あらすじ ※ネタバレ注意※
※ 12話は重要な会話が多いので、ごく一部を除く9割程度の内容を別ページに載せています。
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冒頭回想・ワタル編
幼いワタルと祖父が一緒に歩いている。公園からの帰り道だろうか。
「あー、楽しかった!」
と、祖父の少し前をはしゃぎながら行くワタル。
さすがはわしの孫だな、と孫の姿に目を細める祖父だったが、ふいにその足が止まる。
「……ワタル。」
「なにー?」
「本当ははーばあちゃんの葬式に行きたかったんだろう?」
祖父の問いに、少し考えてから
「じいちゃんと遊べて楽しかったよ!
だから、いいんだ!
オレとじいちゃんだけの遊びができてよかった!」
と明るく答えるワタルに向き合うと、祖父は諭す。
「ワタルは充分すぎるくらいいい子だ。だからあとは、選ぶ勇気をもちなさい。」
しかし、幼いワタルには難しすぎたようだ。
「大人になれば分かる。今はこの言葉をそのまま覚えておきなさい。」
と祖父は笑った。
プロクト城・謁見の間
いよいよ魔王城に突入する時が来た。
国王と大臣は、確実に役目を果たせ、と告げた。
アザリーは何も言わない。
その表情が憂えていることに、スミカは気づいたのだった。
魔法戦士の家
夕刻、魔法戦士の家。
ワタルと二人で魔王討伐の準備を進めながら、スミカは切り出した。
「ワタル、アザリーさんとちゃんと話をした?」
先日、武器庫で二人の様子を偶然目にしたスミカは、
アザリーの憂い顔がワタルと関係していることを察していた。
「いや、オレなりに、オレの考えは伝えたつもりだけど──」
というワタルだが、スミカの追求は止まない。
「また、分からないふりをするの?」
三年前の神夜祭で、ワタルを誘いたいといっていた子がいた。
しかし、ワタルは結論を先延ばしにし、はぐらかしてしまった。
スミカはそのことを持ち出し、
「自分では分かってないのかもしれないけどね。
ワタルは変わらないことを望みすぎだよ。
皆の幸せのために自分の幸せは諦める。
あんたにはできるかもしれない。けど、そんな強い人ばかりじゃない。」
スミカはワタルに詰め寄る。
「戦ってるんだよ。死ぬかもしれないんだよ。
そうしたらアザリーさんは、あんたに一生、言いたいこと言えなくなるんだよ。」
「……何で分かるんだよ。」
「女の子の勘かな」
決意の祈祷場
ワタルは、決意の祈祷場へ足を運んでいた。アザリーがよくここに来ると聞いたためだ。
ワタルの脳裏に、スミカから言われたばかりの言葉が響く。
自分では分かってないのかもしれないけどね。
ワタルは変わらないことを望みすぎだよ。
皆の幸せのために自分の幸せは諦める。
あんたにはできるかもしれない。
けど、そんな強い人ばかりじゃない。
(誰も悲しませたくない。皆に笑顔でいてほしい。それじゃ、ダメなのかよ。)
自分の考えのどこがいけないのだろうか。
自問しながら、ワタルは祈祷場の奥へ足を進める。
その頃、祈祷場の奥では、クワエリエレズ5人とアザリーが対峙していた。
「とっとと教えろよ! 誰に勇者の種を植えたんだ!」
「世界平和がかかっているんだぞ! それでも頑なに教えようとしないのか?
世界なんてどうでもいいというのか!?」
しかし、アザリーは頑なに答えを拒んだ。
その様子に、パンテラが何か気づいたように言う。
「……誰かを庇ってるのね。誰だか知らないけどさ。
世界のためなら、そいつだって納得するわよ。」
アザリーは、「そうね。彼なら納得するわ。」
と認めたが、
「それが許せないのよ。
こんなくだらない世界のために、大切なものを犠牲にさせるなんて
私が蒔いた種でも、耐えられない。」
と、やはり答えを言おうとはしない。
その時、アザリーの背後の扉が開き、ワタルが入ってきた。
状況を見て、すぐにアザリーの前に飛び出し、彼女を庇うワタル。
「これは勇者覚醒作戦のチャンスか?」
とレオは戦う気満々だが、トゥードは
「魔王討伐前に戦力は削れない」
と止めた。
そして、メルが光魔法による目くらましを発動させ、クワエリエレズは撤退した。
あとにはワタルとアザリーの二人が残される。
クワエリエレズの一連の行動が理解できないワタル。
その疑問にアザリーが答える。
「彼らは世界の狭間に迷い込んだ「捜索者」。」
「捜索……?確かに、勇者を探してるみたいだったけど。」
「世界の狭間を彷徨ったことが原因で、
普通のプロクト人とは異なる特性をもつ。
あなた達の世界でしか教わらない魔法を彼らが使えるのも、そのひとつ。
あなたの世界の情報が、感情エネルギーを通して狭間へ流れ、
彼らに魔法の知識を与えた。けど、所詮は断片的に与えられた力。
大物クラスの魔物を討伐するには力不足。
だからこそ「勇者」を探している。」
「勇者と魔法戦士って違うのか?
