授業内容(8回目)

Last-modified: 2022-06-10 (金) 23:20:24

選択をした結果の授業内容
上がるステータス数値については授業を参照

 

魔術科

《総合魔術》

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エメロード先生
「さて、本日も総合魔術の授業を始める」

エメロード先生
「本日は一人ひとりが魔法をしっかり理解しているか、また、
 理解できていない者は何が解らないかをしっかりと見極める為、
 これまでの授業内容の小テストを行う」

エメロード先生
「その結果がどうであれ、特に優劣をつけるわけではない。
 必要なのは、今自分たちが何を理解し、
 そして何がわからないかを明瞭にすることだ」

エメロード先生
「……優劣をつけるわけではないが、
 万が一不正行為を行おうとすると、
 私のSmartBookに通知が来るようにしてあるからな」

エメロード先生
「くれぐれも不埒な行動に及ばないように」

エメロード先生
「それでは準備が出来た者から始め」

エメロード先生
「時間だ、そこまで」

エメロード先生
「結果が良かった者も悪かった者も、
 それぞれ復習となっただろうか」

エメロード先生
「魔法の道は途方もなく長く、多岐に渡る。
 その各々が目指すゴールまで行きつくには、
 コツコツと復習などを重ね、地盤を固める事が有効だ」

エメロード先生
「今後もしっかりと学ぶように。
 では解散だ」

《要素魔術》

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睦月先生
「では授業を始めるとしよう。
 準備は出来ているか?」

睦月先生
「本日は今までの要素魔術の基礎と応用の復習、
 それから一人ひとり適性を見ていこうと思う」

睦月先生
「まあ一種の小テストのようなものだ。
 身構えなくてもいい、いつもやっているようにしていてくれ」

睦月先生
「……とはいえ、魔術自体の適性については、私よりも
 エメロード先生やリベルタ先生の方が
 詳しく判断してくれるだろうが……」

睦月先生
「要素魔術が絡むと多少なりとも複雑だからな。
 私が判断できる範囲で見ようと思う」

睦月先生
「では各々順番に、得意とする魔法を見せて貰おう……」

睦月先生
「……ふむ、こんなものだろうか……
 時間も丁度良く終わりそうだな」

睦月先生
「今、合格を貰った者もそうで無い者もいるかもしれないが、
 元より新しい魔法はこれからも出てくるかもしれないからな」

睦月先生
「重要なのは合否では無く、魔法の環境が移り変わっていく中で、
 どれが自分に適切かを判断する力だ」

睦月先生
「その力を磨いていくと良いだろう。
 それでは、今日はこの辺で終わろうか」

《使い魔術》

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マルル先生
「は~い、治療魔術の授業の時間になっただわよ~!
 今日もよろしくなんだわ!」

マルル先生
「今日はそうだわねぇ……
 回復の魔法に色んな要素をくっつけて、
 より良い回復術にする勉強をしましょうだわ」

マルル先生
「みんなを回復するだけでも十分、支援としてはまわるんだけど……
 回復の魔法を使うたびに、自分にシールドがついたり、
 相手の攻撃を軽減させることがあらかじめ出来たらオトクだわよね」

マルル先生
「まぁ、もうその辺はやってると思うんだけどね、
 一応、回復の魔法もたくさんいじってあげると良いんだわ」

マルル先生
「ああ、でも……
 あんまり要素をくっつけすぎたら、
 精神的な負担も大きくなっちゃうんだわよね……」

マルル先生
「最悪、負担が大きすぎて実戦に向かなくなったり、
 そもそも使用できなくなっちゃったりもままあることなんだわ
 だからその辺の塩梅は気を付けて手を加えてちょうだいなのだわ」

マルル先生
「……で、ここをこうするとより良くなって……
 あら?」

マルル先生
「わわわ、もうこんな時間だったのだわ!
 ごめんごめん、今日はここまでにしておこうなんだわ!」

マルル先生
「いや~夢中で時間を忘れるなんてウッカリしすぎたんだわ……
 気を付けなきゃだわね」

マルル先生
「それじゃあ、また次回なんだわ!
 いろいろ試して、自分の回復術を身につけてね~なんだわ!」

《治癒魔術》

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マルル先生
「うわ~~! 畑のお世話してたらうっかりギリギリになったんだわ~!
 ごめんね~! 治癒魔術の授業を始めましょうだわ!」

