プレイヤーから見て、武具の作成・強化難易度を高めている素材の通称。
発祥はMHFであり、主にそちらでの用法について解説する。
目次
概要
- 「すぐに入手できない素材」の意であるが、当然ながら公式の名称ではない。
ユーザーから見て、
「アップデート後に即座に作成できないように意図的に仕組まれている(と見做される)素材」
がストッパー素材と呼ばれる。- なお本来ストッパー(stopper)という語句自体は「止める物」という意味合いしか持っておらず、
そこまで考慮すると「強化の流れを止めるために意図的に仕組まれている素材」が本義と言えるか。
- なお本来ストッパー(stopper)という語句自体は「止める物」という意味合いしか持っておらず、
- 元々MHFではオンラインゲームということもあって、
下位~上位程度の武器であっても生産・強化難度が非常に高い時代が存在していた。
そしてそれは「アップデートで新たに作れるようになった装備」でも例外ではなく、
しかもアップデート前のリリースでそれらの新武具を大々的にPRするという流れが定番であったため、
「目玉としてPRしておきながら、容易に作れないのは単なる嫌がらせか延命でしかない」
と強い批判に晒されるのが黎明期ではお約束となっていた。
それを皮肉って「嫌がらせor延命のために意図的に実装した素材」という意味で、
ストッパー素材と呼ぶようになったものと思われる。- 延命の項にもあるが、
当初MHFでは実装コンテンツの量・バランスがお世辞にも良いとはいえない状況であり、
コンテンツを早急に消化されて(あるいは、無視されて)
「もうやること(やりたい事)が無い」などと言われてしまうことが少なくなかった。
そのため、MHFでのアップデートの目玉の1つである新武具の入手にブレーキをかけるぐらいしか、
プレイヤーをゲーム内に留める策が乏しかったものと思われる。
ただ、黎明期のMHFにおいては(上記の件に限らず)、
ユーザーがMHF公式に対して極めて強い不信感を抱く状況が続いていた事を
後年プロデューサーが告白している。
このような状況も、ストッパー素材という用法・用語が生まれたのと無関係ではないだろう。
- ちなみにMHFでは全ユーザーの素材ストック状況を運営側で把握できるようになっている、
ということが運営チームにより明らかになっているのだが、
その点からユーザーがあまり所持していないレア素材を意図的に新装備に組み込んでいる、
という疑念を抱かれることも少なくなかった。
- 延命の項にもあるが、
- 上記のような状況はMHF-G2、MHF-G9.1、MHF-Z 2月アップデートにて大規模な改善が行われ、
量・質共に緩和された事で以下に挙げるほぼ全てのストッパー素材がストッパーとならなくなった。
黎明期を彷彿とさせる作成難度の武具もあるが、他の武具と明確に区別されるようになった。
また、必要な素材体系も武具カテゴリごとに統一化されており、
アップデート前の素材集めが無駄になりにくくなった。
現在では「ストッパー素材」はメインシリーズプレイヤーの間でも用いられている用語ではあるが、
MHF-Zで用いられる場合も含め、どちらかといえば「逆鱗」「天鱗」のような、
単に入手難度の高い素材に対して用いられる傾向が強く、
上記のような「アップデートで新たに作れるようになった装備で要求される(新)素材」
に対して強い皮肉を込めた用法で用いるケースは確認されていない。
ストッパー素材と見做されたケース
- 当時のMHFにおいては、主に以下の4つに該当するものが「ストッパー素材」と呼ばれ槍玉に上がっていた。
- 入手自体が難しい
- 上述した「逆鱗」「天鱗」に相当するものであるが、
MHFにおいては「アップデートで新たに追加された」が枕詞になる。
何故なら既にゲーム内に存在するのであれば、
アップデート前に集めて備えることができるからである。
勿論、易々と入手することができない、かつての古龍種の剛翼やHC素材のように、
年代を跨いでストッパー素材として扱われたものもあるのだが。
ちなみにG級の装備はMHF-G3以降、概ね何が必要でどんなレア素材が出てくるか、
予め予想できるようになったため不意打ちを喰らいにくくなり、
このタイプが強く問題視されることは殆どなくなった。
- 必要数が膨大すぎる
- かつてのMHFではバランス調整の拙さなどもあり、
1つの装備に対し必要数量が多すぎるものが存在していた。
大抵入手自体は容易だが、プレイ時間が膨大になる傾向にあり
一朝一夕での作成を困難とする。
現在でも進化武器とラヴィGXシリーズ(不退珠)、秘伝防具(秘伝珠)が該当はするが、
これらはいずれも上述した「もうやることが無い」人向けのコンテンツに属するものであることが
明確に示されており、これらの要求素材をストッパー扱いされることはない。
- 入手できるクエストが配信されていない
- 要はアップデート当日ではなく、それより少々間が空いて配信される、
イベントクエストなどの素材を指すのだが、武具工房ではリストにあるのに作成できない、
ということでフラストレーションが溜まるハンターが続出する。
これに関しては運も実力も気合も意味を成さないため、非常に嫌われやすかった。
MHFでは現HR5~HR6まで(旧HR100以上)の装備はキー素材が設定されていないため
この問題が多発したが、強化途中で要求される場合も多かった(親方印武器における古龍種特殊汎用素材など*1)。
MHF-GG以降、新登場の武器はそれを生産できる時点で最大強化が必ずできるよう調整がされ、
G級ではキー素材制も復活したため、一般のプレイヤーがこれを問題視することはなくなったが、
時期を同じくして今度はメインシリーズにて同様の問題が発生することになった(後述)。
またこのタイプの問題への対応の結果、別方面の問題に対して火に油を注ぐレベルの結果になったケースもある(後述)。
- ランクの関係で現時点での入手が不可能
- 強化先として確認はできるが強化ができず、その原因が
「現時点より上位の段階で初めて入手可能な素材を要求されている」という場合に、
その素材に対して言及される。
例えば課金武具に対する肉球のコイン類やイベント武器のG級強化における優玉などの玉系G級素材、
G級秘伝防具における「武器勲」が該当する。
MHFにおいてこの形の素材で強い批判に晒されたのは、旧HR1~HR99におけるメモ類や
旧HR100~SR99までにおける「弩岩竜討伐の証」「秘伝の導き(の交換元としてのHCチケット)」など
他のケースと複合しているケースであり、
この条件自体は先述までのケースとは違い「強化についてランク帯という条件を付けている」だけの
純粋な意味合いと言える。
MHFの場合は基本的にストーリーなどの概念がないため新しいフィールドの追加もランクの上昇に付随するが、
