- 種族
- 牙獣種(尖爪目 堅歯亜目 鋭牙上科 ブランゴ科)
- 別名
- 雪獅子(ゆきじし)
- 英語表記
- Blangonga
- 危険度
- MHX・MHXX:★4
- 登場作品
- MH2, MHP2, MHP2G, MHX, MHXX, MHWilds, MHF, アイルー村G, アイルー村DX
目次
生態・特徴
- 雪山に生息する大型の牙獣で、ブランゴの群れを率いるボスとして君臨する大型個体。
その体格はブランゴよりもはるかに屈強で、全長、体高も通常のブランゴのおよそ二倍。
見た目としては大きく発達した上腕と口外にまで伸びた鋭い牙、こぶのように突き出た頭部が特徴。
その白色の体毛に覆われた外見や、雪山という地域の特性を利用した多彩な戦法(詳しくは後述)から
ハンターズギルドからは《雪獅子》、一部のハンターからは「白い闇の住人」という異名でも呼ばれる。
- 身体を包む純白の体毛は非常に保温性に優れており、雪山山頂付近の痛烈なまでの冷気も遮断する。
また、一本一本が鉄鎖の如く頑丈で、見た目以上に強度が高く、
特に強靭な個体の体毛はそれこそ鎧のような防御力を備えている。
顔にはブランゴには見られない髭が生えており、これもまた強靭な繊維素材として知られている。
時折毛繕いをして体毛に付着した汚れを落とし、毛並みを整える仕草を見せる。
また、ハンターが投げ付けたペイントボールの効果を理解し、
その対策として毛繕いを行うこともあり、これによって匂いが掻き消されてドドブランゴを見失い、
結果的にそのまま狩猟に失敗してしまったというハンターもいる。
ちなみに自分のフンを縄張りの至る所に埋めておく習性を持っている。
雪原に埋められたまだ新しいと思しきフンを見つけたなら、近くにドドブランゴが居る可能性は高い。
- 緊迫していない状態ではナックルウォーク*1で縄張りを悠然と徘徊しているが、
戦闘態勢に入るとステップのような小刻みな動きから飛び込むようなダイナミックな動きまで見せる。
巨体ではあるが、発達した筋力から生み出される俊敏性はブランゴを遥かに上回る。
その俊敏性と腕力を最大限に活用した肉弾戦を得意とするが、ただ単純に殴り掛かるだけではなく、
時には指を展開して対象に掴みかかる、地面から雪の塊を引き剥がして投げつけるなどといった技も見せる。
また、地表の雪を勢いよく吹き付けて敵の視界や身動きを制限する、深雪の中を潜行して足元から奇襲を仕掛ける、
咆哮と同時にあらかじめ雪中に潜ませていたブランゴを呼び出すなど、
雪山の地形や環境を利用した頭脳的な手段を用いてくる場合もあり、
経験の浅いハンターにとっては大きな壁となる例も多い。
怒りが頂点に達すると一瞬だけ後ろ足で立ち上がり、天を仰ぎながら凄まじい怒号を轟かせる。
興奮状態となったドドブランゴはさらに俊敏性が増し、攻撃性も大きく上昇するため非常に厄介。
- 縄張り意識が強く、個体によっては雪山一つを丸ごと自分の率いる群れの縄張りとしてしまう。
一度縄張りとした場所に強く執着する傾向があり、たとえ何者かに縄張りを追い出されてしまったとしても、
チャンスがあれば再びその縄張りを奪い返しに現れることもあり、完全な撃退は困難である。
また、複数頭のドドブランゴが鉢合わせると、
縄張りをめぐって周囲への被害も顧みない大乱闘を繰り広げる場合もある。
不幸にもこのようなドドブランゴの抗争に巻き込まれ、大損害を被った村なども少なくはない。
しかし、ある雪国の民族はドドブランゴを「白きヌシ」と呼び、神格化して崇めているらしく、
狩猟笛はそのお告げを聞く際に奏で、操虫棍は怒りを鎮める舞に用いる祭器として使用されている。
- 口元に見える牙は群れの長たる証であり、
特に強靭な個体のそれは、中型モンスターをも串刺しにしてしまうのではないかというほど鋭い。
しかし、この牙を失うことは長としての資格を失うことを意味しており、
実際に外敵との交戦中に牙をへし折られてしまったドドブランゴは、
それ以降は群れの仲間であったはずのブランゴともまともな連携が取れなくなっていたという報告もある。
ちなみにその牙を手に入れたハンターはドドブランゴを討伐した英雄として大きく評価されるため、
この牙を目的に戦いを挑むハンターも少なくない。
派生作品の種・個体
- 特異個体
- より大きく突き出した頭部と赤みを増した顔が特徴的な特異な個体。
体内に飛竜などが有するブレスの生成器官と非常によく似た器官を持っており、
自ら氷核物質を作りだし、広範囲に向けて放射する能力を獲得している。
腕力もより発達しており、体毛がやや黒ずんだ剛腕からは強力な攻撃が次々に繰り出される。
- 辿異種
- 長い年月をかけて、上腕の「拳」が異常な発達を辿ったドドブランゴ。
拳だけでなく、腕全体も発達を遂げており、恐るべき腕力を獲得している。
その腕力は硬い氷等も容易く粉砕する程であり、
『砕の剛腕』の異名は、そんな腕力を言い表している言葉と言える。
加えて、その腕の毛も発達しており、まるで外套を纏ったかのような風貌となっている。
その発達した拳は巨大な雪玉を投げ飛ばしたり、
雪上で荒々しく暴れれば、その衝撃だけで氷塊が降り注ぐ。
その進化によって硬い氷雪をも味方に付け戦う姿は「豪拳嵐の如く」。
また、その拳は氷雪だけでなく、ブランゴ達をも掌握すると言われており、
通常個体のドドブランゴすらも彼に従っていたという目撃証言があるほどである。
従って、群れのヒエラルキーの最上位に君臨する存在であると思われる。
概要
- MH2から登場した、ブランゴの群れを統率する大型の牙獣種。
亜種については下記の記事を参照されたし。- モンスター/ドドブランゴ亜種(砂獅子、MHP2Gより登場)
- 言ってみれば「ドス系」のモンスターである。
しかしその能力は他のドス系を凌駕し、モーションも子分のブランゴと異なる。
そのため、たかがリーダーと嘗めてかかると痛い目をみる。
- 特筆すべきは恵まれた膂力と脚力。
バックステップやサイドステップでハンターを翻弄し、
腕を大きく振りかぶり、驚異的な瞬発力でハンターに向かって飛び込みながら殴りつけるなど、
同じ牙獣種でもババコンガとは比較にならない機動力でハンターを攻め立てる。
攻撃力も今までのモンスターと比べて高いため、相手の動きをよく見切ることがより重要になる。
- 脳筋一辺倒と言うわけでもなく、ドドブランゴは知能も非常に高い。
一例として、「部下を潜めておく」という戦術的な行動をとる。
ドドブランゴと交戦時は一見すると単独行動のように見えるが、実は地中にブランゴを待機させている。
ドドブランゴが怒り状態になると、潜伏していた部下のブランゴたちが一斉に飛び出し、
ボスであるドドブランゴと共に怒涛の波状攻撃を仕掛けてくる。- この時、部下のブランゴたちも怒り状態になっている。
怒りと同時にバインドボイスを行うため、耳栓装備でない場合は次の攻撃をほぼ確定で喰らう事になる。
怒り状態による高速化も手伝って、仮にドドブランゴの後ろに居た場合でも
振り向きからの攻撃までに回避が間に合わない。
倒れ込みだと体力を一気に持って行かれそのままBC送りになる事も。
