概要
DQ4に登場するモンスター。
極彩色の羽根を持つ、妖精のようなドラゴンなのでこのような名前がついたとされる。
【ドラゴンバタフライ】、【ドラゴニット】の最上位種に当たる。
DQ6に見た目がそっくりな同名モンスターが登場し、そちらが外伝作品を中心に定着したためか、下位種ともども本編と外伝作品のどちらにも再登場は果たせていない。
似たような境遇に【ワイトキング】がいるが、あちらは同名の後輩が出てくるDQ8以前の初期のモンスターズには呼ばれており、本編でもDQ11で再登場を果たしている。
DQ4
【天空への塔】や【闇の洞窟】に出現。
行動は狡賢く、【メダパニ】・【不思議な踊り】・【甘い息】でこちらの戦力を低下させる。
しかも素早さが非常に高いので、【アリーナ】以外はまず先手を取れないと思っていい。 それでも同じ場所にでる【だいまどう】よりはましだが。
また、見た目によらず守備力もかなり高い。
しかし、ドラゴンながら炎や吹雪は吐かないため、下位2種と比べてインパクトはかなり低い。
イオ系が確実に効くので、勇者と【マーニャ】で連携して【イオラ】を唱えればほぼ殲滅できる。
また、【クリフト】の【ザラキ】でもボトボト落ちてくれる。
ちなみに所持金が390GとDQ4では一番の金持ちモンスターだったりするが、もっと早い時期に登場して最大6体まで出現する【ミステリドール】の方が有名という不憫なモンスター。
特にFC版では、こいつが登場する頃にはもう金を稼ぐ必要もなくなっている場合がほとんどなため、あまり狩られることもないだろう。
なお、390Gで所持金が最も多いということは、逆に言えば、本作には前作の【おどるほうせき】・【ゴールドマン】や次回作の【ゴールデンゴーレム】のような極端に大量のゴールドを落とすモンスターは出現しないということでもある（その代わりなのか本作は後半、他のモンスターの落とすゴールドも比較的多めに設定されている）。
ちなみにFC版には小さい「ェ」が内蔵されていなかったため、実は名前が「フエアりードラゴン」になっている。
FC版4には他に「イエテイ」「フエイスボール」「アークバッフアロー」「ガーデイアン」が存在している。
1/128の確率で【ふしぎなきのみ】を落とす。
リメイク版
終盤に購入できる高額アイテムが増えたために狩る価値が上がった。
【謎のダンジョン】に登場する【プラチナキング】のほうが所持金は多いが、奴は出現率が極度に低いし、ミステリドールでは経験値が物足りない。
同時期に出る他の敵の落とすゴールドも多く、集団で出現しやすいコイツの方が金稼ぎには向いているだろう。