ハロウィン企画

ワタル：ジャック・オー・ランタン。主役にはシンボルを務めてもらわねば。
　　　　ムードメーカーはワタル。
　　　　一応、脳内でヤマト＆クオンにも着せようとしたら、
　　　　二人に全開の黒い笑顔を返され、女の子には頼めないしで消去法だった……。
　　　　「ワタル☆ミラクルドロー！　落書きするぞ！」
スミカ：天使。スミカのEPスキル名が大きな翼だから。
　　　　天使はハロウィンよりクリスマス?　何言ってるのかな、聞こえませーん!!
　　　　「スミカちゃんデコピーン！」
ヤマト：黒猫。コメントにて猫耳が見たいという声があったので。
　　　　無謀にもかぶり物にしてみたら、あら可愛い。
　　　　表情がいつもと変わらないのは、
　　　　恥ずかしさをこらえている優等生ヤマトさんだから。
　　　　「ティーレット・ザ・ボディ！」（トイレットペーパーを身体に巻く悪戯）
アヤネ：魔女っ娘。コメントにて熱烈希望があったので。
　　　　それと、アヤネは魔法が得意だから。
　　　　衣装は、優しさと上品さを感じさせるものを目指しました。
　　　　「こ、こちょこちょ～」
クオン：吸血鬼。吸血鬼＝イケメンという理由で有無を言わせず即決。
　　　　イメージカラーも黒でクオンと同じだし、ピッタリじゃない？
　　　　この後思いついた悪戯+吸血鬼は魅了を使えるということから、
　　　　悪戯のネーミングが「魅了魔法トロワジエーム」になってしまった……。
　　　　「魅了魔法トロワジエーム」（首筋に噛みつくフリをして息を吹きかける）
　　　　※　クオンはチュロスボールで買収済み

ジャック・オー・ランタン作画中にソフトがフリーズしたのは、
ワタル「ヤマトやクオンばっかりカッコいい仮装でずるい！　
オレにもイケメンな服を着せろー！」という呪いだったのかも……。

ワタル：狼男、はまり役なので。筆者の他にも狼男がいいというコメントあり。
　　　　一枚目がネタ系だったので、なるべくイケメンな衣装になるようにしたつもり。
　　　　「ガオー！！　どうだ、ビビったか！　その隙にくらえ！
　　　　　ワタル☆スペシャル☆ウォーターショット！」
スミカ：魔女。アヤネと被らないように、華やかで活発な魔女をイメージ。
　　　　彼女らしい魔女になったかな、と個人的には思ってます。
　　　　「プレゼントだと思った？びっくり箱でした！(マジカルボックス！）」
ヤマト：神父。コメントで二面性のありそうな神父もいい、というご意見があったので。
　　　　それにより腹黒神父となり、コンビがクオンに自動決定。
　　　　コメントがなかったら死神になっていたと思われます。
　　　　「幼稚だな(この集合絵では悪戯しません）」
アヤネ：聖女。これもはまり役なのでそのまま。
　　　　ちなみに、百合の花を衣装のモチーフに使ったり髪に飾ったりしているのは、
　　　　聖女のシンボルが百合だから、という話を何処かで聞いた気がしたから。
　　　　「後ろから悪戯ごめんなさい！（セイントクラッカー）」
クオン：王子。吸血鬼が闇のイメージなので、正反対の白い正装がいい、
　　　　というご意見から。他に狼男、黒猫、お茶目なゴーストなどもあり。
　　　　結論＝イケメンは何をしても映える。ヤマトの相方なので腹黒さを少しだけ+。
　　　　「餓鬼のお遊びだな(この集合絵では悪戯しません）」

ワタルの線画が完了した直後に、狼男に爪と尻尾を描き忘れていたことに気づきました。
ポーズが大幅に変わるため泣く泣く線画を全部描き直したという曰く付き。
ヤマトは表情に含みを持たせて二面性を匂わせています。
クオンは、多少目を狭めて腕組みをさせることで実は腹黒い、を匂わせています。
二人が後部配置になったのは、やはり皆さんからのコメントがきっかけ。
ちなみに、クオンは背が高いから後ろが定位置なんだ……。
衣装が隠れているので、ペア画像で挽回します。

「トリック・オア・トリート！」

1. お菓子を渡す
   「ありがとな！」
   「ありがとう」
2. お菓子を渡さない
   「ええー、なんでだよー。
   これでも食らえ！　ワタル☆ミラクルドロー！」
   「そうか……。
   仕方ないな。ティーレット・ザ・ボディ！」

ワタルの悪戯は落書き。コメントで案をいただきました。
ワタルは絵が多分上手くないだろう、という想像で彼の担当になりました。
ちなみに、ワタルが描いたことになっている落書き大臣は、
実際は筆者の大雑把な模写です。
悪口を書いたり顔に落書きをしたりできたので、ちょっと溜飲が下がりました。
大臣が落書きの題材になったのは、
コメントに本場のハロウィンで大人の逆襲があることを書いたら、
ワタルが大臣に悪戯を仕掛けて逆襲する小話を投下してくれた人がいたから。
＞ワタル「せっかくだし大臣に悪戯してこようぜ！」
＞ミミズ大臣「魔物討伐の褒賞カット」
＞ワタル「あああああ！」

ヤマトの悪戯はトイレットペーパーぐるぐる巻きで、
本場のハロウィンで実際にある悪戯を拝借してアレンジ。
全身にぐるぐる巻き付けられてミイラのかんせーい！
この悪戯、実は一番質が悪いんだそうです。
濡れたトイレットペーパーって取りにくいでしょう？
トイレットペーパーが巻き付けられているのは主に玄関の飾りなんですが、
酷い悪戯は庭の木にそれは盛大に巻き付けてあり、それを
「ティーレット・ザ・ハウス」というのだとか。
犯人は大体高校生～大学生ぐらいのもう大人の年齢の子達だそうです。