その変化はある種哀れなまでであり、子分が来てくれないどころか
ババコンガの腹のなる音にすらびびるハンター達ですら全く脅威に感じなくなる。
ハンターにとっては牙が折れたからといって脅威や威圧感が大して減る訳では無いはずだが、
ドドブランゴにとっては屈辱と感じることなのだろう。- このように、牙を破壊すると大幅に弱体化するため、手早く牙を破壊することが重要となる。
そのため、必然的に頭部を集中的に狙うのがセオリーになっているが、
破壊するタイミングには少しだけ気を付けよう。
麻痺やスタン中、またはシビレ罠に引っ掛かっている最中に破壊すると、
飛竜などが尻尾を切断されたときと同様、拘束から解放されてしまう。
また、牙を破壊しても発見された時に上げるバインドボイスは無効化されない。
PTではほぼ問題ないが、ソロプレイで足取りを見失った時は発見時だけは警戒しておこう。
なお、MHXでは牙を破壊すると発見時のバインドボイス効果も消失するようになった。 - 牙の他、尻尾の部位破壊が可能。
尻尾は切断属性のみで可能だが、あくまでも「部位破壊」でありそこから剥ぎ取れるわけではない。
それも「この色と臭いのせいで追いかけられる」ことまで理解しての行動だとか。
MHXではペイントしてないのに毛づくろいする様子も見られるが。
毎度おなじみの相手にビビッて初撃を受ける某種族にはぜひとも見習って欲しい対応能力である。 - この時、部下のブランゴたちも怒り状態になっている。
- 頻繁に繰り出すサイドステップやバックステップは、単なる移動に見えて、
実はハンターの位置に対応して繰り出す攻撃行動である。
特にバックステップは始動モーションも少なくダメージもやや高い危険な行動。
前述の飛び込み殴りと並ぶドドブランゴの代名詞的な攻撃であり、「ケツキック」などの愛称で親しまれる。
- このように、「頭のいいモンスター」として取り上げられることが多いものの、
稀に倒れこみ攻撃の際、たまたま弱っていて自分が落としたつららにあたって死ぬ
という珍プレーを見せてくれることもある。
もっとも、当然ながらそのつららに当たって死ぬレベルまで巣に逃げ帰らないことが最低条件なので、
その行動を見られる機会は本当に少ないが。- 念の為フォローすると、
つららが落下するのはボディプレスで発生した衝撃による副次的なモノで、言わば事故死である。
意図的に落としたつららに巻き込まれる訳では無い。
- 念の為フォローすると、
- 飛び掛かりやラリアット、倒れ込みの振動、振り向かずにサイドステップやバックステップ等、
「振り向き狙い」が主軸となる近接武器の溜め技と非常に相性が悪い。
しかし、大剣は抜刀斬り、ハンマーは縦1~2を細かいスキに叩き込むことで相性は劇的に改善される。
他の大型モンスターの小さな隙にも活用出来るので、
これらの武器種を使うならドドブランゴで練習しておくと良い。
- 目の下、鼻の脇に鮮やかに青い部分が存在するが、ドドブランゴが興奮状態に陥ると真っ赤になり、
生命活動が鈍ると青がくすんで土気色に変じる*2。
また、瀕死になると文字通り尻尾を巻いて逃げる。
破壊していなければ後ろからよく見てみると分かりやすい。
- ドドブランゴはブレスも使用するが、
これは多くのモンスターに見られるような体内の器官で生成したエネルギーを吐き出す攻撃ではない。
大きくのけぞりながら息を吸い込んだ後、
持ち前の肺活量を最大限に活かして地面の雪を巻き上げているのである。
巻き込まれたハンターはダメージを受け、雪だるま状態にされてしまう。
しかしこのブレス、何故か雪の無い場所でも雪が巻き上がり、雪だるまにもされる。
まあ、この世界においては特に珍しいことではないが。- ちなみにドドブランゴのブレスは地形や環境に大きく依存しているため、
亜種の場合は砂を巻き上げるブレスとなる。 - 見た目よりブレスの攻撃判定残存時間が長く、攻撃が終わったと思って安易に近寄ると被弾する。
片手剣のジャンプ斬りなど、移動を伴う攻撃は要注意。
- ちなみにドドブランゴのブレスは地形や環境に大きく依存しているため、
- ドドブランゴも他のモンスター同様落とし物をするが、拾えることはめったにない。
というのも、落とし物を落とす条件が"地中に物を隠した後"というものだからである。
この行動、ハンターを発見していない状態で稀にしか行わない行動であり、
狙って目にすることは非常に難しい。
そんな行動を見たことがあるハンター自体少ないのではないだろうか?
ちなみに、落とし物は基本的になわばりのフン。
おそらくこの行動はマーキング行為なのだろう。
MH2~MHP2G
- MH2で牙獣種と共に初登場。
イャンクックやババコンガといった序盤戦をクリアし、
初心者も狩りに慣れてきた頃の中盤の難敵として登場。
前述の機動力とパワーを以て多くの初心者ハンターをキャンプに送り返した。
- MHP2以降は雪山が序盤フィールドとなったが、登場するのは相変わらず物語中盤。
メインモンスターであるティガレックスが雪山で大暴れしたため、
ドドブランゴの印象は若干薄くなってしまった感は否めない。- かつて先代専属ハンターが大立ち回りの末にドドブランゴとの雪山の縄張り争いを制していた経緯がある。
その彼の引退をかぎつけてドドブランゴらは巣の様子をうかがっていたが、
いかにも弱そうな主人公を見ては舐めてかかり、再び巣を陣取ったことで
縄張りを賭けた狩りが主人公の双肩に託されるという中々に熱いストーリーとなっている。
舐められていたのは、雪獅子に負けたあっちの人かもしれないが…。 - MHP2GではG級個体および亜種が追加された。
通常種のカラーバリエーション的な存在である亜種が多かった当時において、
通常種と全く異なる生態を有するドドブランゴ亜種は大きな話題となった。
一方で、亜種はブランゴを一切召喚しないため、
(特にガンナーからは)ブランゴを召喚する通常種の方が厄介であると認知されることが多かった。
- かつて先代専属ハンターが大立ち回りの末にドドブランゴとの雪山の縄張り争いを制していた経緯がある。
- 火属性の攻撃で牙が折れる以上弱点は火属性…のはずだが、
実は初登場のMH2とMHFでは属性攻撃のダメージが総じて低い(弱い部分でたった15)上に、
腕と脚には雷の方が通る謎の仕様。
MHP2以降は頭に30%効くので普通に弱点と見ていい。- なぜ火属性が必須なのか、ジャンボ村のライバルハンターによれば、その理由はこうである。
「雪獅子の牙は、恐ろしく硬い。普通の武器じゃ、いくら攻撃しても折れやしないぜ…。」
しかし、試しに火属性の武器で攻撃したところ「さすがの雪獅子にも、こいつは通用した」とのこと。
…はっきり言って意味不明だが、意図を汲めば、硬すぎるところを火で物理的に軟らかくしたといったところか。
そして、MHX以降は牙が軟弱な個体となったか、ハンターの力が増したか、そんなところであろう。
- なぜ火属性が必須なのか、ジャンボ村のライバルハンターによれば、その理由はこうである。
- MHP2Gの下位クエスト「雪獅子、二重の咆哮」では、
