MHFに登場するアイテムの1つ。
概要
- 武具の製法が記載されている製法書の一部で、一時失われたと思われていたが各地で発見されている。
例えば「ネオジムメモ」であれば、『ネオジム』という製法書の一部である。
ただし「製法」とはいえ、基本的には生産や強化のたびに消費する通常素材扱いである。
- この「メモ」というアイテムの存在意義は、
今まで下位・上位・凄腕などという区分でしか武具の強化時期を限定できなかったものを、
さらに細かくHR帯毎に分けるという点や、単に色んなモンスターを狩ってほしいという意図もある。
今までは主に「ネオジムメモ」と「メルクリメモ」しかなかったが、
フォワード.2にて武器用に多数のメモアイテムが追加され、
それに伴って通常武器の強化先も一気に増えることとなった。
- MHF-G3までは、通常のメモクエストでは確定報酬に出現せず全体的に困難であり、
期間限定で稀に確定入手クエストが配信されるという状態だった。
MHF-G3のクエスト内容再編に伴い、全てのメモクエが確定入手・常時配信となり、
確率入手系のクエストは削除された(ただしターゲット自体は変わっていない場合も多い)。- ネオジムとメルクリに関してはプレミアムクエストの報酬でも確定で入手可能だが、
武器種制限があることからあまり回されていない模様。 - G9では入門区のHR100~向けワールドにひとまとめで入手可能なクエストが追加されていた(後述)。
- ネオジムとメルクリに関してはプレミアムクエストの報酬でも確定で入手可能だが、
- クエスト名は「○○と○○メモ」で統一されている。全て討伐クエストとなっている。
ちなみにネオジム及びメルクリしかなかったフォワード.1以前は「○○と秘伝のメモ」という名前だったため、
パっと見では区別がつかず、少し不便だった。
- G9.1後期のアップデートで防具の強化素材に使われることは基本的になくなったが*1、武器で使われるケースも稀にある。
- G10ではキークエスト制となったことで基本的には強化できるHR段階もまとまってきているが、
メモを使用する場合は同じランク帯でも多少の差ができることも考えられる。
- G10ではキークエスト制となったことで基本的には強化できるHR段階もまとまってきているが、
メモの種類
- ネオジムメモ
- HR4(旧HR61)以上のオーダークエスト「氷狐竜とネオジムメモ」で入手可能。
以前の仕様ではデュラガウアは各ランクともその時点の装備で挑むのはかなり厳しい相手であった。
G10で調整されていると思われるが*2、油断せず慎重に攻略していきたい。
- メルクリメモ
- HR4(旧HR81)以上のオーダークエスト「響狼たちとメルクリメモ」で入手可能。
相手はカム&ノノ・オルガロン。単体の強さは上位相応なのでそこまで凶悪な強さではないが、
やはり2頭クエということで難易度は高い。
ただ、上位オルガロンが雌雄で登場するクエストは数少なく、G10現在は本クエストのみ*3。
2頭同時しか存在しない剛種クエストの練習にも地味に最適だったりする。
- ボロンメモ
- HR2(旧HR5)以上のメモクエスト。
相手はイャンクック亜種、エリアは密林。
イャンクック亜種はG10において(なぜか?)下位の解禁タイミングがHR2に上がっている。
- ソディメモ
- HR2(旧HR11)以上のメモクエスト。
相手はバサルモス、エリアは火山。移動距離が長く面倒。
- クロルメモ
- HR2(旧HR17)以上のメモクエスト。
相手はショウグンギザミ。エリアは沼地でこちらも移動が面倒な部類。
- ティタンメモ
- HR2(旧HR22)以上のメモクエスト。
相手はリオレウス。
下位・塔クエストということで移動距離が非常に長い。
また、過去には狩人祭でこのクエストが大きな問題になったことがある。
詳しくは上記リンクの「死んだ7魂」を参照のこと。
- ガルムメモ
- HR3(旧HR31)以上のメモクエスト。
相手はダイミョウザザミ。密林だが、本クエストからは上位クエストになるのでスタート地点は不定。
- ニオベーメモ
- HR3(旧HR41)以上のメモクエスト。
相手はゲリョス亜種。沼地での戦いとなる。
- アチモメモ
- HR4(旧HR51)以上のメモクエスト。
相手はフルフル。エリアは雪山。
- ルテシアメモ
- HR4(旧HR71)以上のメモクエスト。
相手はリオレウス亜種、エリアは森丘。
- ブロアクメモ
- HR4(旧HR91)以上のメモクエスト。
相手はリオレイア亜種&リオレイア、密林で両討伐クエとなる。
上位最高ランクなので、合流されるとなかなかに手ごわい。
- フェルミメモ
- HR5(旧HR100)以上のメモクエスト。
相手はドスガレオス変種。
変種だがドスガレオス自体はそこまで強敵ではないのでまだ集めやすい方か。
ちなみにフェルミメモは各種防具をFY・HCにする際に1個使用するため、
現在のメモの中では最も必要数が多い。
余談
- これらのメモの名称は元素の名称から来ていて、G9.1までの仕様における
受注可能HRと一致する。- なお、初期のネオジムメモとメルクリメモのみ、
G9.1までの仕様における受注可能HR-1の元素番号である
元素(ネオジム:60、水銀:80)から取られている。 - 原子番号11と言えば独語読みのナトリウムだが、
こちらは英語のSodiumから取った結果ソディメモとなったと思われる。
だからと言って水銀は英語読みではなく伊語のMercurioからだったりと規則性は見受けられない。
- なお、初期のネオジムメモとメルクリメモのみ、
- シーズン5.0までは課金武具の強化に関する強化可能HRを決めるのにも使われていた。
シーズン5.5で同様の目的を持つ入手手段がもっと平易な「肉球のコイン」に変更されている
(ネオジムメモを使用していた段階では銅、メルクリメモを使用していた段階では銀を用いる)。 - かつてフェルミメモのクエストとしてアクラ・ヴァシム変種討伐クエが配信されていたことがあるが、
ドスガレオスと同様にハンターズクエストの枠にあるにもかかわらず当初は確定設定だった上、
それを不具合と称したという事件が存在する。
G3でドスガレオス変種討伐クエの確率設定が確定に変更され、ヴァシムは姿を消した。
なおそれまでの間、不定期に登場していた本物の確定クエの相手はエスピナス奇種である。
G9~G9.1においては、入門区限定で全種類のメモをまとめて入手できるクエストとして
エスピナス奇種のクエストが復刻されていた。若個体であったこと以外は基本的に同じだった模様。
関連項目
アイテム/チケット
モンハン用語/ストッパー素材 - かつては低確率入手クエストが主体であり、需要も多かったためこう称する人もいた。