ワタルの衣装は、頭にカボチャを被る案もあったんですが、
それだと誰だか分かりにくいので没になりました。
ヤマトの黒猫は、猫耳+普通の服という案もあったんですが、
もう一つの仮装・神父と差をつけたくてあえて無謀なことに挑戦しました。
表情が普通なのも、神父と差をつけるための布石でした。
本人は、多分恥ずかしくてたまらないはずです。
ですが、真面目委員長の沽券に関わるので平静を装っている……こんなところかな？

ロゴは、本当は左下の方が良いんですけど、
衣装を見たい人が多いかな？と思って左上と相成りました。

大臣の落書きに予想外の反響がありました。
改めて確認できた大臣の嫌われっぷり。
コメントで
＞兵士１「閣下ｗｗ城壁にこのような落書きがｗｗ
＞（やっべー笑いこらえられねーｗｗ）」
＞兵士２「これはひどいですね閣下ｗｗ（いいぞもっとやれｗｗ）」
というもの をいただいた他、国王もイベントを眺めて世界の繋がりに感動したり（ただし腹黒苦労人コンビは除く）、
ワタルになら落書きされてもいいというアザリーがいたり、皆さん色々想像してくださいましたｗ
アザリーや国王の顔グラは利用規約でスクショしか使用できないので、いただいた案からプロクト城下の人々の寸劇を作ってみました。
登場人物は皆、魔法戦士たちにゆかりのある人物に似ているのがポイントです。

猫フードシマカと魔女っ娘マドカに思わぬ反響をいただきました。
二人ともちょい役で1回ずつの出番にも関わらず、コメントにガストンまで登場する長文が投下され、筆者も大爆笑。
せっかくなので寸劇に仕立て直すことにしました。
1枚目3番目の彼は、顔グラの制約があって面倒くさいので、旅のヤドカリ様の爽やかNPCお兄さんを改変しまくりました。
大臣みたいな模写じゃなくて、特徴を加えつつ明らかな偽物として。
眉に大元のお兄さんの面影が残ってますが、髪色も顔立ちも激変しました。
お兄さんごめんね、ネタキャラもどきにしちゃって。
あー、額の文字はちょっと手が滑っただけなんだ、許して☆
それから、マドカの無自覚ブラコンっぷりも盛り込んでみました。
周囲からは仲の良い兄妹にしか見えないけれど、実は……という路線を狙ってみましたが、いかがでしょうか？

すぐ上の寸劇の続きです。
上の寸劇は、ある程度予想していたとおり
コメントしてくださった方全員から、3番目の彼への突っ込みをいただきました。
（反省は全くしていません。）
今回は、ワタル兄妹の出番をできる限り増やしました。
しかし、オチはクオン兄妹がブラコン＆シスコンだと認定されています。
この後多分、クオンは他の4人全員にシスコン認定されると思います。

それにしてもバレンタインでやった小ネタが、ハロウィンまで及ぶとは……。
マドカちゃん、生きていて欲しかったなあ……。
今回は、仲の良い兄妹同士の絡みが見てみたかった、という筆者の希望が大きく反映されました。
クオンは直接出てはいませんけどね☆
（偽ガストンに制裁を加えている最中か、もしくは兵士に突き出していると思われます。）
→ご要望により、続きを作成しました。見たい方はその5へどうぞ。

猫耳フードシマカと魔女っ娘マドカが見たい、
というお声があったので作成しました。
筆者は仲良しこよし、幸せな兄妹が好きなので、
クオンワールドの光バージョンを背景にしました。
イメージは某ネズミ王国のクマさんアトラクションです。
道の先が明るくなっているのは、待ち受ける未来が
明るいものであるようにという、筆者の強い願いです。
森の中って奥へ進むとこんなに明るくない筈なんですけど、これでいいのです！

シマカは、素材の髪の色と瞳の色を切り貼りと色調変更しました。
マドカは、魔女の帽子と胸元のリボンを素材から拝借して加工、元のバストアップ素材の服を色調変更しています。
髪の毛も元は金髪さんでしたが、バレンタインで黒髪に変更していたものを再利用。
……というわけで、すごく短時間で出来ました♪
妹コンビにはお兄ちゃんも入れたいよね、ということで、お兄ちゃん達も衣装をマイナーチェンジして登場させました。
ワタルは、シャツを白に変更して燕尾服を着せて、
できるだけイケメンな服にグレードアップ。
何とか執事さんぐらいになったかな？　狼男だから着崩してますけど。
クオンは元絵の衣装を白黒反転させて、マントを着せました。
クオン一家は黒がイメージカラーだから、というコメントをいただいたのが理由1。
けれど吸血鬼はマントが広がっているので、今回の背景には不向きで使えません。
そこで、吸血鬼+王子÷2＝黒王子でマントということになりました。
ブローチはマドカの衣装と同じ紫にしたかったので変更しませんでした。
お兄ちゃんたちはおまけだから控えめにね！
半分空気でも良いよ！　ということだったんですが……。
誰かさんの存在感が半端ないのはなーぜー？