ドドブランゴ2頭を雪山で相手にするが、ブランゴが出てこない。
これは、当時のゲームシステム的に「2体討伐の際は小型モンスターが一切出現しない」という設定をされている為*3。
- MHP2Gを最後に、メインシリーズではしばらくの間不参戦が続いた。
特にMH4では、ババコンガとラージャンという同期に差し置かれてまさかの不参戦。
一応、後継者としてウルクススがいるが…。
ただし、素材の一部を竜人問屋を介して入手することができる。
もっとも、これも上位素材のみだが。
MHX
- MHXではようやくショウグンギザミと共に復活。
集会所★2へ昇格する際の緊急クエストの狩猟対象、
つまり新人ハンター達にとっての最初の難関という大役を担う。
なお、村クエストでは★4での登場となる。
こちらはキークエストにも設定されていないため、狩るかは自由。- 集会所上位ではそのままでは単体は存在せず、依頼をこなす必要がある。
他にも3体連続狩猟の存在や後述の獰猛化など、依頼絡みが若干多め。
火山に向かっていた筈なのに、前者のクエ=雪山に迷い込む者が少なからずいると言う。
- 集会所上位ではそのままでは単体は存在せず、依頼をこなす必要がある。
- 数年ぶりの復活に際して新技も習得しており、
振り向きざまに背後に向けてフックを繰り出すようになった。
またブレスのエフェクトが変わっており、口から螺旋状に冷気の渦を吐き出すようになっている。
勿論ペイントを自ら消す行動も健在で、頻度は低いがうっかりしていると見失う。
加えて思考ルーチンも大きく強化されており、少し離れて回復薬を飲んだりするとすぐさま飛び掛かってくる。
- その他の攻撃パターン自体は然程過去作と変わっていないが、
なにせP2G以来の復活であるため技の細かい性能が変化している。- 部分的にラージャンの動作を組み込まれており、
MH4ラージャンのようにサイドステップとヒップアタックを使い分ける以外にも
ラージャンの代名詞的攻撃だったデンプシーに似たパンチを繰り出すようになった。 - 飛び掛かりラリアットが飛び掛かる寸前まで軸補正し続けるようになり、
軸修正がなかったMH2、F等の旧作品経験者程引っ掛かりやすい性質に変化している。
腕を伸ばして飛び掛かってくるためか判定が理不尽に広く、ヘビィボウガンなどはかなり被弾しやすい。 - 更に手下とのコンビネーションも健在のため、ブランゴ達を放っておくと非常に厄介。
雪玉の集中砲火で棒立ちになったところにラリアットで突っ込んでくるのは黄金パターンと化している。
「たかが★2」とナメてかかった初期防具ハンター達に片っ端から洗礼を浴びせている。
実際問題、慣れないとターゲットカメラで捕捉し続けるのも難しい速さで跳梁し、
緊急の時に通過した程度の勇者様にはもう一度洗礼を浴びせることもある。
また集会所を優先して進めていた場合、素材の都合により攻撃力不足はもちろん、
近接武器は緑斬れ味も碌にない段階で挑む事になるため長期戦になりやすいのも厳しい。- とはいえ、突進は直進しかできなかったり、
近距離だと突進と飛び掛かりの頻度が減って戦いやすいという点は変わっていない。*4
また攻撃力が高いと言っても、防具の強化を行えば十分余力を残せるダメージに抑えられる程度である。
繋ぎ防具を作っていない、あるいは防具の強化を一切していないハンターに対して、
防具強化の必要性を教えてくれるモンスターと言える存在だろう。
- 部分的にラージャンの動作を組み込まれており、
- 上位以降になると、地中急襲から間髪入れずに突進に繋げて来たり、
飛びかかりを2発連続で繰り出して、1発目を回避したハンターの背後から不意打ちを食らわせたりと
目に見えて隙が少なくなるためかなりの苦戦を強いられることになる。
また地中急襲の頻度がやたらと高く、3回も4回も連続で潜り続けた挙句にエリアチェンジすることも。- ブシドースタイルにとってこれが致命的で、1発目をジャスト回避すると2発目を避けるのが極めて難しくなる。
前述のように飛び掛かる寸前まで軸補正してくるので歩きでは避けられず、
かといってコロリンすればジャスト回避になって…といったことが割とよく起こる。
ジャスト回避後なにも入力しないとその場でパワーリロードするボウガンでは特に意識しておく必要がある。 - ジャスト回避後にダッシュができる武器種は、1発目をジャスト回避した後に
ドドブランゴに対して直角にダッシュすると2発目を避けやすくなる。
怒り時はノーモーションの高速飛び掛かりやバックステップをしまくるのも変わらない。
特に上位になるとダメージも高く昔と変わらない動きに+αといった形になるため、
過去作の不評点は変わっていないので、苦手な人はとことん苦手だろう。
その上弱点は狙いづらい上半身に集中しており、特に下半身の弾肉質は異常に硬い。
そのため、ガンナーを中心にラージャンよりも圧倒的に強いと断じるハンターも多い。
ただし体力は低めなため、複数で叩けば割とあっさり倒れる。 - ブシドースタイルにとってこれが致命的で、1発目をジャスト回避すると2発目を避けるのが極めて難しくなる。
- 細かい変化では咆哮による縛り時間が短くなっている。
セルレギオスと同じような感じになったと言えばわかりやすいか。
勿論牙を折ればバインドボイス効果が消えてただの隙だらけになるのは相変わらずである。
また、過去作では発見時のみ牙を折った後もバインドボイス効果が残っていたが、
今作では牙を折るとこちらを発見した際の咆哮にもバインドボイス効果が付与されなくなった。
- MH3以降はハンターがエリア内にいなくても、モンスターはそれぞれ捕食などの行動をするようになった。
それはドドブランゴも同様で、彼はエリアを巡回しつつ各地にフンを埋めている。
大型モンスターの気配がないのに落し物としてフンが落ちていたら、
直前までそのエリアにドドブランゴがいた可能性が高い。
見たい方はニャンターで地中に潜って待つのがいいだろう。
- 先んじて復活したドス古龍と同じく、無属性武器でも牙を折れるようになった。
ただし過去作以上に正面からの顔面狙いや振り向き狙いは危険であるため、正攻法で折るのはかなり難しい。
幸い全武器共通で乗りの手段を持つため、動きを止めて折るのがいいだろう。
また、ガンナーならブレスを横に避けた位置から顔面を狙いやすい。
- 疲労時には飛びかかりの終点で転倒してしばらくもがくようになり、
特定のエリアにあるポポの死骸を食べることでスタミナの回復を図る。
- 集会所★7「勇猛果敢なブレイブタスク」など、闘技場にてドドブランゴを相手取る場合、
雪が一切無い闘技場でも変わらず雪玉をかち上げてくることについてツッコミを入れるのはもはや野暮だが、
なんとブランゴを召喚してくる。
もう一度言うが場所は闘技場である。
にも拘らず、ドドブランゴの咆哮を合図に地面から飛び出してくるのである。- このクエストでは、ここまでに獰猛化ガムートと獰猛化ケチャワチャを制して対峙することになるのだが、
まさか土の地面にずっとスタンバイさせていたのだろうか。
