学ぶ、学習する、習得する(Learn)の現在分詞。
敵が使ってくる特殊攻撃のなかで覚えられる攻撃を見た場合に、その戦いに勝てば青魔法として覚えられるというもの。
作品によって細かに仕様が異なる。
総じてラーニングに苦労するのはレベル系の魔法の他、操っても使わせられず、敵が自分から使ってくるのを待つしかない青魔法であろう。
- ライブアライブやブレイブリーシリーズにもラーニングがある。両者ともラーニングした後すぐ使用できる。
- FFでも7などはラーニング直後から使用可能。
FF5
FF5では一度の戦闘で複数の敵の技をラーニングする事が可能。
ただし、青魔道士またはアビリティ「ラーニング」装着者本人がくらわなければならない。
しかも、くらっても効果が不発ではラーニングされないので、モノによっては修得することがなかなかにシビアとなる。
「レベル5デス」や「死のルーレット」なども『実際にくらって効果が出ないといけない』が、
戦闘終了時に復活している必要はないので、無理に復活させなくても良い。当然復活させてもラーニング出来る。
また、あくまで「効果が出ればいい」ので、ボーンメイルがあれば戦闘不能にならなくてもラーニング可能。
「あやつる」を駆使しててラーニングすると楽。
FF5では『味方が使った青魔法』はラーニング不可能。
「はなつ」で青魔法が発動する敵もいるが、ラーニングの役には立たない。
「あやつる」なら、使用者が敵なのでラーニングできる。
くらわないと覚えられない仕様は後々の作品と比べるとやはり面倒である。
「あやつる」を駆使したり、エンカウントが難しかったりと今作は難易度が高い。
特にレベル系魔法は最速で習得したくてもレベルが合わなくて中々習得できない。
- 第三世界まで行けばイグゼクレーターでいつでも習得可能になる。
1回の戦闘でのラーニングの判定回数には上限(8回)があり、青魔法の所持の有無にかかわらずそれ以上食らうと覚えられない。
言い換えれば、9発目以降の青魔法はいくら食らってもラーニング出来ない。
攻撃が全て青魔法のアポカリョープス戦でマイティガードを反射習得する以外は問題にならない仕様だろう。
FF5(iOS/Android版)
旧スマホ版では死のルーレットをライフシールドで防いでもラーニング出来るようになった。
レベル系魔法はちゃんとレベルが合致していないと習得不可能。
FF6
別に本人がくらわなくてもいい。
ただ敵や仲間が使ってるのを見るだけで習得するため非常に楽。
レベル系魔法のラーニングにレベルを調整する必要もない。
「ストラゴスが正常な精神状態で青魔法を見る」事がラーニングの条件。
なので、石化状態・暗闇状態・睡眠状態・ストップ状態・ゾンビ状態・混乱状態・バーサク状態ではラーニング不可。
- 例えば「自爆」をストラゴスが受けて戦闘不能のまま戦闘終了しても「自爆」のラーニングに成功する。
しかし、ストラゴスがコジャの「薄ら笑い」を受け、ストップ状態になっていると「針千本」を使われ戦闘終了してもラーニングできない。- 上の例の場合、戦闘不能前にストラゴスが「自爆」を見ていたから大丈夫だったのだろう。
もちろん、青魔法発動時にストラゴスが戦闘不能だったならばラーニングはできない。
- 上の例の場合、戦闘不能前にストラゴスが「自爆」を見ていたから大丈夫だったのだろう。
- 本作での「暗闇」は、プログラムミスにより命中率は低下しない(PS版まで)。
故にこの状態における唯一のデメリットが、「ラーニング不可能」である。
