FF5
狩人がレベル1で習得するアビリティ。要15ABP。
選択するとナイチンゲールやモモンガなど動物たちがランダムで出現。
動物ごとに異なる効果を敵や味方にもたらす。
失敗するとミシディアうさぎが出現、何もせずに帰ってしまう。
0から使用者のレベルまでの乱数を取得し、0だった場合はハズレの「ミシディアうさぎ」が発動する。
乱数が1から4までだと「りす」、5から9までだと「はちのむれ」、10から19までだと「ナイチンゲール」…という風に決定されていく。
同じくランダムな効果をもたらすアビリティである「ちけい」と比較した場合、攻撃よりも回復・補助の比率が高い。
完全ノーコストで味方全員のHPを回復できる貴重な手段。
オートレベルアップのおともにどうぞ。
- ユニコーンが出せるようになれば回復に回すアイテムやMPの消費が劇的に小さくなるため、存在価値が一気高まる。
「どうぶつ」にステータス補正はない。
魔力依存の動物が多いので、回復魔法を持たず魔力が高い黒魔道士や召喚士、時魔道士と相性がいい。
例えばナイチンゲールの場合、物理系のジョブが魔力の低い状態で呼んでも白魔道士のケアルラと同等以上に回復してくれるので、そこは安心。
- たったの15ABPで覚えられるのも利点。
同じく必要なABP25と軽い「地形」と共にとりあえず4人全員に覚えさせて、状況によって使い分けるのもいい。
「ナイチンゲール」は序盤にしてはケアルラ全体掛け以上の回復量となり、しかもMPを消費しないため、ダンジョンを慎重に進みたいときには重宝する。
中盤以降は、他の動物が増える分ナイチンゲールの出現率が下がり、また増えた動物の効果も今ひとつなものが多いため、あまり使われなくなっていく。
- レベル19の時が最もナイチンゲールが出やすい(47%)。この辺がこの「どうぶつ」アビリティのピークかもしれない。
第二世界のクーザー城で出現するシールドドラゴンには猛毒と暗闇が効く(スカンクが出ればゾンビブレス以外の攻撃を封じられる上に毒で毎ターン1000以上のダメージが累積する)。レベル上げの補助としてかなり有用。他のダンジョンでもファルコンで割合ダメージ耐性のない敵のHPを削れるのでなかなか馬鹿にできない。
- ナイチンゲール・ユニコーンの次に重宝するのは「選択肢が少ない内から狙って発動しやすい」という意味でもモモンガ。
愛の歌ほどではないが、全体必中麻痺はかなり美味しい。
ユニコーンは全員のHPを全回復。敵が強くなる終盤では非常にありがたい。
- ドラゴンパワーや英雄の歌等のドーピング含む使用者のレベル次第でユニコーンの出現率も上がる。
終盤やGBA版以降のExダンジョンの探索でもかなり役立ってくれるだろう。
ネオエクスデス戦でも毒や麻痺に耐性のないパーツがあるため、博打要素を別にすれば戦力になってくれるかも。
- 状態異常系は全部ネオエクスデスのどこかしらのパーツに有効なので、ミシディア兎以外ハズレがない。
暗闇→右上、毒→左下、麻痺→左上、割合→左下(下記表参照) - 対象がランダムのため単体攻撃がダミーに吸われることがあるのに注意。
狩人が動物たちの助けを借りているわけだが、狩人が動物と敵対しているとは限らない。
NTT出版戦闘解析編28Pのジョブ解説によれば、狩人は
- 「自然と動物を愛し、鋭い野生のカンを備えた森の番人」
- 「自然を愛する心を持ち、森の動物たちを友とした平和主義者だ」
- 「狩人といっても、森の仲間である動物たちを傷つけたりはしない」
とある。少なくともFF5の狩人は、仲間としての絆を動物と育んでいるがゆえに力を貸してもらえているらしい。
獣(犭)を守る人と書いて"狩人"である。
海外版PS版FF5ではCritt表記。Critter=動物、家畜としての生き物の意味。
海外版GBA版以降はAnimalsという表記になる。
続編FF6の踊りもこれと同様に動物を呼び出せる。発動確率は8種類全て1/16と最も低い。
出てくる動物一覧
動物 | 必要レベル | 効果 |
---|---|---|
ミシディアうさぎ | 1 | なし |
りす | 1 | 敵単体にダメージ(攻撃力45)/浮遊状態の相手には無効 |
はちのむれ | 5 | 敵全員にダメージ(攻撃力10~100)+猛毒 |
ナイチンゲール | 10 | 味方全員のHPを回復(回復力60)+猛毒・暗闇を治療 |
モモンガ | 20 | 敵全体に麻痺、スマホ版のみ効果は敵単体 |
ファルコン | 30 | 敵単体のHPを1/4にする |
スカンク | 40 | 敵全員を猛毒+暗闇にする(スマホ版以外ではどちらか片方に耐性があれば技が無効になる) |
ワイルドボー | 50 | 敵単体にダメージ(攻撃力180)/浮遊状態の相手には無効 |
ユニコーン | 60 | 味方全員のHPを全回復 |
「特技」ページの「どうぶつ」一覧はこちら。
FF5(ピクセルリマスター版)
ピクセルリマスター版では直接ダメージを与える系の技が必中から敵の魔法回避を参照するようになった。
- はちのむれ、リス、ワイルドボーの非必中化を魔法回避90のトンベリで確認。
- モモンガ、ファルコン(割合ダメージ)、スカンクはトンベリでもミスしなかった。
単体ターゲットの技の対象が敵隊列の先頭から固定になった。