──数時間後──

幸せ兄妹の未来絵図を見せた後にこれってどうなのよ。

と思ったのですが、偽ガストンがどうなったのか見たい、
というコメントがありましたので作成しました。
原案はいつもの如く皆様からいただいています。
偽ガストンが最初からボロボロなのは、
爆発魔法を食らって引きずってこられる途中で
無駄に抵抗したためクオンに（物理的）制裁を食らっているからです。
それでもクオンの怒りは収まらず、ヤマトをも巻き込んで、最終的に腹黒苦労人コンビ登場……。
偽ガストンには一生忘れられない体験となったことでしょう。
ガストン制裁中、一般の人は、
ガストンとは違う空間（入り口は同じ）に入っているのでご安心を。
ヤマトのお説教が数時間に及んだため、
クオンが細工をする時間は有り余っていたのでした。
チートですねー、めでたしめでたし。
じゃなくて、このコンビは怒らせたらダメ！
世の辛酸を嘗めてきた二人は、他3人にはできないこともやりそう。
けど、綺麗事じゃ済まないことを知っている人間は、強くて優しいのも事実。
本編後の二人は絶対良いコンビになっている筈だよ！
ゴメンね～、腹黒で終わらせちゃって。
ギャグということで許して☆
偽ガストンをボロボロに改変するのは楽しかったです♪

兄妹シリーズの最終回です。
いつの間にか「偽ガストンくんを救済しようの会」が発足していたらしく（笑）
コメントにて続きが投下されましたので、寸劇化しました。
……だけどさあ。
これって、どう見てもイケメンチートシスコンお兄ちゃんとブラコン妹の会話だよねえ。
皆、この兄妹のお話が好きなんだね。
本編ではあり得ない幸せ兄妹は、ここでしか見られないもんね。

ガストンくんは、兵士に突き出されることだけは免れた模様。
マドカちゃんにはイケメンチートお兄ちゃんも弱いのです。
それにしても、1コマだけ出演予定だった偽ガストンの出番が、
こんなに増えるとは予想すらしていませんでした。
不細工だし、100％ギャグ担当でネタキャラ以外の何者でもないのに。
本編の校長より話題になってるんじゃない？
事実は小説より奇なり。
何にせよ、ここは昔の例に倣い「めでたしめでたし」で幕を閉じましょう。
Wiki住民の皆さん、お疲れ様でした！
またヨロシクね！

「トリック・オア・トリート！」

1. お菓子を渡す
   「ありがとう！」
   「わー、ありがとう！」
2. お菓子を渡さない
   「そしたらガオーだ！！　どうだ、ビビったか！
   その隙にくらえ！　ワタル☆スペシャル☆ウォーターショット！」
   「意地悪にはお仕置きだよ！
   スミカちゃん☆エンジェル☆デコピーン！」

ワタルの悪戯・水鉄砲は実際のハロウィンから拝借しています。
子供の悪戯らしくて可愛いですね。
デコピンは筆者の思いつきです。
ワタル・スミカの悪戯決めゼリフはコメントでいただきました。
筆者は絵は多少描けてもこういう発想は出来ませんので、羨ましい限りです。

ワタルは、ジャック・オー・ランタンがかぶり物だったので、
普通の服と狼の耳、手（爪）、尻尾にして、出来るだけイケメンな服を！
……と、努力はしました、ええ、ものすごく。
ところが、実際に貴族の正装をさせても狼男と合わなくて参りました。
そして、もう一つ大きな問題は、後方に陣取るクオンです。
正装したクオンとちぐはぐな印象のワタルが並ぶと酷いことになるんですよね……。
おまけに衣装被りだし、色々無理だろうという結論に至りました。
そして、ちょっと着崩したシャツ+ジーパンとなったのですが、
多分こっちの方がしっくりきている筈です。適材適所。
狼男の衣装を検索してみると、シャツの袖や裾がボロボロだったり、
イケメンには程遠い感じの物が多いので、せめて破れてない物にしました。

天使スミカは、アヤネの魔女と被るのを避けるため、
また、スミカの固有EPスキル・ペルグランデアーラが「大きな翼」という意味だから、という理由で仮装が決まりました。
集合絵ではバストアップ画像を着せ替えただけだったんですが、デコピンをさせるために、また狼男ワタルと尺を合わせるために、
下の部分を描き足しています。
(実は、羽も途切れていた部分を少し描き足してるんですけど、羽の長さを盛大に間違ってる……というボケがあります。見逃してー；）
実は、猫とジャック・オー・ランタンも描き足しています。

少し早いですがロゴのネタもバラしておくと、文字配置がゲーム開始画面と同じで、
文字の色は、描いているキャラのイメージカラーを使っています。
これもゲーム本編のリスペクトです。

「トリック・オア・トリート！」

1. お菓子を渡す
   「ありがとーう、大好き！」
   「ありがとうございます。」
2. お菓子を渡さない
   「じゃあ、これあげる。マジカル・ボックスだよ！
   ……プレゼントだと思った？ 残念、びっくり箱でした！」
   「そうですか……では、ちょっと失礼して……。
   後ろからごめんなさい！　セイント・クラッカー!!」

スミカ・アヤネ両方の悪戯が、コメントでいただいた案です。
割り振りもコメント任せ（笑）
筆者はそれを絵にしただけで、頭脳は全く仕事をしていません。
台詞もコメントにちょっとアレンジを加えただけ……。

スミカの仮装はアヤネと同じ魔女ですが、集合絵では被らないように割り振りました。
また、アヤネが上品系おしとやか魔女のイメージなのに対し、スミカは彼女らしく活発で明るい魔女をイメージしました。
マントとピンクの服の色合わせは、旅のヤドカリ様の素材にある魔女から拝借して、
衣装デザインにアレンジを加えています。
マントは、吸血鬼クオンよりもかなり小さめにして差をつけています。
また、女の子らしくお洒落も楽しんでいるスミカなので、ブローチ、ブレスレットも加えました。
帽子の飾りにも意味があって、星の色はスミカのイメージカラー、
羽は天使と同じくEPスキル「ペルグランデアーラ」をモチーフにしています。
これに気づいてくださった方がいて、嬉しいと同時にビックリしました。

