FF7
FF7の最終ボス、セーファ・セフィロスとの戦闘で流れるBGM。
携帯サイトスクエニメロディiの植松伸夫のススメによると植松氏は
この曲を作曲された時超絶ハイテンションだったそうだ
読み方は「へんよくのてんし」ではなく「かたよくのてんし」が正式だそうな。
- 「かたつばさのてんし」と間違える人もいそうだ。俺がまさにそうだった。
歌っているのは後にFFの作曲にも携わることになる浜渦正志氏が集めた
氏の東藝大時代の友人後輩らによって結成された合唱団、浜渦氏自身もバスのパートで熱唱している。
氏にとってまさかのFFデビュー作となった。
また植松氏が曲の歌詞を決めるのに浜渦氏に何か良い題材は無いかと相談し、
下記のカルミナ・ブラーナを勧められたというエピソードもある。
- ナンバリングで(おそらく)初めて歌詞のついた曲でもある。
- ハードがPSに移行して「ハードの制約で出来なかったけどホントはこういうことやりたかったんだよ」的な要素がたくさん散りばめられているFF7だけど、このBGMはそういうテンションを凝縮したようなエネルギーを感じる。とにかく一度聴くと忘れられないインパクト
- 歌詞の空耳も相まって忘れられない
作曲当初は文面の逆「来るな、殺さないでくれ」と言うジェノバの事だったらしい。
引用元は、11世紀から13世紀に作られた、ドイツボイレン修道院の歌集。
カルミナ・ブラーナというラテン語の歌集である。
野村画伯が再臨に付けた詞の方は、どんな意図かは不明。
歌詞・訳
Estuans interius ira vehementi (2回繰り返し)
エストゥアンス インテリゥス イラ ヴェヘメンティ
(日本語訳)燃えるような激しい怒り
(歌い方)エ~ストゥアンスィンテリュ~ス、イラヴェ~ヘ~メンティ
Sephiroth! Sephiroth!
セフィロス! セフィロス!
Sors inmanis et inanis (2回繰り返し)
ソォズ イマニス エト イナニス
(日本語訳)心なく おぞましき運命
(歌い方)ソ~ズィマニ~ス、エ~ティナニ~ス
Estuans interius ira vehementi (2回繰り返し)
エストゥアンス インテリゥス イラ ヴェヘメンティ
(日本語訳)燃えるような激しい怒り
(歌い方)エ~ストゥアンスィンテリュ~ス、イラヴェ~ヘ~メンティ
Sephiroth! Sephiroth!
セフィロス! セフィロス!
(間奏)~♪
Veni, Veni, Venias, ne me mori facias (8回繰り返す、4回めからは下記の歌詞と合わせる)
ヴェニ ヴェニ ヴェニアス ネ メ モリ ファチアス
(日本語訳)来たれ 来たれ 愛しの人よ 来ずば焦がれて死のうものを
(歌い方)ヴェニヴェニヴェニアスッ、ネメモリファチアスッ
gloriosa, generosa (4回繰り返し)
グロリオサ ジェネロサ
(日本語訳)栄光なるもの 高貴なるものよ
(歌い方)グロ~リ~オ~サ~、ジェ~ネ~ロ~サ~
Sephiroth! Sephiroth!
セフィロス! セフィロス!