魔法戦士なら、魔王を倒せるんだろ?」
アザリーは、ワタルの問いには答えず話題を変えた。
「……何故ここにいるの。何しにきたの。」
「ああ、えーっと、だからー、そのー……。」
言いよどんでいたワタルだが、決心したのか話し始める。
「あのさ、アザリーの訊きたいことの答えにはなってないかもしれないんだけどさ。
やっぱり、アザリーを助けたこと、後悔しろって言われても、無理だ。
皆で幸せになるの、諦めたくない。
その「皆」の中に、アザリーを入れないなんて、できないから。」
「魔法戦士にされたことも?」
「イカルガで戦士学生やってるのと、できるようになることが変わっただけだ。
アザリーがオレ達に色々言ってくれたのもさ、
オレはバカだからよく分からないけど、
オレ達を気遣ってくれてるのは、分かったから。
だから、困った時は回りくどくしなくていいからさ。
アザリーにも幸せになってほしいから。」
それを聞いたアザリーは、急に涙を流しはじめた。
ワタルが慌て、軽くパニックに陥ったその時……何らかの力が働いた。
それは、アザリーだけしか感じられないもの。
涙を止めたアザリーは、ワタルに尋ねる。
「ねえ。あなたは、この世界が好き?」
ワタルは迷いなく肯定した。
「ああ! 辛いこともあるけど、楽しいこと、嬉しいことだって、いっぱいあるから。
辛いことがなくなる喜びより、嬉しいことがなくなる悲しみの方が怖い。
その辛さを乗り越えるために、たくさんの人が生きてるんだから。
だからなんだ。皆で一緒にいたい。そう思うの。
もしもアザリーに声をかけていなかったら、
今、ここにアザリーがいなかったら、
オレが今、世界を好きだって思う気持ちはここまでじゃなかったかもしれない。
オレがやったこと、こうして覚えてくれている人がいて、
それを後悔するわけないじゃんか。」
「……そうね。 あなたはやっぱり、そういう人ね。」
自分の思っていた通り、そう言うアザリーの表情に悲しみが浮かぶ。
「皆に、そういう人よね。」
そう続けたあとには、アザリーの表情はいつも通りに戻っていた。
「もう少し、時間をちょうだい。あと少しで、その時になるから。」
「ああ! さくっと魔王倒してくるからさ! そうしたら。」
「…………。」
ワタルの言葉に、アザリーはすぐには返答しなかったが、最後にひとこと、こう言った。
「……待ってる」
魔王城
ワタル達は魔王城へ突入する。いよいよ魔王との決戦が近づいていた。
そんな彼らの前に、ダークラウンが姿を現した。
魔王討伐の邪魔をしに来たのか、とワタル達は身構えるが、どうも様子が違う。
ワタル達を小馬鹿にしたあげく、
「頑張って魔王を倒してくださいネ!」
などと言い置いて、全回復クリスタルを用意して立ち去ってしまう。
罠が仕掛けられているのでは、とスミカは疑うが、クオンが即座に否定した。
「いや、俺達をサポートする気なのは本当だろ。
セネクス廃殿で「魔王を倒してもらった方が好都合」とかほざいてただろ。
その後、戦闘になって有耶無耶になったが。」
“魔法戦士達の手で”魔王を討伐させたい理由があるのだろうか?
しかし、魔王を倒されたら本末転倒ではないのだろうか?
疑問は残るが、魔王を倒さなければプロクトもイカルガも危険なのは間違いない。
今は魔王を倒すことに集中するべきだろう。ワタル達は先へ進む。
そして、最上階手前まで来たが、邪魔をしてきたのはダークラウンではなかった。
強力な魔物との戦闘後に、回復クリスタルがまたしても現れたが、
どこかに隠れているダークラウンの仕業に違いないだろう。
一体どうなっているというのだろうか。
やはり謎は解けないままだが、先へ進むしかない。
その時、ヤマトの身体に小さな異変が起きる。
異変はすぐにおさまり、少し遅れたヤマトもすぐに皆の後に続く。
魔王戦
魔王城の最上階についたワタル達は、ついに魔王と相見える。
「どうしてこんなことを……! 世界征服でもしたいのかよ!」
激しく問い詰めるワタルに魔王は答える。
「生命のつながりとは、面倒なものだと思わないか。
人間は負の感情を生み出す家畜だ。その感情は、親子、友人、同僚、愛人
――そう名付けられた糸を通って広がってゆく。
愚かな家畜どもは、そのつながりからも負の感情を生む。」
「兄のために犠牲になれ」
「男のために血を流せ」
それに疲れたのだ。私に植えられた魔王の種は、そんなつながりを壊せと訴えてくる。」
スミカが反論する。
「確かに負の感情は生まれるけど!
そこから立ち直るのに、最初の気持ちを思い出すことにも、
誰かとのつながりが必要だから。
絶対に壊しちゃいけない。
皆のことが大切で、大好きで、だから役に立ちたい、好きになってもらいたい。
この気持ちは、絶対に譲れない!」
アヤネもキッパリと否定する。
「……踏み出す勇気をくれたのは、私をここに導いてくださったすべての人。
私一人では、絶対に得られなかった。
生命のつながりの否定は、成長の否定。
魔物を使って強引に壊すなんて、絶対にさせません!」
しかし、二人の反論は魔王をさらに憤らせただけだった。
「もう疲れたのだ! 孫に気を使わせている苦しみ、
それでも逃れられない族同士の不和、あふれ出てきて……止まらないのだ!」
魔王の姿が変化しはじめ、おぞましいものへと変貌する。
「魔王……。そっか。そうだったのか。
終わらせよう。独りぼっちで悲しんで、苦しむような、そんな辛いことは!」
ワタルの宣戦布告で、ついに魔王との戦いが始まる。
魔王の攻撃は苛烈を極め、ワタル達は苦戦するも、勝利する。
動きの止まった魔王に、ワタルが呼びかける。
「本当は誰かとつながっていたいんだろ、魔物を使って生んだ、
破壊と憎しみという関係であったとしても!
