その名の通り、盗賊に関連した能力を持つ小手。
通常小手は戦士系のジョブ・キャラが多用し、それに相応しい性能(高い物理防御など)を持つが、
これに限ってはその傾向は適用されない。
当然シーフに関連することが多い……と言うよりほぼシーフ専用。
→アクセサリ/【盗賊の小手】、アイテム/【盗賊の小手】、特技/【盗賊の小手】
FF1(GBA版以降) 
燃え盛る火の大穴のB6Fがボーナスマップ(巨大迷路orフィールド風フロア)になった場合のみ入手可能と地味にレア。
もっとも、性能的には全職装備可能かつ店売り品の守りの指輪に劣るため、アイテムコレクター以外は全く粘る必要はない。
- 一応素早さを最重視する場合なら装備させる価値はある…と思いきや、その場合でも忍者にはこれと同じく速+5でより防御性能の高いクリスタルリングがあったりする。
この小手が唯一入手可能な燃え盛る火の大穴に行くには飛空船が必要だが、同時に飛空艇で守りの指輪が売っているガイアの町に普通に行くことができるようになる。
防御力を最重視する場合には入手可能時点で完全にコレクターアイテムと化してしまう。
ちなみに通常のプレイでは絶対に入手不可能な天使の指輪を除くとナイトが装備不可能な唯一の小手だったりする。
FF2 
腕装備。大戦艦内部の宝箱から手に入る他、ミシディアでも買える。
装備すると素早さが10上がるという装備だが、素早さの上昇値が小手の重さを上回るので、回避率までもが上がる。
店売り装備としてはかなり優秀で、クリアまで使える装備である。
軽いアイテムの中では珍しく、魔法干渉が高いという欠点があるので注意しよう。
- そのため、後衛に置かれがちのため回避率が低く、素早さの伸び辛いマリアに装備させがちだがそれは大きな罠。
- 逆に言えば、魔法さえ使わなければデメリットは一切ないので、気兼ねなく使える。耐性で優秀な防具は腕にはないので、十分最終装備の候補になり得る。
- 後衛でも盾の魔法干渉がないPS版以降は素早さを上げやすい。弓を使わず盾と魔法を使う場合のみだけど。
FF2は武器を使うor魔法を使うタイプの共通認識で回避力を上げるために素早さ重視なところがあるけどケアルを含む魔法使用の効率(魔法干渉)のため雪原の洞窟クリア後以降は守りの指輪取得まで外しておいても問題ない。先制攻撃ができればラスボスまで大体勝てる
そう考えると10回目の縛りプレイで気づいたのは素早さの底上げをしても魔法オンリー装備拾い物プレイでは両手盾と胸当てがあれば序盤でミシディアに冒険しに行くことも必要ないのではないだろうか…
ちなみにその魔法干渉の値は40とGBA版以前のFF2の軽装備の中ではぶっちぎりのトップ。
- GBA版以降は魔法干渉80・重量5のブレイサーが登場したのでトップではなくなったが、それでも第2位の高さ。
ただしブレイサーはヨーゼフ専用品なので、全キャラ共通の軽装備の中ではGBA版以降でも同様にトップのままである。
FC版では素早さ上昇効果は重複しないので、金の髪飾りや黒装束を装備させるのなら、これは必要ない。
リチャードやレオンハルトを前衛として起用するならばお勧めできる。
回避重視の装備と合わせれば、ここら辺から戦闘後のステータス上昇でも素早さ上昇が目立ってくる。
そのため武器に目を奪われがちだが、序盤にミシディアへ行く場合での目玉商品になり得るアイテム。
- GBA版以降のSORに備え、ミンウやヨーゼフに装備させがちだが魔法干渉の高さがネックなので、場合によっては装備させたまま離脱させると想像以上の苦戦を強いられる事になる。
- 魔法メインのミンウならともかく、(一応)打撃メインのヨーゼフなら装備させといても問題ない。かくいう俺も、ミンウに装備させといたが、スコットに使わせるためだった。
- でも、ラキアの2Fの宝箱から手に入るからミンウに持たせる意味は全くないよな…。
- 魔法メインのミンウならともかく、(一応)打撃メインのヨーゼフなら装備させといても問題ない。かくいう俺も、ミンウに装備させといたが、スコットに使わせるためだった。
- 先述の通りヨーゼフは専用装備のブレイサーの方が魔法干渉が高い(魔法干渉80)。
それを見越しているなら魔法を使わせないスタイルでこの小手を装備させたままでも問題はないだろう。
回避率が99%にならないうちは魔法干渉を承知の上で装備させたい。