(繰り返す)歌詞の最初へ戻る。
(曲の終了)メロディが流れた後、セフィロス!で終了。
興味があれば歌ってみるのもいいかもしれない、ただ片翼の天使を知らない人の前で歌うのは要注意。
- 片翼の天使が好みである人にならいいかも知れないが、カラオケでも人前で歌う人は多分いないだろう・・
「来たれ 来たれ 愛しの人よ、来ずば焦がれて死のうものを」の部分。
ジェノバに侵され正気を失った感じが出ている気がする。
まぁ、元ネタから一節丸々持ってきてるだけなんだが。
- 訳は格好良く見えるが、「来たれ 来たれ 愛しの人よ 来ずば焦がれて死のうものを」は
『愛の誘い』からの抜粋で、実際は恋人をベッドに誘う時に歌うような意味合いである。
「来い」って部分を使いたかっただけなのだろうけど、格好良さが半減。 - ↑容易に解ることではあるが、むしろ歌詞と状況のミスマッチや違和感を使って不安になる雰囲気や恐怖を
意図して演出していると解釈するのが正しいだろう。
アジアのホラー映画だったり十三日の金曜日のお決まりのお色気シーンだったり、山女、お菊さん、
雪女のような昔話の怪談などを見てもわかるようにエロさや性に関する事柄というのは総じて恐怖との親和性が非常に高い。
最後のジェノバを倒して、最大3パーティに分かれてセフィロスを倒した後、画面が暗転し
「これで終わりか…?まだ戦闘あるかな…?」
と緊張してるとき(しかも無音で結構間がある)にこの曲が急にかかる。
セフィロスのテーマ曲なので、FF7以後もヤツが出てくる作品では、
別アレンジの曲がお目見えするのが恒例になっている。
- 派生作はともかくとして原作ではあくまで対セフィロスの戦闘曲の一つ。原作におけるテーマ曲は別にあり、本編最後の戦闘もこちらで〆ている。
ただ曲のインパクトからか戦闘曲としての使いやすさからか、今やゲスト作での主流は完全に片翼の方。
(リユニオン・トラックス)
同CDの18曲目にオーケストラ版が収録されている。不気味さが増して迫力満点のアレンジに仕上がっている。
- また、1曲目から巻き戻すとインストverが流れる。カラオケの練習に最適である(?)
FF7のラスボス、セフィロスの事。
(本編) :赤い蝙蝠状の右腕。腰の白い羽根がイカを思わせる。
(KHFM) :刃状の物がついた黒い羽根。
(FF7AC):真っ黒な翼。全身を包める。鷹や燕よりはむしろ鳩系。
(KHII) :KHFMよりも青味がかっている。腰になんか2枚増えてる。
(DFF) :7ACと似た、真っ黒な翼。EXモードを発動すると見れる。
ヒッチコック監督「サイコ」のテーマ曲(バーナード・ハーマン作曲)の中に近いフレーズ有り。
イントロの拍子刻みフレーズはジミヘンのパープルヘイズのイントロから引用したらしいが。
FF7R
FF7Rでは「片翼の天使ー再生ー」という名称でオリジナルサウンドトラックに収録されている。
チャプター18「運命の特異点」にてフィーラー=プラエコを倒し、後にセフィロスとの戦闘で流れる。
曲は主にリユニオントラックス版を大幅にアレンジしたものとなっており、前半と後半の二部構成になっている。
前半は従来の片翼の天使のコーラスとイントロ、間奏のフレーズをオリジナルフレーズと複雑に繋ぎ合わせたものとなっている。
また前半では「Estuans interius ira vehementi」の部分や「Veni, Veni, Venias,ne me mori facias」までのコーラスは行うが、曲の醍醐味である「セフィロス!!」コールは行わない演出となっている。
後半は前半では使われていなかった「ダン!!ダン!!ダン!!ダン!!」で始まるイントロの従来のフレーズと原曲に忠実なアレンジを聴けるようになるが、若干テンポが速くなり、それにつれて曲の最後で更にアップテンポになる。
そして、前半で使われたフレーズの一部が使われなくなっている。
また後半から「セフィロス!!」コールも解禁されるようになる。
J-E-N-O-V-Aのときと同じく前半はあえて消化不良を残し後半で原曲に忠実なアレンジになる演出が心憎い。
更に、曲の終盤には闘う者達と更に闘う者達の1フレーズがアレンジして使われているのと、運命の番人のテーマが入っている。
- サウンドトラックにはディスク7に収録されているので、購入して聴きたい方はぜひ。
魔晄都市ミッドガルの前半に、コーラスの「Estuans interius ira vehementi」までのフレーズが使われている。