FF7
『てきのわざ』のマテリアをセットしたキャラが可能。
ラーニングした際にセットしていたマテリアでのみ使用可能になる。
攻撃を受けると即ラーニングして使えるようになる。
ただし戦闘から逃げると忘れてしまうので、仕様はFF5に近い。
『てきのわざ』のマテリアは最大4つ手に入るが、
一人で複数セットしていれば同時にラーニングすることも可能。
ある敵の技を既にラーニングしたマテリアをA、まだラーニングしていないマテリアをBとし、
同じキャラクターにA・Bを両方装備させてその敵の技をくらった場合、
Bはその敵の技をまだラーニングしていないにもかかわらず、新たにラーニング出来ない。
これは複数のマテリアがラーニングした敵の技が、戦闘時に1つのコマンドに集約されるため。
ラーニングの機会が複数あり、尚且つ機会が限定される『トライン』習得時は特に注意。
攻撃を受けさえすれば、回避してもラーニング可能。
- リフレクで跳ね返しても大丈夫。
FF5よりはラーニングしやすいが、それでもFF6のものには劣る仕様になっている。
マテリアシステムの便利さと、敵の技の使い勝手の良さなどから調整された結果だろう。
FF11
「メインジョブが青魔道士」、「青魔法スキルが修得ラインまで達している状態」で、
戦闘中に敵がラーニングしたい技を使った場合、対象モンスターを討伐後に修得できることがある。
その際、他作品とは異なり「ラーニングしたい技を青魔道士本人が受ける」必要はない。
その他、詳細な条件はこちらを参照→ラーニング
FF14
青魔道士のアクション習得手段。
「対象を攻撃するなどして敵対状態になる」
「ラーニングする技を近くで見て自分の戦闘ログに表示させる」
「倒した際に戦闘不能ではない」
ことで判定が行われ、成功すれば習得。
ランクの高い青魔法ほど確率は下がるが、レベルシンク対象のバトルコンテンツでは、レベルシンク状態なら100%成功する(ただし、インスタンスダンジョンはレベルシンク対象だが、一部の技を除き100%ではない)
また、パーティに青魔道士が複数いる場合は一人が成功すれば全員が習得できる。
FFT
くらうと即ラーニングして使えるようになる。敵も同様。
FFTの戦闘は逃走などが不可能なため、事実上勝利することも必須であるなど、FF7の仕様に近い。
ラーニングの条件は攻撃魔法と同じアビリティを持つジョブが受けることである。
黒魔法をラーニングするなら黒魔道士になっている必要があると言うこと。
アビリティの習得に様々な応用が利く。JPの多い魔法を敵にラーニングさせ、
あえて使わせて複数の味方にラーニングさせる、クリスタルから継承するなどが可能。
「アルテマ」や「ゾディアーク」など、ラーニング専用の魔法も存在する。
ラーニング可能な技は、ジャ系魔法などの上級魔法が主体。
技ごとに成功確率が設定されており、必ずラーニングできるとは限らない。
基本的に成功率は低い(3割程度)が、アルテマやゾディアークのような例外もある。
味方の技をくらっても、条件を満たしていればちゃんとラーニングできる可能性がある。
ただし、召喚魔法は敵味方を識別するので敵からしかラーニングできない。
- 召喚魔法で覚えられるのは、バハムート、オーディン、クリュプス、サラマンダー、リッチ、リヴァイアサン、ゾディアーク。
ラーニングの条件は
- その攻撃で戦闘不能にならない、
- ストップ状態やドンアクト状態になっていない(Aアビリティが実行できる状態?)