後述するようにメインシリーズではランク帯だけでなくストーリー進行が新フィールドの登場に絡むほか、
モンスターとランク帯によっては初期状態のコンテンツにはそのモンスターが登場するクエストがなく
後日追加されるイベントクエスト限定だったというケースがある。
- これらの素材の多くは、
アップデート直後に解析や工房で確認したものなどで画像がネ実に貼り付けられることで判明する。
その際にはスレが大きく盛り上がるのは日常茶飯事であり、
MHF-GG頃までは新素材=ストッパーとみなされ大いに批判されることも少なくなかった。- ちなみに、MHFにおいては多くの場合、上記の素材、
特に入手難度の高いものに関しては実装からある程度時間が経過した時点で、
入手しやすいクエストが登場することが多い。
だがこれが却って、「『実装直後に作られるのを阻止する』という役割が薄れたから」と解釈され、
「実装直後に作られるのを阻止する為だけに存在する素材がある」ことを喧伝される事になったと言える。
- ちなみに、MHFにおいては多くの場合、上記の素材、
- なお現在では上述したように、上記のような概念は薄く、
単に「入手難度の高い」「要求数が多い」「需要がマイナーすぎてPTで集めづらい」
素材に対して用いられる傾向が強い。
また、MHF-Z以降ネット上で情報発信を行うプレイヤーの層・意識が大きく変化してきたこともあり、
主だって言われているものが「ベテランプレイヤーにとって入手性があまり良くない素材」から
「ベテランプレイヤーから見て初心者が躓きやすいであろうと思われる素材」に移ってきている。
メインシリーズの場合
- メインシリーズにおいてもストッパー素材という概念は存在するが、
MHFにおける「必要数が膨大すぎる」に該当するケースは基本的に存在しない。
単に「入手自体が難しい」という側面でストッパーと呼ばれるケースが多いのだが、
MH3G・MH4(G)・MHX・MHRiseでは上で挙げた「入手できるクエストが配信されていない」素材の存在が問題となった。- MH3G以降のメインシリーズでは「イベントクエスト限定の(クエストランクの)モンスター」が
登場するようになった。
そして「イベントクエスト限定のモンスター素材を使って強化する武器*2」も出るようになったのである。
つまり、イベントクエストが配信されるまでその武器を強化することができない。
上にある、工房で強化先が見えていながらプレイヤーの努力ではどうにもならない、
という事象がメインシリーズでも発生してしまうことになった。
- MHXでも上記のような「イベントクエスト限定モンスターの素材を使った武器強化」があったのだが、
その内の一つである獰猛化イビルジョーについて、
コラボ武具のクエスト配信で登場することが決定した際に公式側が
「コラボ武具の為ではなく、獰猛化イビルジョーと早く戦いたいという要望が多かった為配信を前倒しする」
というアナウンスを出すに至った。
この事からMH3Gより続いた、最終強化の素材モンスターそのものが配信待ちとなるやり方には
不満を持つユーザーが多い、という状況を公式側も無視できなくなった、と言われている。
そして、上記の一件が影響したかは定かではないが、続くMHXXでは、
イビルジョーを含むイベントクエストでしか戦えなかった獰猛化モンスターの
通常上位クエストが追加された他、
G級においても獰猛化も含め同作で戦えるモンスターは全て通常クエストが存在するため、
ゲーム内で登場する装備は全てゲーム内で強化が完結できるようになった。
- MHRiseでは、Ver.1.xの時点では幾ら強化しても武器銘が上位仕様にならないものがあり、
特に火竜武器やティガ武器・ミツネ武器などは不自然な止まり方となっていた。
これらの武器は上位仕様の名前を持つ同属性武器と比較しても今ひとつ足りない性能となっており、
様々な面で不自然なまま目立ってしまっていた状態であった。
Ver.3.0でようやく全ての武器銘が上位仕様になったのだが、
これも一部の武器の強化はアップデートで追加されるモンスターを待つ羽目になっていたということであり、批判は少なからず存在した。
この事例に関してはMHRise自体に取り巻く様々な事情が絡んでおり、その事情には批判されるものもあれば仕方なしとされるものもあった。詳細は延命の項目も参照。
その反省点か、MHR:Sではアップデートを待たないと強化ツリーを右端、つまり最終強化まで出来ない武器というものはバゼル武器を除き無くなった*3。
- ちなみにメインシリーズではイベントクエストをダウンロードしないとそれらが受注できないため、
オンライン環境が無いプレイヤーやダウンロードコンテンツ・オンラインサービスの終了してしまった作品は、
それらのクエストの素材が入手できない。
ただしこれらはプレイヤー自身の環境にも大きく左右されるため、問題になること自体は少ない。
- なお、全ての武具がキー素材制となっているメインシリーズにおいては、
解析やチートなどで話題になった場合はともかく、
それ以外の例で「生産素材がまだ配信されていない」からそれがストッパー素材であると
問題視されることは殆どない
(そもそも解析などを使わないと分からないため、一般のプレイヤーにとっては縁の無い話である)。
上記の獰猛化イビルジョーの件も、批判されたのは配信前に発売されたMHX公式ガイドブックで公開された、
グリードRシリーズの性能が極めて強力であったから、という点も大きかった。
勿論、コラボ装備など事前に予告されておきながら中々配信されないことへの指摘はあるが、
それはストッパー素材とはまた別の話である。
- MH3G以降のメインシリーズでは「イベントクエスト限定の(クエストランクの)モンスター」が
- MHXXでは上記の通り「入手できるクエストが配信されていない素材」は無くなり
この点は問題ないのだが、メインシリーズで従来使われている意味に回帰し
二つ名装備全般にストッパー素材があると言われている。
これには当然、落とし物限定である塵粉や透過鱗粉、
(本体から僅かな確率ではぎ取れるものの)放電棘、
超特殊許可クエスト以外では部位破壊限定である重竜頭殻や凄惨な角
…と挙げればキリがないのだが、
意外な所では重殻や厚鱗といった普通の素材もストッパーとなり得るところが話題に上がることもある。- 原因の1つとしてMHX(X)の特有の強化システムであるレベル制により
そもそも素材の要求量が多いことが挙げられる。
例として隻眼イャンガルルガの大剣を挙げると、
G級段階だけで5回の強化が必要で、各レベルに応じた隻眼狩猟の証が必要になる。
加えて通常種素材として黒狼鳥の厚鱗5つ、重殻5つ、靭尾2つ、銀狼毛3つ、カテゴリ値12*4、
更に汎用素材の獰猛な重竜骨が6つと異形の重骨が3つ、
