腕を保護する防具およびそのカテゴリ。
多くのシリーズでは重装備をする戦士系のジョブ・キャラ専用のカテゴリとなっている。
- 特に初期シリーズでは盾は回避率・属性防御を重視する分、小手の方が硬いことが多い。
FF1
腕防具の大半を占める。防御力は低めなので、所持金が少ない時は鎧を揃えるのを優先したいところ。
戦士・ナイト・忍者が主に装備できる。
魔法の効果を持つものやミスリルの小手などは赤魔道士も装備可能。
FF2
やはり腕防具の大半を占める。
基本的には防御力・重量・魔法干渉が高い。
FF2までは同じ材質なら兜よりも防御力が高かった。
だが固いぶん重さも相当なため、回避率至上主義のFF2ではほとんど装備されることはない。
盗賊の小手とGBA版以降追加されたヨーゼフ専用のブレイサーのみは防御力が高い割に軽量だが、魔法干渉の方は他の小手と同様に高いため、魔法を使わせたい場合にはやはり同様に装備させない方が良い。
FF3
戦士系ジョブの腕防具。魔道士系ジョブは腕輪を装備する。
腕輪よりも性能は低め。前衛用なんだからもっと硬くてもいいのに。
FF3(DS・PSP・3D REMAKE版)
同じ素材(といっても該当はミスリル製とダイヤ製ぐらいだが)なら小手は物理防御力、腕輪は魔法防御力に優れるように。
またミスリルの小手を赤魔道士が装備できなくなった。
- もっとも、赤魔道士はミスリルの腕輪の方を装備できるので全く困らなかったりする。
地味ながらミスリルの小手・ダイヤの小手を装備可能なジョブが増加したのは嬉しい変更点。
最終的にはほとんどのジョブの腕防具はDS版で超強化された守りの指輪に取って代わられてしまうものの、それまでの長い間の繋ぎとして大いに世話になることだろう。
FF4
セシル・カイン・シドが主に装備する。
エッジも初期装備のミスリルの小手を始めとしたいくつかの小手を装備できる。
物理防御が高いものの、回避率が全く上がらず(むしろ装備すると10%下がってしまう)、魔法防御が低いため、総合的な性能で同レベルの腕輪にどうしても劣る。
両方を装備可能なエッジは腕輪を装備させた方が良いだろう。
そんなわけで微妙に不遇な本作の小手だが、唯一の例外が巨人の小手。
紙(どころか素通し)な魔法防御力と引き換えに物理防御力&攻撃力が大幅に強化されるため、攻撃重視なら最後まで有用。
入手するのに苦労するが、それに見合った性能を誇る。
またこれのみヤンも装備可能。
FF4(GBA版・PSP版)
一部キャラの専用装備として種類が増えている。
どちらも特殊な効果を持つが、防具としての性能は小手に準ずる(つまり回避率が下がる)ので注意。
FF4TA
やはりいくつか種類が増えたが、防具としての基本的な性能は同じ。
セシルの息子・シドの弟子など前作の装備キャラに近い人物が同じように装備可能。
FF9
防具のカテゴリとして復活。スタイナーとフライヤが装備できる。
防御・魔法防御はほとんどの場合上昇せず、回避率・魔法回避率を上昇させる。
他作品で言う盾の役割であり、他作品での盾の名前が流用されているものが見受けられる。
(エスカッション・ベネチアシールド・イージスの小手など)
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FF10
キマリの防具カテゴリ。
腕を覆うアーロンの腕輪とは違い、手首から肘にかけての甲側に着けられる防具。
ちょっと原住民的でエキゾチックなデザインの小手のグラフィックは5種類ある。
また、スロットが0~1個でアビリティのないものがこの名前になる。
ワッカのリストと同じく初期装備はない。
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FF11
表記は「篭手」。Lv46から装備可能な侍専用装備、具足一式の両手部位。
特殊効果もなく、他に防御力の高い防具がある。
詳細はこちら→篭手
FFCC
リルティ専用装備。
後のシリーズでは登場しない。
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DFF
腕防具の一種。
腕防具共通のDEF上昇に加えて、BRVもわずかながら上昇する。
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DDFF
前作に引き続き腕防具カテゴリの一つとして登場。
今作では「魔法カウンター力+○%」の効果を持つものが多い。
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