アヤネの仮装は聖女。本編のアヤネのイメージそのままです。
聖女の衣装は青か白が多く、アヤネの髪色には白が無難だったのですが、
それだとクオンと被ってしまうので青になりました。
髪に飾っている百合の色は、アクセントの意味でピンクにしています。
百合はスカート部分にも刺繍がありますが、
聖女のシンボルが百合だと何処かで聞いた記憶があったことと、
アヤネのイメージに合う花だということで採用しました。
衣装デザインを貴族女性っぽくしたので、
スタイルもそれに合わせてメリハリをつけてみました。
「けしからんｗ」とコメントでツッコミをいただきましたが、
実は、貴族女性のようにコルセットをしているという設定だからです。

余談ですが、昔の貴族女性の衣装について少し調べると、
当時の価値観が今とかなり違っていたことが色々出てきます。
例えばおとぎ話のシンデレラ、よく「何もしていない」などと言われますが、
当時としてはかなりハイスペックな女性だったのだそうです。
そもそも、作者ペローが自分の子供の幸せを願って書いた作品だという話なので、
理想の女性がヒロインになっていても不思議はないですね。

そして、背景に大量のお菓子があるのはもちろんスミカのせいです。
アヤネがスミカほどお菓子好きかどうかは分かりませんが、
女子トークのお供にはしていそうな気がします。
(小声）クオンだったらお菓子の山に内心小躍りしてるよね。

1. プレイヤーが男性：「トリック・オア・トリート！」「魅了魔法トロワジエーム！」
   1. お菓子を渡す
      「ありがとうございます」
   2. お菓子を渡さない
      「はあ……仕方がないですね。お覚悟を！　（胸が痛みます……）
      マジカル・ティクル！　こ、こちょこちょ～。」
2. プレイヤーが女性：「お菓子くれなきゃ血を吸うぞ」
   1. お菓子を渡す
      「……ありがとう」
   2. お菓子を渡さない
      「なんだ、くれないのか。交渉決裂だな。（言いたくない……）
      魅了魔法トロワジエーム！　噛むぞ……フッ。」

アヤネの悪戯、クオンの悪戯共に筆者の思いつきです。
アヤネは、些細なことでも人に痛みを与えるのを嫌がりそうなので、
これなら大丈夫でしょう、というものを選びました。
これに対し、悪戯中のアヤネの様子をコメントしてくれた方がいました。
＞アヤネ（皆さんを驚かせる怖い魔女になってみせます……！（｀・ω・´））
＞→良心の呵責→アヤネ「こ、こちょこちょ～（´・ω・｀）」
クオンの悪戯には大誤算が生じました。
ふと思いついて、子供にやったら可愛いだろうなー、
というのをピックアップしたのですが、一つ大事なことを忘れていました。
クオンがイケメンだということを。
吸血鬼だから、血を吸うフリをして息を吹きかけたらくすぐったいよね、という発想が
Wikiの皆さんにかかると、魅了魔法トロワジエームに……。
イケメンにこんなことをされたら異性はときめくだろ？
はい、まったくもってその通りでございます。

アヤネは最初聖女にしようかな、と思っていましたが、コメントで魔女を希望してくださった方がいました。
アヤネは魔法が強いですし、美少女なので黒もいけるだろうということで決まりました。
カラーはハロウィンのオレンジと魔女の典型的な色である黒を組み合わせ、
上品で気品があり、おしとやかなイメージで描きました。
帽子も、スミカよりは大きめにしています。
肘から先の部分は、薄い布（オーガンジーのような）で
フワッとした袖になっているのですが、ちょっと分かりにくかったですね……。
オレンジの部分には刺繍の模様を入れて、アクセサリーはあえてなしでシンプルにしました。
クオンは、吸血鬼＝イケメンということで即決です。
筆者が大大吉画像作成中に落書きしていて、似合うのも分かっていましたし。
吸血鬼は衣装がある程度決まっているので考えるのは楽でした。
袖口にちょっとフリルを入れて、貴族っぽさを出しています。
マントをバサッとやれば背景が楽だよね、という目論見は当たりましたが、
後方配置の集合絵では大部分がカットされてしまうことになりました……。
それがペア画像作成の切欠だったので、結果的には良かったのかもしれません。

二人の配置を後方にしたので、実はアヤネの目線をややクオンの方向に向けて、
アイコンタクトを取っているようにしています。分かりにくいですが。
そして、背景に薄らと公園の門を入れました。黄色い花は月見草のイメージです。
この二人+夜+公園＝19話・ハズレの公園という発想です。
女子コンビに比べて画面に入れたアイテムも色も少ないのですが、
二人がいるだけで凄く華やかなので、余計な物は入れませんでした。
ただ、シンプルにすると色合いのセンスがモロに出るので、ちょっと怖いですね。
色合いには定評があるんですが、いかがでしょうか。

「トリック・オア・トリート！」

1. お菓子を渡す
   「ありがとう」
   「ありがたく貰っておくか」
2. お菓子を渡さない
   「そうなのか。残念だな。」
   「悪戯決定だな。ルールだから悪く思うな。
   ああ、俺のは餓鬼のお遊びとはひと味違うぞ。」
   「まあ、そう固くなるな。ほら、どっちか選べよ。
   大丈夫、身体に悪い物は入ってないから。」
   「一息ついたらご招待だ、楽しんでこい」

