青魔法・敵の技/【グランドトライン】

Last-modified: 2024-02-17 (土) 15:43:13

元ネタはグランドクロスと同じく占星術の用語で、本来は主に幸運なものとして扱われる。


特技/【グランドトライン】アビリティ/【グランド・トライン】


FF6

ストラゴスの「おぼえたわざ」の1つで、ヒドゥンからしかラーニングできない伝説の青魔法
敵全員に三角形のエネルギー体で必中、魔法防御無視の無属性大ダメージを与える。
クエーサーの上位魔法。威力は非常に高く、最後まで使える。

  • 下位のクエーサーより覚えさせるのが簡単。
  • ヒドゥンはお供のエレボスを全部先に倒さないと使ってこないので注意。

強制全体化魔法のためか、対象が単体の時と複数の時で威力が違う。

  • 効果値は対象が単体時84、対象が複数時42
  • 必ずカンストさせるにはストラゴスLv99時に魔力87以上が必要。メテオは102必要なのでグランドトラインしか使わないつもりならその分素早さに回せる。
  • 派手な演出のわりに使い勝手は微妙。
    ストラゴス自身の能力がいまいち(プレイアブルキャラ中最年長だから仕方ないが)なこともあって性能向上のためには彼を相当ドーピングしなければいけない。
    加えてほかのキャラに超絶使い勝手のいい技が大量にあるためわざわざ彼を使う意味が薄いのも原因か。
    相当彼とこの技に愛着がなければ無理して使おうとは思えない。

使い勝手や強さもなかなかのものだが、特筆すべきはそのグラフィックと効果音。
ポリゴンチックな三角形が三次元的に動く様は、地味ながら「おおっ!」と思わせるインパクトを持っていた。


グラフィック以外に敵の技のトラインとは何も関係が見当たらない。
トラインはケフカと前座の眠りが使用し、全員を沈黙暗闇にする状態異常攻撃。


効果値はメテオ(36)以上(メテオは全体化補正(x1/2)が適用されない)。

  • 消費MPは64でメテオ(62)と大差ない。それでもメテオより与ダメージは大きい。
  • さすがにアルテマよりは弱いが、英雄の盾の入手が面倒だったりしてアルテマを取らない場合は、全キャラ中屈指の頼れる全体攻撃手段となる。
    消費MP効果値魔封剣
    単体複数
    グランドトライン648442×
    メテオ623636×
    アルテマ8015075
    クエーサー505728×

海外版では当初「Grand Train」と誤訳されていた。GBA以降は「Grand Delta」に修正されている。

FF6(GBA版)

GBA版ではオメガウェポン(第1段階)も使用する。
使用前に体が光り、『膨大なエネルギーが集中する!』というメッセージが出るのが特徴。
あえて究極魔法アルテマでは無い辺りが乙な気がする。
尚、オメガウェポンのステータスはレベル97で魔力30であり、魔力がこの半分でグランドトラインとほぼ同等の威力を放ってくるのでアルテマだった場合壊滅的被害を受けている。

  • アルテマだと魔封剣で吸収できてしまうので、オメガウェポンの場合強力な攻撃手段を魔封剣で吸収させないための手段と思われる。
    (よく勘違いされているが、吸収できないのはアルテマではなくメテオ)
  • くらうと5500~6000の被ダメージ。魔法防御無視なのでシェルも無意味。

シェルと魔法防御を貫通するので、オメガウェポンの膨大なエネルギーを集中して放つ魔法は第一形態のグランドトラインが明らかに一番強い。
最終形態が膨大なエネルギーを集中する魔法(ミッシング)はシェルで軽減できる。

  • ちなみに、元の使用者であるヒドゥンも使用時に体を光らせる。他に使い手がいたとすればそいつらも体を光らせるんだろうか。
    しかし、この演出のおかげでこの魔法の特別感がよく出ている。

設定上「幻の青魔法」といったらグランドトラインの筈なのだが、このオメガウェポンも使用する事でゲーム的には魔神しか使用しないフォースフィルドが最も使い手の少ない青魔法になった。
ただ元々ヒドゥン自体「幻」と言えるくらいレアだし、オメガウェポンに至っては出会う事すら輪にかけて困難で、生還はなお難しい相手なので、絶対評価的にはグランドトラインのレア度は決して下がってはいない。

PFF・PFFNE

ストラゴスプレミアムスキル
チャージ速度は中速、対応メメントはALL。
敵全体に防御無視の小ダメージを与える。
同時にパーティの「敵の技」を強化し、2ターンのあいだは発動条件が無くなり毎ターン1つ選択して発動できる。
複数人が敵の技を持っている場合は、選択した技を皆が使用する。

FFRK

ヒドゥンが使用する魔法防御無視の全体攻撃技。
エレボスを全部倒すと使用するようになる。

FFEX

青魔法の1つ。マジックポットからラーニング可能。術者の目の前広範囲に魔法攻撃を行う。
防御無視で素の威力も高く無属性なので軽減もされないが、コストも最高峰。

DFFOO

LD武器「グラビティロッド【VI】」またはパッシブ「伝説のモンスターを求めて」を装備したストラゴスが使用できるLDアビリティ。
初期使用回数は3回。
敵全体をブレイクし、対象がブレイク中の場合はブレイクを解除した上でブレイク+8HIT全体魔法BRV攻撃+全体HP攻撃。与えるHPダメージは等倍。
攻撃対象が単体の時、与えるBRVダメージ中アップ。
奪ったBRVを最大BRVを超えて加算する。上限は自身の最大BRVの120%分。
使用後、次の行動時にアビリティの使用回数を消費しない(LDアビリティを除く)。


自身の行動開始時、自身に「ソウルオブサマサ」が付与されている場合、2回発動する。
『グランドトライン』使用中のブレイクボーナスは1回分のみ。


LDボード内の「伝説のモンスターを求めてエクステンド」を習得することで、以下の性能が強化される。

  • 自身の最大BRVを小アップ。
  • 『グランドトライン』使用時、以下の効果が発動する。
    • BRV攻撃のHIT数が10HITに変化し、合計BRV威力も極大アップ。
    • 自身に6ACTION「魔導士の末裔」付与。
  • 「魔導士の末裔」に以下の効果が追加される。
    • 自身の付与する強化効果の付与期間を1ACTION延長。
  • 「ソウルオブサマサ」の攻撃力アップの効果を小アップ。
  • 「ソウルオブサマサ」に以下の効果が追加される。
    • 自身の与えるBRVダメージ小アップ。
    • 自身の奪ったBRVを最大BRVを超えて加算する上限を小アップ。
    • 自身の与えるHPダメージを小アップ。

余談

FF6の後に発売されたスクウェアのSLG「バハムートラグーン」にも同名の技が登場。
グラフィックが酷似しており、おまけに使用可能なドラゴンの形態名が「ヒドゥン」。
恐らく意図的に合わせたのだろう。


クロノトリガーの魔王のダークマターの演出がこれとそっくりである。