当のドドブランゴも地面に潜って飛び出し攻撃をしてくるが、いくらなんでも無理させすぎではなかろうか……。
そして邪魔なので出てきたところをハンターに瞬殺される運命。あんまりである*5
- このクエストでは、ここまでに獰猛化ガムートと獰猛化ケチャワチャを制して対峙することになるのだが、
- 今回は一部のモンスターが従来なら亜種のみ出現していたフィールド又はエリアに進出している*6が、
流石に彼が砂漠に出張することはない模様。
生態的に考えてもメタ的に考えても、
そんなことすればただでさえ影の薄い亜種の存在意義が本気で消滅しかねないのは明白なので
当然と言えば当然である。
- かなーり希少な罠肉を有効活用出来る一体。
怒り中でも食いついてくれるうえに食事時間も長い。
ただ、疲労モーションがとても長い部類であるため悩ましいところ。
マルチプレイ時で役立つか。
獰猛化個体
- ご多分に漏れず獰猛化個体が存在するが、
ただでさえ理不尽なモーションの多いドドブランゴがステータス強化の上、
疲労せず怒りやすくなるわけで狩猟難度はお察しの通り。
普通にストーリーを進めた場合、狩猟できるタイミングはかなり遅く、
村のテオ・テスカトルのクエストをクリアしなければ集会所にクエストが出現しない。
そちらを出現させるためにはラスボスのオストガロア討伐が必須であるため、
必然的に狩猟できるのはHR解放後となる。- ただ、現在はイベントクエスト「スターフォックス・雪山決戦!」を受注すれば
HR解放前でも獰猛化ドドブランゴと戦闘することが可能となっている。
- ただ、現在はイベントクエスト「スターフォックス・雪山決戦!」を受注すれば
- 同骨格のラージャン同様、赤黒い蒸気を纏う部位は両腕に固定されている。
このためなのか、氷ブレスの使用頻度が若干減少しており、
突進や飛び掛かりなどの肉弾戦をメインに攻撃してくるようになる。- 特に対策必須なのはラリアット飛び掛かりで、モーションスピードが大きく変化しており、
通常よりも長い溜め動作の後、一瞬のうちにこちらに飛びかかってくる。
そのため予備動作を確認してから回避しようとしても、よほど距離が開いていないとまず間に合わない。
通常個体と同様に飛び掛かり直前まで軸補正をするため、同系統の攻撃では随一の命中精度を誇る。
その速度から、光ることを見越して攻撃休止→光ったら即回避行動とするのが吉。
射程ギリギリにいた場合、折り返しや着地判定で結局大ダメージを受ける可能性があるため、
いっそ回避性能スキルを付けて正面に回避で突っ込むのが良いかもしれない
一方でブシドー殺し行動が多いため、ブシドースタイルのジャスト回避は非推奨。- 抜刀歩き速度が速い武器種は直前まで右歩き→回避が比較的安定するが、
歩きの遅いヘビィボウガンなどは、かなりシビアな回避タイミングを要求される。
ガード可能な武器は体力とスタミナに余裕があればガードした方が無難だが、
2連続ラリアットで捲られてガードが間に合わなくなったりスタミナ切れでガードできなくなる危険がある。 - ブシドースタイルでジャスト回避した場合、
追撃や折り返し攻撃の回避が間に合わず被弾確定になることがある。
ボウガン系はパワーランの移動距離が長いので心配は少ないが、
その他の武器種は普通に回避したほうがいい。
- 抜刀歩き速度が速い武器種は直前まで右歩き→回避が比較的安定するが、
- 発生の早い普通の飛び掛かりも脅威で、こちらの硬直を的確に刺してくる。
また、腕に蒸気を纏っている時は倒れ込みの威力も大幅に上がるので注意。
プレイヤーによっては今作最強モンスターの一角に彼の名を挙げるほど。
しかし、入手できる素材は実用性の高いグルニャンS頭部等の強化素材になるだけに、
何とか頑張って撃破したいところ。 - 特に対策必須なのはラリアット飛び掛かりで、モーションスピードが大きく変化しており、
MHXX
- 新たな追加モーションを引っさげてG級個体も当然登場。
後ろ脚で立ち上がって腕を振り回してからのボディプレスによる振動でハンターを足止めし、
その後に追撃を仕掛けるというもの。
追撃はこのボディプレスからの限定派生である大ジャンプボディプレスの場合が多いが、
普通に行動を再開してブレスやパンチを繰り出してくることもある。- この振動による硬直は大ジャンプボディプレスが来る少し前あたりに解除されるが、
硬直中に焦ってBボタンを連打したりしていると、
硬直が解けた瞬間に回避行動を取ってしまい、
その隙に大ジャンプボディプレスが直撃するという事態に陥りやすい。
落ち着いて対処しよう。 - 大ジャンプボディプレスの使用後は両拳が地面に埋まった状態となり、
拳を抜くまでの間は隙を晒す。
- この振動による硬直は大ジャンプボディプレスが来る少し前あたりに解除されるが、
- 村では★8で登場、G級ではG★2から登場するが、
どちらもキークエストではない。
MHWilds
- MHXXから8年もの間、メインシリーズはおろか派生作品にすらお呼びがかからなかったドドブランゴだが、
MHWildsでは同期にして同骨格のババコンガの登場が判明しており、本種の参戦も期待されていた。
寒冷地の紹介があったPV6、最後のPV7においても姿を見せず、参戦は望み薄かと思われたその時、
なんとTVCM『止まらない狩りの熱狂』篇に登場、いきなり復活が確定する事となった。- ちなみにこの日は2025年2月14日、世間はバレンタインデーであった。チョコ代わりのサプライズって事?
MHFでは「哀しみの牙獣バレンタイン!」というクエスト名称で、
(辿異種の)ドドブランゴがフィーチャーされたバレンタインイベントが開催されたことがあった。
MHFの要素が多く取り入れられている昨今のメインシリーズの風潮からするに、
もしかしたらこれも意識されているのかもしれない。
- TVCMで参戦が確定するのはMHWorldのキリン、MHW:Iのイャンガルルガなど前例はあったが、
今作におけるその枠が本種になるとは驚きである。
なお、該当CMでは本作のキャッチコピー「驚天動地の、狩りがくる。」のテロップが表示されるのだが、
ちょうどドドブランゴ登場のところで「驚」の文字が出るようになっている。確かに驚きだ。
- CM中では新要素である鍔迫り合いに応じている姿が映されているが、
これは武器を介してモンスターと力比べを行うというシステムになっており、
大剣と猿型牙獣種という組み合わせだとちょうどMH2のオープニングムービーの再現ができる。
ご丁寧にもCM内で鍔迫り合いを行っているハンターはしっかりジークリンデを担いでおり、
隣にはゲリョス装備のハンマー使いまで居るなど、雪山でドドブランゴと争うあのOPの完全再現になっている。
猿型骨格を有する両生種且つ先生役のチャタカブラが登場しており、
牙獣種のみならず猿型骨格のモンスターが盛り上がりを見せていると言える。
上述の通りババコンガも復活しているため、後はラージャンさえ続投すればMH2の猿トリオが完成するが、果たして…。 - ちなみにこの日は2025年2月14日、世間はバレンタインデーであった。チョコ代わりのサプライズって事?
