モンスター/【セーファ・セフィロス】

Last-modified: 2024-03-17 (日) 10:54:56

FF7

safersephiroth.png

FF7のラスボス。「片翼の天使」をBGMに現れる、セフィロス最終形態。
肌が若干色黒になっている。
リバース・セフィロス戦で本体部分を担当した3人が引き続き相手をすることになる。

  • 恐らくリバース・セフィロスの頭部部分が変化した姿だと思われる。
    ピサロがまさかのエルギオスになってしまった
  • 形態変化ではなく、一度戦闘終了を挟んだ連戦という扱い。
    そのため補助効果などは全て解除され、召喚などのマテリア使用回数もリセットされる。
  • その見た目から、ネット上ではイカと揶揄されている(当時の技術力の限界とはいえポリゴンの汚さもある)。

英語表記はSafer Sephiroth。


どちらにしても強力な攻撃を使ってくるが、ほとんどが単体攻撃なので回復を怠らなければそれほど強くはない。
その為か、あえてセフィロスのHPを増強して戦う人もいる。
行動が完全にローテーションなので対策も立てやすいため、弱いラスボスと評される。


通常版での行動ローテーション

  1. 奇数ターンは全体化「スロウ」、偶数ターンは全体化「デスペル」、セフィロスがスロウ状態のときのみ自分にデスペル
  2. 奇数ターンは「フレア」、偶数ターンは「デイン」、前のターンでセフィロスが自分にデスペルを使った場合はローテーションが1週ズレる
  3. 通常攻撃(暗闇麻痺の追加効果あり)
  4. 浮上
  5. ペイルホース」(割合ダメージ版)
  6. スーパーノヴァ」(魔法攻撃版)
  7. ブレイク」(残りHPが20000(?)を切ると「死の宣告」)
  8. 降下

浮上中は回避率が上昇する模様(?)


HPは基本の8万に加え、Lv99のキャラ数×3万、ジェノバナイツオブラウンドを使った場合は更に8万プラスされる。
そこからリバース・セフィロスの頭部を倒した回数×100を引いた値が実際のHPになる。
ナイツ使用時のプラス8万はどう見ても焼け石に水。

  • リバース戦でどんなに頭部を破壊し続けても、セーファのHPは70000未満にはならないようだ。
  • 最大で40万になる。
    このHPはラストボスの中では多いほう。
  • 「LV99のキャラ」にはエアリスも含まれるのだろうか。
    そうすると最大で43万になるが。
    • 含まれません。判定はジェノバ・SYNTHESIS戦時のLV99のキャラ数。
  • 「チョコボの不思議なデータディスク」のデータでプレイした場合、否が応にも強化されたイカロスと戦うハメになる。

弱い弱いとよく揶揄されるがスーパーノヴァの追加効果の混乱にだけは注意。耐性がないと大ダメージ後に自殺する羽目になる。
流石に無策で勝てるほど甘くはない。

  • でも実際クラウドが混乱して全体斬りを暴発して全滅、とかでゲームオーバーはやるせない気分になる。
  • 慣れたプレイヤーは大空洞では一撃死対策を優先するため、混乱への対策が甘くなっている可能性がある。
  • リバースと異なり状態異常はそこそこ活用してくる。
    状態異常対策にリボンを付けるか、攻撃重視で他のアクセサリを付けるかはプレイヤー次第。
    なお、セフィロスはいずれも即死効果を持つ攻撃は使用しないため即死対策は不要。
    このあたりも攻撃が弱いと言われる要因かもしれない。

リバース・セフィロスと同様、行動時に自分のMPが全回復する。
これはインター版でも共通。

FF7(INT版)

オリジナル版とインター版では使用する魔法が違う他、「ペイルホース」と「スーパーノヴァ」の効果が異なる。
(魔法効果と割合ダメージが逆になっている)
全体攻撃は「デイン」と「スーパーノヴァ」だけ、更にインター版では「スーパーノヴァ」が割合ダメージに変更されている。
「デイン」もセフィロスをスロウ状態にすれば使われない。

  • 前述の通り、「デイン」の仕様は通常版でも一緒。
    厳密に言うとセフィロスをスロウ状態にすることではなく、「デスペル」を自分に使わせることが条件。

インターナショナル版での行動ローテーション

  1. ウォール」(偶数ターンは全体化「デスペル」、セフィロスがスロウ状態のときのみ自分を対象)
  2. シャドウフレア」(偶数ターン且つ1ターン目にクラウド側に「デスペル」を使った場合のみ「デイン」)
  3. 通常攻撃(暗闇・麻痺の追加効果あり)
  4. 浮上
  5. 「ペイルホース」(魔法攻撃版)
  6. 「スーパーノヴァ」(割合ダメージ版)
  7. 「ブレイク」(残りHPが20000(?)を切ると「心無い天使」)
  8. 降下

DFF

DFFでもセフィロスのEXモードがこれになる予定だったが、実現されず。

  • イカ呼ばわりされる原因は当時の荒いCGとネタを嬉々として祭り上げるネットユーザーの影響。
    現在の美麗なCGで原案イラストの神秘的な感じを再現してイカの汚名返上して欲しかった。
    • しかし華麗なCGでセーファになったとしても、DFFのシステム上EXモードになる前と同じように武器を持って戦うことは変わらないわけで、神秘的な天使風になったのに相変わらず正宗をふるって戦うという、それはそれでシュールなことになったと思われる。

DFFAC

セフィロスの3rdフォームのスキンセットにてついに実装。
ただしオリジナルに近いのは上半身のみで下半身は人間の足である。

  • 白目をむいており、見た目はラスボス版ケフカやシーモアに近い感じ。
    しかし、オリジナルデザインにおける下肢の白い翼より黒い片翼が強調されたデザインになっており、どちらかといえば禍々しいデザイン。