FF7AC
FF7AC版は、「再臨~片翼の天使~」というタイトル。
こちらも、カダージュがリユニオンしたセフィロス戦で流れる。
テンポが7版より速く、3分10秒あたりから4分40秒あたりにACで付け加えた完全オリジナルのフレーズも入っている。
ACのサントラを買うと、この対訳が付いてくる。
「♪Sephroth♪」のところ以外は、カルビナ・ブラーナからあやかっているみたい。
- 聞いた話では、再臨の歌詞はカルミナ・ブラーナの引用ではなく、
予め作った日本語の歌詞をラテン語訳したものだそうな。ちなみに歌詞は本編とは全く違う。
再臨版の歌詞、日本語訳は以下の通りとなる。
noli manere manere in memoria (2回繰り返す)
ノリ マネレ マネレ イン メモリア
(日本語訳)思い出の中に止まる事はない
(歌い方)ノ~リ~マネレェ、マネレィンッ、メ~モ~リア
Sephroth Sephroth
セフィロス セフィロス
saevam iram iram et dolorem (2回繰り返す)
セェヴァン イラム イラム エト ロドレム
(日本語訳)烈しき怒りと、苦き思いを
(歌い方)セェ~ヴァンイ~ラン、イ~ラムエッ(ト)、ロ~ド~レム
Sephroth Sephroth
セフィロス セフィロス
ferum terribile ferum fatum
フェルム テリビレ フェルム ファトゥム
(日本語訳)心無く、おぞましき運命
(歌い方)フェ~ル~ムッ、テ~リ~ビレッ、フェ~ル~ムッ、ファ~トゥム
noli manere manere in memoria (2回繰り返す)
ノリ マネレ マネレ イン メモリア
(日本語訳)思い出の中に止まる事はない
(歌い方)ノ~リ~マネレ~、マネレィンッ、メ~モ~リア
Sephroth Sephroth
セフィロス セフィロス
(間奏~♪)
veni mi fili,veni mi fili
ヴェニ ミ フィリ ヴェニ ミ フィリ
(日本語訳)来よ、来よ、愛しの人よ
(歌い方)ヴェ~ニ~ミィ~フィ~リ、ヴェ~ニ~ミィ~フィ~リ
Hic veni da mihi mortem iterum
ヒック ヴェニ ダ ミヒ モーテルム インテルム
(日本語訳)さあここに来て、私に再び死を与えよ
(歌い方)ヒィ~ックヴェ~ニ~ダァ~、ミィヒ~モ~テェルゥムィンテェ~ルムゥ
veni mi fili,veni mi fili
ヴェニ ミ フィリ ヴェニ ミ フィリ
(日本語訳))来よ、来よ、愛しの人よ
(歌い方)ヴェ~ニ~ミィ~フィ~リ、ヴェ~ニ~ミィ~フィ~リ
Hic veni da mihi
ヒック ヴェニ ダ ミヒ
(日本語訳)さぁ私に…
(歌い方)ヒィ~ックヴェ~ニ~ダァ~、ミ~ヒィ~
noli manere in memoria
ノリ マネレ イン メモリア
(日本語訳)思い出の中に止まる事はない
(歌い方)ノリマ~ネレインッ、メモ~オ~リアッ
saevam iram et dolorem
セェヴァン イラム エト ロドレム
(日本語訳)烈しき怒りと、苦き思いを
(歌い方)セヴァイ~ンラムェトッ、ロド~レムッ
ferum terribile fatum
フェルム テリビレ ファトゥム
(日本語訳) 心なく、おぞましき運命
(歌い方)フェルムテェ~リビレ、ファ~トゥム
ille iterum veniet
イレ イテルム ヴェニエト
(日本語訳)彼は再び降りてくる
(歌い方)イレイテエ~レ~ムッ、ヴェニエッ(ト)
(間奏~♪)
mi fili veni,veni veni mi fili (8回繰り返す)
ミィ フィリ ヴェニ ヴェニ ヴェニ ミ フィリ
(日本語訳)来よ、来よ、愛しの人よ
(歌い方)ミィ~フィリヴェ~ニ、ヴェニヴェニミフィリッ
qui mortem invitavis
クィ モーテム インヴィタヴィス
(日本語訳)死を誘いし者
(歌い方)クィモ~テム、インヴィッタ~ヴィス
poena funesta natus
ポエナ フネスタ ナトゥス
(日本語訳)破壊の罪に生まれし子
(歌い方)ポ~エ~ナ、フ~ネ~スタ、ナ~トゥス
noli nomen vocare
ノリ ノーメン ヴォカーレ
(日本語訳)その名を口にするなかれ
(歌い方)ノォ~リ、ノォ~メン、ヴォカ~レ
ille iterum veniet
イレ イテルム ヴェニエト