- 後に公式SNSからもドドブランゴの復活が投稿され、公式サイトにも追加された。
新たなCGイラストでは白く長い体毛が緻密に表現され、もっふもふになったドドブランゴを拝む事ができる。
また、全体的にMHXXの筋骨隆々さや脚爪の鋭さが失われ、背中は反って腹が垂れ下がり、
更に指は第2関節を接地するナックルウォークを行うなど、
現実のゴリラらしい実在感のある猿型モンスターに仕上がっている。
まず間違いなく体脂肪率は増えている。8年の間に太った?- しかしながら完全に覇気を失った訳ではなく、目が小さくなり鋭い眼光を見せるようになった他、
顔のトゲや角、両頬の溝のある皮膚が緻密に再構築され、長い牙と合わせて精悍さが大きくアップ、
更に禿げ上がった頭頂部のコブが発達したために頭部全体に奥行きが生まれ、
獰猛さを全面に押し出していた過去作から、知能が合わさって何をしでかすか分からない、
野生のヒヒのような恐ろしさを感じ取れるように。
また、アニメチックな筋肉はなくなったものの胸部と前腕部はむしろ分厚くなっており、
腕力は未だ健在である事を窺わせる。
ドドブランゴの個性を活かしたリメイクになっており、
MHXXからの時間の流れとグラフィックの進化、
そして開発陣のドドブランゴに対する並々ならぬ表現力の高さを感じざるを得ないだろう。- ところで、ラージャンともども下半身にライオンの要素が取り入れられていることが
何かと猿扱いされるドドブランゴを確かに獅子たらしめていたのだが、
MHW:I以降のモデルでも脚部の特徴を保ち続けたあちらと違い、
こちらはゴリラ要素の割合がかなり高まったため、いよいよ言い訳が利かなくなりだしている。
彼を初めて見る世代のハンターが雪獅子という別名を聞いて、
「ど、どこが……?」と困惑してしまう様子は想像に難くないだろう。ぶっちゃけ古参も同じ気持ちだと思う
- しかしながら完全に覇気を失った訳ではなく、目が小さくなり鋭い眼光を見せるようになった他、
- 今作では猛吹雪に見舞われる断崖絶壁地帯、氷霧の断崖に棲息している模様。
なんとドドブランゴにとってはメインシリーズにおいて雪山に次いで2つ目のフィールド進出となる。
なんなら派生作品含めてもMHFの極海やMHOnlineの伊鲁法雪山くらいにしかいなかったという引き篭もりぶりであり、
改めてメインシリーズで新たな棲息地が追加された事はドドブランゴにとって大きな飛躍と言える。
環境こそ異なるが、雪山と同じく寒冷地の山岳地帯というロケーションであり、馴染みやすいだろう。- 同地には部下であるブランゴも棲息しており、あまり行動を共にしないババコンガ達とは異なり、
普段からドドブランゴと共に行動し、エリア移動にも付き従うなど忠誠心は高いようだ。
しかし、同時にヒラバミやジン・ダハドなどの縄張りを争うモンスターも多く、
特に大型同士で群れを為すヒラバミとは直接縄張り争いで雌雄を決する事もある。- ヒラバミとの争いはお互いにダメージを与える引き分けの戦いとなる。
持ち前の跳躍力で飛び掛かるドドブランゴだが、空中を浮遊するヒラバミにひらりと避けられ、
更に尻尾に存在する「鋏尾爪」で掴まれてダメージを喰らってしまう。
しかしドドブランゴも負けじと馬鹿力で鋏をこじ開けるようにして拘束を解き、
更に相手の尻尾を引っ掴んで頭上に抱え上げ、反対側に叩きつけてダメージを与える。
辻本P曰くドドブランゴの「やったったぞー!」感が伝わる内容になっていると言えるだろう。
流石にラージャンの如く飛んでいる相手を問答無用でボロ雑巾のように扱う事は無かった
- ヒラバミとの争いはお互いにダメージを与える引き分けの戦いとなる。
- だが、氷霧の断崖にはあのゴア・マガラが住み着いている。
そのせいで、今作では狂竜化の憂き目に遭ってしまった。合掌。
ゴア・マガラの任務クエストに討伐対象として乱入してくるが、その個体の体力が非常に低く、直ぐに狩られてしまう。
- 同地には部下であるブランゴも棲息しており、あまり行動を共にしないババコンガ達とは異なり、
- 攻撃は従来作でおなじみのモーションと新規のモーションが自然に混ざり合っている。
- 二連続飛び掛かりは相変わらずの高性能だが威力はちょっと控えめ。
また、新技としてダブルラリアットを習得した。
初撃のラリアットの後、すかさず2撃目の回転パンチを繰り出す。
これらの技は隙が少ないドドブランゴの中でも高性能な技である。
- その一方で雪玉投げは範囲が狭まっていたり、後ろ跳び蹴りの予備動作が長くなったりと、既存モーションに弱体化が入っている。
やたらと長く振りかぶる放つパンチや、ペイントされてもいないのに解除モーションを出すなどつけ入るスキは多い。
- 今作の氷ブレスには新しい状態異常である「凍結状態」を付与する効果があり、
何度も喰らっていると足元から凍り始めて自由に動けなくなってしまう。
消散剤で解除可能で、一度で発動するわけではなく何度も連続で喰らうと発動する蓄積型の状態異常の様子。
なおブレス中はお尻の穴に弱点集中攻撃をブチ込むことが可能。
ババコンガといい、Wildsで復活したMH2初出の牙獣種はなぜお尻が弱点になるのか…
基本的にどの武器でも滅茶苦茶痛そうなのでちょっとかわいそうになる。 - ドドブランゴはこのブレスの短射程を補うため、左右に首を振ってブレスの範囲を拡大させている。
だが、そのモーションがとても長い上、その場からずっと動かないために、ハンターにとってはボーナス行動と化しているのが実情である。
ちなみに、従来のブレスも使用する。
- 二連続飛び掛かりは相変わらずの高性能だが威力はちょっと控えめ。
- また、過去作のドドブランゴのように咆哮で子分を呼び寄せる
……ということはできなくなった。
ドドブランゴの強さの根幹にあたる部分であったために、この弱体化は余りにも痛い。
- 全体的に見ると、子分の召喚が出来なくなる、予備動作や後隙が大幅に増える等、
過去作での強みと言える部分が根こそぎ無くなってしまった上、
代わりに新しくもらえた新モーションや凍結状態も「厄介」程度に留まっており、
MHX(X)はもちろんMH2~MHP2Gと比較しても脅威度はかなり下がっていると言える。- このように強さはマイルドになっているにもかかわらず、
登場時期が序盤を通り過ぎて上位以降いつでも挑めるというポジションになっているのも痛い。
序盤に出ないので序盤の壁にならないのは勿論の事、
上位で登場する復活モンスターの中でも下から数えたほうが早いくらいの強さである。
- ただし、言い換えるならば中堅程度という設定相応の強さにようやくなったとも言える。
少なくとも過去作で言われていたクソモンスの評価を脱出することはできたようだ…。
となると、MHXXでの強さが異常だったという訳だが…
- このように強さはマイルドになっているにもかかわらず、
派生作品
MHF
変種
- 弾属性に対する肉質が大幅に硬化し、特に頭の75(原種)⇒20(変種)が顕著。
よって、弾属性の弱点部位は胴体(40)となる。
火以外の属性に対する耐性も高く、水属性は全身で5、
雷属性は尻尾に15効くが、すぐ近くにある後ろ脚はマイナス5、
氷属性は頭(5)や前脚(15)に効果があるが、胴体でマイナス5となっている。
龍属性は後ろ脚に10効く以外は全身でマイナス2だが、誤差範囲であるため強引に押し切ることも可能。
基本的にドドブランゴ変種も火属性を弱点とするが、前脚はやはりマイナス5であるため注意
(これが最も障害となるのは炎妃剣【渇愛】使用時か、キャラバンの「属性バンザイ」である)。
G級
- G★4にて登場。
MHF-Gアップデート前の先行テストにおいても、ヒュジキキの狩猟後に挑むことができた。
- G級行動として、右腕で雪玉を投げてくる新モーション
(怒り時のブランゴとほぼ同じモーションがドドブランゴ仕様となったもの)がある。
バックステップから繰り出してくることもあり、さらに着弾した後に拡散するため、
油断していると高確率で雪だるまにされてしまう。- ちなみにMHF-G1・G2に登場した古参のG級モンスターの中で唯一、
完全新規のモーションが追加されているモンスターである*7。
なお、MHF-G3から登場している古参G級モンスターはいずれも新モーションを備えている。
- ちなみにMHF-G1・G2に登場した古参のG級モンスターの中で唯一、
- また、行動面も調整されており、
