音楽/【J-E-N-O-V-A】

Last-modified: 2023-03-01 (水) 21:04:55

FF7

ジェノバシリーズと戦うときに流れる曲。
ぴろりろりろりろ…という曲調で始まり、スピード感と緊迫感がさりげにある。
なお、これの流れないヤツもいる。
闘う者達同様、モノラルだと拾えないサビの部分がある。


その流れないジェノバが「忘らるる都」で戦うあのジェノバである。
そのジェノバの名前には「ライフ」とあるのが…皮肉で、切ない…。


ラストダンジョン最深部「星の体内」では、道中と通常の戦闘の音楽がこれになり、
ジェノバ・SYNTHESISとの対決の際には「完全なるジェノヴァ」がBGMになる。


宝条戦もこれ。3形態全部がこれ。
ジェノバ細胞によって人ならぬ姿になった宝条を強調しているかのよう。
会話の途中から戦闘BGMに入るという珍しいパターンであるため戦闘前から緊張する。
ヴィンセントをパーティーに入れると会話の内容もあって余計に緊張する。
…のだが、当の宝条は大して強くない。

  • 「これ流れるからどんだけ強いと思えば…」と少し呆れたりキレそうになったり。
  • 「実験と称して自分自身を異形のものに変えてみたけど、結局強くも何もないまま哀れな最期を遂げた」
    って方が彼らしいと思う。
  • いーんだよ、宝条の場合は戦闘より、その直前の「いかにして私は好奇心によって人の道を踏み外していったか」という告白が見せ場なんだから。
    下手に強くてやり直しとなると、あの鬱ゼリフを何度も聞かされることになる。
    間接的ながらエアリスの仇討ちを遂げられたと思うべし。

血の跡」からこれに続く流れは、イベントの演出もあって色々な意味で鳥肌が立つ。


フレーズの端々が神羅っぽく聞こえるような…。


イントロの下降アルペジオはクリスタルのテーマと共通している。
ジェノバが星や生命の動力源(過去作品でのクリスタルは本作ではマテリアやライフストリームにあたる)を脅かしていることを暗示している。


ゴルベーザ四天王死闘のような、1ランク上のボス戦の曲といった感じ。
実際のところは、この曲が流れるボスで苦戦するようなのはジェノバ・BIRTHくらいだったりするが。


ピアノコレクションにも収録されている。
原曲の緊迫感などは失われておらずカッコいいアレンジだが、難易度が高く完璧に弾ける人はなかなかの猛者。


同じフレーズの転調を繰り返す。
このことについて、植松氏はTBMのスコアで「ドミナント進行(所謂Amの曲におけるE⇒Am)を使わないで作曲することを意識した。」旨の発言をしている。

FF7AC

ロック調にアレンジされてミッドガルクラウドカダージュと1対1で戦うシーンで流れた。
こっちもかなりいい感じの曲にアレンジされている。


ただカダージュがちょうど崖に捕まるときに曲自体もピタッと止まるのでサントラでもピタッと止まる。
曲をリピートして聞く人には少し違和感があるかも。

FF7R

原作ではミッドガル脱出までにジェノバとの戦闘はなかったため望み薄だったが、新たに追加されたジェノバBeatにより無事収録された。

  • 戦闘序盤はオーケストラ調にコーラスを織り交ぜた荘厳なアレンジとして披露される。
    今までのボスとは一線を画す得体の知れない異物との戦いを否が応でも意識させられ、緊張感漂う戦闘となる。
    • 感覚としては原作の片翼の天使が近い。どう見ても闇属性な化け物なのだが何故か神的なものとの戦いのように感じるという不思議。
      実際はギミック的に無駄にしぶといだけで初見殺しなものはないので安心して聴きながら戦えるが、逆にだんだんと間延びしがちな印象を受ける。
  • そして終盤になり雄叫びを上げて本気を出してくるジェノバ。その時にそれまでの曲調が急に鳴りを潜め、なんとあのぴろりろりろりろ…、の音色が。
    裏でリズムを刻む音がフェードインし、アップテンポからの原曲に沿った正統派アレンジが流れ始める。
  • やっぱりFF7はこうだろ!というスタッフの強い思いが感じられる曲調の変化であり、
    あと少しで勝てるぞというプレイヤーへのアドレナリン注入も兼ねていると思われる。
    • なんとなくこれじゃないなあと感じていたプレイヤーの脳をぶっ飛ばしてくる良アレンジであり、戦闘の雰囲気も相まってテンションの上がり方が凄まじい。
      時間のある夜中に惰性でプレイしていてこの曲を聴き眠れなくなったプレイヤーもいることだろう。
    • ちなみに、この曲のループ最後の方には片翼の天使のフレーズが含まれている。
      ジェノバとセフィロスの関係を知っていればニヤリとなること間違いなし。

FF15

レガリアのカーステレオで放送される曲として聞くことができる。

DDFF

アレンジされて登場。

  • このアレンジは色んな所で不満の声が上がっている。理由として、原曲にあった臨場感が損なわれているとの事。
  • 原曲より大人しめだが、戦闘中に聞くと聞きやすいのでDDFF的には良いと思う。
    地味にテンションも上がるし。アレンジだから評価は分かれるのだろうけど。

本編でも「12回目の戦い」の終章に登場するアルティミシア戦で使われている。

DFFAC

戦闘曲の1つとして登場。
上記のアレンジ版の他、原曲版も選択できる。
どちらもプレイヤーズサイトのショップにて3600ギルで販売されている。

  • 後にシアトリズムとの連動キャンペーンで下記のTFFAC版も追加されていた。

TFF

カオス神殿カテゴリーでBMSとしてプレイできる。闇の楽譜にも登場する。

TFFCC

FF7のもののほか、新たにFF7ACバージョンがBMSとして収録された。

TFFAC

原曲のほか、後にTFFACオリジナルのボーカルアレンジとして収録。ボーカルを担当しているのは河野暁子氏。
原曲のような緊迫感を残しつつも疾走感を感じるアレンジで比較的好評のようだ。

メビウスFF

FF7コラボイベント「フェイタルコーリング」の「魔晄の都ミッドガル」で流れる曲。戦闘中も流れる。AC版である。

チョコボと魔法の絵本 魔女と少女と5人の勇者

アレンジされて登場している。

  • 原曲と比べるとスピード感は落ちているが、使用楽器がオーケストラ風になっており、を持つ相手に立ち向かうチョコボとシロマの勇気を感じられるアレンジになっている。

スマブラSP

セフィロス北の大空洞ステージセットを購入すると追加される。
原曲が採用されている。

その他

BLACK MAGES1つ目のアルバムにアレンジされ収録されている、
こちらもロック調なためACのアレンジに近い。

  • ACよりもこちらの方が早く世に出ているため、ACで流れた際にこっちをまんま使っているのかと思った

とかなり頻繁に収録・アレンジされている。…のだが、遣り尽くしてしまった感があるのか、
Returning home等、最近のアレンジではモッタリした感じになってしまっている。