(日本語訳)彼は再び降りてくる
(歌い方)イ~レ、イ~テルム、ヴェ~ニ~エ~ト
Sephroth Sephroth
セフィロス セフィロス
なお、公式サイトのトレーラーで使われた片翼の天使FF7ACのデモ版も存在し、
AC再臨版片翼の天使に近い感じだが、ACオリジナルのフレーズは入っていない。
ロック系のアレンジなのでBLACK MAGESメンバーも参加できるためと
知名度の高さからかFFコンサートの常連になっている。
FF7ACC
AC版にアレンジを加えたもの。
新しいフレーズなどはないが、曲の構成が変わっていたり、重低音がなくなっている。
ACと比べてしまうと、迫力やカッコ良さが劣っているので、地味に酷評。
セフィロスが片翼をはやしたまま戦闘してくれるようになった
CCFF7
「世に仇なす者」と言う名称でアレンジされている。
片翼の天使の前奏部分が最後に移動し、代わりに甲高く不気味な前奏が追加されている、
曲調が原曲と微妙に異なるため原曲好きの人はしっくりこないかもしれない。
- 全体的にコーラス低めで曲調が平坦、本編のよりも不気味な印象を受ける。
Gとアンジールの事でもある。やたら長い羽根がそれぞれ左側・右側に付いている。
ちなみに三人とも羽根の形状が異なる。
回想の砲台上のムービー後半と、やはりニブルヘイムのセフィロス戦で流れる。
セフィロスが降りてきた所で甲高い特徴的な前奏、その後低くコーラスが入るアレンジは、
セフィロス戦の薄暗い舞台にマッチしていて恐怖感を煽ると思う。
特に曲の最後の「Sephiroth!」部分はすぐ後に流れるいつもの前奏フレーズと合わせて非常に迫力がある。
しかし時間制限や、セフィロス自体の強さのためにじっくり聞けないのが難点だろうか。
コーラスや演奏が豪華になっているため、オーケストラアレンジが好きな人にお勧め。
FF15
レガリアのカーステレオで放送される曲としてFF7本編のものを聞くことができる。
DFF・DDFF
原曲ではなくリユニオントラックのオーケストラ版が採用された。
曲自体がやや長めなので、コーラス部分に入る前に戦闘が終了してしまうことも。
これ以外の戦闘曲全てにも言える事だが、DFFでは自由にBGMを変えることができるので、
ちょっと違和感はあるが、セフィロスもクラウドもいない顔合わせでこれを聞くことも可能。
また、これと同じ名前の武器も登場。もちろんセフィロス専用。
DFFAC
戦闘曲の1つとして登場。
上記のオーケストラ版の他、原曲版も選択できる。
どちらもプレイヤーズサイトのショップにて3600ギルで販売されている。。
- 当の本人の参戦PVにもオーケストラ版が使用された。
TFF
原曲が収録されている。BMSとしてプレイできる。
セーファ・セフィロス戦の背景が再現されている。
尺の都合上前奏部分が削られている。ミュージックプレイヤーでも同様。
せめてプレイヤーではフルバージョンにして欲しかった。
- 妖星乱舞は尺2倍近く伸ばして第四楽章しっかりはいってるのにぃ……。
こっちも少しくらい伸ばしてくれても良かったんでないのかなぁ。
贔屓だとはいわないけどさ。 - シリーズとして最初から入っているか、やり込み用のアンコールかという違いのためかと。
それなら闘う者たちと入れ替えてくれと思わんでもないが。
TFF(iOS版)
スマホ版ではAC版も収録された。モードはBMS。
- 上のような意見が多かったためなのか、AC版のほうはやたらと長い。
- …というより、丸々一曲分収録されている。
妖星乱舞を超え、6分以上の長さになっているため、集中力を切らさないようにしたいところ。
因みに、演奏時間が長いことも相まってか、究極譜面のトリガー数は900を超えている。
TFFCC
原曲版も前奏含めて丸々1ループ分の収録になった。
モンスターにはマジックポットやムーバーなどの高経験値持ちが登場するためレベル上げに向いている。
一曲が長いぶん倒せるモンスターの数も稼げるため、一度に大量の経験値を獲得できる。
一方のAC版はEMSに変更。こっちのほうは間奏前までの短いものになった。
FFVIIACのクライマックス、セフィロス登場時に場を一変させるBGM。 甦った脅威の存在を際立たせる圧倒的なロック調アレンジが熱い!(DL画面より)
2014年6月18日にはAC版のBMSが配信された。こちらはEMSと異なり、間奏後も含めた1曲丸ごとの収録になったため、曲の長さがかなり長くなっている。