雪玉かち上げを使用しなくなっている他、バックジャンプの使用頻度も低い。
そのため古参G級モンスターの扱いが総じて悪かったMHF-G1時には「弱体化している」という批判もあった。
- とは言え、怒り時の攻撃倍率増加が2.0と非常に高く、最大で攻撃倍率10.0に達してしまう。
気を抜くと一撃で大ダメージを受けてしまうので注意したい。
なお肉質面は変種よりやや硬いが、弾肉質は軟化している。
属性はなんと原種以上に火属性が通る。
そのため、牙を破壊する意味でも火属性武器を使うのが非常に効果的であると言える。
なおその牙破壊であるが、専用の素材である「雪獅子の鉄牙」が入手できる。
- リオレウス・ディアブロス・リオレイア同様、
ハードコアモードが存在していないため特異個体にできない。これは不具合ではなく意図的なものと思われる。
- ちなみに、MHF-G1からMHF-G9.1までの間、雪山のG級汎用BGMを聴けるほぼ唯一のモンスターとなっていた。
その期間たるや、実に約3年間である。
これはG級雪山に登場するモンスターがことごとく専用BGM持ち(フルフルは無音がBGM)であるため。
G9.1にてやっとドラギュロスがG級へ登壇したが、それでもやはり聴く機会の少ないBGMとなってしまっている。- なおドスファンゴも汎用BGMが流れるモンスターであるが、
そちらは不定期配信イベントの「四方の理」でしか雪山に登場しない。
- なおドスファンゴも汎用BGMが流れるモンスターであるが、
特異個体
- 見た目の変化
- 頭部のコブが大きくなっている
- 顔全体がより赤くなっている
- 鼻から横に伸びる突起が大きくなり、反り返っている
- 髭が赤みを帯びている
- 腕や脚の先が黒ずんでいる
- 最初期の特異個体の一体ということもあり、動きそのものはそこまで変わっていない。
雪玉投げで投げる雪玉が3つに増えるため、着弾時には9個の拡散弾がフィールドを埋め尽くす。
また、冷気ブレスの攻撃範囲が異様な程広がっており、MHFでは解氷剤が存在しないこともあって非常に危険。
- ババコンガと同じく、変種は異常なほどタフ。
HPは7140と並だが、怒り状態時の全体防御率が約0.25倍。
与えられるダメージがほぼ4分の1にまで軽減されてしまう。
全体防御率1.0で換算して体力28560と同値と言えば、そのタフネスが理解いただけるだろうか。
他に防御面で苦情が挙げられていた特異個体変種であるフルフル、ババコンガ、ヒプノックの3頭が、
F.5アップデートにて改善されたこともあり、そのタフさが強く印象に残りやすい。
G9.1では剛種の強さが軒並み下方修正されたため、剛種を凌駕するタフネスを持つことになってしまった。
その結果適正ランクの装備では、変種でありながら剛種以上に苦戦を強いられることもある。
理不尽な能力を持ちながらドドブランゴ変種特異個体登場から修正が入っていないため、
G1以前のMHFのレガシーの中では五本の指に入るともいえるかもしれない。
- 剛種適性試験に登場していた特異個体は、専用のクエストの補正であるため防御は普通だが、
剛種レベルの攻撃力倍率5.20(怒り状態時は9.36倍)により一撃のダメージが半端ではなかった。
特に、食らいやすいバックステップはなかなかの凶悪性能であった。
辿異種
- MHF-Zアップデート時点では4体の辿異種が実装されたが、
辿異種ドドブランゴはそこから約2ヶ月後の2017年1月11日より狩猟が解禁された。
以下のクエストで登場する。
- ドドブランゴの辿異クエスト
受注可能GR クエスト名 GR200 極腕を備えし雪獅子 GR400 吐息すら凍てつく氷雪の檻 GR600 豪拳嵐の如く GR800 砕の剛腕
- 発達部位は「腕」。
素の体躯が大きく、体毛がよりボリューミーになっているため大きく見えるというのもあるが、
それを加味しても明らかに腕そのものが巨大化している。
この剛腕を用いて極寒地帯の硬い地面を破砕し、大量の雪を巻き上げて攻撃に活かす。
また、特に上腕部分の毛がフサフサになっており、まるで外套を身にまとったかのような出で立ちとなっている。- ちなみに発達部位は破壊可能なので、ドドブランゴとしては初めて前脚を破壊できる。
両前脚を破壊しないと部位破壊成立とは見なされないので注意が必要だが、
前脚は比較的狙いやすい部位であるため、気にせずとも片方は破壊できている、というケースは少なくない。
また部位破壊に関連して言うと、
牙と尻尾の破壊にそれぞれ火属性と切断属性が必要なのはこれまでと同じ。
火属性は弱点でもあるので、現在なら爆破属性も併せ持つ辿異種グラビモスや、
辿異スキル《耐震強化+1》を備えるラヴィーナシリーズの武器が良相性か。
- 牙と尻尾は耐久値はそこまで高くはなく、通常G級個体の1.5~2倍ではあるものの、
体力も倍以上あるので、破壊難度はG級個体と極端な差はない。
発達部位の破壊難度は高く、火属性を用いないと牙は壊せないが、
その点を踏まえても辿異種の中では(武器さえ選べば)全破壊は比較的楽な方と言える。
- ちなみに発達部位は破壊可能なので、ドドブランゴとしては初めて前脚を破壊できる。
- 辿異クエストでは小型モンスターが出現しないという性質があるが、
ドドブランゴの場合は例外で、フィールドの各地でブランゴが跋扈している。
また、いつも通り咆哮でブランゴを呼び出すこともある。- なお、PVでは通常個体のドドブランゴをも掌握している描写があったが、
さすがにクエスト中に通常個体が現れたりはしない。
- なお、PVでは通常個体のドドブランゴをも掌握している描写があったが、
- 辿異種は雪山のほか、子分のブランゴ共々極海にも姿を見せる。
ドドブランゴが雪山の外へと進出したのは(闘技場系のフィールドとMHOnlineの伊鲁法雪山を除くと)
全シリーズを通してこれが初となる。
- 辿異武器は、大剣、スラッシュアックスF、穿龍棍、ライトボウガン、ヘビィボウガン、弓の6種が存在する。
斧モード時の形状が軍配のようになっているスラッシュアックスFや、
馬を模した弓、ミニサイズの城がそのままくっついているようなヘビィボウガンなど、
いずれも和風のデザインとなっている。
辿異防具のブランゴZシリーズは、辿異種ドドブランゴが持つフサフサの毛がふんだんに使用されている。
特にスラッシュアックスFの斧モードは、同じカプコンの某戦国ゲームのお館様の武器を彷彿させる。「幸村ぁぁぁー!」
戦闘能力・主な技
- 辿異種ドドブランゴは、その剛腕を用いて超震動を発生させる。
猿型牙獣種が行う両腕を高く掲げてからのボディプレスの際にはもちろん、
後述する新技と絡めて使用してきたりもする。
- 氷属性やられの更なる強化版「氷属性やられ【特大】」を扱う。
氷属性やられ【特大】に陥ってしまうと何もせずともスタミナが減少するようになり、
スタミナが0となると全身氷漬けになってしまう。
トア・テスカトラが用いる氷漬けに酷似しているが、
こちらはあくまでも属性やられとしての効果であるため、凍結耐性スキルは効果がない。
味方に殴ってもらうことで解除できるのは同じ。
また、凍結前にもレバガチャにより解除可能だが、この場合は解除時に納刀状態でガッツポーズし隙をさらすため危険。
なお、氷漬けが解除されると属性やられも治る他、広域&ウチケシの実でも即座に氷を割ることが可能。
- 既存の技としては、G級個体の雪玉投げや特異個体の3way雪玉すくい上げを使用する。
前者は使用頻度が落ちており、後者はすくい上げ時の攻撃範囲が広くなっている。
また、跳びかかりの際にはより正確にハンターへ狙いを定め、適切な距離を跳んでくるようになった。
しかしその分、無駄に遠くへ跳んでいかれることが少なくなり、
追いかけっこも起こりづらくなったというプラス面も。
引っかきや突進も使用するが、特に変化はない。
従来個体との最大の違いは、バックステップを殆ど使用しないという点に挙げられるだろう。
これによって突然轢かれてしまうような事態は激減し、大幅に戦いやすくなっている。
なおお尻を使ったヒップドロップ系の技は別に存在している。
- 従来個体同様火属性が全部位に通る。
辿異スキル「属撃強化」があれば、火・雷属性が全部位でダメージUPの対象になるほどである。
牙破壊を行うためにも、属性も意識してチョイスするとよい。
物理肉質も元個体と比較し極端には硬くなっていないのだが、発達部位の前脚については、