誰でもいいから傍にいてほしかった、つながっていたかった、
だから無差別に魔物を生んで自分の存在を示そうとした!
そんなことしなくていいんだ! オレが傍にいるから! 皆で幸せになるために!」
その時、ワタルに聞こえてきたのは、魔王の呟きだったのだろうか。
……やはりお前は充分すぎるくらいいい子だ。
……だからあとは、選ぶ勇気をもちなさい。
その言葉は。それを言ったのは、──
信じたくない。ワタルは動けなくなった。
「ボケッとしてんな、また動かれる前に──」
クオンが魔王に止めを刺そうとするが、それを押しとどめる声が聞こえてきた。
「待って。」
それは、なんとアザリーだった。
驚くワタル達にアザリーはさらに驚くべきことを言った。
「魔王を殺さずに済む方法がある。」
その方法とは、
「魔王の力である負の感情。
それの対となる正の感情を力とする──小さな勇者、とでも呼ぶべき存在。
小さな勇者と魔王が共に封印されることで、感情の循環──正から負、負から正。
それを繰り返し、バランスを保つ。
負の感情が魔物を生む前に、もう一度、正の感情に戻す。」
「封印って……。どこに?」
ヤマトの問いに、アザリーは「世界の狭間よ」、と答えた。
全世界の感情が溜まっている世界の狭間なら、感情の循環に耐えられるのだと。
そして、小さな勇者とは
「私。」
つまり、アザリー……。ワタルには受け入れられない事実だ。
「でも、そんなことしたら、二人はここに戻ってこられないんだろ!?
アザリーはずっと、じい──魔王の感情に向き合わないといけな──」
「あなたが教えてくれたことよ。今だって、本当はそうなのよ。
世界には醜いものが流れていて、ろくでもない場所なんでって、そう思う。
でも、知ってしまったから。
そんな世界だからこそ、誰かと繋がれた時に、喜べるということ。
ハンカチをもらった時の、あの気持ち。それを嘘にしたくない。
だから、行くの。あなたの愛する世界だから。この気持ちをくれた人の大切な場所。
それを護ることができるなら、何を迷う必要があるの?」
「…………待ってるって、こういうことだったのか?」
「魔王の正体を知ってからでないと、
あなたはこの決断を認めなかったでしょう?」
「当たり前だろ!
死ぬわけじゃないなんて聞こえはいいけど、
結局、世界の狭間に追いやるってことだ!」
「……臆病な私を許して。あなたに伝える勇気がなかった。
勇者と大魔王の秘密。でも、お願い。それを知っても、決して自分を呪わないで。
あなたが世界に絶望してしまったら、私も、この役目を果たせなくなる。」
どうしても頷けないワタルを、スミカが軽くはたいた。
「ほら、ちゃんとする!
アザリーさんが悩んで決めたことなんだから、あんたがそれを認めないでどうするの。
大好きな人に、自分の頑張りを認めてもらえないの、すっごく辛いんだから。」
スミカに背中を押されたワタルは、ようやくアザリーの決断を受け容れた。
「…………分かった。絶対探すから!
全部解決して、アザリーが戻ってこられる方法を!」
「……待ってる。」
晴れやかな表情で、アザリーは魔王と共に光に包まれて消えた。
世界の狭間で、アザリーと魔王は語らう。
「……手間をかけたな。」
「気にしないで。あなたが魔王になってしまった原因は私。
大魔王の種を……に植えてしまった、私。」
「……ワタルは。」
「彼ならきっと大丈夫。信じて。あなたの孫を。」
魔王の姿が変化し、真の姿へと変わる。それは、ワタルの祖父だった。
「あなたが負の感情に飲まれそうになったら、私が呼びかけるから。
この気持ちだけは、何があっても嘘にはならない。
だから私は大丈夫。どんな負の感情でも、受け止められる。」
※ネタバレ注意※
考察 ※ネタバレ注意※
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考察の各項目最後からも掲載場所へダイレクトに跳べますが、
考察なしのシーン会話へは繋いでいません。ご注意ください。
ショートカット
決意の祈祷場
魔王城
魔王との決戦
アザリーとの会話
第12話のタイトル「カメオ」の宝石言葉は「愛のしるし 恋の告白」。
アザリーからワタルへの思いの告白を表したもの。
この「愛」を「恋愛」ととるか否かでアザリーの解釈は変わってくる。
ただし無界版では「恋愛感情を含めたつもりはない」
という発言が制作ブログでなされていた。
※ 注・アザリーはパラレルワールドにおけるもう一人のワタル(並行ワタル)に
恋をしており、本編ワタルには恋をしていなかった、ということ。
無界版をプレイした人にはおなじみの話かもしれないが、一応。
魔法戦士の家
ワタルとスミカの会話では「ワタルは変わらないことを望みすぎだ」
という指摘がポイント。

これまでのワタルへの指摘を合わせると、いよいよワタルの欠点が浮き彫りになる。
三年前の神夜祭で~というスミカの語りから、
ワタルは誰かからの好意を(極端な言い方をすれば)
踏みにじった過去があるとうかがい知れる。
(クオンをイケメンイケメン言っているが、ワタルも充分モテているじゃないか……)
つまりワタルは「皆」に執着するあまり、一人の幸福を否定していることになる。
しかし、「皆がみんな、全員を分け隔てなく愛せるわけでない」のだ。
だがワタルは、過去の出来事から誰か一人へ愛を向けることを許さない。
その”出来事”が、今回の冒頭回想で出てきた、
ワタルだけが祖母の葬式に出られなかったことなのだ。
本当は自分だって最期のお別れをしたい。
皆で行けばいいのに、どうして面倒なことを言うのだろう。
だからワタルは、自分が祖父と残るという一番手っ取り早い方法を取った。
(ワタルが参列できなかった経緯は後に明かされる)
この出来事が切っ掛けで、ワタルの異常ともいえる
「全体幸福主義」が形成されていくことになる。
そして「全体幸福主義」が脅かされそうになると、ワタルは逃げるのだ。
神夜祭に誘われたときも、スミカとヤマトの二択を迫られたときも、アザリーからも。
