅になることはまずないと思うが、念のため、毒消し草を持っておくといい。
その他、【ガマデウス】【グラコス】も使用するが、コイツらは全体攻撃を多用するため、むしろ通常の行動のほうが危険。
とは言え全体攻撃+猛毒のスリップダメージで死亡というケースもままある。隙を見て回復しておこう。

DQ6と同様に、最終ボスの【オルゴ・デミーラ】も第三形態にて使用する。
ただし、こいつの行動は3段階ローテーションで、おぞましい雄叫びorマグマ→凍て付く波動or混乱攻撃→猛毒の霧or叩き付け の順に行動する。
つまり猛毒の霧が来たということは、200近いダメージを与える叩き付けが選ばれなかったということである。
そんなわけで、実のところサービス行動と認識されている。

味方は【魔物ハンター】★7に加え、【ローズバトラー(職業)】★3と【ギガミュータント(職業)】★3でも覚えられる。
有効範囲は敵1グループ。
注目すべきは、ボスのハズの【やみのドラゴン】、ガマデウス、【バリクナジャ】なんぞに猛毒が効いてしまうこと。
こうなると毎ターン200だの300だの、下手な攻撃より大きなダメージを与えられるので、短時間で戦闘が終わる。是非活用しよう。
魔物ハンターで覚える場合、下級職も含めると400回の戦闘が必要となる。上述のボス戦に向けて覚える意義は薄いが、ここで活かさないと、ろくに出番が無い。猛毒の霧を活用したい人は、習得してみるのもいい。
ところでガマデウスよ。お前、猛毒の霧を使うくせに毒に弱いのはなぜだ?「毒を以て毒を制す」とは良く言ったものだ。
なお、AI行動の【作戦】を指示していると、「あと一撃で倒せる敵」にこれを使う場合がある。

3DS版

すれちがい石版の登場に伴い、大幅に株を上げた。
強化された石版のボスたちの高いHPを削るのに最適で、【アストロン】と組み合わせれば勝利が、ほぼ約束される。
この戦い方は【ポイズンダガー】でもできるが、攻撃力が低い時にはこれが大いに役立つ。
キャンペーンで配布された石版のボスにも有効なケースは比較的多く、低レベルでも強力なアイテムを入手可能。
しかし、【バリクナジャ】をはじめメインストーリーで有効だったボスの多くが耐性を得たことで、ストーリー攻略での実用性は下がっている。
有効なのは闇のドラゴンぐらいである。

DQ8

これ以降、敵専用特技となり、前述の通り対象が敵全体に拡大された。下手すると味方全員が猛毒を食らってしまい、厳しい戦いが強いられる。
雑魚では【キングマーマン】【ブラックモス】が、ボスでは【アルゴリザード】【深緑の巨竜】が使用する。
味方サイドの付与手段としては、この技の代わりに短剣技の【ポイズンダガー】【ポイズンソード】が追加された。

DQ9

雑魚では【グリーンドラゴン】などが、ボスでは【オルゴ・デミーラ】が使用。
グリーンドラゴンの猛毒はクエスト【ゲルザー! 最後の勝負!】にも関わってくる。
味方サイドの猛毒付与手段としては、ポイズンダガーと【サタンネイル】の追加効果がある。

DQ10

この作品ではブレス扱いのため、【まもりのきり】でガード可能。
一部ボスが盛ってくる猛毒は非常に高威力なため、何かしらの対策が必要となる。
詳しくはこちらを参照のこと。

DQ11

【ポイズントード・強】などが使用。
味方サイドの猛毒付与手段としては、ポイズンダガーが改名した【ヴァイパーファング】や、れんけい技【ひゃくれつキッス】【サタンネイル】【ポイズンスケイル】の追加効果がある。