FC版ならパーティの素早さの平均が先制攻撃率に影響するので常に人数分用意しておこう。
FF2(WSC版以降) 
WSC版以降では二刀流の際に手っ取り早く回避率を高める方法としても使い易い。
このバージョンから先制攻撃&不意打ち確率が「パーティー全体の素早さ平均」から「フリオニールの素早さ」に変更されているので、その用途のために使うだけなら全員に装備させる必要はなくなった。
FF2(GBA版以降) 
SORでは、店売りしていないため、ラキアの宝箱からの1個しか手に入れられないので、アイテムコレクターは使わないからと言って売ってしまわないように。
- それこそミンウが仲間になった段階でミシディアへの遠征をするプレイヤーも後を絶たないから(そしてそちらで手に入れて「餞別」として装備させているだろうから)、1個しか手に入らないのだろう。
リチャード・スコットといった肉弾戦担当になるであろうキャラには回避率上昇は有難いので、ヨーゼフ・リチャードに装備させて別れた方がSORで少し楽になる。
FF2(PSP版以降) 
PSP版以降は秘紋の迷宮でも入手可能に。
- ちなみに「太陽の炎」「飛竜」「権力」のフロアで拾える。
当然ながら秘紋の迷宮はSoRでは利用不可能なので、PSP版以降でもSoRでは本編から持ち込まない限り謎の洞窟(ラキア)で拾える1個しか手に入らない。
FF3 
シーフ、忍者用の小手。回避率9%、防御力3、魔法防御力4。
この時期で入手できる腕部防具の中では魔法防御力が高い。
力+5UPのボーナス付き。
水の町アムルで2500ギルで買えるほか、同場所で拾う事も可能。
下水道で拾えるパワーリストとあまり変わらなかったりする。
- しかしあちらは(アイテム変化技を使わない限り)一品物で戦士系ジョブの間で取り合いになる(ちょうどこの頃、大半の戦士系ジョブの腕防具が現状維持(ダイヤの小手を手に入れるまでの長期間)というのも災いし、取り合いになる事もないのは大きな魅力かと。
NTT出版の攻略本に記されている設定によると、白魔道士の魔法により 盗賊でも身につけられるような軽さと防御力を実現したとの事。
パワーリスト同様、微弱な永久プロテス的な処理でも施されているのだろうか。
忍者にジョブチェンジできる頃にはこれより強い腕防具が普通に入手可能(もしくは既に入手済)のため、仕様上忍者も装備できるというだけで実質的にほぼシーフ専用品の小手といえる。
- 一応防御力を犠牲にしてでも力+5のボーナスを取るなら忍者に装備させる意味はあるものの、防御の面から考えるともっと硬い腕防具を装備した方が賢明。
FF3(DS・PSP・3D REMAKE版) 
物理防御力11、魔法防御力8。今回は素早さ+3の補正が付く。
装備可能なジョブが増え、すっぴん、たまねぎ剣士も装備できるようになった。
DS版以降でもガントレット・パワーリストが共に1点物のために、ダイヤの小手の入手までの間多くの物理職ジョブの腕防具をどうするか悩む中で、これを装備できるジョブを使うようにすれば一気に悩むことがなくなるのは大きな魅力。
- ガントレットより物理防御力が3・魔防が4高いのも嬉しいところ。
DS版以降でも忍者にジョブチェンジできる頃にはこれより強い腕防具が普通に入手可能(もしくは既に入手済)のため、仕様上忍者も装備できるというだけであえて装備する意味はほぼない。
加えてDS版以降では防御性能より素早さ+3ボーナスを選ぶ場合でも、これより素早さボーナスが1高いだけでなく力+4までもある源氏の小手やこれより素早さボーナスは1劣るが全能力+2&全属性耐性付の守りの指輪がある(おまけに両方共この小手より防御力も優秀)ので、あえて忍者にこれを装備させる意味は皆無である。
FF3(ピクセルリマスター版) 
力を高める小手
防御+11、回避率+4、魔法防御+8、力+3。
アムルで販売している他、アムルで一つ拾える。
シーフ、忍者が装備可能。
オリジナル版の力+5には劣るが力アップが嬉しい。
FF9 
腕防具・腕輪の1つ。記述は「盗賊のこて」。ジタン・サラマンダーが装備できる。
ミスリルの腕輪とサルガタナスを合成することで入手可能。
Disc3のダゲレオでしか合成できないので、忘れてDisc4に突入しないよう注意。
チョコボを進化させていると、オークションで入手も可能である。