この「無意識の逃避」を自覚するのは終盤に、
ある逃れようのない事実が明らかになった時になる。
※ 実際の会話はこちら→魔法戦士の家・夕刻のワタルとスミカ
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決意の祈祷場
決意の祈祷場の注目点は、アザリーが誰かに種を植えたらしいということだ。
11話の回想と、パンテラの「誰かを庇っている」発言から、

種を植えられたのであろう人物は割り出せるのではないだろうか。
アザリーが庇いそうな人といえば、あの人しかいない。
ワタルに対するアザリーの「世界が好きか」という問いは、
実は、彼女の覚悟を決めるための問いかけだ。
ワタルのためらいない肯定を聞いて、
「世界のことなどどうでもいい」と言っていた彼女が、
魔王討伐編のラストに、大いなる決意をする。
「アザリーを助けたことを後悔していない。
もしもアザリーに声をかけていなかったら、今、ここにアザリーがいなかったら、
オレが今、世界を好きだって思う気持ちはここまでじゃなかったかもしれない」
というワタルの言葉に救われ、たった一人の大切な人に恩を返そうと決意した。
これが純粋な解釈だろう。
だが同時に、「愛の人」であるアザリーが、
「世界の人」であるワタルに屈した場面ともとらえられる。
「後悔するわけない」
という一連のワタルの台詞に対して、非常に悲しそうな表情で

と言っている。
ワタルのこの言葉は、アザリーを肯定するものではあるが、
アザリー「だけ」を肯定する台詞では決してない。
「それ、他の子にも言っているんでしょ?」
という、ある種の皮肉だろう。
だが、そんなワタルだからこそ自分を救ってくれたのだろうことも
理解しているはずだ。
ワタル本人が
「訊きたいことの答えではないかもしれない」
と言っている通り、ワタルは最後まで、
全体幸福の価値観をアザリーに強要している。
アザリー本人の恋愛感情の有無は明文化されていないが、
「誰にでも優しい男の子に恋をしてしまった、
自分を特別視してほしい願望の強い女の子」
として一連の行動を見ると、アザリーという人間の性質を掴みやすいと思う。
ここからは筆者主観だが、
アザリーは恋愛感情があるとかないとか言うより、
むしろ「恋愛」というものを理解していなかったのではないだろうか。
彼女の置かれた環境が過酷であったことは想像に難くなく、
「運命の王子様~」などと異性に憧れをもつような機会もなかった。
故に「恋」というものがいかなるものか知らずに育ったのではないだろうか。
クワエリエレズの魔法から庇われた際、ワタルに対して頬を染めていたので、

まったく意識していないということはないだろう。
しかし、ワタルに対するその感情を「恋愛感情」と認識していない――できないのではないか。
何故ならアザリーという女の子は「恋愛」そのものを知らない、教えてもらえない環境で育ったのだから。
補完者が付け加えるのは下記の点だ。当wikiのコメントフォームに
アザリーが勇者と大魔王の秘密をワタルに打ち明けられなかった訳を、
「ワタルの全体幸福論に遠慮したから。」
と解釈する意見がある。
ネタバレのためここではまだ詳しく言えないのだが、
勇者と大魔王の秘密は、ワタルの全体幸福論に反するものなのだ。
それだけでもアザリーが話せなかった理由にはなり得る。
だが、その秘密の根本的なところにアザリーは関わっている。
12話のラスト、世界の狭間でアザリーはこう言っている。
「気にしないで。あなたが魔王になってしまった原因は私。
大魔王の種を……に植えてしまった、私。」
そして、今まで散々口にした
「あなたを”あんなもの”にしたのは私。」
アザリーの唯一であるワタルを、おそらく苦しめてしまう原因を作ったのは、
他でもないアザリー自身だと言っているのは分かるだろう。
それこそ、彼女が最も知られたくない部分ではないだろうか。
だとすれば、
「ワタルの全体幸福論に遠慮したから。」
という考えの奥に
「大切な人に、自分がしでかしたことを知って欲しくない。嫌われたくない。だから、真実を言う勇気がない。」
という思いがあると考えることもできる筈だ。
アザリーに恋心があったかなかったかで多少解釈は変わるが、
「大切な人だからこそ言えない。」
という部分は変わらないと思うのだ。
ちなみに補完者は、前も述べた通りアザリーがワタルに恋心を持っていると考えている。
(上記で筆者が述べているように、本人が自覚していたかどうかは怪しいが。)
しかし、その点についてはストーリー上では明言されていないため、
どう解釈するかはプレイヤーに委ねられている、ということなのだろう。
話は変わるが、祈祷場での重要なシーンがもう一つある。
これは、実際にプレイしていないと分からないのだが、
アザリーとワタルの会話シーンのある場所で、
ワタルから光が放たれて、アザリーへ向かう描写がある。

アザリーだけが気づいたそれが、物語の後半で明かされる事実に繋がっている。
関連する単語は今までに何度か出てきた「勇者」と「大魔王」。
さらに、もう一つ。アザリーが
「あと少しで、その時になるから。」
これが本当に意味することが、このお話の最後に描かれる。
※ 実際の会話はこちら→決意の祈祷場
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魔王城
魔王城に入ったところでの、ダークラウンの謎の行動もポイント。
こんなところで出てきたのだから、当然邪魔をしに来るかと思いきや、反対に手助けをする。


魔王といえば、魔物のボスの筈。
ところが、手下と思われるダークラウンは魔王を倒せという。
ここから真っ先に考えられることは、ダークラウンが魔王の後釜を狙っているか、
そもそもダークラウンのボスは別にいるか、この二つだろう。
そこで思い返して欲しいのが「大魔王」。
この言葉の意味することは……?