そして隻眼素材として厚鱗8つ、重殻8つ、カテゴリ値25*5が要求される。
繰り返すがこれが大剣1本を強化するだけで必要になる。- 防具に関してもパーツそれぞれの強化に素材が要求されるため、
1パーツあたりカテゴリ値15、5部位分では75とかなりの量になる。
部位破壊素材や落とし物素材もそれぞれの部位強化に要求され計5個必要になる。
- 防具に関してもパーツそれぞれの強化に素材が要求されるため、
- 2つ目として、二つ名の固有素材の入手確率が低いということと
一部素材はG2以下では入手できないということが挙げられる。
先に挙げた隻眼イャンガルルガの場合、G2以下では重殻が剥ぎ取れず、各種報酬にも含まれていない。*6
G3からは入手できるようになるが、剥ぎ取りでの確率はG5まで一貫して僅か10%である。
厚鱗はG1から入手できるものの、剥ぎ取り確率はこちらも一貫して20%とやはり低い。
因みにG5までであれば剥ぎ取りで最も確率が高いのは上位素材の隻眼の上鱗(28%)である。
基本報酬の3段目であれば両者ともそこそこの確率で登場するが、
それでも低レべルの内は確定枠以外に過剰な期待はできない。
1段目に至っては確定枠以外で最も確率が高いのはやはり上位素材の堅殻である。
超特殊許可クエストならば厚鱗は48%、重殻は25%で剥ぎ取れるのだが、難易度が高く結局難航する。
基本報酬の確率もかなり上がっており、それまでと比べて大量入手も期待できるが、
厚鱗以外で確定なのはコインや証だけであり、更にここまで来ても上位素材はしっかりと報酬に含まれている。 - なおこれらの事情はMHX(上位分までの強化)でもそれほど変わらないのだが、
当時は証の入手が大変であり、一通り集めるだけでも何十回と連戦する必要があったことで
証が集まった段階になると必然的に素材も集まっているということが多かった。
一方、XXのG級では二つ名狩猟の証の入手率が高く、
「証のために連戦」しなくて済むことで今度は二つ名素材が足りないという現象が多発している。
- 原因の1つとしてMHX(X)の特有の強化システムであるレベル制により
- これ以外にメインシリーズでよく言われるのは、
「ランクなどの関係で現時点での入手が不可能」という純粋に進行状況で足止めするタイプの物がある。
MHFと違いストーリー進行でフィールドが増えるケースもあり、それによる足止めも起こりうる。
下位ランクの装備を上位版に強化するタイプの強化ツリーである場合における上位素材や、
まだ解禁されていないエリアで初めて入手できる素材等が該当する。
これをストッパーに含めない考え方も多いが、強化を足止めされるという点では広義にストッパーと言える。- 先述したように、MH3G~MHXではこれに該当する素材の入手元となるモンスターが
イベントクエスト限定であるために「入手できるクエストが配信されていない」という面から問題視された。 - MHXXでは下位でのカワズの油や溶岩塊、上位やG級での汎用獰猛化素材*7など、
複数の武器に要求されるそのランク特有の素材が存在し、
その存在によって強化を足止めされていると感じるハンターも少なくなかった。
- 先述したように、MH3G~MHXではこれに該当する素材の入手元となるモンスターが
具体例
- 以下に挙がっている素材は大半が
「ネット上において、上述した『強い皮肉』を込めたストッパー素材として認識された物」
「入手率が低い、またはアレに翻弄されやすい」ものである。
(一部純粋に「ランクの関係で現時点での入手が不可能」なだけの物もある)
ただ、後者に関してはぶっちゃけほぼ全ての素材が該当する(レア素材ですらない火竜の鱗が顕著)他、
特にMHF-G以降のものはネット上と実際のゲーム内における「ストッパー素材」の扱いには
ズレがあると思われるので、あくまで参考、もしくはネタ程度にご覧いただきたい。
素材型
- 毒怪鳥の頭
- ゲリョス原種(下位・上位とも)からわずか1%という確率で剥ぎ取れた素材。
サービス黎明期から、というかMH2からそのまま設定を引き継がれたが故に起こったもので、
当初はMH2同様、クエスト報酬すら存在していなかった。
剥ぎ取り限定で確率わずか1%という意味では、後のG級におけるこの手の素材の元祖ともいえる。
この確率設定に尾ひれがついたのか、HCクエストにすると確率が上がるという都市伝説級の噂
(最上皮や極上皮を求めて連戦した際に余計な方向で仕事する)が発生したり、
剛力珠救済クエが実際は本素材の救済クエだと言われたりした。
今日では剥ぎ取り確率が5%に上方修正されている他、
MHF内で過去に人気となった武具にこれが使われていた記録はなく
「運搬装備を組む際に快速珠の生産素材として出てくる」
「ハロウィンイベントの太刀を奇王刀【舞斬】*8に強化する際にさらっと要求してくる」
程度の印象しかない。
幸いにも(?)例のタートルネックことゲリョスSシリーズの外装防具は実装されていない
ちなみに変種や奇種のHC素材は石頭と銘打たれている(奇種のそれは紫石頭)。
- 古龍種の特濃血
- シーズン4.0の時に猛威を振るったストッパー素材。
当時は剛種テオ・テスカトルの頭破壊でしか入手することができないのに、
剛種武器などに大量に使用せざるを得なかったので悲鳴を上げるユーザーは後を絶たなかった。
その後剛ヤマツや剛ルコの実装で、大量に入手できるようになり入手難易度はかなり下がった。
G10ではグァンゾルムの撃退クエスト(剛種は撃退のみ)でも入手可能となっている。
出現率としては剛種の中では最も高いが、剥ぎ取りできないのでルコディオラと極端な差はない。
使用量が多かったのはHRの武具であったため、G9.1で軒並み必要数量が減少している。
現在「ストッパー」となりうるのは一部のG級防具であろう。
1部位につき最大でも5個しか使わないが、意図的にストックしていないと切らし気味になる。
- 古龍種の剛角
- こちらも古龍種汎用素材の黎明期に猛威を振るった素材。
こちらは剛種オオナズチの実装時に剥ぎ取りで(古龍種の角全般が)放出されまくった結果
本来オオナズチから剥ぎ取れないはずの鱗に差し替えられるという事件を引き起こした。
なお剛種オオナズチの角破壊報酬は角系統と舌に限定されている(舌は後のアップデートで追加)ため、
必要なら龍属性武器で剛種オオナズチを狩るのがいいと思われる。
- 古龍種の剛翼
- フォワード.1以前に猛威を振るったストッパー素材であり、かつてのMHFの代名詞的な存在だった素材。
その入手率に対して、剛種武器やFX防具で大量に要求されていた。
現在は根本の入手難度・必要数量が見直されており、G級装備への要求頻度も非常に低い。
詳細は個別記事へ。
- 特殊汎用素材
- 「鱗→上鱗→厚鱗」のようなランク付けがなされていない素材。
古龍種であれば後述の稀玉の他に珠・牙・顎・膜・腱・舌・骨・髄で計9種類、
