ストーリー/【FF10-2のエンディング】

Last-modified: 2022-01-28 (金) 17:07:56

関連項目:【FF10のエンディング】


本作は本編中の行動や選択、コンプリート率によってエンディングが変化・追加されてゆく。
THE ENDと一緒に表示されるカモメの数の違いも合わせると、なんと9通り(バッド含む)にも分岐する。内容だけで分けると6通り(バッド含む)。
またFF10-2ILMではクリクリ、ラストミッションにもそれぞれエンディングが用意されている。
 
エンディングの変化


FF10-2

シューインの野望を止めたユウナ達。
「おまえに何がわかるってんだ」
尚も抵抗する彼の前に、歌姫ドレスフィアからレンが姿を現した。
「レン?」
慌て振り下ろした腕をレンは優しく受け止める。
「やっとだね」
「ああ 1000年もかかって やっとこれだけ」
「これだけでいい もう充分だよ
君の気持ちだけで 胸がいっぱい」
レンはシューインの手を自分の頬にあてる。
「だから もうやめよう 帰ろうよ」
「……いいのか」
「なにもかも 1000年前じゃない
振り返っても 遠すぎるから……」
シューインも両肩に手を置き、もういいと宥める。
「眠ろう シューイン ずっと一緒に」
うなだれるシューインの頭を優しく撫でるレン。
「新しい歌 聴かせてあげる」
シューインの心は解きほぐされ彼女にしがみつく。
レンは振り返り、
「ありがとう」
とユウナに伝える。
頷くユウナを見て、1000年前の歌姫とその恋人はキラキラと輝く光の粒となって消えていった。
~STORY Lv.5 COMPLETE~

異界の深淵で口笛を聞いた

STORY Lv3で上映会を行い異界の深淵で口笛を4回聞いていた時

異界の深淵から帰ろうとするユウナの耳に口笛が聞こえてくる。
すると祈り子の少年が現れて語りかける。
「ありがとう」
「どういたしまして」
「ねえ 聞こえたんだね」
「彼に……会いたい?」
「彼?」
「そう 彼 一緒に歩きたい?」


→一緒に歩きたい

無言で頷くユウナ。
「約束はできないんだ でも……やってみる」
そう言って少年は消えてしまう。
ユウナは少年がいた場所に手を伸ばすが少し考え込んでしまうような様子を見せ、そのまま異界の深淵を静かに立ち去っていく。
→また会う日まで→ティーダ復活エンディングへ


→このままでいい

「ここにいるから」
自分の胸に手をあてて笑顔で言うユウナ。
「……うん」
少年はそれ以上は何も言わず、ユウナは地上へ帰って行く。
→また会う日まで→ザナルカンド遺跡でサルが佇むエンディングへ

STORY Lv3で上映会を行わなかった、または上映会を行い異界の深淵で口笛を4回聞かなかった時

口笛が聞こえてユウナは辺りを見回す。
すると背後に幻光虫が集まりティーダの幻影が現れる。
10のエンディングの時のようにティ-ダの幻影に後ろから抱きしめられるユウナ。
「やっぱり……そばにいてくれたんだね」
「そうかなって思ったこと 何度もあった」
「私―――もう 大丈夫だよ」
自分の胸に手をあてて
「キミはちゃんと……ここにいて いつでもつながっているから……」
ティーダの幻影は消えていく。
「ありがとう」
そう言って悲しげな顔をしながら異界の深淵を後にする。
→また会う日まで→THE END

異界の深淵で口笛を聞かなかった

ユウナたちはそのまま地上へ戻る。
→また会う日まで→THE END

また会う日まで

幻光虫舞う異界は再び遙かな遠い場所へ…


たくさんの聴衆が集まったルカ=スタジアムにはスピラを牽引するヌージバラライギップルの3人のリーダー達が演台の前に立っていた。
「いつかは 友と一緒に船に―― 俺を支えてくれたのは そんな想いだ
やがて多くの仲間が集い 新しい船が生まれた それが青年同盟だ」
観客席から歓声が上がる。
新エボン党という船にも たくさんの人が乗っていた」
一斉に党員から拍手が上がる。
「ひとりで漂うのが不安だから まとまって船に乗りたい ってやつが大勢いたんだ まぁ オレもそのひとりだけどさ」
「ひとりではできないことも 仲間がいれば たやすく可能になる」
ヌージを抱き寄せるバラライ。ギップルもヌージの肩に寄りかかる。
「船に乗ることで手に入れた 大きな力だ」
「でも 力の使い方を間違えて…… 船と船が争うことになってしまった」
「すまなかった」
争いを招いたことを謝罪するリーダー達を前にスタジアムの聴衆は動揺する。
「忘れていたんだ 僕たちは生まれたときから 一緒に大きな船に乗っていた スピラという船に」
再び歓声が上がる。
「この船の行き先は誰にもわからない だが確かなのは……
どこへ行っても どうにかなるさ 俺たちは生きてるし ナギ節は続く」
「今回の事件で 俺らはそろって ある人に世話になった ああ みんなも知ってるあの人さ!
本当はここに呼びたかったんだが――」


演説が始まる前のルカの港。
3人はユウナを引き留めようとしたが――
「私の場所に帰るっす」
少しおどけて言ってユリパでハイタッチをするユウナ。
その様子を思い出してギップルは言う。
「どこかの空で元気にしている それが彼女の伝言だ!」
大歓声のスタジアムの上に飛空艇セルシウスが現れ、
「カモメ団! また会う日まで!」とアニキの声が響き、空の彼方へ飛び去って行った。


