武器/アイギスフォース

Last-modified: 2023-08-15 (火) 20:23:03

MHFに登場する片手剣。
防御面を極限に重視した結果、可能な限り盾を巨大化してしまうというトンデモ理論結論へと至った武器。
最高レベルの狩護性能を誇るVIP御用達の片手剣である。
安全第一攻撃第二

概要・性能

  • この武器の特徴は何と言っても
    一にも二にもこの盾がバカでかい
    ダッシュボタンを押して盾を構えれば、
    ハンターの頭から腰までがすっぽり覆われてしまうほどの半端なさ。ランスやガンランスも顔負けである。
    それに反し、剣は小さい。
    小さいと言ってもさすがにリーチ短や極短というわけではないが、
    明らかに攻撃面をおざなりにしている。
  • 盾の色はアイギスガードアイギスガード改アイギスシールドまでがランポス風の蒼色で、
    アイギスシールドから派生するアイギスブレスアイギスフォースがイーオス風の赤色。
    ただし、両者ともランポス素材もイーオス素材も使用していない。
    最終強化のアイギスフォースになるとゲネポス…ではなく金火竜の鱗をあしらった盾になる。
    肝心の性能だが、
    • 攻撃力252、会心率も0%と凄腕武器のくせに平均以下も甚だしい
    • デフォルトで長い緑ゲージ、斬れ味レベル+1で青ゲージを獲得するが、
      もとの威力がしょぼいのでなんとも言いようがない
    • なんでここを伸ばしたのかと言いたくなるスロット3
    と、やる気がなさすぎな基本性能なのだが、
    一方で防御面が凄まじく、なんと防御+250である。
    どう考えても「凄い」のベクトルがおかしい
    ダイミョウザザミ武器が「防御+45ですよ~」などと売り込んでいたのが空気になってしまっている。
    剛種素材を用いたFXシリーズ防具でも一部位で250なんていう数値はまず無い
    (それどころか、アイギスフォースへの派生実装時は剛種の"ご"の字もない)。
    防具二つ、下手すれば三つ分の防御力を合わせたような脅威的数値
    当時、超高防御力でもてはやされたレックスLメイルでさえ防御力199である。
    どこに需要が(ry
    ちなみにこの防御+250という数値だけ見ると、なんとあのエントラGF1部位分に匹敵する。
    だからどこに需要が(ry
  • ちなみに、生産から最終強化までの防御+の変遷は60⇒100⇒160⇒220⇒250
    しょっぱなから既に無駄に極めて高い防御値を誇る。
  • なお、生産素材には「守りの護符」を1個要求される。
    守りの護符の忘れられた妙にニッチな活用方法であろう。
    他に主に用いる素材として、カブレライト鉱石などのほか、の素材も要求される。
  • この武器の登場はシーズン1.5、つまりMHFのサービス開始からすぐであり、
    当時としては今よりも特にシャレにならない水準の数値であったと言える。
    色々とインフレしたG3の時点ですら防御力の上昇は全武器中トップである。
    • ただし当初はアイギスブレスまでの強化で止まっていた。それでも防御220は桁外れだが。
      この時、生産時点では0%だった会心率が-10%に下がるという誰得仕様でもあった。
      アイギスフォースに強化すれば会心率は0%に戻り普通(?)の武器になる。
    • GGにおいて、キャラバン武器であるキャラバン破槌に防御力で並ばれた。
      さらにパローネ大航祭の素材で強化することで最終的に防御力400にも達する。
      とはいえ作成時期や難易度を考慮するとアイギスフォースの250は未だに規格外の数値である。
  • あまりにも極端な数値なので、状況次第では実用性が無いわけでもない。
    まず防具が強制無装備のクエストにおいては防御+250と3スロットの恩恵は非常に大きい。
    そうでなくとも戦闘が不要なクエストにおいては防御力とスロット数が全てともいえるし、
    他にも例えば、オートガードガード性能、その他保護スキルを付けて武器出し状態で半ば放置しつつ、
    いざというときに粉塵や広域回復を飛ばすような場合には最適の「武器」となる。
    マルチプレイでは顰蹙ものだが、1人で2アカウントを同時操作するような時には……。
  • 防御力ばかり注目されるが、凄腕武器としては異様に低いレア度3にも注目したい。
    なんとレア度3以下かつスロット3の片手剣の中では地味に最強の攻撃力を誇る。
    もちろん攻撃面では属性が付いた片手剣のほうが優秀であるのは言うまでもないが、
    保護スキルの付け易さと高防御のため高難度の韋駄天クエストでは心強い存在である。
  • このように、
    「上位の時点で作成可能」「並外れた防御力」「低いレア度」「空きスロット3」といった要素が上手く噛み合った結果、
    一部の防具固定クエストや武器制限クエストで今なお奇妙な需要を誇る。

余談

  • いくら盾がでかいからとはいえ、別にガード性能が高まったりガード強化がついたり…なんてことはない。
    今は烈種武器がスキルを内蔵しているが、アイギス系が今後スキルを得る見込みはほぼ皆無。
  • 「アイギス(Aegis)」とはギリシャ神話に登場する、ゼウスとアテナが持つ防具の名前であり、
    これを英語読みすると「イージス」となる。
    つまり、他のゲームで時折見かける「イージスの盾」と同じ由来というわけである
    (よくニュースでも見かける「イージス艦*1」も同様)。

関連項目

武器/ブレイドシールド - 防御のアイギスフォースに対し、攻撃のブレイドシールド
武器/セイヴザクイーン - 装備することで防御力が大きく上がる大剣
武器/巖石刀【崩壊】 - 同上・HC太刀
武器/集めし剛殻の槍 - 最終強化銘の由来を同じくするランス


*1 アメリカ海軍が開発した対空特化システム「イージスシステム」を搭載した艦のこと。誤解されることが多いが「イージス艦」という艦種があるわけではなく、イージスシステムを搭載していれば駆逐艦でも巡洋艦でも、あるいは(存在はしないが)戦艦だろうが潜水艦だろうがイージス艦になりうる。