それ以外の種族では「甲殻種の宝玉」「甲殻種の皇液」「牙獣種の棘」「牙獣種の燦角」
「獣竜種の燃血」「海竜種の菫玉」「飛竜種の宝玉」「飛竜種の稀玉」「飛竜種の逆鱗」
「魚竜種の錬牙」「魚竜種の豪ビレ」の11種類。
モンスターのランクでいうと、奇種が甲殻種の皇液、覇種が魚竜種の2つで、他は剛種が対象である。
入手方法は多種多様で、特定の部位破壊報酬であったり、稀に剥ぎ取れる形であったりする。
中でも飛竜種の宝玉は「剛種パリアプリアが吐いた物の中から稀に取れる」という
ぶっ飛んだ入手方法でも話題になった。
また一見他のモンスターからも取れそうなのに実際は取れないというケースもあり*9、
この素材が理由で特定の剛種モンスターを狩り続ける羽目に陥ることもある。
入手率自体は元からそこまで低いわけではなかったのだが、
素材入手クエストの配信が非常に遅いものがあり、批判を浴びた。
特にシーズン7.0アップデート終盤で実装された古龍種の牙と珠についての批判は凄まじく、
後に運営が謝罪するまでに至った。
また古龍種の膜(ヤマツカミ)や古龍種の顎(シェンガオレン)のように
その素材を持っているモンスターの人気が低くクエストの回転率が悪いことにより集めにくい素材や、
飛竜種の宝玉/逆鱗や牙獣種の棘のように入手性の割に必要数が多いことが批判の対象となった素材も多い。
特に古龍種の物はフォワード.1においてイベント武器の強化段階が追加された際*10に
10個も要求したことで物議をかもすことに。
G9.1以降では、上に記した全ての素材のHR帯における要求数が改善され、
根本的な入手率も見直され、更に基本的なクエストの報酬や本体剥ぎ取りでも出るようにリファインされた。
ちなみにG級の装備では当初から殆ど要求されなかった。
最近では外装変更に絡む意味でストッパー視されているケースがある(後述の「炎妃龍のたてがみ」のケースに近い)。
特に古龍種の骨・顎・膜については相手モンスターの人気が低く、
それもあってか「赤壁のなわばり」が来ていた頃を懐かしむ声も……?
なお2018年以降はこれらの素材を「歌姫狩衛戦」のポイント交換で入手することも
可能になっているが、こちらは1回の開催につき交換できる数が5個となっている。
- 炎王龍の尖角
- 上位テオ・テスカトルの角。
シーズン4.0時代における古龍種の特濃血が入手条件(テオ・テスカトルの角破壊)もあって近い立場にある。
暴君のなわばりの影響でテオ=ヴェルメリオSPが有名になった結果、普及を阻む存在として印象付けられた。- ちなみにG9.1後半以降におけるテオ=ヴェルメリオSPの生産素材はセンショク草・黒を除けば
古龍種の特濃血と炎王龍の尖角であり、ストッパーとして認識されていた当時の入手方法は
ランク違い(前者は剛種、後者は上位)で同じである。
(以前は「炎王龍の尻尾」も要求されていたが、G9.1中期のアップデートで不要になった)
- ちなみにG9.1後半以降におけるテオ=ヴェルメリオSPの生産素材はセンショク草・黒を除けば
- HC素材
- 実装当時はあまり重要視されていなかったが、HC武器や秘伝防具の上方修正によって価値が高騰した。
現在は非G級については根本の入手難度や要求数が見直されており、G級では要求数そのものが多くない。
詳細は個別記事へ。
ちなみに使用するHC素材の解禁タイミングと当時の生産条件が噛み合わず、
天嵐武器を実装したシーズン中の生産が不可能だったヘビィボウガンも存在する。
- 古龍種の稀玉
- フォワード.1実装後に剛種防具やルコ武器作成の壁に立ちはだかったストッパー素材。
実装当時はルコディオラの部位破壊や落し物のみという入手手段に対し、
剛種防具の作成に必ず要求されて作成難易度の高さに拍車をかけていた。
現在は根本の入手難度・必要数量が見直されており、
確定入手のデイリークエストが常に配信されている。
詳細は個別記事へ。
- 火竜の鱗
- ごく普通の下位リオレウスの鱗……なのだが、
課金武具の強化に当たってはなぜかストッパー扱いされることがあった。
その理由はなぜか異様に低い入手性である。
MHFにおける下位リオレウスのクエストは主に塔が舞台であり、
しかも初期配置がエリア5と遠く長距離マラソンを強いられる上に
確率も(順位として見ればトップではあるはずなのだが)あまり高くないことが問題視された。
後に登場した狩人育成クエストで解決するかと思いきや、
このクエストを回すと鱗は全く出ずに甲殻ばかり貯まっていくという
各種レア素材を凌駕しかねないほどの高性能物欲センサーぶりを発揮していたのである*11。
その後は防具については強化段階のショートカットや特定段階における強化素材一式入手クエストという形で対処され、
根本的に要求されなくなったのは2018年2月のアップデートでのことである。
そのアップデート実施時点では関連素材クエストは残っているため、
リオレウス装備などにおいて要求された際に利用できた(ZZで廃止された模様)。- この素材が「課金防具の強化」でストッパー視されたのはシーズン7.0後半のリファイン後からである。
なぜなら、それまでは課金防具の強化にはレア素材が多数必要であったため。 - 「肉球のメダル」が実装されるより前の課金防具においてはF Lv7の強化素材に
「飛竜種の鱗」が含まれていた。
ただし汎用素材なので、リオレウス変種だけでなくリオレイア変種などからも入手可能。
- この素材が「課金防具の強化」でストッパー視されたのはシーズン7.0後半のリファイン後からである。
- 覇種素材
- 覇種クエストの報酬限定で入手可能な素材。
モンスター固有の物と共通の物があり、それぞれ - となっている。
覇種武器への強化(ボウガンは覇種武器の生産)に固有素材を50個と大量に要求されており、
その後G級覇種武器が実装された際には固有素材をさらに50個要求するというぶっ飛びぶり。
UNKNOWNの武器は赤眼を覇種強化時に12個*12・属性変更時に5個と、
こちらも討伐時にたった1個しか手に入らないことを考慮すると要求量は膨大である。
ただ、実装当時は上記のレア素材の存在が強く強調されていた(要するに「出ないよりはマシ」だった)事や、
固有素材は討伐に成功すれば最低でも2個*13は出る仕様だったため、
少なくとも実装時点では、「数が(他の素材に比べ)膨大すぎる」という指摘は多くはなかった。
MHFのゲームバランスの変化に伴い「数が多すぎる」と言われるようになった珍しい事例ではある。
2016年3月のアップデートで覇種武器への強化時の固有素材要求量が20個に、
UNKNOWN武器で使う赤眼は覇種強化時5個・属性変更時2個に緩和された。
また「鮮烈なる滾血」もHR帯では覇種防具への強化時に4個のみと緩和されている。