- その攻撃を受けて、HPまたはMPの値が変化している(HPダメージでもMPすりかえでも可)
- そのアビリティを習得できるジョブである
の4つ。
ディーブダンジョンに召喚魔法をなにも覚えていない召喚士が出てくる。
ゾディアークをラーニングさせる用かと思われる。
- ゾディアーク以外でも使える。全員召喚士で出撃し(一人だけ、つよい召喚魔法を一通り覚えておく)、
ドンムブにして、MAをほどほどに下げた後、弱い召喚魔法から順におぼえさせてやれば…。
それなりの時間はかかるが、真面目にJpを稼ぐよりはずっと速いはず。 - 勧誘すればわかるけど単純に設定ミスのユニット。
『シーフLv8』の『召喚士』というジョブ構成。死都ミュロンドにも同じく設定ミスの『竜騎士Lv8』の『時魔導士』がいる。
ラーニングに成功するとレベルアップと同じアクションを起こす。しなければ=ラーニング失敗。
ラーニングというシステムが半分隠しみたいなもので気づかない人は本当に気づかない。
- このwiki見るまでアルテマとゾディアーク限定だと思ってました。
- ゲーム雑誌や攻略本では少しだけ紹介されていたりした。
PSP版以降で暗黒騎士を目指す場合、ジョブとしての方向性が逆の黒魔道士をマスターしなければならないため、
ジャ系魔法は魔法主体で育てたユニットからのラーニングで賄うといい。
- 黒魔道士をマスターするために必要なJpが8400であり、ジャ系を全てラーニングで賄うとなんと合計2700もjpを節約できる。
習得がラーニングのみのアルテマとゾディアークは、未収得の場合に戦闘中にジョブのアビリティを確認すると伏字で表示されており(平時の編成画面上では確認できない)、秘密の技としてその存在が示唆されている。
FFTA
この作品のラーニングは、何かと制約や条件が厳しい。
まず、ラーニングはサポートアビリティ「ラーニング」をセットしたユニットのみ可能。
たとえジョブが青魔道士であっても「ラーニング」をセットしなければならない。
ラーニングした技はそのユニット個人のものとして扱われる。
一人がラーニングしたからといって、全員が使えるようになったりはしない。
成功条件も「ラーニング可能な技を敵から喰らって効果を受け、かつ生き残った場合」と厳しい。
既に味方の誰かが覚えている技を別のユニットに使用し、お手軽にラーニング…というのは不可。
複数のユニットで同じ技を使いたければ、面倒なラーニング作業を繰り返す必要がある。
敵の青魔道士からも覚えられるが、モンスターと違って操れないのでお勧めできない。
「アビリティを盗む」で敵から青魔法を盗むことは不可能。
「ドラゴンフォース」「ゴブリンパンチ」など期間限定の青魔法が存在するのも困りもの。
ゲーム終盤になってから「青魔道士を育てたい」と思っても、
その頃にはサンダードレイクやゴブリンが絶滅していることもありうる。
青魔法の習得は計画的に。
FFTA2
期間限定の青魔法は無くなったが、ほかの仕様によって相変わらずラーニングは厳しい。
前作と同じく「ラーニング」をセットしたユニットのみ可能で、ユニット個人の技として扱われる。
基本的に「あやつって」覚えることが多いが、任意に移動させることができなくなっており
開始MP0のため、エーテルなどMP回復手段が無いと大変な労力を必要とすることもある。
- そしてエーテルは非売品と言う…
やはり「敵から食らって且つ生き残っている」が条件のため、リレイズは必須である。
ラーニングをセットしたキャラを「ストップ」状態にしておくと、ラーニングが非常に楽になる
(回避力が無くなるので、命中率の低い技もすぐ習得できる)。
魔獣使いだけでなく、「輪っか」「スマイル」を使える曲芸士と組めばすぐ青魔法をコンプリートできるだろう。
前作とはラーニングできる魔法が変わっているため、慣れたプレイヤーは少々混乱させられる。
また「あやつる」では使用できず、相手が使うのを待つしかない魔法も多くなっている。
FFEX
今作ではラーニングが、青魔道士の固有アビリティなので青魔道士になる必要がある。
近くで技を見たあとでその敵を倒すとそのクエストクリア後に青魔法として習得することができる。
- 技名さえ表示されればラーニング可能。例えば敵のサボテンダーの「針千本」が表示された直後に、技が成立する前に倒してもラーニングできる。
食らう必要はなく見るだけで覚えられるため従来作でもかなり楽な部類。
ただし特定のモンスターが特定のレベルでないとつかわない技もあるためそこはめんどくさいかも。
倒す必要がある点も注意。