※ 実際の会話はこちら→魔王城エントランス
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あらすじには書いていないが、実際のプレイでは中ボス戦の前に謎解きがあり、
その時に示される一連の文章を順番通りに並べると、ある程度謎が見えてくる。
その文章を折りたたみ内に掲載しておく。
世界の狭間に無数の『世界』が生まれた。
それは決して消えることはなく、生命の数だけ増えていく。──『誕生』
世界の狭間は『世界』により『意思』を持った。
抑えきれぬ感情の力を無に還すため、
世界のひとつに『繋がり』を消し去る種を蒔いたのだ。──『意思』
だが、生命はその種を認めなかった。
感情を捨てるということは死ぬことと同義だと言ったのだ。
そして、対抗するための新たな種を蒔いた。──『対立』
『世界』との繋がりを力とする『勇者の種』。
『世界』との隔離を力とする『大魔王の種』。
その戦いは輪のように繰り返す。──『反復』
大魔王の種を持つ者が魔王を生み、勇者の種を持つ者が魔王を封印する鍵を生む。
『世界』がある限り、生命は無様に、永遠(永久)に、戸惑うのだ。
──『永遠(永久)』
そして、魔王との決戦前に起きた、ヤマトの異変も今後の物語に大きく関わってくる。
短いシーンだが、覚えておきたいポイントだ。
魔王との決戦
魔王との決戦では、魔王の行動動機に注目。
要約すると「家族とか友達とか恋人とか、そういう繋がりを壊したい」
そして戦闘前のこの台詞

これにプレイヤーは違和感を覚えるだろう。
魔王の孫って誰だ? 族同士の不和って、そんなの語られていたか?
ここでは違和感満載だが、魔王の正体を知った上で読み返すと意味が通る。
冒頭回想の通り、祖父はワタルが気を遣っていることは分かっていた。
それでも、ワタルの家族関係のトラブルは避けられないということだ。
魔王の正体発覚からが「異界」のはじまりだとも言える。
(おまけ部屋で祖父が明言しているが、第1章は無界のおさらいという扱い。)
そして、サラッとではあるがスミカ、アヤネのことを指しているセリフがある。
「兄のために犠牲になれ」
「男のために血を流せ」
ここでわざわざこの二人にスポットを当てているのは、
ここで完全にこの二人の葛藤に区切りがつくということ。
このあとの二人の返答で、悩み続けた二人がそれに決着をつけたことが
ハッキリ示される。
※ 実際の会話はこちら→魔王戦前
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アザリーとの会話
アザリーとの会話では重要なギミックが明かされる。
「小さな勇者」と「魔王」が共に世界の狭間に封印されることで、
感情を循環させるというギミック。
このギミックのもつ意味、このようなギミックを作った黒幕の目的とは。
また、アザリーと祖父の封印に躊躇うワタルの背中を押したのはスミカだ。
直後の「大好きな人に~」という台詞から、
スミカはアザリーからワタルへの強すぎる思いを察していたのだろう。
(魔王討伐の前にワタルとアザリーが二人でいた場面を目撃していることも、
アザリーの心をスミカが見抜く手助けとなっていると思われるが。)
8話でクオンの「(家族が自殺したことは)寂しくなんてねえよ。憎くはなるけどな。」
という台詞を「嘘だ」と瞬時に察知したことからも、
スミカが他人の心の機微に聡いことを、うかがい知ることができる。
そして、アザリーの台詞の中に、
「……臆病な私を許して。あなたに伝える勇気がなかった。
勇者と大魔王の秘密。」
というものがある。
「勇者」と「大魔王」の秘密であり、「小さな勇者」と「魔王」の秘密ではないのだ。
大まかな文脈だけを追って流し読みすると
「感情循環のギミックを土壇場まで伝えなくてごめんね」
という意味にとらえがちだが、実は違う。
アザリーはもっと根本的なことをやらかしている。
ヒントは、何回か登場した「種」というワード。
そしてその内容は、全体幸福主義者・ワタルの絶望に直結するもの。
だからこそ「真実を知っても、決して世界を呪わないで」とお願いしたのだ。

さっと文字面だけを追うと
「感情循環のギミックを土壇場まで伝えなくてごめんね」
に見えるのはミスリードの意図があるのかもしれない。
※ 実際の会話はこちら→魔王戦後
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このお話で物語の第1章「魔王討伐編」が終了となる。
作者様いわく、第1章(1~12話)は「女たちの戦い」。
実際、スミカとアヤネ、そしてアザリーという3人の女の子の挫折と成長、その結末が中心に描かれている。
次回からは第2章「イカルガ編」のスタートとなる。
無界では描写のなかったイカルガ勢の心理描写が見所。
また、第2章・第3章は、作者様いわく「男たちの苦悩」がテーマ。
次回からはじまるイカルガ編は、特にクオンにスポットが当たっていく。
分かりにくかった彼の行動の意味がいよいよ明らかになっていくとともに、
彼に人生最大のピンチが訪れることとなる……。
クオンは、ワタル達はどう動くのか、注目していこう。
※ネタバレ注意※
攻略
イベントから開始し、終了後自動的にワタル一人が決意の祈祷の間へ移動する。
決意の祈祷の間
最初のフロアに宝箱が6つあるので回収しよう。
- 宝箱の中身:
猛き溶岩(5)、天の羽衣(5)、幼竜の牙(5)、魔族の布(5)、雨雲のランプ(5)、
深海の珊瑚礁(5)、黒き杯(5)、天界のハープ(5)、虹色の筆(5)、癒しのオルゴール(5)、
シルクのベール(5)、純血の雫(5)
チャットすると、ワタルの独り言が聞ける。
(小さい時にアザリーを助けたことは後悔してない。
けど、それの何が不満なんだろう)
正面の大きな扉を開けるとイベントが進む。
イベント終了後、プロクトの魔法戦士の家へ場面転換。
会話イベント後にエキサイダーマを1つ入手する。
サブイベント情報
- 地下に潜む亡霊?