ラストの前に皆大好き腹黒苦労人コンビ。
ヤマト、クオンの悪戯は筆者の思いつきにコメントでいただいた案を加えたものです。
技名が入っていなかったり、他のペア画像とはひと味違います。
黒猫の仮装をさせられた鬱憤と、魅了魔法を使わされた腹いせに
二人が逆襲に転じました、という内容です。
ヤマトの悪戯は、高い料理スキルを駆使して作った
二つの料理のうち、どちらかを強制選択させられます。
激マズ青汁か、美味しくて見た目は綺麗だけど
食材にゲテモノを使ったカクテル風ドリンク。
さあ、選ぶのはどっち？
ヤマトの悪戯をくぐり抜けた後は、クオンが自分の能力を最大限駆使して作った、
その名も「イッツ・ア・クオンワールド」へご招待。逃げられません。
これは結界魔法で作った空間に閉じ込められて幻覚で化物を見せられる、
いわばクオン式おばけ屋敷(ホーンテッドハウス）です。
5属性魔法で怪現象を起こし、爆発魔法でランダム効果音を加える気合いの入れよう。
……二人とも、才能の無駄遣いじゃないかな？

ヤマトが神父になったのは、二面性のありそうな神父もいい、というコメントから。
神父さんというと、黒い服を思い浮かべると思いますが、
調べたところカソックという聖職者専用の服で、階級に応じて色が変わるようです。
一番多い黒は当然下っ端ですね。
カソックは、昔はキリストの生きた年数に応じて33個もボタンがついていたのだとか。
今は実用的な数になっているものがほとんだそうです。
そして、肩から下がっているヒラヒラしたものはストラといって、単なるデザインではなくて歴とした衣装の一部です。
漫画やアニメ、ゲームの神父がよく身につけていますね。
実は、聖書を持っている手と聖書の大きさが分からず、
調べてみてもどうなっているのかよく分かりませんでした。
最終的に「ハリー〇ッター」の本を検索した画像の通りに自分で持ってみて、
確認してから描いています。聖書の大きさは画像を真似ました。
ヤマトの表情は、集合絵2の含みのある笑顔に黒さをプラスしました。

クオンは王子。黒猫か王子かで迷っていたんですけど、
BGMに「Asian Dream Song」がかかり、その曲をプログラムに使用していた
羽生〇弦選手の衣装からフリルを連想し、そこから王子に決まったという……。
腹黒王子ということなので、装飾や上着の裏地など、出来る箇所は黒を使いました。
襟元のフリルはジャボといって、貴族がよく身につけていますね。
紫は色合わせで選びましたが、クオンなら着こなしてくれる筈！　という予想は当たりました。
デザインは特に凝っていません。実際にありそうなものですね。
クオンも、集合絵よりも黒さを増しています。

今回は、背景を頑張りました。特にクオンの左後ろ、イッツ・ア・クオンワールドへの入り口……。
死神さんが初登場しているのですが、せっかく描いた大鎌が隠れてしまいました……。
後は、ジャック・オー・ランタンの情けない顔と、墜落しているコウモリもポイントです。
つるバラとアイビーが生い茂るガーデンカフェ風の場所に、見た目は綺麗なドリンク。
なのに色々変てこりんですね。描くのはものすごく楽しかったです。

腹黒苦労人コンビの悪戯に他の3人はどんな反応をするだろうか……という予想。
まずはヤマトの腹黒料理を前にした3人です。
コメントでいただいた寸劇に多少アレンジを加えさせていただきました。
（メタな話、一枚の画像に顔グラ4枚の台詞が入るように調節──以下略）
注目ポイントは腹黒キラー・アヤネ。

激マズ青汁は、コメントでいただいた案をそのまま採用しているのですが、
もう一つは筆者が食紅コチニール(天然色素）の原材料を知っていたことから思いつきました。
コチニールは、コチニールカイガラムシという、サボテンなどに寄生する虫が原料です。
食紅ということで、赤い色なのですが……お菓子類にも一般的に使われており、
長年知らずに口にしていたと知った時の衝撃はかなりのものでした……。
食べたくなかったら食品添加物を要チェックだ！

腹黒苦労人コンビの悪戯に他の3人はどんな反応をするだろうか、という予想のクオン編。
クオンとしては怖がって貰わないと困るので全力ですが、ワタルたち3人は幽霊妖怪の類いが苦手。
当然こうなりますよねー。
コンビを組むヤマトからもツッコミを入れられてしまうのでした☆

ちなみに、阿鼻叫喚を聞きながらカクテルグラスを片手に……は、筆者の
「作った本人はのんびりお茶でも飲みながら見物していそう」
という予想に、いただいたコメントをプラスしました。
＞ワイングラスにスパークリングジュースを入れて、
＞阿鼻叫喚を聞きながら玉座に座るクオンさん。
＞うん！美しい！けど黒い！
ワイングラスがカクテルグラスになったのは、画像との兼ね合いです。
これで玉座に座ってたら王子じゃなくて魔王子ですね。衣装は白いけど。

コメントで、クオンワールドにクワエリエレズをご招待したいと、
こんな力作をいただきました。
3枚目の悲鳴までは、ほぼいただいたとおりです。
クオンワールドに自ら飛び込むクワエリエレズは、
本編中と全く変わらないズッコケ5人組ですね。
こんな違和感のない台詞を思いつくのって凄い……。

イベント中の出来事、ということで目立たないですが、
ヤマトとクオンは神父と王子の仮装を顔グラに反映させています。
ほんとに分かりづらいんですけどね。
魔女や猫、狼男、吸血鬼あたりなら分かり易いと思いますが……。
それから、地味に3枚目の悲鳴がおどろおどろしくて気に入っています。

尚、クワエリエレズの顔グラ素材はツクールRTPの改変素材なので、
ツクールを持っている人しか自由に使えず、
スクリーンショットの切り貼りで対応するしかありません。
そのため、色々画像に不自然な点がありますが、あえて
「スクリーンショットだからね！」を強調するためにそうしています。

※クワエリエレズの顔グラ撮影箇所（スクリーンショット撮影シーン）
レオ・パンテラ・トゥード：おまけ部屋
コルニクス：18話プロクト城・謁見の間のイベント
メル：サブイベント「お菓子を届けて(2回目）」クリア時イベント
背景：おまけ部屋

