特技/【ミッシング】

Last-modified: 2023-11-15 (水) 16:43:17

ミッシング(missing)は見つからない、行方不明といった意味。

  • ケフカの技名は、海外版ではforsaken(見捨てられし者)となっている。
    もはや見つけることをも放棄されたようだ。
  • 何を見失ってしまったのか。もしくは誰が、誰から見捨てられたことを意味するのか。
    ちょっと考えさせられる名称ではないか。
  • 精神崩壊で自分を完全に失いその張本人たるシドにも見捨てられたケフカにピッタリな技名と言える。

FF6

ラスボスケフカが最終戦で使う必中・無属性の全体攻撃。
「カオスをこえて終末が近づく…」のメッセージの後に使用される。
発動すると画面が青くなり、その後は赤から無数の光線が飛び交い、電子音ともに画面が光ると、派手なグラフィックとなる。
メッセージの後にケフカの頭のようなものが現れるが、いわゆる「カットイン」を意図した演出(つまりケフカの高笑い)という説がある。


効果値は『220』と全魔法・特殊攻撃中最強の威力を誇り、実にアルテマの1.5倍弱。
グラフィックが派手なだけでなく威力も強いが、しかし魔法防御力無視ではないため、大抵の場合ダメージはアルテマより低い。
ただ『必中』攻撃のためVコーディーは無意味。
魔封剣」「リフレク」も通用しない。

  • 魔法防御無視だったら…と思わずにはいられない。
    • 効果値220で魔法防御無視だと、普通のクリアレベルでは確実に即死級のダメージとなり、下記のオメガウェポンだと完全なカンストダメージになってしまうので、意図的なバランス調整と思われる。
  • ケフカ本人の魔力が極めて低い(たったの8)のため、魔法防御がある程度あると3桁ダメージ程しか食らわずその派手なエフェクトが見掛け倒しに終わることも少なくない。眠りメテオ(1400前後)の方が痛いことも少なくない。

ちなみにケフカのこの技は、「クイック」等で故意に味方の戦闘時間を引き延ばさない限り
戦闘BGMの曲調が変わるところで使用される。
派手なグラフィックとBGM、さらに直前のメッセージも合わさって非常に終末を感じさせる演出となる。

  • 調整すればカオスも超えて終末が近づいた頃に倒せる。なんというタイミングの良さ。

消費MP20。
ケフカのMPを切らして不発させると、この後に発生する背景の振動が納まらなくなる。
(再びケフカのMPを意図的に回復させてミッシングを発動させない限り、ずっとそのまま)

FF6(GBA版以降)

GBA版では上記のケフカの他、裏ボスオメガウェポンも使用してくる。
威力はケフカの「それ」を遥かに凌ぐものであるが、オメガウェポンもグランドトラインなどのもっと強い攻撃を持っているので、やはり弱くみられがち。
オメガウェポンが使ったときは、男の頭が出てくる演出はない。


くらったキャラの魔法防御力によって被ダメージ量が大きく変わる
参考までに「シェルなし」での被ダメージ数(左手・頭・体の装備順)

  • シャドウ:88(朧月・黒頭巾・黒装束)=9280~9800
  • シャドウ:116(フレイムシールド・黒頭巾・黒装束)=7862~8354
  • セリス:127(フレイムシールド・クリスタルヘルム・クリスタルメイル)=7029~7512
  • リルム:141(フレイムシールド・ネコ耳フード・導師のローブ)=6120~6798
  • リルム:155(フレイムシールド・ネコ耳フード・プリンセスドレス)=5632~5910
  • ティナ:162(フレイムシールド・誓いのヴェール・ミネルバビスチェ)=5158~5780
  • セリス:184(イージスの盾・誓いのヴェール・ミネルバビスチェ)=3765~4133
  • ティナ:193(英雄の盾・誓いのヴェール・ミネルバビスチェ)=3303~3983
  • リルム:215(イージスの盾・ネコ耳フード・アーマーガッパ)=2178~2357

中途半端な魔法防御力では即死級の威力であることが伺える。
逆に言うと、魔法防御力をウンと上げれば絶対即死レベルの脅威とまではならないのだが、
その場合1.5倍強化物理攻撃「オメガドライブ」等の物理攻撃が即死級になるのでバランスも肝心。
(ちなみにオメガウェポンはLv97・物理攻撃力111である。「たたかう(普通の物理攻撃)」が痛い、痛い。)

