モンスター/ドスファンゴ

Last-modified: 2024-02-21 (水) 15:10:28
種族
牙獣種(偶蹄目 ブルファンゴ科)
別名
大猪(おおいのしし)
英語表記
Bulldrome
危険度
MHP3・MHX・MHXX:★3
登場作品
MH2, MHP2, MHP2G, MHP3, MHX, MHXX, MHF, MHST, MHST2, アイルー村, アイルー村G
狩猟地
密林, 沼地, 雪山, 花畑, , 渓流, 水没林, 凍土, 極圏, 遺群嶺

目次

生態・特徴

ブルファンゴの群れの中で最も力を付け、ボスとして君臨する雄個体。
ハンターズギルドからは《大猪》とも呼ばれ、他のブルファンゴとは区別して扱われる。
一般的なブルファンゴよりも二回り近く大きな体格を誇り、全身の体毛が白くなっている。
ただし、ブルファンゴは個体ごとの体格差が激しいため、
必ずしも群れの中で一番大きな個体がドスファンゴであるという保証は無い
(逆にドスファンゴとして見てもとてつもなく巨大な体躯にまで成長した個体が確認された事例もある)。
ドスファンゴは群れに存在する全ての雌個体を独占する権利を与えられているが、
同時に群れの危機に対して立ち向かう義務を課せられており、
広い範囲を走り回りながら縄張りを見回っている。
茸類を好み、口元の牙を用いて地面を掘り返し、地中のキノコを探し出して食べる。
多くの個体は口元の牙の大きさが左右で異なるが、
これは土を掘り返す際に頻繁に使っている側が磨り減っていった結果であり、
人間に置き換えれば短い側は利き手に当たる。
多くのドスファンゴは左利きなのか、左側の牙が小さくなっている場合が多い。
また、長い方の牙は外敵やリーダーの座を狙う他の雄個体と戦う際の武器として使われ、
ただ突進を繰り返すだけでなく、時には身体を翻して牙で周囲を薙ぎ払うような攻撃を繰り出す。
突進に関しても、力を付けた個体は一直線に駆け抜けるだけでなく、
急カーブを行い縦横無尽に走り回るなどの行動に出る事もある。
目撃報告は雪山などの寒冷地域や渓流などの水と緑が豊富な地域に集中している。
ブルファンゴと比べて出現が確認される地域が限定されており、
時期や地域によってはドスファンゴの出現報告自体がほとんど確認されないという事もある。
地方によってはブルファンゴは知っていてもドスファンゴについてはほとんど知らない、
中にはその姿を一度でさえ見た事も無いという熟練ハンターも居る。


派生作品の種・個体

特異個体
トサカのような険しい鬣が特徴的な特異な個体。
反り返った牙で獲物を突き刺し、その牙を使って地面に潜行することが可能になったほか、
地表を丸ごと引き剥がして獲物に叩きつけるような荒々しい行動も行う。
背後へ振り返る際は、必ずと言ってよいほどの頻度で牙を振り回すほど狂暴。
急カーブする突進も行うが、稀に勢い誤って転倒してしまう場合もあるらしい。

概要

  • MH2から登場。
    巨大な体を持つブルファンゴで、左右非対称の大きなを持つ。雪山や沼地でよく見かけられる。
    ハンターを見つけるとブルファンゴ同様猛烈な勢いで突っ込んでくる
    通称:ドス生肉
    • 実際、MH2やMHFでは、対象クエストの基本報酬生肉がそれなりに出る。
      沼地でのクエストで、サブターゲットのブルファンゴを狩れば更にたくさん出る。
      それなりの報酬金を貰いつつ生肉の補充が可能。
  • 一度走り出すとなかなか止まらないブルファンゴと違い、小刻みに方向を変えて突進を繰り返してくる。
    肉さえ焼いてなければよけることは可能。
    距離を離されることがないため戦いやすいと言えばその通りだったりする。
  • 他の大型モンスターのおまけとして登場した場合、非常に危険な存在になる。それがこんなクエスト群ならもう…
    大型モンスターとの戦闘中に突っ込んできて跳ね飛ばされた所に大型モンスターの攻撃が来て…なんてことも。
    クエストの出現モンスター欄に名前を見つけたら探し出してでも最初に倒しておきたい。
  • ありえないほどに睡眠に弱く、しかもいくら眠らせても耐性値が上昇しないという有様。
    ハイガノススパイクなんかで戦いを挑めば、スキルとか技術とか関係無しに斬っているだけでハメてしまえる。
    また、雷属性もかなり有効で、手数が多く属性値の高い武器でいくと頻繁に怯んだり、こけたりする。
    MHP2Gでは次点の火、水も50とかなり通るが、雷に至ってはなんと120も通る。
    また、教官キック1発で昇天させられたという逸話もあるが、
    流石にこれは大げさすぎて胡散臭さが拭えない。
  • エリアの規定外の場所へと進入してしまった場合、モンスターはエリアの特定地点へと戻る。
    ドスファンゴの場合は地面を掘ってその地点まで移動するが、
    普段は地上で行動する彼だけに、この行動を見掛ける機会は中々存在しない。
  • MH2では、教官の用意した訓練クエストの最も難しいクエストとしてドスファンゴの討伐が用意されている。
    「たかがドスファンゴ一体相手になんでこれが最難関?」と思うかもしれないが、
    このクエストはサブターゲットとしてドドブランゴが登場するのである。
    入手ポイントも多く手に入るうえに邪魔者を排除できる為狩っておいて損はない。
    武器種によっては捕獲道具が支給されるので確実に仕留める事も可能である。
    • ただし、間違ってもこの捕獲道具をドスファンゴに使用してはいけない
      何故ならこのクエストはドスファンゴの討伐がメインターゲットの為、
      捕獲に成功した瞬間なんとクエスト失敗となってしまう。
      仮に慣れない武器種でドドブランゴをやっとの思いで討伐したのに
      ドスファンゴを捕獲してしまいクエスト失敗にということになろうものなら
      精神ダメージは計り知れない。クエスト条件には気をつけよう。
  • MH2とMHP2では登場ムービーが存在するが、場所が違うだけで内容はほとんど使い回しである。
    MH2では密林、MHP2では雪山が舞台となっており、
    どちらもトコトコと歩いてきたと思ったら蹄をかいてからカメラに向かって突進し画面が暗転する。
    ちなみに、ムービー終了後はその流れのまま何もいない空間に突進する姿が見られる。