腹黒苦労人コンビから腹黒要素を消したら、
二人ともドはまり役だよね、ということで普通の笑顔バージョン。
クオンの左後ろを宮殿内へ続く道に変えて、草を生やして、
花の色を赤に変更、おばけ達も賑やかに楽しく生き生きと！
イケメン王子につられて妖精さんまでやって来た！
神父さん渾身の手作りドリンクには死神さえ毒気を抜かれて笑顔になってしまったぞ！
ああ、ハッピーハロウィン！　こんな二人が見たかったよ！
……この画像、筆者こと画像職人の一人遊びだったんですが、予想よりも反響が大きく、
また、ハロウィンのランダム画像に、魔コネおみくじでいう大大吉ポジ画像がないので、
ランダム画像に組み込むことにしました。

後から「しまった、これは悪戯じゃなくておもてなしだ」と思ったのですが、
案の定「悪戯じゃなくてご褒美」だというツッコミをいただきました；
こちらのクオンワールドは某ネズミ王国の
クマさんアトラクションみたいな感じだとすると、
美味しいドリンク付きですからね……。

画像にあるドリンクは何味なんだろう、ということから始まった話題を寸劇にしました。
人によってはすぐに勘付くと思いますが、画像のドリンクはカクテルをヒントにしています。
理由？　見た目がお洒落だったから！　という、単純な理由です。
寸劇の直接の元ネタは以下です。
＞クオン「お子様舌でも飲める酒か、カクテルとかか？」
＞ヤマト「未成年も参加するイベントで酒を出すのか！？
＞ありえないだろう！酒類販売法ガー」
＞クオン「あーうるせーなー。
＞それじゃあ、あんたがノンアルジュースを調合しろよ、
＞見た目は魔法でカクテルっぽくするから」
＞これは才能の有効活用！というのを思いつきました。
適材適所。腹黒モードの悪戯が才能の無駄づかいなので正反対なのもGood。
皆さん、発想が豊かでいらっしゃる♪
クオンはマドカのために、女の子の好きそうなお洒落な料理も作っていたのでは、という考察もあるので、
そう的外れな考えでもないのかもしれませんね。

「この二人なら敬語使えそうだし、大人と子供で対応を変えてきそう」
というコメントを投下してくださった方がいました。
確かに、クオンは優等生モードの時は敬語が完璧ですし、ヤマトは国王様との対談でやはり綺麗な敬語を披露していました。
相手によって対応を変えることも、造作もないでしょう。
ということで、まずは子供相手……なのですが、せっかくなのでお互いの対応を見て相手に抱いた感想もちょっと付け加えました。
本編では終盤まで心を通わせることが出来なかった二人ですが、二人とも苦労人故に、わかり合える部分はあるんです。
ASヤマト編でクオンをパートナーにした人手を上げて！　はーい、筆者です。
他にも同じことをした人、いるよね。
余談ですが、クオンに声をかけた女の子が気後れしてるのは、相手がイケメン王子だからです。
（子供の顔グラは旅のヤドカリ様の素材を使わせていただきました。）

子供に続き、ヤマトとクオンの女性への対応は多分こんなだろう、という予測。
親友コンビのおまけでお兄ちゃんコンビ兵士が話していた「女性が倒れた」のは、
この二人の対応でのぼせ上がった女性でした、というオチ。
「紳士な神父と美形の王子にエスコートされたら女性は鼻血を吹く」
というコメントからひねり出した寸劇です。
二人に悪気はなくて、丁寧に対応してるだけなんだ……。
だけど女性の心理は分かってないんだ、この二人は……。
多分（というか当然だけど）、スミカやアヤネの方がよっぽど分かってると思う。
女の子は、男の子より早く大人になるっていうしね。
クオンのこっ恥ずかしい「あなたの隣に～」という台詞は、
ハリウッド俳優が大物ハリウッド美人女優に対して本当に言っていた言葉です。
記憶が曖昧な部分もありますが、確かこんな感じだったかと。

上の続きです。
コメントにまさかの続編投稿があり、寸劇化しました。
結局魔法戦士の男性陣全員が無自覚女たらしということで、
スミカとアヤネにより鉄槌を下されることに。
男性陣の女性に対する対応はまだまだです。
しょうがないよね、そういうお年頃なんだから。
……という言い訳は、女性陣には通用しません。
注目はオチを務めるアヤネかなあ、やっぱり。
苦労人故に他3人より大人びたところのあるヤマトとクオンですが、
こういう時のアヤネには敵わないと思います。
特に性格をしっかり把握されてしまっているクオンは。
首席の頭脳も形無しですね。

おっかさんの悲劇
「え、ちょっと、アタシより似合ってるかも……
（フリフリな服とかアタシに似合わないのもあるけど）」
「まったく嬉しくない！」
（はわわ、ヤマトさんのご機嫌が……ここはお褒めの言葉で！）
「とっても素敵ですよ！　本当のメイドさんみたいですね！」
「わー！　ヤマトがショックで倒れたー！」
「無自覚って怖いな」

首席と末席の譲り合い
──女装ヤマトの悲劇を見たワタルとクオン。──

「クオンちゃんお先にどうぞ」
「あんたが行けよ」
「いやいや、イケメンのクオンちゃんをみんながお望みだぜ」
「気色悪い女言葉を使うあんたなら余裕だろ」
「いつも通りじゃつまらないじゃん、みんながお望みなのは美男子の美少女姿で──
うわああああ神の見えざる手があああああ」
（あいつで終われあいつで終われあいつで終われ）