  • グランドトラインの威力は5160~5874。最終形態の技の割にこっちの魔法防御が160超えてると第1形態の必殺技の方が強いという事態に。

ios版ではエフェクトが少し変わっており、紅いエネルギーが走る中黒い稲妻のようなものが迸る様子が疎らになり、
そこから更に中央部へ一瞬エネルギーが集束した後、紅いエネルギーの暴走が爆発するような演出がなくなった事に加えて、
発動中使用者の姿が写っているようになっている。


リベンジャートラインと同様に、ラスボス専用技としてのお株を奪われる形に(しかもオメガウェポンにはリベンジャーと一緒に2つも)。

FF14

次元の狭間オメガ零式:シグマ編4においてケフカが使用する。
全体に大ダメージを与えつつ、光が画面を覆う。次の瞬間には歪んだ次元のようなエフェクトの空間にフィールドを変化させる。
この空間では様々なギミックがプレイヤーを休む暇なく次々と襲う事になる。例の生首も登場。
あるプレイヤーは範囲攻撃に追いかけられたり、またあるプレイヤーは攻撃から味方を守るためにケフカを上手く誘導したり…
多くのプレイヤーは次々に襲い来る攻撃に、他のプレイヤーが何をやっているかを見る余裕は殆どない上に、攻撃によって与えて来るダメージ量もえげつなく、まさしくカオスといえるだろう。
戦闘終盤のミッシングは神々の像までも登場し、ケフカと連携して熾烈な波状攻撃を繰り出してくる。

  • ミッシング詠唱開始~フィールドが変化するまでの一連のエフェクトは、FF6のミッシングを非常によく再現している。
    見比べてみるのも一興だろう。

なお、発動前にNPCであるネロがチャット欄で事前にカオスをこえて終末が近付いて来そうなセリフを喋ってくれる。

DFF・DDFF

ケフカEXバースト三闘神」で、成功した場合は裁きの光が発動するのに対し1度でも失敗した場合はこちらが発動する。
失敗の数が増えるほどダメージは減るが、何故か成功時の裁きの光より演出が派手である。
画面左側から光線のようなものが多数飛んでくるのはFF6のものと同じ。

  • 発動時のポーズと構図も原作とほぼ同じで芸が細かい。

なお、通常のHP攻撃として小型化された「ミッシング・ゼロ」も使用可能。


「どうなるかなぁ?ほらほらほらー!!」


「(コマンド入力を)ミスしている」のミーニングも掛けていると思われる。

DFFAC

ケフカがC.LV10で修得するHP攻撃
空間を歪ませるほどの膨大な魔力を球体にして撃ち出す。
魔力弾は相手を追尾しながら動く。初速は早いが最大射程は短め。
ヒットすると相手に最大HP30%減少(10秒間)のデバフを付与する。
溜めることで、初速が下がる代わりに射程と最大速度が上昇する。


本作では通常のHP攻撃として採用された。
ケフカ版メルトンといった性能で、追尾性はそこそこ高め。
ヒット時の最大HP減少効果は、10秒間だけだが最大HPも残りHPも30%減少(端数切捨)させることができる。
ただし効果時間終了とともにHPは元に戻るため、
ブレイブ値以上にHPダメージを与えられる技ではないので注意。
どの順番でHPの処理が行われるか分かりづらいので、デバフの影響を順序立てて記述する。

  1. 「ミッシング」がヒットし、ブレイブ分のHPダメージを受ける。
  2. 「ミッシング」のデバフ効果発動、最大HPが30%減少する。
    (この時、残りHPも30%減少した数値になる)
  3. 10秒後、デバフ効果が終了して最大HPは元に戻る。
    (この時、一時的に失われた30%分の残りHPも元に戻る)

まとめると、一番始めにダメージ計算をしてからデバフ効果が発動するということになる。
具体的な数値を上げるならば以下の通りになる。(最大HP3500と仮定する)

  1. ブレイブ1000でミッシングがヒット、残りHP2500になる。
  2. デバフ効果発動、HPが30%減少する。最大HPは2450になり、残りHPは1750になる。
  3. 10秒後、デバフ効果が終了して最大HP3500に戻り、残りHPも2500に戻る。

一時的とはいえ相手HPを大きく削減させることができるので強力に思える。
しかしHP攻撃ヒット時ダウンの無敵時間などを含めると、急いで追撃しないと上手く生かせない効果である。
フリオニールのマスターオブアームズの射程削減や、シャントットのブチ切れへの影響については調査中。