DFFOO

第3部7章後編のボスとして登場。淀みの断片を取り戻したセフィロスが変身した姿。
カダージュ曰く、これもジェノバの力によるものらしい。


特殊行動で頻繁に自身のデバフを全回復するほか、全体ディスペル付きのデインや全体HP攻撃を多用する。
原作再現の暗闇+麻痺攻撃も地味に厄介。
HARD版クエストではカウント管理のために追撃系アビリティとクリティカルバフの2つが同時に必要になる。
(永続のブレイク無効オプションを得るため、ブレイクしてクリティカルを出すことはできない)

  • 例によって新キャラ接待の設定なので、シスネの武器が揃っていれば比較的容易に対処可能。
    後にセフィロスのスキンとしても登場。原作基準ではなくDFFAC基準となっている。

TFF

更に闘う者達演奏中に登場する。

TFFCC

J-E-N-O-V-A片翼の天使にも現れる。

TFBL

FF7のモンスターとして登場。
スーパーノヴァ沈黙状態にしてくる。

PFFNE

AREA24-EXの5戦目に1体登場する。

FFRK

セフィロスのドレスレコードとして登場している。

スマブラSP

セフィロスの最後の切りふだ「スーパーノヴァ」でこれに変化する。
容姿は下半身が人間の足ではない原作当時に近いものになっている。足のないセーファ・セフィロスがゲームに登場するのは、デフォルメやドット絵を除くと実に原作以来である。

  • 最後の切りふだでの変身後の姿はACE級かLEGEND級のスピリットになっていることが多いがLEGEND級はバハムート零式に取られるどころかセーファはスピリットになっていない。
    原作でプレイヤーに「弱い」と言われたことが尾を引いたか。

その他

別名イカセフィロス、もしくはまんまイカ。

  • 俺はイカロスって呼んでる
    • まさに「イカロスの翼」である。
      • 成る程、だから太陽(=クラウドたち)に近付きすぎて失墜する(=倒される)んだな!
  • 故・FF大辞典においても、ネタ項目「イカセフィロス」の方が先に作られるというあんまりな扱いだったう。
  • 全くイカに見えないんですが…私 
  • イカと言われる原因としては、ロマサガ2のスービエ(第一形態)を連想されるからか?こっちは下半身が本当にイカやタコの足になってる。
    • 当時としては最高峰のグラフィックだったが、それでも翼の表現がうまくいっておらずなんだかぬっぺりしているためイカの触手に見えるのが原因と考えられる。

本編での見た目はアレだったが、FFクリーチャーズのフィギュアは結構綺麗だった。

  • フィギュアは野村氏のイラストの再現だったのだが、イラストもきれいだった。なんであんな事にw
    • イラスト自体はそれなりに神秘的で美しいと言えるだろうが、3Dモデリングと、飛ぶときの翼の動きが凄くイカっぽい。特に下半身の翼の動きが水の中を泳ぐイカに似てる。2Dドットであればここまでイカイカ言われなかっただろうと思う。
    • 実際の設定画がこちら↓
      setteiga.jpg
  • RKなどではこちらのイラストをドット化した姿で登場しており、こちらはかなり神々しい。
    やはり当時の技術の限界だったのだろう。

セーファ・セフィロスのモデルは熾天使(してんし)、ラテン語では Seraph(セラフ)であるとの説がある。
熾天使とは天使の九階級のうち最上位であり、
「三対六枚の翼を持ち、2つで頭を、2つで体を隠し、残り2つの翼ではばたく」とされる。

  • 片翼ではないが、腰から下向きに翼が生えている姿が、似ていると言えば似ている。

HPだけでなく攻撃面でも某真ガブ並に強化してほしかった。あまりにも攻撃が弱っちいもんで…
「エンディングを簡単に何度も見れる」というのは自分にとっては悪いことではないんだけど。

  • せめて「アルテマ」と「コメテオ」も使えていれば、もう少し評価はマシなものになっていたかもしれない。
    前者はダークドラゴンジェノバ・SYNTHESISが、後者はキングベヒーモスがそれぞれ使用してくるのだが。
  • HP増強条件として「LV99のキャラ数」のほかにも「究極リミット技習得者数」「最終武器所持個数」「マスターマテリア所持個数」を加えても良かったかもしれない。まあ、ここまでやり込めばそれでもあっさり倒せるだろうが。
    • HPだけを増強されてもプラウド・クラッドの二の舞になるので、上の条件で他の能力値も強化しても良かったと思う。
    • 魔力、防御、魔防に関しては、ステータス増強であっても前の形態より数値が低い
      防御に至っては全員Lv99でも260と、前の形態より140も低くなってしまう(最低で100)。
  • やはりHP以上に火力があまりに貧弱であるのが弱ボスたる所以。
    • 打撃だけは防御が低いと6000ダメージも食らうが、3ターン目に1度しか使わない上に単体攻撃なので。
    • 専用魔法であるデインの与ダメージは10倍+マバリア貫通でもいいくらい。
    • 同じく弱いラスボスであるケフカもですら単体火力では上回ってるし(特技を含めないその攻撃力はこちらが上回っているが)、素早い上にカウンター持ちで攻撃面では申し分ないからなぁ。上にもあるが、デインはスロウをかければ使ってすら来なくなるんでそのくらいでも問題ないと思われる。
    • 単体火力自体は十分高い。全体にとどめを刺せる攻撃がロクに無いというのが致命的。スーパーノヴァでトドメを刺せなくなったインター版では特に
  • 関連項目:【自分ならこうする】(FFexWiki)