──果たしてワタルはどうなるのでしょうか？　クオンの望みは叶うのでしょうか？　続く──

純情可憐に落ち込みます
「……………………（気絶中）」
「ヤマトさん！　しっかりしてください！」
（嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ絶対嫌だ……endless）
（ワタルが思いのほか悪くない……アタシの女子力低すぎ……？）
「何だよ！　そんな暗い目で見るな！
何でスミカがショック受けてんだよ、そんなにひどい──酷いよな……」

無邪気な最後通告
（そうだ、ダミーを作ってそいつにやらせれば……！　(｀・ω・´)ｷﾘｯ）
「クオンさん！　ワタルさんとスミカちゃんとヤマトさんに回復魔法をかけないと……お手伝いしてください！」
「……」

──回復措置後──

「ヤマトさんたちの復活と回復に魔法をたくさん使ってしまいましたね……」
（しまった、ダミーを作るＳＰが足りねえ……いや、空間魔法で棚と鞄を繋いでウォーターを……）
「あ、そうでした！
御着替えの時にお荷物が盗まれないよう、私が責任を持って保管してあるのでご心配ありませんよ(*´ω｀*)」
（ここでも負けるのかよ……）

──絶体絶命のクオン。さて、結末はいかに!?　続く──

男たちの苦悩
「何でこんな目にあうんだよ……。」
「お姫様みたいですね！　お奇麗ですよ！」
「アタシよりドレスが似合ってない!?」
「嬉しくねえよ！」
（……早く脱ぎたい）
「色即是空 空即是色……（現実逃避中）」
「ワタルが大人しいなんて……。いつもだったら『クオンちゃん別嬪～』とか言ってるのに……。」
「スミカに俺の繊細な男心が分かるわけねえよ……」
「どういうこと?」
「だ、ダメです！　喧嘩はダメですよ！
折角仮装したのですから、町にでも出かけませんか？」

街角で
男性A：
「おっ、かわいいメイドさんだな。ツインテールの彼女は連れかい？
そこでお茶でもしないか？」
男性B：
「おっ、別嬪だな！　プリンセスか、さすがハロウィンだ。
せっかくだから俺と遊ばねえか？」

「アタシより声かけられてるってどういうこと!?
誕生日の時にアヤネに勧められたワンピースを着た時なんか、皆微妙な反応だったのに……
こんなに女子力なかったんだ、アタシ……」
「す、スミカちゃん！
大丈夫ですよ、スミカちゃんは可愛くて強い、とっても大事な私のお友達です！」
「アヤネ……！　ありがとう！
アヤネはアタシの大事な友達だよ！
3人がおかしいんだよ、あんなに女装が似合うなんて！」
「さっきからずっと声をかけられていますね……。」

「い・や・だ」

「こんなのハロウィンじゃねええええええ！」
「誰だ、俺たちに女装をさせようなんて言い出した奴は！」
「絶対に爆発魔法ぶち込んでやる！」

コメントでいただいたネタです。
＞中央のクオンが魔族の女王様っぽいからか、妙な敵キャラ臭がするんですよねえ
とのことです。
そして、別の方が続きも投稿してくださいましたので、ちょっとアレンジして掲載☆

アヤネ王子：回復魔法と特殊強化解除

ワタルテール：攻撃担当
ヤマメイド：回復や補助担当
クオンパトラ：凍てつく悪魔法や魅了魔法でペースを崩す

スミカ姫：今回はツッコミ担当（特に後半）

「スミカ姫を返してください！」
「嫌よ、ムカつくからまとめて消し炭にしてあげるわ」
「今のうちに引いた方が身のためだよ！」
「王妃に向かって無礼な態度は許しませんよ」
「助けて王子様ー」
「すぐに参ります、姫！　必殺の唄魔法！」

―─ワタルテールとヤマメイド撃破後―─

「後はあなただけです、クオンパトラさん！」
「生意気ね、ならこれはどうかしら？　魅了魔法トロワジエーム！」
「カンティクムサニタス！　特殊異常も防ぎます！」
「忌々しい……！　次はヴォルカンでキャンセルするわよ！」
「あれ……爆発魔法って台本になかったよね。アドリブ？」
「どうして悪い人のふりをなさるのですか？
あなたは本当は他人を助けたいという優しいお方なのに……！」
「…………！」
「ここは正義の味方が必殺技を使うシーンなのに、方向性ズレてない!?」
「そして、本当はとても可愛らしいお方のはずです！
先日もクマさんのぬいぐるみを枕元に置いて、パンダさんのパジャマでお昼寝を――」

「やめろ！　ここでそれをバラすな！」

──倒れた演技中のワタルとヤマト──

(女装と女言葉に、さらに可愛い一面の暴露なんて拷問だぜ。)
(自覚がないというのが一番恐ろしいな。)

──アヤネ王子はクオンパトラに精神的大ダメージを与えた！　クオンパトラ撃破──

「ご無事ですか、スミカ姫。」
「ねえ、倒し方これでいいの？　何このRPG……。」

「ハロウィンの予行演習でヤマトを驚かせに行こうぜ！　おっかさんを驚かせることが出来れば当日も成功間違いなし！」
「このシーツに顔を描いて……っと。はい、これアヤネのシーツ」
「はわわ。ちゃんとお化けらしく描けるでしょうか……」

「お料理中のヤマト発見！　まずはオレが行くぜ！」
「ばああああああ食べちゃうぞおおおおお！」
「料理に埃が入るから大人しく斧の手入れでもしていろ」
「はい(´・ω・`)」

「ワタルは声が大きすぎるんだよ。純情可憐で美少女なお化け・スミカちゃんがバッチリ決めちゃいますからね！」
「ゴースト☆ホールド！　お化けの世界へ連れ去っちゃうぞ～！」
「異性に抱き着くのは感心しないぞ、スミカ」
「バレてる(´・ω・`)」