| キュヌクス図書館の館長・ソラリスです。 図書館の地下に 亡霊が出るという噂が……。 調査していただけませんか? |
キュヌクス図書館入り口右側にいるソラリスと会話後、図書館の地下へ行こう。
視界が制限されているが、フロアはワンマップで仕掛けもない。
宝箱が二つあるので回収しておこう。
宝箱の中身はマップ左が魔法ダメ率減少+、マップ下がゴールドエリクサー。
マップ中央の石碑に振れると選択肢が出る。
「亡霊は退治!」を選ぶとイベント後に戦闘開始する。
- ボス攻略
- ボス戦の攻略はこちら→図書館地下エレメント
※ 別タブで開きたい場合は右クリックでお願いします。
戦闘に勝利すると「復活の魔装石」を入手する。
ヤマトと相性の良い魔装石。
※ サブイベント会話集に会話掲載あり
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- 風の魔跡地
駐屯地から西に風の魔跡地がある。
魔王城に突入するとしばらくこなせないので、先に攻略してもいい。
- ボス攻略
- ボス戦の攻略はこちら→風の精霊長
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※ サブイベント会話集に会話掲載あり
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魔王城
♪魔王城(曲名:First impact/配布元:Andante)
- 魔王城は駐屯地から北に位置する。テレポレスでひとっ飛びできる。
「魔王城は駐屯地からさらに北だよね。」
「しっかりと準備してからまいりましょう。」
- 魔王城に突入すると魔王討伐までプロクトには戻れない。
雑魚が回復アイテムをドロップするし、
全回復ポイントもあるので詰むことはないだろうが、
クリアしていないサブイベ等があれば消化しておこう。 - 魔王城突入後、最初のマップでチャットすると回復アイテム一式入手。
- キュアミスト、スティミュラント、ブルーエリクサー、レッドエリクサー、
グリーンエリクサー、ブルーウォーター、レッドウォーター、
グリーンウォーター、ブルーポーション、レッドポーション、
グリーンポーション
- キュアミスト、スティミュラント、ブルーエリクサー、レッドエリクサー、
初回チャット
「戻る手段は経たれたか……。テレポレスも使えないのか?」
「このフロアの座標なら登録できたが、外の座標に飛ぶことはできない。
特殊な魔法遮断でもしてるのか、結界でもはってるのか知らないけどな。」
「道具の調達と、装備の合成はできないということですね。
手持ちでなんとかしないと……。」
「体力は気合で回復だ! いざとなったらひたすら殴るし!」
──回復アイテム一式獲得──
「とりあえず回復アイテムは一式持ってきた。
これは応急措置セット、それが──」
「性格の違いがハッキリと表れすぎ……。」
二回目以降
ワタル「あのドクロ、どこまでもコケにしやがって!
次会ったらマイナス55点を訂正させるからな!」

「謎の多い方ですよね。何が目的なのでしょうか……?」
「とりあえず、今は魔王を倒さないとだな! 先に進もうぜ!」
- 魔王城は、4つの狭いフロアを魔法陣で移動して進む仕組み。
- 各フロアには仕掛けがあり、出現する魔物の弱点もフロアごとに違う。
※魔王城の各フロアに名前はありませんが(単に『魔王城』となっている)
wikiでは便宜上各フロアの特徴似合わせた名前を付けて記載します。
炎の間
炎属性攻撃・水属性弱点の敵が出るので、必要なら対策をしておこう。
サイクロプロスは物理耐性があり、カウンターが厄介。
攻撃手段に魔法があると楽になるだろう。
狭いフロアなので、魔法に加えクオンの属性付与と炎耐性があれば十分と思われる。
進路がクリスタルによって阻まれているが、ギミックは簡単。
「松明の火を消すと、対応する色のクリスタルも消える」しかけ。
あまり必要はないかもしれないが、チャットするとヒントを言ってくれる。
「さっそく行方を阻むクリスタル! 直進させろよ面倒くさいな!」
「むしろだいぶ良心的だろう。
消したいクリスタルの色に対応した松明を調べて消せばいいだけなんだから。」
「それなら余計にいらないだろ! 何が目的なんだよ!」
「あんたみたいなバカがムダに考え込んで体力消耗するのとか。」
「おのれ卑怯なり……! 皆、気を付けるんだ!
