20-4

Last-modified: 2025-01-31 (金) 11:39:39

2018年にセ・リーグの以下2試合で起きた馬鹿試合のスコアのこと。

  1. 4月25日の読売ジャイアンツ対中日ドラゴンズ戦(前橋)
  2. 9月16日の横浜DeNAベイスターズ対阪神タイガース戦(横浜)

1.の概要

中日先発の大野雄大は4回5失点でKO*1、更に笠原祥太郎三ツ間卓也が共に6失点、谷元圭介が3失点で合計20失点。
なお巨人の中川皓太は18点リードの7回から登板したが、3回2失点で試合を終わらせたため「勝利投手の権利を持たない」「勝利チームの最後の投手である」「3イニング以上投げる」というセーブがつく条件を満たし、セーブを記録している*2

2018年4月25日(水) 前橋 5回戦(巨人4勝1敗0分)
試合時間3:33(開始18:01 終了21:34) 入場者14,860
 
123456789RHE
中日0001100024111
巨人10228700X20170
 
バッテリー●大野雄(0勝1敗)、笠原、三ツ間、谷元、祖父江-、大野奨、木下拓
○吉川光(1勝2敗)、宮國、S中川(1S)-小林、河野
本塁打大野奨1号(1)、高橋1号(1)
坂本勇1号(3)、岡本5号(2)


動画

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2.の概要

DeNA先発の今永昇太が3回途中6失点でKO、後続の田中健二朗が藤浪晋太郎満塁ホームラン被弾を含む5失点。さらに三嶋一輝が回跨ぎの8回に捕まり7失点、最後の砂田毅樹も2失点で合計20失点。
三嶋に関してはこの試合まで防御率2点台をキープしていたのに大幅に悪化したことで、ファンからの同情の声だけでなく、「球団が年俸を上げたくないから回跨ぎで炎上を誘導したのでは」というトンデモ論まで飛び出すことになった。

一方の阪神は、藤浪が1999年のバルビーノ・ガルベス(元巨人)以来となる投手による満塁弾を放ち*3、また大山悠輔6打数6安打3本塁打7打点と大爆発、2人合わせてサイクル本塁打も達成。
しかし植田海全打席凡退打率が2割を切るなど、チーム内での活躍は極端な差があった。

なお、田中はこの試合以降、トミー・ジョン手術を受けた影響もあって約3年間1軍のマウンドから遠ざかり、奇しくも同じハマスタ阪神戦で復帰登板することになった。

2018年9月16日(日) 横浜 20回戦(DeNA5勝15敗0分)
試合時間3:48(開始14:00 終了17:48) 入場者28,941
 
123456789RHE
阪神20900009020192
DeNA200110000480
 
バッテリー○藤浪(3勝3敗)、望月、桑原、能見、ドリス-梅野、坂本
De●今永(3勝10敗)、田中健、エスコバー、石田、三嶋、砂田-嶺井
本塁打大山7号(1)、8号(2)、9号(3)、藤浪1号(4)
De筒香35号(2)、宮崎26号(1)


余談

関連項目

Tag: 巨人 中日 横浜 阪神 馬鹿試合


*1 なお、この試合から2022年3月25日の開幕戦まで巨人は大野雄から3点以上挙げることはなかった。
*2 この条件を満たした形でのセーブ投手になった選手に、同年9月27日のロッテ対楽天戦において6回表からの4イニングを無安打に抑えた辛島航がいる(辛島はこれがプロ初セーブ)。
*3 そのガルベスはNPBとしては唯一の投手として登板中に満塁本塁打を2本打った選手、および満塁本塁打を打った外国人投手という記録がある。ちなみにうち1本は横浜スタジアムである。
*4 このシナリオの他も「ホームランを打たないとクリアにならない」シナリオ全てで後述のような能力の補正がかかっている。
*5 ミートとパワーがともにA84。また弾道は確認できないが最高弾道のアーチストと推測される。ちなみに落合の能力はミートとパワーがともにA86(特殊能力でさらに数値が上がる)に弾道アーチストとこれ以上にぶっ飛んだ性能をしている。
*6 2017シーズン編にて、「逆転しろ」という内容のシナリオで0アウトランナーなしから点を取らずに2死満塁までこぎつけるとプレイすることは可能であった。