こちらも、2018年以降は歌姫狩衛戦の回数限定交換で、1回の開催につき50個まで交換可能。
ただ、鮮烈なる滾血は非対応となっている。
- G級希少素材
- G級モンスターに存在する低確率素材。
一部を除いて剥ぎ取りでしか入手できず、その確率も非常に低い。
ただしこちらは該当のG級武器Lv48とG級秘伝防具でしか使用しないため、
G級秘伝防具が出尽くして用途が限定されるようになった現在では
あまりストッパー素材扱いされない。
2016年以降の実装品は入手率が普通のレア素材と呼べるまでに上昇し、
2017年以降はG級秘伝防具に関するモンスター素材はローテーションで救済クエストが常時配信され、
10周年記念アップデートでは狩煉道ポイント交換、
2018年からは歌姫狩衛戦の回数限定交換(最大5個)に対応したため、
2017年11月アップデートで装飾品生産レシピの一つに当素材が採用されてからも、
特段ストッパー扱いする向きは見られない。
- 限界突破素材
- 極征クエストで入手可能な極征貢献証、武玉、累石。
当初は入手性の悪さや、征伐戦自身の立ち位置*14の問題からとっつきにくいコンテンツとなっており、
ストッパー素材として扱われていた。
当初の極限征伐戦は(防具の強化素材の一部が未配信のクエストに依存していたことによる壁もあり)
Lv1でも小技程度で即死が避けられない状態であり*15、
しかもクエスト報酬での入手確率も非常に低く
「限界突破素材の入手性が『ランキング上位報酬限定』レベルであり廃止されるべき」とまで言われたほど。
ここで廃止ではなく入手性の改善という選択を取ったこと自体が間違いだったと今日では言われかねないレベルである
その後確率面では改善されたが、その一方で素材ストックの少ない新規G級ハンターにとっては
「入手可能な期間が月1回、それもわずか1週間だけと乏しい」という問題があったのだが、
これについては"ネット上で"問題と見做されることが殆どなく、この点の「改善」について、
ベテランプレイヤーが記述するネ実wikiを中心に
「G級専用、それもエンドコンテンツクラスの一定期開催イベントが優先的に配信されるのはおかしい」
という声が上がるようになり、
これが「多数のHRハンターと少数のG級ハンターの対立構造を公式が煽っている」という批判に繋がり、
征伐戦というコンテンツそのものがその問題の最大の象徴であると囃し立てられたり*16、
「(当初においては)誰でも属する全コンテンツに参加できる*17」と
「G級エンドコンテンツクラス」という対極にある2つの定期開催イベント間の格差が大きく取り上げられることになった。
(この件は攻略wikiという匿名のサイトにおける一意見が、
「プレイヤーの総意」として扱われてしまった例と見られる。システム/G級クエスト/MHFの記事も参照のこと)
その後MHF-Zへのアップデート後イベントにおけるクエスト解説文詐欺*18を発端として
「征伐戦に取り組まずに強化できる限界であるGF Lv7程度ではLv1でも即死連発レベルなのに、
それを大連戦しないとGXへの強化すらまともにできない」という征伐戦初回開催当時の問題が
(形を変えて)掘り返され、
征伐戦のシステムやG級の環境回り(特に装飾品精錬に関する環境)が大きく変わり
更にG級昇級時に限界突破素材の配布が存在する2018年現在でも、
限界突破素材、特に極征クエストでしか通常入手の手段がない「極征貢献証」が
現在でもMHFで最も入手難度の高いストッパー素材と見做されている証拠であるという
「声」が本wikiを中心に見受けられる。
実際のところとしては初心者プレイヤーからの言及や公式からの統計がないため不明であるが、
「(征伐戦を優遇するために)公式が黙殺しているだけ*19」と切って捨てられている。- 限界突破素材の中で最も入手難度の高い素材は
高レベルクエストでないと確定出現せず、ノーマルG級クエストでは一切出ない「黄武玉」である。
ただ「黄武玉」は防具には使用しないため、
Lv50G級武器が前提とされていた上記の「問題」が噴出した時期や、
それ以降も現在に至るまで特に問題視されておらず、偏りを感じさせるものとなっている。
- 限界突破素材の中で最も入手難度の高い素材は
- シャンティエン/ディスフィロア素材
- 極征クエスト限定モンスターの素材。
当該モンスターの武具はどちらも陳腐化しているが、これらの素材は他のG級武器にも使う。
大きく分けると「主にLv30/31/39/40でコモン素材を要求」「Lv30台やLv50で部位破壊レア素材を要求」の2パターンがある。
つまり先述した「価値観」に基づくなら
「G級序盤のハンターでは到底入手できるものではない」という意味でストッパー扱いされる。
ただ、武器の強化に関連する素材でしかないため「黄武玉」と同様に特段問題視されていない。
なお征伐戦が常駐化し、4種の難度体系に改められた2017年11月アップデート以降は、
レア素材についても確定で入手できる難度は一応ある。
また、シャンティエンのコモン素材はギルド貢献ポイントで常時購入可能で、
部位破壊レア素材とG級希少素材は歌姫狩衛戦の回数限定交換で入手可能である。
そしてLv40で壁にぶち当たるのが関の山
- 鳥竜種の牙
- 上述した課金防具の強化における火竜の鱗に関する問題に対して
後のアップデートで「途中のレベルアップを飛ばして直接上の段階へ強化する」ということが可能になったが、
その際にFZ段階への強化素材が鳥竜種の牙のみに変更されていた*20ため、
鳥竜種の牙自身も「強化可能なHRを決定づける」という観点で言えばストッパーとみなせる。
ただし以前からF Lv6の強化素材の一部として登場していたこともあり、問題視されるほどではない。
ちなみに上述した「防具における特定段階の1部位分を確定で入手可能なクエスト」の内
HR5(旧HR100)よりプレイ可能なクエスト(イャンガルルガ変種の狩猟)における
報酬の内訳は「FのLv1~Lv7に必要な素材を2セット」という形であるため、
「このクエストを1度クリアするごとに1部位分のFのLv1→FZのLv1~7という形で
強化に必要な素材がセットで手に入る」とみなすこともできる。
G9.1中期以降はFZからHCないしHSへのショートカットをする際に必要になる素材についても
難易度面(以前は後述するHCチケットを大量に要求されていた)で緩和された他、
現在は1アカウント当たり1回限りだが関連する素材の大量配布も行われている。
防具については2018年2月のアップデートで必要なくなってはいるのだが、一部は武器で必要になる。
- 龍晶石
- 4大イベント素材のうち極限征伐戦で入手できるもの。
用途としては限定されているため特に問題視されているわけではないが、
上述の価値観によれば「G級序盤のハンターでは到底入手できるものではない素材その3」である。