全ての系統で弱点特効スキルが機能しなくなっている。
纏雷スキルなども活用したいところ。
- 辿異種の中でも屈指のスタンしにくさを誇っており、
高い耐性値と小さく腕に吸われ易い頭の判定から、安定してスタンを取るのはかなり難しい。
- 以下は、辿異種ドドブランゴが使用する特徴的な技。
- 回り込み
- 後方へ大量の雪を撒き散らし、後ろへ向き直りつつ素早く前方へ跳びかかる。
雪の攻撃判定がかなり長く持続する。
この行動の後は氷ブレス、3way雪玉すくい上げ攻撃、ラリアットのいずれかへ繋げてくる。
- 地中急襲→地面叩き割り
- 激しく雪を撒き散らしつつ(攻撃判定は無い)素早く潜り、
ハンターの足元まで移動して飛び出し、地面を叩き割る。
飛び出しから叩き割りまでの時間がかなり短いので注意。
- 2連ヒップドロップ
- 素早くヒップドロップをして地面を砕いてから、
高く跳び上がってもう一度ヒップドロップをかます。
初撃の出が非常に早く、ダメージこそ少ないものの、
氷属性やられ【特大】の対策をしていない場合はトップクラスの要注意攻撃となる。
それと比較して次撃はかわしやすいが、複数の雪玉が巻き上がり周囲に降り注ぐ。
- 氷ブレス
- 従来までのものとは見た目からして別物になっており、
さながらラージャンの気光ブレスが如きビーム状の見た目となっている。
このブレスに触れると一瞬で氷漬けにされ、更に高速スリップダメージを受け続ける。
つまり、辿異種ドドブランゴの氷ブレスは即死攻撃となっているのである。
しかも凍結耐性や氷耐性では防げず、★1の時点で被弾すれば基本的に即死となる。
出が早いため、ドドブランゴがこちらを向いている時は常に警戒したい。
しかし、意外にも普通にガードが可能である。しかも判定は1回。
一度ガードしてしまえば氷漬けにもならず、スリップダメージも受けないため、
正面からドドブランゴを攻撃し放題となる。
- 回転打ち上げ→叩き落とし
- 地面を殴って超震動を発生させてから、その場で回転して周囲のハンターを打ち上げる。
その後、飛び上がって打ち上げられたハンターの1人をダンクシュートの様に地面へ叩き落とす。
耐震強化で超震動を無効化してあればある程度は安全になるが、
超震動を起こす際にも(範囲は狭いながら)地面を殴りつけたことによる打ち上げ判定があり、
この判定はかなり長く持続するため油断は禁物。
誰も打ち上げっていないか、打ち上がったハンターが近くに居ない場合、叩き落としは空振りとなる。
なお、叩き落としの際には勢いよく地面へ降りてくるが、
地上のハンターに対しては無害なので、影を見て迎撃してやるとよい。
最初の殴りをガードすると超震動を無効化していない場合ノックバックが発生するが、
それによって回転攻撃の範囲から逃れる事ができたりする。
- 2連叩きつけ
- ★2から解禁される。
地面叩きつけを2回連続で行う技だが、一段目に当たると落とし穴状態になってしまい、
二段目への被弾が確定する。
動きをよく見ていれば、さほど回避が難しい技ではない。
最大の特徴は、最初の跳躍にて狙ったハンター目がけて正確に跳んで来ることであり、
距離が離れているからと言って油断は禁物である。
- 雪玉転がし
- ウルクススのように、大きな雪玉を転がす。
この転がってくる雪玉に触れるとそれに巻き込まれて一緒に転がっていってしまい、
しかもその間は高速スリップダメージを受け続ける。
また、壁や障害物に雪玉が当たって砕け散る際にも攻撃判定が発生する。
状況によってダメージ量が異なるとはいえ、即死する可能性も十分ある。
雪山のエリア6などのような広いエリアでは特に注意すべし。
これは単発で使用するほか、怒り状態だとボディプレスから確定で繋げて使用してくるため、
超震動で動きを止められたところへ雪玉を転がされるという事態にもなりうる。
ただしドドブランゴは前方へ軽く跳躍しつつ雪玉を転がすという関係上、
至近距離で超震動を受けると勝手にドドブランゴが頭上を跳び越えていき、
雪玉が当たらないということも多いが。
なお、ガード性能+2が発動している場合はガードが可能。
★4では、ドドブランゴの指令に応じて子分のブランゴもこれを使用するようになる。
さすがにダメージ量は親玉ほどではないものの、
早めのブランゴ駆除、及び牙破壊を心がけたいが、
一方でそれさえ出来れば★4の追加行動は無いに等しく、
辿異種ドドブランゴが戦いやすいというユーザーからの声が多い理由にもなっている。
ただ、フィールドの広い狩煉道(砦跡)や迎撃拠点では、
遠くまで転がされ(=大ダメージを受け)やすいため、氷ブレスと並ぶ脅威的な攻撃となる。
- 以上がドドブランゴ辿異種の戦闘能力だが、他の辿異種と比べて高難度帯の体力が低い。
最高ランクの★4でも体力29750、全体防御率が0.15であるが、
これは他の辿異種で言う★3程度のタフネスである。
当たると致命的な攻撃こそあるがそれらの技が隙が大きかったり、とある行動の後にほぼ確定で行ったりする。
GR200(★1)時点の耐久力は、同じ氷属性で即死・コンボ技が一切無い辿異種アノルパティスとほぼ同等であり、
そういう意味で辿異種「入門」に適しているかは一概には言いにくい部分はあるが、
★4ではアノルパティス同様、辿異種全般で言えば挑みやすい方に位置していると言える。
余談
- MH2のオープニングでは初代のOPに出ていた3人のハンター達と交戦する(内1人がハンマーになっている)。
最初に辺りを見渡していた大剣を持ったハンターに奇襲をかける。
その後、追撃しようとしたところをへビィガンナーに阻止され、ターゲットを変更。
リロードに手間取ったのが原因なのか、へビィガンナーを追い詰めることに成功する。
そのへビィガンナーがやむを得ずヘビィボウガンを放置して逃げるところを追撃するが、
持ち直した大剣ハンターに止められるとともにハンマーに反撃され、
その後の大剣の攻撃を掌で受け止めるという決死の戦闘を繰り広げていた…が、
状況は一変、天候が荒れ、突如飛来したクシャルダオラのブレスに、
ドドブランゴもハンター達もなすすべなく吹き飛ばされてしまう。- なお、その後MH2初登場の武器を持ったハンター4人とクシャルダオラが交戦する。
へビィガンナーと弓使いが似ているが同一人物なのかはまったくもって不明。 - 中国版MHOnlineではこの縁からか、ストーリーでのドドブランゴ2頭討伐のクエストにて、
クエスト達成の瞬間に錆びたクシャルダオラが乱入してくるという演出がある。 - 先述の通り、MHWildsでは実際にモンスターとの鍔迫り合いが行えるようになり、
ドドブランゴの参戦が判明したCMでも装備含めこの演出が再現されていた。
実プレイでもやろうと思えば再現可能だろう。
- なお、その後MH2初登場の武器を持ったハンター4人とクシャルダオラが交戦する。
- MHP2Gの読み込み画面では大雑把な周囲の地図にハンターやモンスター達のアイコンが描かれているが、
雪山の方面には何故か巨大なブランゴに付き従う二頭のドドブランゴの姿が描かれている。- 結局ただのミスだったと思われるが、
後にMHFでこれを元にした(かもしれない)ネタクエストが配信された。
…あの画面は、世界観的に極小の個体が存在する事を示していたのだろうか?
- 結局ただのミスだったと思われるが、
- MH3系列には登場していないが、寒冷地に生息し、氷属性攻撃をしかける牙獣種というコンセプトは
ウルクススへと受け継がれている。
加えて、MH3GではウルクススのG級個体がドドブランゴの氷塊投げとほぼ同じモーションで雪玉転がしを行ってくる。
また、通常種が寒冷地に、亜種が乾燥地帯に生息するという設定をベリオロス、ザボアザギルが受け継いでいる。
MHXXではこれらの面々全員が出揃う運びとなった。
- MHW(:I)やMHR(:S)でも復活は叶わなかったが、
ラージャンの捕食モーションに本種の跳びかかりモーションが流用されている他、
後者では立場の被りがちなウルクスス含めた熊型牙獣種が復活したり、
両腕に氷の刃や氷塊を纏い武器にするゴシャハギも新たに登場している。
- 子分共々、MHSTシリーズには不参戦。
2シリーズ出身の牙獣種の中で、ストーリーズ系列のどの作品にも参戦していないのはブランゴ系のみなので、
やや不遇さを感じさせないでもない。
知能が高いせいでライダーとの相性が悪いのだろうか?
