かつて存在した、MHFのハンターズクエストの一つ。シーズン3.5の頃に実装された。
作品 | 難易度 | クエスト種別 | 目的地 | 報酬金 | 契約金 | 獲得HRP | 条件 |
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MHF | ★5 | ハンターズクエスト | 雪山<温暖期・昼> | 3000z | 200z | 500P | 受注:HR41以上 強制無装備 弾丸・ビン以外のアイテム不所持 狩猟笛・ボウガン禁止 |
概要
- ターゲットはギルドフラッグ8個の山頂設置。
ギルドフラッグは支給品だが、「山頂設置」は納品の一形態なので分類としては採取クエストになる。
これだけなら延べ8往復する面倒なだけのクエストかと思われるかも知れないが、
なんと制限時間が6分しかない。
- 加えてアイテム持ち込み不可。4人で2回ずつ登頂しなければ間に合わない。
支給品には当然モドリ玉……なのだが2つしか無い。
ふと隣を見ると支給用大タル爆弾……つまり残りの2人は爆死してBC帰還するというわけである。
死ぬことが前提となっている、シリーズ通してかなり珍しいタイプのクエストと言える。
- ちなみにドスファンゴとドドブランゴも徘徊している。
普通の上位個体だがこちらは裸なので攻撃が当たるとかなり危険。
この2頭が交戦状態に入ると同エリアのガウシカが逃げ出すが、
上位クエストなだけあり、このガウシカに轢かれるだけでもかなりのダメージを受ける。
また、山頂へ行く為の穴を抜けた先の通路にはチャチャブーが潜んでいる場合がある。
こちらも裸状態で当たるとかなり危険。自分の前を先行したハンターに反応して
登場することもあるので、通る際には注意しよう。
防御力ゼロでチャチャブーの攻撃など受けようものなら致命傷確実である。
もちろん、これらのモンスターと交戦する余裕はないので防御力の上がる武器が望ましいだろう。
特にアイギスフォースは3スロットもあるので非常に優秀。
ただし防御を上げすぎると爆死が出来なくなるので事前にメンバーと相談したほうがいい。
付記しておくが、2人は爆死帰還することがクリア手順の前提であるため実質1度も死ねない。
- また、ギルドフラッグは所持しているだけで徐々に体力が減っていく。
あまりモタモタしていると体力切れを起こしてしまうので注意しよう。
逆に防御を上げすぎた場合の体力を調整するのに使用することは可能だ。
- もともとMHFはパーティプレイが前提のゲームバランスだが、
必ずしもソロプレイが不可能という作りにはなっていない。
ただしこのクエストに関しては、どんなにプレイヤースキルや運が良かったとしても、
ソロ(NPC含む)では絶対にクリアできないクエストの一つである。
- 配信当初と比べると、ダッシュ時のスタミナ減少が半減しており、
さらに武器スロットによってランナーなどが発動できたり、
G級技巧武器による移動速度増加や、穿龍棍による段差跳躍も可能なので、
サービス後期にはいくらか難易度は下がっていた。
- 報酬は銀のたまごや鉱石類が中心。配信直後こそネタクエストとして注目されたが、
報酬目当てで受注するようなクエストでは無いので、以降は話題に上がることも少なかった。
このクエストが再び脚光を浴びたのは2011年夏に行われたイベント「500クエストを駆け巡れ!!」。
その中のクエストの1つに指定されたため久しぶりに募集が飛び交うこととなった。
- その後2014年に行われた第78回狩人祭でまさかの99魂シクレ枠として登場。
それも一度や二度ではなく、三回もシクレで登場してしまったのである。
上述のとおり99魂設定クエストのなかでもクリアが非常に難しい類のクエストであるため、
最速ルートを通ることが出来ずギルドフラッグの熱でやられたり、
途中のドスファンゴに殺されたり、頂上で誰が死ぬかで揉めたりと荒れに荒れた。
想像以上の効率の悪さに死神を超える酷さの伝説のクソシクレとして有名になってしまった。*1
効率重視のネ実はもちろん、他の一般層にとっても相当なストレスとなったようである。- なお、この第78回狩人祭は全ボーナス試練が99魂という設定だったが、
言うまでもなくこのクエストがダントツのマズシクレであった。
一点だけ優れている点があったとすれば、基本的に所持装備やランクに関係無く、
かかる時間はほぼ一定だった為、参加資格ギリギリのハンターであっても、
やり方さえ間違えなければ最悪でも5分程度でクリア可能だったこと。
適正ランクのハンター4人が集まった場合、5分程度の時間がかかるクエストは他にもあり、
上位に上がって間もないハンターには比較的楽に稼げるボーナス試練だっただろう。
また、野良でやると理解者がわりと少ないので阿鼻叫喚しやすいが、
野良ではなく猟団で回せるなら、作戦を立てることで事故さえ防げば実はわりとスムーズに進行する。
下位から挑めて装備貸出の為準備不要、0~1ラスタの「大! 花火大会!」の存在で全て台無しだが。
- なお、この第78回狩人祭は全ボーナス試練が99魂という設定だったが、
- MHF-G10でHR帯のクエストリスト再編が行われた結果、このクエストは残念ながら(?)削除されてしまった*2。
しかし……。
ハロウィンのスピードスター
- 2019年のハロウィンイベントにてまさかの復刻。
MHF最後の季節イベントが、良くも悪くも強烈な印象を残したスピードスターで飾られることとなった。
良い印象を持つハンターはまずいないだろうが。
- 主な変更点としては、ハロウィンなのでターゲットにチャチャブー5頭の討伐と、
山頂でアクション「手をふる」ことが追加。
参加人数は2人まで、設置するギルドフラッグは2個、制限時間4分となっている。
- 制限時間は減少したが、それ以上にギルドフラッグの設置数が大幅に緩和されており、
ソロでも十分達成可能なレベルとなっている。
それでも爆死してのBC帰還はソロだと必須条件だったり、
チャチャブーの討伐に手間取ると余裕がなくなったりする程度にはシビアだが。
もちろん、シクレとして登場した時には未実装だったが高速崖登りも活用できる。
- 報酬は歴代ハロウィン装備の生産・強化素材なので、
これらを既に所持しているハンターにとって報酬面でのメリットは薄い。
しかしせっかくの機会なので、フラッグを持って雪山を駆けてみるのもいいだろう。
関連項目
アイテム/ギルドフラッグ
武器/相互ラグマ式放雷弓 - 素材入手クエストがソロクリア困難として知られる