現在はレベル固定で常設されている各クエストとは別に本素材が確定で入手できる(らしい)クエストが
存在しているが、NPC同行不可という設定があり別の意味でハードルが高い。
- 鎧玉
- MHF-G9.1の後半よりHR/SR帯における防具のレベルアップ素材が一部を除いて各種の鎧玉になったが、
その影響で同アップデート直後はストッパーと認識されたことがある。
G級武器のLv11以上での強化のように「素材による強化」「鎧玉による強化」の
2つのレシピが存在する*21のではなく
「鎧玉を使用するレシピのみ」にスパっと切り替わったことから生じた混乱からの派生と言える。
だからと言って鎧玉集めのために採取クエストを連戦する必要性があるわけでもなく、
HR帯クエストにおけるフィールド報酬やG10以降のデイリークエストなどでフォローされているため、
現在は「クエストを回していたらいつの間にか集まっていた」という事も多い。
G級クエストでは当初フィールド報酬は存在しなかったが、
パートニャーなどの採取素材持ち帰り枠に混入していることはある模様。
2017年8月には武器が鎧玉を要求するという事案も確認されている。
2018年2月のアップデートで(ようやく)課金防具の強化素材がLv1も含めて鎧玉となり、
GS/GP段階で使われる極鎧玉も追加されているが、同時にG級クエストにおいてもフィールド報酬が実装されている。
同アップデート以降HC/HSへの強化に剛種/遷悠種狩りが必要になったor必要ポイントが増えた*22のは内緒
- 炎妃龍のたてがみ
- ごく普通のHR帯ナナ・テスカトリ原種のたてがみであり、
入手率も高くもなければ低くもないという設定(本体剥ぎ取りと討伐時追加報酬で各12%)である。
一応レア素材扱いではあるが、下位ナナ・テスカトリ素材(HC素材除く)は各種ポイント交換での入手が不可能である。
そして現在の用途はエンプレスシリーズの頭・胴・腕の生産とエスピナシリーズの頭生産、
エンプレスGシリーズのLv3への強化、そしてエンプレスCシリーズ(外装変更用)の解放程度。
この素材がストッパー扱いされたのは、MHF-G10でシンボルカラーがリファインされ
「変化の虹」がようやくMHFにて入手可能になったことがきっかけである。
一部プレイヤーがそれを得る過程で「鎧銘の青緑*23」の入手に挑戦した結果、
エンプレスシリーズ計6部位と「エスピナUゲヒル」「エスピナUアゼレ」*24の生産において
本素材が壁になるという事案が発生した。
大多数のハンターがG級に昇級しているMHF-G10において、
メリットの無い下位ナナ・テスカトリを延々と狩り続けるG級ハンターという構図が話題になった。
ただし炎妃龍のたてがみはMHF-G10より8年以上も前より存在している素材であり、
上で記した「アップデートで新たに登場した」ものでも「新武具に必要なもの」でもないという、
かつてMHFにて批判されていたストッパー素材とは毛色が全く異なるものである。
故にMHFでも、ストッパー素材の概念が「単に出にくい素材」へと変化していることをうかがわせるものとなっている。- 余談だが、「鎧銘の青緑」は同じ防具を複数作ってもその全てが進行状況にカウントされ、
対象シリーズは8つであると見られており1個ずつ作る場合でも合計80種の中から
34種でいいとされているため、回避策は存分に存在している。
またエンプレスGXシリーズの大量精錬については2017年11月のアップデートで
直接装飾品を入手できるようになったため、
同アップデート以降において問題視されるケースは
エンプレスGXを装備として使いたい場合とエンプレスCシリーズの外装解放程度である。
- 余談だが、「鎧銘の青緑」は同じ防具を複数作ってもその全てが進行状況にカウントされ、
- 辿異種準レア素材
- 辿異種からの剥ぎ取りや落とし物、報酬により入手できる素材。
剥ぎ取りでは難易度に応じて3%~9%で入手可能。
確率だけみれば更に低くかつ剥ぎ取り限定であるレア素材もあるものの、
この素材の問題は要求数が尋常ではない点であり、辿異武器の最終強化には30個もの数が要求される。
そのあまりにも多すぎる要求数によりプレイヤーからの改善要望が多数寄せられ、
結果として、後に武器強化における要求数が1/10以下に緩和されることとなった。
紙型
- ○○メモ
- HR帯の武具において、特定の段階における強化で使われていた素材。
イベント防具では課金武具に対する肉球のメダルのように、
強化に必要なHRを表すために用いられたことも*25。
G3以降は以下に挙げるモンスターの討伐クエストで確定で入手できたが、
ZZで廃止され入手方法がポイント交換に一本化されている。ネオジムメモとメルクリメモの2種は古くから存在していたが、メモ HR 相手モンスター ボロンメモ 2(5) イャンクック亜種 ソディメモ 2(11) バサルモス クロルメモ 2(17) ショウグンギザミ ティタンメモ 2(22) リオレウス ガルムメモ 3(31) ダイミョウザザミ ニオベーメモ 3(41) ゲリョス亜種 アチモメモ 4(51) フルフル ネオジムメモ 4(61) デュラガウア ルテシアメモ 4(71) リオレウス亜種 メルクリメモ 4(81) カム・オルガロン、ノノ・オルガロン ブロアクメモ 4(91) リオレイア、リオレイア亜種 フェルミメモ 5(100) ドスガレオス
当時は非確定かつ入手確率の異なる多数のクエストが存在しており、
不定期に確定の救済クエスト(現在も配信されている物の他に、
それぞれもう1つずつ存在していた)が配信される形であった。
しかしながら常時配信のクエストにおける確率は高い物でも8%であり、もちろん例のセンサーの的でもあった。
更にフェルミメモはかつてアクラ・ヴァシムの討伐クエストも配信されていたことがあったのだが、
このクエストは常時配信のクエストでありながら当初は確定というある意味ぶっ飛んだ設定であった。
これが不定期配信のフロンティアクエスト枠であったならそれでも良かったのかもしれないが、
常設のハンターズクエスト枠で確定となっていたことを当初不具合と称して確率変更を予告、
その後「元々どの程度の確率を想定していたかをプレイヤーが推測することはできず、
確定であっても不具合と断言できない状態だった」として「仕様変更」と言い直す事態となった。
先述の表に挙げられた現在のメモクエストはG3においてネオジム・メルクリは一本化され、
他のクエストも1枠確定で出るようリファインされた後の物である。
また、G9では入門区のHR100~999向けワールドにまとめて入手できるクエストも
用意されるようになり(ただしこのクエストはG10で廃止された)、
G9.1ではHR・SR帯のほとんどの防具のレベルアップ素材が鎧玉となった事により、
