ミスリルで作られた小手。
作品共通で初期装備より少しマシな程度の防御力しか有しないが、それでも小手は新しい物が手に入るのが遅くなりがちなので割と長い間使われる。
FF1 
クレセントレイクで購入できるミスリル製の小手。
時期的に戦士専用装備。
クラスチェンジ後なら忍者や赤魔導師も装備できるが、既にもっといい腕防具があるはず。
- クラスチェンジ可能な時期には飛空船を使って完全上位互換品の守りの指輪が売っているガイアの町に行くことができるようになるため、買い物禁止の縛りプレイをしている・金欠で守りの指輪が購入不可能等、やむを得ずこの小手を装備し続けなければならない事情がない限り完全にお払い箱となる。
クレセントレイクの町で購入する以外に、グルグ火山B2Fと氷の洞窟B3Fで計2個入手できる。
FF1(GBA版以降) 
上述の理由のために購入する必要性は薄めではあるものの、地味にGBA版以降は2500ギル→2000ギルと少し安くなりちょっとだけ買いやすくなっている。
FF2 
ミスリル入手後にアルテアで購入できるミスリル製の小手。
小手の例に漏れず重い上に魔法干渉も高いので買う必要は全く無い。
- 一応重さは8とまだ一桁台なので軽い部類に入るが、小手故に魔法干渉の方は24と高い。
魔法を全く使わない育成方針のキャラがいるなら、これより有用な腕装備が手に入るまでの間の繋ぎとして装備される可能性があるかもしれない(FC版発売当時はともかく攻略法の確立した現在ではかなり稀なケースと思われるが)。
何気に下位のブロンズの小手と全く同じ重さ・魔法干渉だが、こちらの方が防御・魔防共に勝る(ブロンズ:防御3・魔防0,この小手:防御6・魔防5)。
魔法干渉の問題や回避率が非常に重要なステータスである本作の仕様の関係でどのみち有用性は低い防具ではあるものの、一応ブロンズより上位装備という面子は保っているということか。
FF3 
ミスリル製の小手。回避率5%、防御力1、魔法防御力2。
たまねぎ剣士、戦士、赤魔道士、ナイト、竜騎士、バイキング、 忍者が装備可能。
カズスとカナーンで120ギルで購入できる。
といっても、ジンを倒すまでは購入は不可能なので、
ジンを倒してから購入して戦士に装備させよう。
- 次の小手がガントレット(非売品)なので、戦士系にとってはかなり長い間お世話になる小手である。
- FF3の序盤は前衛の腕防具に乏しく、2人以上前衛を使う場合はガントレット入手後も2人目以降はこれぐらいしか選択肢が無い。戦士系ジョブを多用する人は多めに買っておこう。
最弱の小手。なのだが、本作の重戦士系ジョブはパワーリスト以外の腕輪を装備できず、
上述の通りパワーリストやガントレットも一品物なので編成次第では末永くお世話になる。
宝箱やドロップでは入手できないので、(僅かな補正だが)前衛に立つ前衛のために必ず買っておこう。
三人目以降の重戦士系というニッチな需要から見ると本作のミスリル製品では恐らく一番長くお世話になる品である。
特に難所のガルーダ戦の場合、アイテム変化を使わないと三人目&四人目の竜騎士が装備するのはこれぐらいしか候補が無い。しかも大抵の場合はサロニアに閉じ込められて買いにいけない状態という…
FF3(DS版以降) 
物理防御力3,魔法防御力1。重量+1の補正が付く。
装備可能ジョブが増え、すっぴん、モンク、狩人、シーフ、空手家、魔剣士も装備可能に。但し、赤魔道士は装備不可能になった。
- とはいえ赤魔は元々(FF3においては同ランクの籠手より強力な)腕輪を装備できるためほとんど問題はないが。
- DSリメイク以降ではミスリルの小手はミスリルの腕輪より物理防御力で勝る。
とはいえ魔法も使う赤魔にとってはミスリルの腕輪にある知性+1、精神+1の補正がかなりありがたいので結局は腕輪でいいのだが。
- DSリメイク以降ではミスリルの小手はミスリルの腕輪より物理防御力で勝る。
DS版でもガントレット・パワーリストが共に1個限定品のため、全員物理ジョブの場合にはかなり長い期間お世話になる地味に重要な小手。
性能的には単なる最弱の小手でしかないが、実は意外と馬鹿にできなかったりする。
- 具体的には海底洞窟と時の神殿でダイヤの小手を2個(+時の神殿で守りの指輪を1個)拾うまで、全員物理職にした場合にはガントレット・パワーリストがない残りの1~2人はこれ(&最弱のどうのうでわ)しか装備できる腕防具がない。
HPカンストがFC版に比べて難しくなっているので、体力の高いナイトでレベルアップを心掛けるならお世話になる機会も多いだろう。
ミスリルの小手を2個買い、それに拾い物のガントレットとパワーリストでちょうど4人分になるのでお勧め。
(体力トップは空手家だが、空手家の解禁が遅いので…)
FF3(ピクセルリマスター版) 
ミスリル製の小手
防御+3、回避率+2、魔法防御+1。
装備可能ジョブはFC版準拠…ではなくFC版のジョブに加え狩人、シーフが装備可能に。
この二つのジョブは浮遊大陸内でジョブチェンジ可能になるにも関わらず、
アムルの盗賊の小手やパワーリストまで他に装備できる腕防具が無かったため地味に有難い変更点である。
FF4 
防御力6、回避率0%、魔法防御力2、魔法回避率2%の小手。
セシル(パラディン)、カイン、シド、エッジが装備できる。
ミスリルの村で2000ギルで売っている。
霊体種族からの攻撃を軽減する効果があり、防御力もそこそこ高いので買っても問題無いだろう。
他のミスリル製品同様、磁力の影響を受けるのでそれには注意。
- 次に市販される小手がダイヤの小手であるため、ミスリルの村で買ってから相当長い間これを使う事になる。
エッジとカイン(2回目加入時)の初期装備でもある。
源氏シリーズとは異なり、エッジが装備できるミスリルシリーズはこれだけ。
- FF6のロックみたいにミスリルヘルム、ミスリルアーマーが装備できたらよかったのに。そうだったらただでさえ打たれ弱いエッジがもっとマシだったかもしれない。
- エッジが唯一装備できるミスリル製品、という所は、「ウィザードリィ」のシナリオ#3(リルガミンの遺産)のパロディとも見て取れる。
あちらでは何故か盗賊が唯一装備できる小手だったため、シーフポジションのエッジが装備できても違和感がないのだろう。
FF4(DS版) 
DS版の防具全般の共通点だが、種族耐性が消滅している。
FF4TA 
セオドア編チャレンジダンジョン最奥でレアとして手に入る。
また、ダークカインの初期装備であり、他にも集結編でミスリルの村でも販売されている。
FF9 
腕防具の一つ。スタイナー、フライヤが装備可能な小手。物理回避13、魔法回避7。
マンイーター、ムシキラーが覚えられ、気力+1のボーナスも付く。
ブルメシアかトレノに行けばいつでも売っている。他にも山頂の駅、クレイラの街、
リンドブルム(Disc2限定)、アレクサンドリア、
エスト・ガザ(エーコ誘拐前)でも買える。買値は980ギル。
狩猟祭のザグナルちゃんから盗めるほか、
ギザマルークの洞窟とクレイラの幹でひとつ拾うことができる。
FFRK 
「ミスリルの小手【零式】」。レア5の腕防具。FF零式共鳴。
レムのレジェンドマテリア「魔法のエキスパート」付き。修得ボーナスは精神+10。