大海原の上を疾駆するセルシウスの甲板でリュックが尋ねる。
「ちょっともったいなくない?すんごいパーティーもあったんでしょ?」
「こっちも毎日パーティーだろ」と応えたパインと笑い合う。
「もっと高く!」ユウナが叫んでアニキが「りょうかーい!」と高度を上げる。
「もっと速く!」
「りょうかーい!」速度を増す飛空艇。
「声がちいさーい!」
「りょうかーい!」
アニキの声がかすれ気味に。
ユウナは笑みを浮かべて独白する。

いろんなことがありました
これからも きっといろいろあって……
私は泣いたり笑ったり 怒ったあとで笑ったり
変わっていくんだ そうやって
それが私の 素敵な物語
きっかけは キミが映ったスフィア――

サルエンディング

ただ波の音が聞こえるだけの誰もいない夕暮れのザナルカンド遺跡。
1匹のサルが遠くを見ていると、もう1匹のサルが来て寄り添う。

再会~ティーダ復活~

幻光虫に誘われて明るい海の中でティーダは目を覚ます。
大きく伸びをして海面に向かって泳いでゆき…
顔を出して辺りを見渡す。そこはビサイド島の海だった。
すかさず軽快に口笛を吹いてみるが返事はなかった。しばらく波に身を任せて空を仰ぐ。
そして徐に浜へ平泳ぎで向かい、浅瀬を歩いていると後ろの空から轟音が鳴り響いてくる。
何だろうと眺めていると、ものすごい勢いで着陸して驚いているところにユウナが降りてきた。
ティーダに飛びつき、抱き留められる。
強く抱擁する二人。
「本物?」
「たぶん」
肩を引き離して確かめてもらうように
「どうッスか?」
「うん」
「おかえり」
「ただいま」
泣きそうになって再び抱きしめるティーダ。
「……ただいま」
「おかえりなさい」
ユウナはそっと手を添える。
その様子を笑顔で見守るリュックとパイン。
すると遠くから声が聞こえる。
「こら! どっかほかでやれ!」
目をやるとそれはワッカで、気づけば浜に島の人が集まっていた。
照れくさそうに「邪魔するなっつーの!」と言い返すティーダを見て、ワッカはやれやれという風にイナミを抱いたルールーと目を見合わせる。
二人は手を繋ぎ浜へ走り出す。途中でユウナが追い抜きティーダは転びかけて話しかける。
「つうかさ 変わったよな」
「そりゃあ いろいろありましたから」
「聞きたい!」
「うん」

きっかけは キミが映ったスフィア――――

歓声を上げる人々の元へ走り寄る二人を、飛空艇のカモメの像が見守るように立っていた。
→コンプリート率99%以下の時はこのままTHE END

コンプリート率が100%の時―ザナルカンドエンディング

夕暮れのザナルカンド遺跡のあの場所にティーダが立ってユウナに語りかける。
「祈り子たちがさ ばらばらに散った俺の想いを集めて 俺のかたちにしてくれた」
伸びをしながら「たぶん そういうこと」と言う。
後ろにいたユウナは何も言わない。
「まだ……夢だったり」自信なさげに漏らすティーダ。
「じゃあ いつかまた 消え……」
ユウナは言いよどんで沈黙する。
するとティーダが切り出す。
「俺がユウナのことを ユウナが俺のことを
お互い 大事に思ってればさ そしたら大丈夫!」
ティーダの背中に抱きつき、
「祈り子様がそう言った?」と尋ねるユウナ。
「今 考えた」
とふざけて笑い合う。
するとユウナは突然ティーダを目の前の海に突き落とす。
「大事にしろって!」と憤慨する彼を見下ろして、
「消えないね」とユウナ。
両手を空にかざしてうん!と応えるティーダ。
頷くユウナはティーダを見守り、周囲にはただ波音が響いているだけだった。

バッドエンディング

ヴェグナガンの砲身が現れたヴェグナガン(頭)リダウトR?リダウトL?戦は時間制限があり(残り時間は非表示)、ここでゲームオーバーになるかシューインが7回しゃべったらバッドエンディングに突入する。

  • ジェクトの助言の時間制限あり延長なしの一本勝負とは比喩ではなく本当の事である。

ヴェグナガンが砲弾を発射し、異界の空を突き破る。
のどかな様子のナギ平原。ふと一人の女性が谷底から光が立ち上るのに気づく。
光は徐々に強さを増し、人々が集まってくる。
すると突如閃光が走り大爆発を起こす。
人々は吹き飛ばされ平原は白い爆炎に飲まれてゆく…
→暗転→音楽/【ゲームオーバー】


【視聴覚室】
当時のFFにおいてバッドエンドは非常に珍しかった
loading...

FF10-2ILM

クリーチャークリエイト

クリーチャーコンプリート率が100%の状態になると専用のエンディングが見られるようになる。
本編クリアの他に、クリーチャー辞典でシンラ君の魔物人生のエンディングを選択するといつでも見られる(クリア扱い)上に、強くてニューゲームでストーリーの途中でそのまま物語を最初からやり直すこともできる。
ただし、ザナルカンドエンディング条件を満たしていたとしてもこのエンディングと差し替えになるため、プレイしているデータではザナルカンドエンディングが二度と見られなくなるリスクを負うことになる。
内容はFF10のOPでザナルカンド遺跡でたき火を囲んで海を見ているティーダが語り出すシーンのパロディで、
モンスター達がシンラ君がクリーチャークリエイトで誰を探していたのだろうと話し合って、その人に会えたのかと遺跡を眺めているシンラ君を見やる。
シンラ君は
「ありがとう」
「それから―――」(ボイスなし)
と手を振ってTHE END