フェルミメモ以外の各種メモ系アイテムの使用頻度は激減した。
フェルミメモのみ防具のFY Lv1強化における素材が主な出現場面であるため
使用頻度がずば抜けており、ZZでのクエスト廃止もあり入手性が悪くなっているものの、
コンテンツの実情としてはこの時点での主力防具は剛種防具や遷悠防具が主流ということもあり
一部狩護防具をパーツで組み込みたいときに少量絡む程度かもしれない。*26
- 剛種チケット
- 剛種武器を作るための剛種クエストを受けるために集める必要があったアイテム。
大量に必要になる性質の割に当初は入手手段が極端に限定されており、
しかも消費型チケットということで不満が多かった。
入手性自体は段階的に改善されていき、MHF-G9.1ではついにこの制度自体が廃止された。
現在は1枚につきギルド貢献ポイント10Pと交換が可能。
- ○○討伐の証
- 剛種武器を作るために、集める必要がある素材。
1回の戦闘で最低1枚は入手できるので、それなりの数の戦闘をこなせばいいのだが、
実装当時は30戦こなさないと武器1つも作成できないこと*27が問題となっていた。
また、アビオルグ、クアルセプス、オディバトラスは複数の証が存在しており、
これらは生産時と強化時に別種の証が必要だった上に、
アビオルグとクアルセプスは強化で使う方の証の入手クエスト配信がかなり時間が経ってからという点で、
オディバトラスについては「枚数の多さ(40枚=40戦*28)」と
「生産時と剛種武器としての本来の性能を出す際で異なる証が必要*29」の2点で批判されていた。
後に報酬ブーストの倍付け対象になった*30他、
稀に配信される緊急依頼シリーズで元々の入手枚数が増量されるなどで集めやすくなった。
また、MHF-G3以降の剛種は5戦(報酬ブーストを踏まえると3戦)で実戦的な剛種武器を生産可能となり、
MHF-G9.1では全ての剛種武器で討伐の証の要求数が5枚に統一化された。
これは複数種の証が要求される剛種武器であっても同じで、合計で5枚という設定になっている。
- 肉球のコイン各種
- (主に)課金装備において、各段階への強化可能なHRを決める要素となっている素材。
肉球のコインが金・銀・銅・鋼・鉄・鉛の6種類、その他に肉球のメダルとHC肉球のメダルがある。
肉球のコインを旧HR順に並べると鉛(31)・鉄(51)・銅(61)・鋼(71)・銀(81)・金(91)となり、
強化素材にこれらが含まれている場合そのHRに到達するまで強化できないことになる。
肉球のメダルは入手自体は旧HR91~可能だが、使用されるシーンは旧HR100~であることが多い。
HC肉球のメダルは秘伝書を取得してから入手可能になるため、
旧HR300~の強化段階であることを表すストッパー素材と見なすことは可能である。
入手そのものは楽であり、強化可能なHRを示すという意味でのストッパーである。
その為これら自体が大きな問題になったことはないが、
HC肉球のメダルに関しては「HCチケットの消費量」という観点から問題視されたことも(後述)。
現在では、秘伝の証【序】1枚とHC肉球のメダル25枚とを交換可能となった他、
ギルド貢献ポイント1Pや1NPとも交換可能である。
余談だが、双龍剣互換性能のBP武器においては
この素材のために双龍剣(および【極】)互換段階への強化可能HRが
双龍剣の生産(および【極】への強化)が本来可能なHRより上になっていた*31。
G10以降はHR31~50がHR3・HR51~99がHR4・HR100~がHR5に割り振られ、
秘伝書取得タイミングも旧HR100に相当するHR5に変更されたことで、
鉛のコインはHR3・他のコインと肉球のメダルはHR4・HC肉球のメダルはHR5の素材となっている他、
公式狩猟試験の廃止に伴い双龍剣と互換武器での強化HRの違いもなくなっている。
さらに2018年2月のアップデートで防具においては一切使わなくなった。- なお「肉球のメダル」の元々の入手方法は「特定のモンスターの素材と交換」なのだが、
該当モンスターは現場までの距離が長い(運やリファインでマシになったのもいるようだが)。
- なお「肉球のメダル」の元々の入手方法は「特定のモンスターの素材と交換」なのだが、
- HCチケット
- かつてHCクエストをプレーするために必要だったチケット。
HCクエストの参加コストということで、武器魂・武器綬やHC素材の入手条件に絡んでいる。
入手条件は「ノーマル設定のクエストをクリアする」と平易ではあるが、
初期はHCクエスト1回あたり3枚消費していた設定により「必要数が膨大すぎる」という部類に含められており、
マクロを使ってモスを狩りHCチケットを稼ぐ不届き者も現れる事態となった。
それが発端となって必要枚数は1枚に緩和された*32が、
後のアップデートで入手可能なクエストが大型モンスター狩猟の物に限定されるように。*33
また「HC肉球のメダル」「秘伝の導き」への交換という用法もあり、
それらに対するコストの設定から課金防具の強化素材におけるストッパーとみなされたことも。
その後は旧HR499以下のハンターの同行によるボーナスや、
調合屋でのギルドへの推薦状との調合による増殖により要求量の問題は緩和されたが、
G9.1での用途廃止に絡んで課金防具の強化難度がどうなるのか不安視されたりもした。
2016年3月のアップデートで課金防具の強化に使われている素材の新たな入手方法も平易な方向で調整され、
同アップデートで本チケットは純粋な換金アイテムとなった。
溜まった枚数が多く、ミズキに500枚→ポルタチケット桜100枚の交換を求めて泣きついた人もいたとか*34
- 武器魂・武器綬・武器勲
- HC武器や秘伝防具に使うための素材。
入手は簡単だが、HC武器はともかく秘伝防具には膨大な量を必要とする。
詳細は秘伝防具の記事へ。
武器魂や武器綬は天廊武器における一部パラメーターの限界突破素材的な用途も存在しているが、
こちらは各項目それぞれ1個でOKなため特に問題視されていない。
- 武具職人魂
- フォワード.3で実装された素材。
イベント武器を強化するための素材で、剛種クエストのアナザーターゲット報酬のみで手に入る。
これは恐らく、秘伝書を手に入れる前のプレイヤーがHC武器の素材を手に入れることがないようにするためと思われる。
しかしアナザーターゲットは報酬枠が一つしかない&設定されている入手確率が低いなどの問題点があり、
この仕様に対する評判はあまりよくなかった。
そしてフォワード.4で武具職人魂の救済クエストが配信されるに至った。
現在では狩人祭の祭ポイント交換や、ショップのギルド貢献ポイント交換で入手可能。
また要求数自体も大幅に減少している。
- 秘伝の証
- フォワード.3で実装された素材。