ジタン専用アビリティ「目利きの手触り」を入手できる、最重要と言っても過言ではない防具。
- 一応Disc4でも合成はできる。素材のサルガタナスを合成するための素材のゾーリンシェイプがDisc4になると入手できなくなるが。
合成でこれを入手する場合、50000ギルもかかってしまう。
これに対し、オークションならその約半分くらいで手に入るので、オークションで入手するほうがはるかにお得。
- とはいえ「目利きの手触り」は一刻も早く覚えたいところ。
強力なアイテムの早期入手を選ぶか、2~3万のギルを節約するかはお好みで。
個人的にはギルを惜しむべきではないと思うが。どうせ合成錬金で幾らでも稼げるのだから。- というかオークションで入手するのが一番早い。
- エクスカリバーII入手の際にはダゲレオに寄っている暇もないだろうから、結局エクスカリバーII入手後にオークションで入手した方が楽ではある。
FF11 
シーフ専用の両手防具として登場。表記は「盗賊の篭手」。
シーフのジョブアビリティの1つ、ぬすむの成功率を上げるという貴重な性能を持つが、トンベリ族のレアモンスターが低確率でしか落とさないため、入手には手間と暇と運が要求される。
詳細はこちら→盗賊の篭手
DFF 
悪魔の小手、巨大亀の甲羅3個、パープルジェムと22510ギルで作成可能な小手。
装備レベルは71以上。防御力は46。ブレイブは32上昇する。
装備するとアイテム入手確率が1%上昇するため、ドロップ時の必須アイテム。
DEFを大きく損なうため特に高レベルのキャラを相手取るとブレイブ攻撃一発でBREAKされる恐れがある。
たかが1%、されど1%。だが1%を惜しんだが為に勝てないというのでは本末転倒である。
絶対に被弾しない自信があるか、ハメ殺すか。アーティファクトでもあれば話は別だが、
まともに戦うのであれば無理に装備する事もないだろう。
- 古代装備を狙う場合はこれでも十分防具として機能する。
というか古代装備以外は無理にドロップを狙う必要もない。
DFF(UT版) 
アイテムドロップ率が+1%から1.2倍になった。
また、素材のパープルジェムが巨人の砂×4に変更された。
DDFF 
装備Lv60以上の小手。BRV+32、DEF+54。
装備するとアイテム入手確率が20%上昇するため、ドロップ時の必須アイテム。
悪魔の小手、クァールの皮1個、忌子の想い5個と111860ギルで作成可能。
シーフの帽子と併せて、フリーバトルのレベル85位のたまねぎやジタンがよく装備している。
DFFOO 
「盗賊の小手【IX】」。☆5の防具。
ジタンの専用装備かつ相性装備で、相性性能は「命と力の意思」。
FFRK 
腕防具として複数の共鳴作品のものが登場。
- 「盗賊の小手【I】」
レア5。FF1共鳴。
シーフ(I)のレジェンドマテリア「義賊の流儀」付き。修得ボーナスは攻撃力+10。
2019/10/4、FF1イベント「恒久なる平和を願う姫君」装備召喚第1弾で追加された。 - 「盗賊の小手【II】」
レア5。FF2共鳴。
レイラの超必殺技「パイレーツナイブス」付き。修得ボーナスは攻撃力+10。
Lv25時のステータスは下記。()は共鳴時。Lv 攻撃 防御 魔力 魔防 精神 回避 25 28(53) 96(150) 20(40) 94(169) 21(40) 105 - 「盗賊の小手【V】」
レア5。FF5共鳴。
ファリスのレジェンドマテリア「男装のお姫様」付き。修得ボーナスは攻撃力+10。
Lv20時のステータスは攻撃34、防御99、魔力18、魔防95、精神18、回避105。
2019/4/30、イベント「ふきぬけるお願いゴト」装備召喚で追加された。 - 「盗賊の小手【VI】」
レア5。FF6共鳴。
ロックのレジェンドマテリア「再起するトレジャーハンター」付き。修得ボーナスは攻撃力+10。
2019/2/8、FF6のロックイベント「隠されし宝を追駆する冒険家」第1弾装備召喚で追加された。 - 「盗賊のこて【IX】」
レア6。FF9共鳴。風属性強化【小】の効果を持つ。
マーカスのオーバーフロー奥義「トラブルツイスター?」付き。修得ボーナスは攻撃力+10。
2019/12/20、FF9イベント「空に預けた命の記憶」装備召喚第1弾で追加された。