「はわわ、わ、私が頑張らないと……！」
「う、うらめし～」
「……あの二人に付き合わなくていいですよ。それからお化けの顔がまったく怖くないどころか柔らかすぎです」
「頑張って描いたのですが……(´・ω・`)」

「まったく、くだらないことばっかりして、その時間を少しでも家事に回してもらいたいものだ。えっと、玄関に買ってきた材料があったはず──」

──S.E　ガチャリ──

「ばあ」
「!?　……って、何だ、クオンか。クオンまでシーツおばけごっこをしていたのか。妙に可愛らしい顔だな」
「驚いた顔の激写に成功＾＾無理矢理登録させられたコネッターにでも投稿するかな」
「……交換条件は何だ」
「代わりに投稿する写真があるといい。たとえば、紅茶とケーキとか」
「……分かったよ、明日の予定は空いてるから」
（素直に誘えばいいものを……）

後日談・喫茶店にて

お兄ちゃん大好き！
シマカ、ココロ、マドカ、スミカ

「ケイスケお兄ちゃんはとっても頼りになるし、
ワタルお兄ちゃんはおバカだけど本当に人思いで優しいんだよ！　勇者だもん！」
「わたしのお兄ちゃんは繊細で、だからこそ人の痛みが分かるんだよ」
「お兄ちゃんは頭よくて運動も魔法もできてお菓子作りも上手なの！
カッコいいけど本当はとっても寂しがりなの」
「お兄ちゃんは実力があっても驕ったりしないで常に自分を磨いてるんだ。憧れなの！
あ、ところでこれ、カフェの店員さんからもらったチョコラスクなんだけど食べる？」
「(3人)はーい！」

友は最強！
アヤネ、パンテラ、メル、ディカルア

「ご兄弟がいらっしゃると賑やかですよね、羨ましいです」
「血のつながりがすべてじゃないわ。
アタシとメルだって、もともとは孤児同士だったんだから。
はい、レオたちから取ってきた飴」
「ありがとうですですぅ。
人間と神様の違いがあったって、ディカルア様のことはずーーっと尊敬してるですですぅ！」
「ありがとう。皆に苦労をかけてしまったし、今日は私からお菓子のプレゼントよ。
トリックオアトリートと言ったら街中の男性がお菓子をくれたのよ」
「神様の悪戯だと思うと怖いですからね……」

それぞれの子育て主義
スミカ母、ヤマト母、アヤネ母、ワタル母、クオン母

「子どもの教育はやっぱり成果主義よね」
「夫に嫌われないことが最重要ですよ」
「男性をたてて女性は引くということを教育しないと…… 」
（ええ……私の育て方って少数派なのかしら……）
「本編で台詞が一切なかったから会話に入りにくいですね」

子は宝なり
ワタル母、クオン母

「マドカは素直ないい子だし、クオンは夫に似て負けず嫌いで、
剣も魔法もヴァイオリンも色々覚えちゃって。そんなところが可愛いんだけどね」
「子どもより大切な親の命なんてないわよね」

ハロウィンって何だっけ……？
ワタル、ヤマト、クオン、その他男性陣、アザリー

その他男性陣：
「ハロウィンって大人が子どもにお菓子あげるイベントだよな？
なんで女性陣がお菓子を食べながら語り合う会になってるんだよ？
俺等の菓子は？　どこにあるんだよ！
は？　ねえのかよ！」
「こんなかっこさせられてお菓子もないなんて！　こんなのハロウィンじゃねえだろ！」
「悪夢だ……。」
「……………………。」
翻訳：
（恥ずかしい、キツイ、苦しい、もう嫌だ逃げたい……。
セクシーだとか美魔女だとか言われるし、泣きたい……。
けど顔に出したら餓鬼っぽいし、かといって文句言ったらかっこ悪いし……。）
（……私の分は食べないでこっそりしまっておいた。これは、彼の分）

近づくにつれて、だんだん胸のドキドキが強くなる
ただ、お菓子を渡すだけなのに、どうして？

世界が私を拒絶していた
痛みと苦しみに支配された日々
絶望に染まった心は何も感じない
希望、それは何？　
生きるための光？
ただ呼吸しているだけの時間には、必要のない言葉
楽しいってどういうこと？
口角を上げれば笑っているように見えるの？

私の世界はあの日変わった
モノクロームの世界に色をつけた人
たった一人、手を伸ばしてくれた人
何もなかった私の心に、波紋を起こした人

皆に優しいあなたは
決して私だけを見てはくれない
これはきっと罰なのね
あなたと、あなたのかけがえのない人たちを
苦しめてしまった罰

あなたの気持ちを嬉しいと思ってしまった
私だけの世界に
あなたを縛り付けてしまいたいと思った
叶わないこと、それなのに私の心に居座っている
私のわがままな願い

ああ、どうしよう……
彼の姿が見えてきたわ
お菓子の中にこの鼓動も一緒に閉じ込められたら
私の願いも彼に伝わるかしら？

「ワタル。」
「アザリー！　珍しいな、こんなとこで会うなんて。」
「ハロウィンで貰ったお菓子よ。食べきれないから。」
「おお！　天の恵み！　聞いてくれよ、ハロウィンは一つもお菓子貰えなかったんだ、酷いだろ！」
「……そう。」
「女装はさせられるし、女ばっかお菓子貰ってさー、絶対誰かの陰謀だ！
このお菓子、ヤマトとクオンにも渡していいかな？
二人とも俺と同じ目に遭って散々だったんだ。」
「好きにして。それはもう、あなたのものよ。」
「ありがとな！　今度何かお礼をするよ。何がいいか考えといてくれよな！」

ああ、やっぱりこうなるのね。
でもいいわ。
こうして言葉を交わすだけで、こんなにも心が温かい。
これでいいの。