マルル先生
「ふ~……そうそう、畑のお世話もちょっとした治癒魔術を応用してるんだわ」

マルル先生
「例えば、お天気はさすがに操れないけれど……
 大嵐なんかが来たとして、作物が弱って
 このままだと枯れちゃう~ってこともあるだわね?」

マルル先生
「そんな時に土や樹属性のヒールなんかを畑全体にかけてあげるんだわ。
 すると少し元気になるんだわよ」

マルル先生
「もちろん、完全復活とはいかないし、そのまま枯れちゃうのも少なくないんだわ……
 それはワタシたちと同じなんだわね」

マルル先生
「探索とかでケガをして、回復させたとしても完全に治ってないときもあるだわね?
 それと同じなんだわ。

 まあ……帰還したら治っちゃうんだけど……」

マルル先生
「そうそう、作物に回復魔法で面白い応用があるんだわよ
 例えばニガい野菜に毒や麻痺を治癒させる魔法をかけると、
 若干味がまろやかになったりするんだわ!」

マルル先生
「まああんまりやりすぎると、魔力過多になって
 妙な植物になっちゃったりもする可能性もあるから……
 そこは気を付けないとなんだわ……
 勝手に歩いたり喋ったりしたら大変だし」

マルル先生
「ヒトやマモノ以外にも、こーやって生活に治癒魔法を応用できると楽しくなるんだわよ!
 畑だけじゃなくても、色々試してみると良いと思うんだわ」

マルル先生
「は~い、今日はここまでなんだわ!」

マルル先生
「園芸といえば、薬草なんかも作ると楽しいかもだわね?
 治癒魔法と相性が良いんだわ」

マルル先生
「回復効果を高める薬草を作るとか、色々応用が利くから、
 興味があったら試してみると良いだわよ~」

マルル先生
「薬草の種は、ワタシもあるけど、
 メル……メリーナ先生がたくさん持ってると思うんだわ」

マルル先生
「声かけてくれたら、ワタシもメルも分けてあげるんだわ
 気軽に言ってねなんだわ!」

マルル先生
「それじゃまた次回だわ!」

 

武術科

《総合武術》

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ソージロー先生
「さて、総合武術指南の時間だな。
 皆、怪我無く健康に過ごしておるか?」

ソージロー先生
「さて今日の修行は、以前も行ったが精神の修行を行うとしよう。
 技術や力を磨くのも大切だが、
 常に冷静な判断を下せるよう精神力も鍛えておいて損は無い」

ソージロー先生
「では静かに目を閉じ、呼吸を整え、周囲の物音や気配に神経を巡らせるのだ。
 自然と一体になる想像を持つと良い」

ソージロー先生
「これは自分の中の闘気や魔力を抑え込み、漏れ出ぬよう常に冷静で居る鍛錬だ。
 磨かれると、己の気配を断つことも可能だろう」

ソージロー先生
「武の道は、力さえあれば良いというものではない。
 力があれば、それを御して自在に操れるよう、技術や精神力を鍛えることも必要なのだ」

ソージロー先生
「では始めよう。
 気の乱れを感じた時は拙者が喝を入れるのでそのつもりで」

ソージロー先生
「始め!」

ソージロー先生
「……うむ、そこまで」

ソージロー先生
「皆、周囲と一体化するような感覚や想像は掴めただろうか?
 完全とはいかなくとも、何となくでも掴めていると良いのだが」

ソージロー先生
「……我々も、この広大な自然や魔力の中の小さな一つにすぎぬ。
 力を持つ者は、常に自制心を忘れる事なかれ」

ソージロー先生
「それでは本日はここまでとする
 ではまた次回に相まみえよう」

《要素武術》

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ラングリース先生
「さあ、今日も要素武術の授業を始めようか」

ラングリース先生
「今日はそうだね……
 自然に存在するものたちの属性の話をしようか」

ラングリース先生
「例えばその辺に生えている樹木。
 ご神木とかそう言う特殊なのは除くよ。
 何にも変哲の無い樹木だけれど、樹属性なんだ」

ラングリース先生
「……いや、当たり前な事なんだけれど、それが前提だよ」

ラングリース先生
「で、その樹木に無理やり土属性やら風属性やらを付与しようとする
 さて、どうなると思う?」

ラングリース先生
「土属性を付与すると、岩に変化する場合があるんだ。
 風属性は反発して爆発したり、凍ってしまったりすることもある」

ラングリース先生
「ただしそれは必ず起こるわけでは無くて、
 それぞれの樹木にも抵抗する力はあるからね。
 自然の生命体に無理やり属性を付与させようとすると、
 結構反発されたり無効化することもあるんだ」