- ノベル版では第三弾にて登場。
ウカムルバスの出現に伴い少なくとも7頭が雪山に出没、
第二弾の主要人物によって構成されたパーティと大立ち回りを演じるという大役を務めた。
- 何故かパロディ作品ではよくドドブランゴがネタにされている。
- 大西浩二氏がかつて週刊少年ジャンプで連載していた『いぬまるだしっ』という漫画では、
「どんぶらこ」という擬態語に対して「モンハンで雪山に生息している!?」というボケに対して、
伏せ字無しにドドブランゴの名を挙げてツッコみを入れる描写がある(ちなみにイラストもバッチリである)。
この漫画では、牛のミルクを手に入れるために手投げ弾を炸裂させて気絶させそのスキにミルクを絞ったり、
その牛を追跡する探知機を投げつけその探知機の場所とエリア番号を表示するなど、
モンハンネタが他にもかなり多く描かれている。
ちなみに、その回でもモンハンネタであることをツッコまれている。 - ざら氏が2011年4月~2014年9月までまんがタイムきらら誌にて連載していた『しかくいシカク』では、
「ドドブラカメラ蔵浜店」なる家電量販店が登場する。
字数と語感的に元ネタはヨドバシなのだろうが、なぜ電気屋の銘にドドブランゴを持ってきたのかは永遠の謎 - また、テレビドラマ『勇者ヨシヒコと導かれし七人』第3話でも
ドドブランゴ…っぽいモンスターが現れており、
モンハン部公式Twitterが番組のハッシュタグ付きで言及した事がある。
こちらについてはパロディの項でも紹介しているので、参照されたし。
- 大西浩二氏がかつて週刊少年ジャンプで連載していた『いぬまるだしっ』という漫画では、
素材
- 雪獅子の牙
- 口内に収まらないほど大きく発達したドドブランゴの牙。
剥ぎ取ってみると意外と小振りに見えるが、短剣のように鋭い。
群れの長たる証であり、これが折れる事は長の資格と威厳を失うことを意味している。
しかし、かなりの硬度を誇るため、力ずくで折ることはまず不可能。
ドドブランゴが苦手とする火の属性を集中的に叩き込めば破壊することが出来る。
より鋭く発達したものは「雪獅子の鋭牙」、さらに大きく発達したものは「雪獅子の重牙」と呼ばれる。
雪獅子の鋭牙は人間の腿ほどの太さであり、そのままでも武器して使用出来そうなほど鋭く、
雪獅子の重牙は最早中型モンスターをも串刺しに出来そうなほど鋭い。
MHFの特異個体からは、硬度が高く状態のよい「雪獅子の砕牙」や、極上の「雪獅子の穿牙」、
無数の傷跡が残り、雪獅子の名にふさわしい歴史を感じることができるほどの「雪獅子の妖牙」が稀に得られる。
同作のG級個体からは「雪獅子の壮牙」という立派な牙と、
「雪獅子の鉄牙」という冷えた金属の様に冷たい牙を得ることができる。
後者は牙を叩き折らないと得ることができない。
更に辿異種からは、研ぎ澄ますことで凄まじい斬れ味を得る「雪獅子の厳牙」、
種族の長たる証の硬く鋭い「雪獅子の威牙」、
目立つ傷跡のない長大な「雪獅子の重威牙」が手に入る。
重威牙のみ、入手には牙の破壊を要する。- XXでは属性の有無関係無く破壊可能になっている。
- 雪獅子の毛
- 雪のように白いドドブランゴの体毛。一本一本が鉄鎖のような強度を誇る。
頑丈さも然る事ながら非常に保温性が高く、この素材をベースとした防具は多少の冷気は無効化できる。
より丈夫でハリのあるものは「雪獅子の剛毛」、
極寒の地で鍛えられ、まるで天然の鎧といえるほどの強度にまで発達したものは「雪獅子の豪剛毛」と呼ばれる。
「熱を逃がさない」という特性を活かすことで、ポッケ村でもG武器を作ることができた。
MHFのG級個体からは「雪獅子の壮毛」と呼ばれる素材を得られる。
辿異種からは、保温性に優れ氷点下の環境にも順応できるという「雪獅子の厳毛」が得られる。
- 雪獅子の髭
- ドドブランゴの頬の辺りから生えている髭。ブランゴには見られない。
牙と同じくリーダーの証とされており、ほぼ全てのドドブランゴは立派な髭を蓄えている。
ボウガンや弓の弦に加工できるほどの強靭さを誇り、武具の素材としての需要も高い。
なお、通常種、亜種、いずれでも特に強靭な個体からは「強靭な牙獣髭」という素材を得られる。
威厳あるその髭は、リーダーとしての年季を表す。
MHFのG級個体からは「雪獅子の長髭」と呼ばれる、
長く伸び、群れのリーダーを務めた年月を想わせるドドブランゴの髭が入手できる。
種族の中でも特に強いとみなされた個体、つまり辿異種からは、
自らの存在を誇示するための「雪獅子の昂髭」が入手できる。
- 雪獅子の尻尾
- ドドブランゴの尻尾。艶やかですべすべしており、とても触り心地が良い。
飛竜種などと同じように斬撃によって切断できるが、非常に素早く動き回るため、狙うのは難しい。
より強靭に発達したものは「雪獅子の靭尾」と呼ばれ、
粉雪のような手触りであり、防具の素材に最適。
MHFのG級個体が持つ、鍛え上げられた尻尾は「雪獅子の鍛尾」と呼ばれ、しなやかでつやがあり、触り心地は格別。
辿異種からは、ツヤがあり柔軟性に富む「雪獅子の柔尾」、
触り心地抜群の「雪獅子の剛柔尾」が得られる。
一度触ると簡単には離れられないらしく、取り合いになるほど人気だという。- 破壊に成功した場合、飛竜種のように斬り落とした尻尾から素材を剥ぎ取ることは出来ない。
その代わりに部位破壊報酬を得られる。 - 行動の軸にしているらしく、MHXからは振り返りの際には尻尾を支えにして向きを変えるという描写が加わった。
- 破壊に成功した場合、飛竜種のように斬り落とした尻尾から素材を剥ぎ取ることは出来ない。
- 雪獅子の厳皮
- 辿異種からのみ得られる分厚い皮。
体毛と合わせ、究極の耐寒性を生み出している。
- 雪獅子の厳骨
- 辿異種からのみ得られる、ドドブランゴの豪胆な動きを支える骨。
その頑健さが並外れた力の源となっている。
- 雪獅子の冬玉
- 辿異種から稀に取れる宝玉。
まるで冬そのものが宿っているかのように美しい。
- 雪獅子の極腕
- 凄まじく発達した辿異種の腕。
更に上質なものは、「雪獅子の極上腕」「雪獅子の極剛腕」「雪獅子の極絶腕」と呼ばれる。
極寒の地で氷を砕くために進化したのだと思われ、腕に自信のある者でなければ入手できないという。
剛力の象徴ともされ、その絶対的な膂力から怪力乱神とまで言われる。
関連項目
モンスター/ドドブランゴ亜種
モンスター/ブランゴ
武器/ブランゴ武器 - ドドブランゴ素材を用いた武器へのリンクあり。
防具/ブランゴシリーズ
BGM/雪山戦闘BGM - テーマ曲「白い闇の住人」および「怒れる雪獅子」など記述あり。
モンスター/ベリオロス - 通常種は寒冷地に、亜種は砂漠(砂原)に生息するという点が本種と共通している。
モンスター/ザボアザギル - 同上。こちらは同じ種族の小型モンスターがいる点でも同じ。
モンスター/ゲネル・セルタス亜種 - 砲弾部下を地中に潜ませるモンスター仲間。ただしこちらは部下側の自由は一切ない。