- 上記のスマホ版にあったものと同様であろう。
ただし譜面は変更されており、究極の譜面では総数が776に減ってはいるが、最大を誇る点に変わりは無い。
この長さゆえ、アビリティがさほど充実していなくても、倒せるモンスターの数は稼げる。10数体はたやすく行けるだろう。 - ちなみに基本の譜面のトリガー数は355、熟練の譜面では578。基本の時点で他の曲の一般的な究極譜面のトリガー数すら上回っている。何ちゅう長さじゃ…
途中妙にトリガーの少ない部分がみられるので、もっと多くなる予定だったのかもしれない。
FFRK
FF7関連のイベントで流れ、7本編版とAC版の両方使用されている。
必ずではないが、FF7本編版がダンジョン選択時、FF7AC版がセフィロス戦の曲として使用されている場合が多い。
2016年末イベント「Zenith of Crisis -終末への時鐘-」の「【絶望】セフィロス戦」では、最初は神の誕生が流れ、残りHP8割位でセリフとともに本編版の片翼の天使に切り替わる演出がされている。
メビウスFF
FF7コラボで登場したセフィロスのテーマとして、イベント「フェイタルコーリング」やマルチプレイ等でセフィロス戦やイベントシーン等でFF7ACのものが流れる。
FFBE
CMのセフィロス編で流れた。
キングダムハーツ
KHFMではセフィロスとの戦闘で流れるが、右肩から生えている羽根は天使というより蝙蝠っぽい。
コピーだからなのか心の闇云々からなのか、クラウドも左肩から羽根が生えているがこちらも蝙蝠状。
KHFMバージョン、KHIIバージョン、KH1.5バージョン、KH2.5バージョンと四種類も存在し、世代が後になるにつれてオーケストラやコーラスが豪勢になっている。
BGMのアレンジはかなり短くまとめられていて、イントロの大半と2回目の「Estuans interius」から「Veni, Veni, Venias,」の間の部分が丸々カットされている。下村陽子氏のアレンジ。
いたスト30th
セフィロスのハイライト曲としてアレンジ・採用されている。
ベースはPS版の原曲だが、歌詞は「再臨:片翼の天使」のものという一風変わったアレンジ。
スマブラSP
FF7AC版の「再臨~片翼の天使~」がセフィロスの参戦ムービーで使用された。キーラを両断後のバックにあのイントロから流れ、視聴者やファイター達に絶望を贈ったのは間違いない。
これ以前はFF関連の収録BGMは「闘う者達」と「更に闘う者達」しかなかったが、彼の参戦により数倍に増えることとなった。
セフィロス+北の大空洞ステージセットを購入すると追加される。
原曲と、FF7AC版の2ver.が採用されている。
- 珍しくゲームでの原曲は採用されているがオーケストラ版が採用されていない。
また、AC版は6分FULLで収録されている。 - なお、セフィロスの勝利ファンファーレにはAC版のラストのフレーズが使われている。
スマブラプレイヤーの間では新規キャラの参戦PVを視聴した海外プレイヤーたちの発狂リアクションが「海外の反応シリーズ」として親しまれているが、セフィロス参戦PVにおいては片翼の天使のイントロが流れた時点で本人が登場する前から*1セフィロスの参戦を察して狂乱するプレイヤーが続出。
本楽曲の人気の高さを改めて裏付けることとなった。
ネタ
ねらーによる爆笑FLASHもあり、有名なのは「ワロスワロス」と「片翼の田代」
地味に「方翼の田代」なるものも存在する。
…が、本編と無関係な為空気を読まずに多用すると嫌われるから程々に。
空耳は聞こえない・嫌いだという人も多いので、ネタと分かってくれる人の前以外ではあまり乱用しない方が良い。
空耳ネタはこちらでどうぞ→空耳
新日本プロレスのリングに上がっているケニーオメガのフェイバリット「片翼の天使」はこの曲が由来になっている
視聴覚室
「片翼の天使」歌詞
片翼の天使集
その他
2016年4月3日放送のテレビ朝日系「題名のない音楽会」にて植松氏の思い入れのある曲として栄えある第1位に輝き、吹奏楽アレンジで披露された。
- ちなみにその時のノビヨ師匠によると、この曲は別個に作っておいたフレーズを様々に組み合わせて作った、いわば超実験的手法によって作曲されたものであるという事実が明かされた。業界の黎明期から常に第一線で走り続けてきた氏の持論として、ゲーム音楽とは形式に囚われず色々試していけるのが特徴であり、同時に魅力でもあるとのこと。