ラングリース先生
「例えば腕のある魔法使いが、樹木に火属性を付与すれば、
 上手くいけばたくさんの木炭を効率的に作ることが出来るかもしれない」

ラングリース先生
「しかし先ほども言った通り、
 生命力があるものに無理やり属性を付与させることは、難しいんだ」

ラングリース先生
「理を捻じ曲げる、というのかな。
 加工されたものならそうでもないんだけどね
 その辺は、あの美しいエメロード先生がよくご存じだろう」

ラングリース先生
「まあ、纏めると……
 出来なくも無いけど、生命の宿るモノに無理やり属性を上書きしようとすると危ない、
 と思っておくと良いかもね」

ラングリース先生
「おっと、もうこんな時間か……
 楽しい時間はあっという間に過ぎてしまうね」

ラングリース先生
「しかし時間は時間だ。
 今日のところはこのくらいにして、
 ゆっくり休息をとってくれたまえよ」

ラングリース先生
「では、また次回」

《魔武器学》

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マスク先生
「さて授業を始めるぞー
 準備はちゃんと出来ているか?」

マスク先生
「今日はそうだ、クラスについての説明をしておくか。
 確か、まだしていなかったような……」

マスク先生
「それじゃ生徒が振り分けられるクラスについて説明しておこう。
 種類が多いから、ちょっと覚えるのは大変かもしれないが……」

マスク先生
「まあ、基本的に自分のクラスを覚えておけばいいだろ。
 あとは……そうだな、一緒に探索へ向かう友人とかな」

マスク先生
「で、クラスについてだ。
 各先生一人ずつクラスを受け持っているのだが……

 例えば俺は重騎士クラスを受け持っている」

マスク先生
「重騎士クラスの推奨授業が魔武器学ってところだな。
 まあ、別に他の先生の授業を受けても構わんぞ」

マスク先生
「重騎士クラスは主に、防御と武器の扱いについて特化したクラスだ。
 他者を守り、前線を張るなら俺のところに来ると良い」

マスク先生
「他にも精霊術士クラスや錬金術士クラスなど、先生の数だけ様々だからな。
 自分に合うクラスを探すと良いさ」

マスク先生
「……さてと、今日はこのくらいにしておくか」

マスク先生
「クラスは馴染めなければ変更することも出来るからな。
 気を負わず、まあ気軽にやってみればいい」

マスク先生
「俺のところに来たら、
 まあ俺の出来る範囲で色々叩きこんでやるからな」

《探索学》

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ジル先生
「探索術の授業を始める。
 ボサっとするなよ、置いていくぞ」

ジル先生
「前回はトラップの話をしたが、今回はトラップに似た、
 条件付きの障害物についての話をする」

ジル先生
「ありとあらゆるダンジョンの中には、稀に条件を達成すると、
 障害が取り除かれるような仕組みが点在することもある」

ジル先生
「具体的な例を出すと、一定の魔力を注ぎ込むと通路が現れる、暗闇を一定の光で灯すと別の道が視える、等……」

ジル先生
「挙げるとキリがないがそう言った類いの障害物が存在する」

ジル先生
「大概はムシしてもかまわない事も在るし、
 下手に準備不足で挑んで痛い目に遭う事も在るだろう」

ジル先生
「この手のもので厄介なのは、
 その障害を除去せねば先に進めないというものだな」

ジル先生
「事前の情報があるならばまだしも、
 最悪かなり進んでからどうしても引き返すことになる事も在りうる」

ジル先生
「そうならんよう、出来る限りの情報を事前に集め、
 さらに先を見越して、突入前に準備することが大事になる」

ジル先生
「探索とは、探索先に赴いてからではなく、
 探索前から既に始まっているといっても良いだろうな」

ジル先生
「ま……
 下手に怪我をしたくないのなら慎重になれということだ」

ジル先生
「……時間だ、終了」

ジル先生
「探索に関する魔法は様々だ。
 戦闘を主に担う者も、多少は野外活動に慣れておくと良い」

ジル先生
「チーム全体の生存率が上がるだろうからな……」

ジル先生
「……ではな」

 