防具をHC防具に強化するために使う素材で、一部クエストのアナザーターゲット報酬のみで手に入る。
このアナザーターゲット枠で出る理由は武具職人魂と同じだと思われる。
評判についても救済クエストが実装されたことも同上だが、【急】は救済クエストの内容が凶悪設定だった。
要求数は2016年3月以降多くの防具で激減しているのだが、G10以降【序】の難度が劇的に上がったとも言われている。*35
課金防具に対しての用途は2018年2月のアップデートでようやく廃止されている。
- 秘伝の導き
- 一部防具のHCやHS派生で使われる素材。非課金の防具ではHC、課金防具ではHSで使われる。
過去には「HCチケット60枚との交換で3個入手」という入手方法が存在していた。
これが何を意味するのかというと、
プレミアムキットの武具をフルセットでHCチケットを700枚以上消費するということである。*36
当時は課金武具の強化素材は普通の武具に比べると入手しやすい物が多かったこともあり、
その中に混ざっていたこの素材が物議を醸すことになった。
G9.1後期よりギルド貢献ポイント4Pや2NPでの購入となりマシになっている。
通常の防具の強化素材が基本的に鎧玉系統になっているため序盤の強化難度は課金防具の方が上とも言えるが、
ショートカットにより強化段階を飛ばして強化すれば大きく緩和でき、
この素材を使うHSレベルになると他の素材については入手難度の低い物が多い。
そして2018年2月のアップデートで初めて課金防具の強化については要求されなくなった。
番外編
- 剛力珠
- MHF独自の装飾品の中でも有名な品。武具強化の素材ではなく、装備を運用する際に必要とされる装飾品。
元来の入手条件は「ギャラリー大会において評価ポイントが60000~79999の場合に
50%の確率で入手(4種類ある賞品パターンの内2つで入手可能*37)」という物であるが、
アレに翻弄された結果「剛体珠ばかり集まる」というのが常であった。
その一方でいわゆる「効率至上主義」などもあり1つの装備セットで10個入っているケース*38もあり、
昔は装飾品の入れ方がマイセットに組み込まれていなかった*39ため
数十個持っている程度では足りないという人も多かった*40。
採取装備ですら、採取関係のスキルを埋めた残りのスロットは剛力珠で埋めていたという人も
後に救済クエストの配信で入手性は改善されたが、
こちらはこちらで剛力珠かと思ったら獄炎珠だったという事案が存在している
(剛体珠と永氷珠の間でも同様の事案は存在する)。
- 難しい書物
- かつて存在した秘伝書関連のアイテム。3色存在していた。
スキルランクが一定値に達するとこの書物を消費しないとランクアップしなくなるというものである。
この書物は入手確率があまり高くない上にプレイヤーによってモンスターの種族毎に出現する色が異なる、
しかもそれを100個ずつ使うというもので、入手難度はともかくその設定自体がストッパー扱いされた。
シーズン10にてHR突破記念褒賞で大量に書物が入手可能となり、その後完全に廃止されることになった。
なお現在では入手手段が無く、かつて入手した人にとっては単なる売却アイテムとなっている。
- G強化券
- 課金で販売される、「パッケージ特典やプレミアムキットの装備品をG級の段階にする際に使用される」というタイプの素材。
ストッパーの意味合いは上述した肉球のコイン各種と同様なのだが、
併用する素材がG級の物であるため「強化可能なランク条件を決めるための素材」ですらない。
MHF-G9.1まではG級以前のコンテンツにも結構な長さがあったのだが、
G級以前の時間を短縮する方向で行われたG10アップデート以降、一種のストッパーとしての認知が強化されることに。
その理由は「基本的にプレミアムキットとは別に購入する必要がある*41一方、
付属するキットでもその枚数はわずか5枚*42であり足りるわけがない」という物である。
用途自体はG9.1まででも同様に存在しており、「ラスタ装備にはG級関連の武具は使用不可*43」という仕様もあって
「G級昇格後使わなくなった課金防具に、ラスタ装備として余生を送らせる」という用法も認知されており、
そういった目的のために「あえてG級の強化を行わない」という選択肢が存在していた。
G10においてG級までの時間が大きく短縮された結果
「せっかく買ったのに、G級に上がってからも継続して使うためには追加出費を要求される」
という難点が顕在化したと言える事象である。
またある時からプレミアムキットの性能がG級での物を基準にして評価されるようになったため、
今日では「最初から課金装備を買うぐらいなら最初からHLを入れろ。
課金装備はG級に上がるまでは買うな」とまで言われるようになった。- また、このような評価の変化から派生したのか、
「MHF-Zになった際に販売終了になるべきはG強化券の方だったのではないか」という考えを持つ者も。 - ちなみにMHF-Zになってからの新作であるペレグリシリーズ*44では、
防具のみの販売でありG強化券も10枚付属しているためこの問題は存在せず、
G級に上がってからも問題なくハンター用装備として使うことができる。 - 以前「一部の非課金の防具に対して、課金で販売する素材により特別な派生を追加する」という
構想が存在していたことがあったが、その時は後に素材の入手方法が再検討され
最終的には特定のクエストで入手できる形となり、LX/RX防具として実装されていた。
- また、このような評価の変化から派生したのか、
余談
- 上述したストッパー素材は一部除いて実装時に強い批難に晒されたものが多く、
以後のアップデートでは「入手難度が緩和される」か「使途が減る」のいずれかに調整されることが多かった。
前者はともかく、後者については「作りにくい武具がある」ことはそのままであるため、
一部のプレイヤーにとっては厄介な問題であった。- なおMHFでは基本的に入手手段の増加で緩和を行った後、
要求数減少または要求廃止という形が取られることが多い。
その辺りの事情についてはこちらが詳しい。
- なおMHFでは基本的に入手手段の増加で緩和を行った後、
- メインシリーズにおいては上述したように対象のイベントクエストが配信されることで、
ストッパー素材としての役割は終わることになる。
勿論、単に入手しづらいものをストッパー素材と呼ぶのであれば話は別であり、
そうなるとあらゆる素材にストッパー素材となる資格があると言える。
関連項目
アイテム/尻尾 - 打撃武器使いにとってはストッパーとなりえる。
ゲーム用語/延命 - 当初のMHFの事情についてはこちらが詳しい
ゲーム用語/緩和
モンハン用語/救済クエスト
ゲーム用語/物欲センサー - これが仕事をしてしまうと、あらゆる素材がストッパーになりうる。