敵の消耗作戦はすでに始まっているぞ!」
「消耗しているのはお前だけだから心配無用だよ。」
- 宝箱回収なら、先に「赤と青」のルートを攻略しよう。先に進めるのは「緑」のルート。
先へ進むための魔法陣はマップ左上にある。
「緑」の松明を消したら、直進して突き当たりを左へ行こう。- 宝箱の中身:右側=赤の欠片(5)、左側=魔法回避率上昇+
氷の間
敵は水属性攻撃・炎属性弱点、風属性攻撃・地属性弱点の二種類。
一見何もないが、ところどころ踏むと氷で遮られる仕掛けがある。
しかし、遮られたら別の道を進めばいいだけなので簡単だろう。
正解ルートは魔法陣から「右→下→左→下→左→左」
- 宝箱はフロア左右にあるが、当然のごとく正解ルートからは外れている。
- 宝箱の中身:右=青の欠片(5)、左=魔法反射率上昇
- 初回チャットでアイテムを入手する。
- 「スキルで一掃」→ブルーウォーター、レッドウォーター、グリーンウォーター
(会話:ワタル、スミカ) - 「体力大事に」→ブルーポーション、レッドポーション、グリーンポーション
(会話:ワタル、ヤマト) - 「元気が一番」→キュアミスト(3)(会話:ワタル、アヤネ、ヤマト)
- 「ゾンビ戦法」→スティミュラント(3)(会話:ワタル、クオン)
- 「スキルで一掃」→ブルーウォーター、レッドウォーター、グリーンウォーター
スキルで一掃
「当たり前だけど敵は出る!
急いで突破するためにもアイテムを有効活用するべきだ!」
──ブルーウォーター、レッドウォーター、グリーンウォーター獲得──
「バンバン技を使って、速攻で片付けるのが一番だと思うの!」
「短絡的思考。」
「あんたにだけは言われたくないわよ。」
体力大事に
「当たり前だけど敵は出る!
急いで突破するためにもアイテムを有効活用するべきだ!」
──ブルーポーション、レッドポーション、グリーンポーション獲得──
「体力の管理が一番だろう。倒れたら元も子もない。」
「敵の弱点を探ってる間はヤマトが頑張って壁になってくれるもんな!
オレはそんなヤマトに薬を投げる係。」
「お前にかける防御魔法だけ手を抜いてやろうかと本気で考えた。」
元気が一番
「当たり前だけど敵は出る!
急いで突破するためにもアイテムを有効活用するべきだ!」
──キュアミスト3個──
「悪い状態になってしまうと思い通りに動けませんからね。
万全の状態にしておくのが大切かと。」
「オレはへっちゃらだぜ!
運のよさだけは」人一倍だからな!
「お前の場合は悪運だけどな。」
ゾンビ戦法
「当たり前だけど敵は出る!
急いで突破するためにもアイテムを有効活用するべきだ!」
──スティミュラント3個獲得──
「無理だと思ったら諦めて倒れる。復活すれば状態異常もチャラにできるし。」
「うおおおおおおお! ゾンビ戦法すげえええええ!」
「復活魔法は発動に時間がかかるし、
アイテムだと体力がカス程度しか回復しない。
動ける人間がいる前提の戦法だけどな。」
二回目以降
「テキトーに進んでいけば、いつかはたどり着ける匂いがするぞ!」
「考えなくても済む匂いには鼻がきくんだな。」
雷の間
敵は雷属性攻撃・風属性弱点と地属性攻撃・雷属性弱点の二種類。
後者は献身持ちなので、倒せるなら先に倒したい。
麻痺を付与されることがあるので必要なら対策をしておこう。
ここもまた、一見何もないが地雷ポイントを踏むとスタートに戻される罠がある。
しかし、一度地雷ポイントを踏んでからチャットすると
「地雷発見メガネ」を入手し、ポイントが見えるようになる。
何気にここでしか取れないレアアイテムだが、
ここでしか使わないので突破後はゴミと化す。(クオン・談。ちなみに制作もクオン)
本作にアイテム図鑑はないが、アイテムコンプリートしたい人はとっておこう。
地雷ポイント接触前
「この調子で、さくさく突破しようぜ!」
地雷ポイント接触後
「うおおおおおお! 何だあのトラップは! 直進させろよ!」
「見えないのはちょっと面倒だね。」
──地雷発見メガネ獲得──
「雷魔法が発動する仕掛けだから、
魔力探知を応用すれば発見できそうだ。」
「そんなもの、いつ作ったんだ。」

宝箱は4つあり、全てマップ左上に集中している。
しかし、全部取るには雷のトラップ利用する必要がある。
以下に、効率のよい取り方を記載する。
- まず、スタート地点から上に進み、突き当りをひたすら右へ行って二つ目を回収する。
- そうしたら一つ前の小部屋へ戻り、下へ向かってトラップを踏む。
すると、左上の部屋に飛ばされるので、宝箱2つを回収しよう。 - 回収したら雷のトラップでスタート地点へ戻り、
そこから左に進んで突き当りを上へ行って最後の宝箱を取ろう。 - 後は一つ前の部屋から右へ進んで魔法陣に乗ればこのフロアはクリア。
ちなみに、地雷発見メガネ獲得後のチャットは
宝箱を取るためのヒントになっている。
クオンの発言にご注目。
「すげえな、このメガネ! やっぱりクオンちゃん天才!」
「必ずスタート地点に戻るわけでもないのか。
宝物庫にとべる場所はねえのか。」

宝箱の中身:物理耐性+、黄の欠片(5)、橙の欠片(5)、 魔法ダメ率減少+
光の間
敵は光属性攻撃・闇属性弱点と闇属性攻撃・光属性弱点の二種類。
回復持ちの前者、催乱付与の後者と面倒なので、何か対策をしておこう。
マップ突入後、すぐ下に魔法陣が見えるがすぐに進めないのはお約束。
進もうとすると、光に遮られて戻される。
「ほげぶふぁあああ!」
「理解不能な断末魔をあげるな。」