共通科目

《体育》

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マイト先生
「ご機嫌ようッッ!!!
 体育授業の始まりは元気な挨拶からッッ!!
 腹から声を出していくぞッッ!!」

マイト先生
「そういえば、前回は食事をしっかりすることと伝えたと思うが、
 もう一つ重大な、必要な事を伝え忘れていたな!!
 これは無論言うまでも無いのだが……」

マイト先生
「健全な肉体を作るためには!
 運動! バランスの良い食事!
 そして……ッ!!」

マイト先生
「休・息!!」

マイト先生
「いくら運動や良い食事を心がけていても、
 睡眠不足や無理をし過ぎては、
 かえって身体を壊してしまう事も在るだろうッッ!」

マイト先生
「しっかり睡眠をとるのは勿論の事、
 たまには自分の好きな事を思う存分打ち込んで
 日々のストレスを発散させてやるのも重要だ!」

マイト先生
「健全な肉体に健全な精神が宿るというが、
 健全な精神だからこそより良い肉体になっていくのだ」

マイト先生
「筋トレ、運動を行った後は、
 しっかりと身体をいたわってやるのだぞ!!」

マイト先生
「では今日も肉体との対話を開始する!!!」

マイト先生
「うむっ!! そこまで!!」

マイト先生
「そうそう、適度な運動には
 ストレスを緩和させる効果もあるのだ」

マイト先生
「授業などで頭が煮詰まったときは、
 軽くランニングをしてみるといい!
 スッキリして他のアイディアが浮かぶかもしれないな!」

マイト先生
「ではまた次回!!
 しっかりと休息することを忘れるんじゃあないぞ!!」

《保健/薬学》

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メリーナ先生
「はぁ~~いみなさ~~ん
 薬学の~授業の時間ですよ~~~
 一緒に~~やっていきましょうねぇ~~」

メリーナ先生
「今日はぁ~~、ちょっと~~危険な~~お薬を作るのでぇ~~
 くれぐれも~~扱い方に~~注意してちょうだいねぇ~~」

メリーナ先生
「先に~~効果を伝えておくと~~
 触れるだけで~~ぴりぴりと~~
 その箇所から麻痺が~~広がるお薬なの~~」

メリーナ先生
「とはいっても~~そこまで~~持続時間が~~
 長いものではないから~~大丈夫だとは~~
 思うけれど~~……」

メリーナ先生
「うっかり~~麻痺して~~
 ひっくり返して~~全部かかっちゃったら~~
 大変だからねぇ~~?」

メリーナ先生
「………

 大変なのよぉ~~?」

メリーナ先生
「しっかりと~~お話を~~聴いててくれたら~~
 大丈夫だから~~
 作っていきましょうねぇ~~」

メリーナ先生
「では~~材料~~
 風船フグの肝の欠片~~、精製水~~、
 マンドラゴラの葉2枚~~……」

メリーナ先生
「……はぁ~い、そろそろ時間だけれど~~
 ちゃんと出来たかしら~~?」

メリーナ先生
「このお薬はねぇ~~、
 効果が切れたら~~後遺症も残らない麻痺薬だから~~
 狩りなんかにも~~使いやすいそうなのよ~~」

メリーナ先生
「後は~~そうねぇ~~
 一瞬だけでも~~相手の動きを~~
 止めることが出来る~~……かな~~?」

メリーナ先生
「あ~~でも~~、
 くれぐれも~~悪用は~~しちゃだめよ~~?」

メリーナ先生
「なんてね~~、
 そんなことしないイイコだっていうのは~~
 先生~~わかっているから~~大丈夫よね~~」

メリーナ先生
「それじゃあまたねぇ~~」

《歴史》

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ミラージュ先生
「は~いはいはい、歴史の授業をやるわよ。
 授業受ける気があるなら聞いておきなさい」

ミラージュ先生
「さてと、以前このグラディアスはスペリオルの侵攻を何度も退けている、
 っていうのは教えたわよね。
 忘れたとは言わせなくってよ?」

ミラージュ先生
「その方法だけど、大体は塔の力で退けていたのよね。
 その辺は理解しているわよね」

ミラージュ先生
「塔は対スペリオルとして強力だったわ。
 だけれど何度も何度も護り続けて少しずつ力が衰えていったのよ」

ミラージュ先生
「特に著しく力が落ちたのは、塔が攻略されて誰も来なくなってきてからね」

ミラージュ先生
「アナタたち、精霊の存在は知っているかしら?
 人々の信仰心を糧に、その力を強くする精霊もいるのだけれど」

ミラージュ先生
「まあそれと同じとは言わないけれど、元々何度も侵攻を退けて弱まった上に、
 人々から忘れ去られていったのだから、朽ちていくのも仕方がないでしょうね」