ミッシングを放つ瞬間、砂嵐のようなエフェクトが現れる。
原作でミッシングが放たれた時の演出の再現だろう。


「いいとこ見せちゃうよ~」
「惚れ惚れしちゃう~」
「なんと素晴らしい力……」


Ver1.3212016/11/24
共通の調整として敵の付近へ到達した際に追尾を中断する距離が延長されるという下方修正、
ノーマル版は発射後の減速緩和、最大溜め版は溜め時間が30F短縮という上方修正が施されている。
また溜め技の全体調整でエフェクトが追加されて溜めの段階が判り易くなった。

  • HPリジェネの回復量がデバフ中も変わらないせいでデバフ終了後に便乗回復される現象については、
    何故か公式発表の不具合修正で言及されていない。
    • 今後対応する模様
      Q11 ケフカの“ミッシング”のデバフ中にHPリジェネが発動していると、
          デバフ中でも回復量が変化しないため、デバフが途切れた時に本来より多く回復しており、
          デバフがむしろ逆効果になっているように感じます。
鯨岡 ミッシングのデバフ中は、HPゲージの割合はそのままに減少と復帰をしています。
    そのため、最大HPが少ない状態(たとえば100/2200のとき)にリジェネで1000回復すると、
    HPは1100/2200となります。
    このときHPゲージは50%ですから、そこからデバフが解けるとHPは1750/3500となり、
    100/3500の時にリジェネを掛けるよりも回復量が多くなるという現象が起きます。
    開発側では、ミッシング中の回復量に手を入れる処理を検討しています。

 
Ver1.4102017/08/09
使用率の低いHP攻撃の救済として調整対象となった。
ティナのメルトンと同様に、攻撃発生が10F早くなっている。
もっとも最大溜め版が発射不可能になる不具合も生じた。
 
Ver1.4112017/08/22
最大溜め版が発射出来なくなる不具合が修正された。

DFFOO

BT武器「ノーブルな髪飾り【VI】」またはパッシブ「瓦礫の上で嗤う者」を装備したケフカバーストモード終了時に発動するフィニッシュバーストおよびBTアビリティ。
15HIT全体魔法BRV攻撃+全体HP攻撃。与えるHPダメージは等倍。
攻撃対象が単体の時、与えるBRVダメージ中アップ。
弱体効果が付与された対象により大きなBRVダメージ。
与えるBRVダメージ上限を20%突破。
与えるHPダメージ上限を80%突破。


フィニッシュバースト使用後、以下のバースト効果を4ACTION付与。

  • 味方全員が、敵それぞれに付与された弱体効果の数に応じて与えるHPダメージ極小アップ。

※同一キャラクターのバースト効果は重複しない。

FFL

アシュマダイデスライダー暗黒魔道士が使ってくる技。
PT全体のMPにダメージを与え、たまに混乱させることもある。
連続して使われるとけっこう鬱陶しい。


後半のシナリオでは一部雑魚も使用する。
一度に20~30程のMPを奪われる。

PFF・PFFNE

ケフカプレミアムスキル
チャージ速度は低速、知恵メメント対応。
敵全体に魔法攻撃の中ダメージ(最大3000ダメージ)
同時に自身の幸運を150%アップ、限界突破+3000。効果は2ターン。
評価Excellentを出し続けることで、効果は伸びる。


やっぱり、出してくるあの顔はなんだろうなと思うエフェクト。

FFRK

4周年記念の「4th ANNIVERSARY MEMORY」のイベントの1つ「歴史省」で登場した
【神】ケフカ」が使用する技。
魔法バリア無視の全体攻撃技。
また、【神】ケフカは限界突破可能も付いた「【神】ミッシング」も使用する。

メビウスFF

レジェンドジョブ「魔導のジョーカー」の必殺技。
全体攻撃+デスペル改+全属性攻撃強化+トランスソーサリー+敵全体にスロウ+ウィーク+デバリア+レインボーシフトの効果。
ブレイクパワーとクリティカルが高い。
お尻をフリフリした後高く飛び上がり、武器の先に黒っぽい魔力が集中していき空間が赤くなると共に炸裂。光に覆われる。
発動中にはこれでもかと言うほどケフカの笑い声エフェクトが鳴り響く。