「仕掛けを解かないといけないのかな?」
上に進んだところにある石碑に、正しい順で単語を言うと進めるようになる。
各部屋の6つのクリスタルを調べると物語が表示され、それぞれにキーワードがある。
その物語が繋がるようにすればよい。
解法はチャットで話してくれる。(一度回答に失敗した後から見られる)
自力で解きたい場合は、それぞれの物語をきちんとメモしておけば、
それほど難しくはない。
迷うとしたら最後ぐらいだろうが、問題はないだろう。
小ネタだが、回答失敗前にチャットをすると、
解放チャットとは内容が違うものが表示される。
「匂う……! オレの守備範囲外の匂いが……!」
「頭を使う仕掛けがあるのか。とりあえず手がかりを──」
「今の言葉で会話ができるのですね。さすがは親友といいますか──」
「扱いに慣れすぎてるだけ。」
「うおおおおおおお! 先に進めねええええええ!」
「6つの言葉を正しい順番で言えばいいんだろうが……。」
世界の狭間に無数の『世界』が生まれた。それは決して消えることはなく、
生命の数だけ増えていく。──『誕生』
「やはり『誕生』が一番最初でしょうか?」
だが、生命はその種を認めなかった。
感情を捨てるということは死ぬことと同義だと言ったのだ。
そして、対抗するための新たな種を蒔いた。──『対立』
「「その」種という指示語が入ってる。
つまり、『対立』の前に、種について説明している話があるはずだ。」
世界の狭間は『世界』により『意思』を持った。
抑えきれぬ感情の力を無に還すため、
世界のひとつに『繋がり』を消し去る種を蒔いたのだ。
──『意思』
「『意思』の話か。消し去る種を蒔いたが、それを認めなかった。
物語も繋がりそうだ。」
『世界』との繋がりを力とする『勇者の種』。
『世界』との隔離を力とする『大魔王の種』。
その戦いは輪のように繰り返す。──『反復』
「『意思』でひとつめの種を、
『対立』でふたつめの種を蒔いている。そのふたつが『反復』で登場している。」
「『誕生』『意思』『対立』『反復』この順番ですね。」
大魔王の種を持つ者が魔王を生み、勇者の種を持つ者が魔王を封印する鍵を生む。
『世界』がある限り、生命は無様に、永久に、戦うのだ。──『永遠』
大魔王の種を持つ者が魔王を生み、勇者の種を持つ者が魔王を封印する鍵を生む。
『世界』がある限り、生命は無様に、永久に、戸惑うのだ。──『永久』
&color(#333333){「問題はこのふたつ。確か5つまでしか答えられなかった。
『誕生』『意思』『対立』『反復』ですでに4つの解答枠を使っている。
つまり、どちらかはダミーの選択肢というわけだ。」}
「どっちが正解なんだろう? ちょっとしか違わないし……。」
「とりあえず、好きな方を選んでみようぜ!」
正解は「「誕生」「意思」「対立」「反復」「永遠・永久」」。
最後の「永遠と永久」はどちらを選んでも正解扱い。
どちらを選んだかでワタルとヤマトの会話がわずかに変化するだけ。
ギミッククリア後にチャットすると「最大HP上昇+」の魔装石を入手する。
この時のチャットが、中ボス攻略のヒントになっている。
「そろそろ中ボスあたりが邪魔しにきそうだな。ダークラウンの目的は知らねえが、
あいつは邪魔しにこないだろうから、別の魔物──ダークラウンとは違うタイプ、
脳筋みたいなのが出てくるとみた。」
──最大HP上昇+獲得──
「根拠不明だが、何故か本当のような気がしてくるな。」
念のため、この時点でセーブするのを推奨。先へ進むと各フロアへは戻れなくなる。
魔王を倒してしまうと魔王城自体に入れなくなるので、
アナライズを忘れた魔物がいたりした場合は面倒なことになる。
宝箱の中身:灰の欠片(5)、ゴールドエリクサー
奥部
光の間の魔法陣に乗ると奥部へ移動、イベント後に中ボス戦となる。
- ボス攻略
- ボス戦の攻略はこちら→アシュラ
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中ボスを撃破するとイベントが始まり、終了後に先に進めるようになる。
近くに出現した宝箱には、回復アイテム一式が入っている。
具体的にはキュアミスト、スティミュラント、ブルーエリクサー、レッドエリクサー、
グリーンエリクサー、ブルーウォーター、レッドウォーター、グリーンウォーター、
ブルーポーション、レッドポーション、グリーンポーション。
回復のクリスタルも出現するので、上手く使おう。
奥部はギミックがない。
いくつもの階段あり、それを登った行き止まりのフロアに宝箱があるという構造。
そのため、全ての宝箱を回収するには、いちいち登ったり降りたりしなければならない。
ただ、それほど広いマップではない上に、
宝箱には魔装石が入っているので、全部回収しよう。
効率の良い進み方は、「右、左、右、真ん中、右、真ん中、左、右、中央(ボス前階段)」。
- 宝箱の中身:魔法ダメ率減少+、魔法回避率上昇+、回避率上昇+、運減少耐性+、
敏捷性減少耐性+、抗魔減少耐性+、魔法減少耐性+、防御減少耐性+、攻撃減少耐性+、
ゴールドエリクサー
雑魚は今まで魔王城に出現した全ての魔物が相手となる。
対策が面倒なので、相手にしにくい魔物からはさっさと逃げるのも手。
最奥部につくと、イベント後に魔王戦となる。
- ボス攻略
- ボス戦の攻略はこちら→魔王・???
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