ミラージュ先生
「その間にスペリオルから侵攻を受けなくて良かったわね、ってところかしら。
 ……まあ、スペリオルもスペリオルで、疲弊はしていたのでしょうけれど」

ミラージュ先生
「今回はアナタたちが第一線で踏ん張って貰うってことだから、
 こればっかりはどうなるかわからないわねえ……」

ミラージュ先生
「はいはい、時間よ。
 終わりにしましょ」

ミラージュ先生
「歴史っていうのは、どんどん作られていくから
 詳しく説明していると途方も無いのだけれど……」

ミラージュ先生
「それでも歴史を学びたいならまた次も来ると良いわ」

ミラージュ先生
「ま、わたくしがちゃんと歴史を教えるかどうかは別だけれど」

《魔道具》

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リベルタ先生
「さて……魔道具の授業の時間だな。
 ぼちぼち始めるとするか」

リベルタ先生
「今日はそうだな……
 繰り返し使用できる魔道具と、
 1度きりの使い捨ての魔道具について教えてやろう」

リベルタ先生
「貴様らが所有しているSmartBookは言わずもがな繰り返し使用できる魔道具だ。
 学園の周辺のランプもそうだな」

リベルタ先生
「まぁそもそも、あまり見かける事は少ないかもしれないが、
 1度だけ使用し消耗する魔道具も存在する」

リベルタ先生
「例えば力ない者でも、モンスターに投げつければ
 簡単な魔法が使用できる爆弾のようなもの、
 魔法力の宿った弾丸・矢などだな」

リベルタ先生
「これらは特に魔法の才が無くとも使用することが可能なのだが、
 こう言ったものは総じて威力は高くない」

リベルタ先生
「不相応な力を手軽に手にするというのは危険な事だ。
 威力を大したことの無いものにすることにより、
 一種のセーフティにしているというところだな」

リベルタ先生
「とはいえ、貴様らのように魔法を使う者が使えば、
 元々の消費型魔道具の力に、さらに加算させることは可能だ」

リベルタ先生
「要は使い方次第という事だな。
 逆に威力を下げて、簡単な生活魔法道具として使うのも有りだ」

リベルタ先生
「まぁ、そもそも消費型は魔法が使えない状況で役に立つからな……
 この学園に居る間はあまり意味のないものかもしれんが」

リベルタ先生
「さて時間だ。
 ここまでにしておくか」

リベルタ先生
「消費型の魔道具は案外簡単に作れるからな、
 ヒマがあればやってみると良い」

リベルタ先生
「高威力の物を無理やり封じようとしても器が砕けるからな。
 そのギリギリを探るのも中々面白いものだぞ」

リベルタ先生
「上手く出来れば見せに来ると良い。
 我輩が評価してやらんことも無いぞ」

リベルタ先生
「ではな」

《古代言語》

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パルフィー先生
「はい、それでは古代言語の授業を始めましょう……
 準備は良いですか?」

パルフィー先生
「先日は……遺跡から発掘される、
 古文書や貨幣のお話を少しさせて頂きましたね」

パルフィー先生
「では今回は、古代言語と魔法について
 お話していこうと思いますので、よろしくお願いしますね」

パルフィー先生
「古代の言葉というのは、我々が今使用している言葉や文字と同じく、
 昔の人々のコミュニケーションを取る手段であると同時に――」

パルフィー先生
「その当時使われていた、
 今は失われた魔法を示す記載もあります」

パルフィー先生
「魔法が発見されることは稀なのですが、
 見つかった場合はかなり歴史や古代語の発展に貢献できるでしょうね……」

パルフィー先生
「かく言うわたしはその、
 ……見つけたことは無いのですが……」

パルフィー先生
「いつか、皆さんと共に見つけてみたいですね……
 そして、古代の魔法を再現してみたいものです」

パルフィー先生
「……あら、もうこんな時間だったんですね……
 それでは本日の古代言語の授業はここまでとします……」

パルフィー先生
「何か、新しい……石板や古文書を発見しましたら、
 是非教えてくださいね……」

《自習》

※第9回受講者不在