MHP3

  • MH3ではリストラされたが、MHP3でまさかの再参戦。
    大型モンスターに昇格し、落とし穴に引っ掛かったり落とし物を落とすようになった。
    落とし穴の引っかかり方がある意味凄い。そのまま捕獲するとなおヤバい。
    肉質も部の判定が増えたため、頭部に当てないとスタンが取れないようになった。
    • 大型モンスター昇格のみならず、本作メインモンスターとの初顔合わせのトラウマクエストの相手役を担う。
      幸いにも同時に襲って来る事は無いため、順当に下位装備を揃えて挑めばクリア自体は容易いが
      「むしろ主役より前座のドスファンゴの方がトラウマ」と言う声も見られ、苦手な人はやっぱり苦手らしい。
  • また、村や下位では今まで通りだが、上位クエストではなんと爆走しながらターンする特技を身に着けた。
    それもただ曲がるだけではなく、規定の軌道と誘導を繰り返しながら縦横無尽に走り回る。正に猪突猛進。
    特に狭いエリアだと、2つのパターン切り替えに加え、でルートが変わるので、
    ドスファンゴを見て回避最優先で動かない限りまず喰らうという、MHシリーズ史上最悪のお邪魔性能を持つ
  • 過去作に見られたドタドタ歩いてのエリア移動は瀕死時の挙動に変更され、
    通常時は勢いよく突進しながらエリア移動するようになっている。
    分かりやすく足を引きずることはないため、捕獲の際は要注意。

MH3G

  • MH3Gでは未登場。なのだが、驚くことにブルファンゴは登場している
    群れはいるのに主が不在というMHG時代に逆戻りしてしまった。
    時系列的にはMHP3の数年前という事から、この地域では子分は発見したものの
    親分は未発見の状態ということなのだろうか。
    もしくは「大型化してボスとなる個体」が発生しにくい環境なのかもしれない。
    実際相次ぐ地鳴りによって生態系が変化……どころか崩壊しかけている感じだし
  • ただ、ランスの猛槍ドスファンゴは登場している。見た目もまんまドスファンゴである。
    また、MH3Gのグッズにも追突注意の文字と一緒にしっかりドスファンゴが載っている。
    あくまでゲーム中には登場しないだけで、設定上は存在しているということなのだろうか?
    若しくは、納期か容量の関係などで参戦させることができなかったのかもしれない。
    その方がいいとか言わない

MH4(G)

  • 子分のブルファンゴ共々未登場。竜人問屋での素材交換にも対応していない。
    ただ、「大猪の端材」をモンニャン隊を通して入手することができ、オトモ用の装備を作ることは可能である。
    尤も、攻撃力・防御力共に初期装備に毛が生えた程度の性能しかないため、
    よほどのことがない限り作成に踏み切るハンターはいないだろう。そのため、非常に影が薄い。

MHX

  • MHP3から久々の復活。これが悪夢の始まり
    なおMHP3の発売は2010年12月であるため、実に5年振りの復活と言うことになる。
    発表された第2弾PVではニャンターに乗られ、暴れ回っていた。
  • 単純に再登場したのみならず、
    本作でもメインモンスターの一匹との初顔合わせのトラウマクエストの相手役に抜擢。
    過去の見せ場クエストの再現リファインも本作の売り所の一つとは言え、
    今作では件のメインモンスターとドスファンゴが同時に相手となる。
    MHP3時代の主役とは違い、今回の相手は穏健で柔和な相手とは言えども
    いざ狩猟となれば手心は無しで襲って来る。
    そして当のドスファンゴはまったく空気を読む気が無いため、過去作よりも地味に難易度が高くなっている。
    • さらに、本作ではドスギアノスが登場しないためか
      ポッケ村の村長の依頼2でターゲットとなるモンスターに選出されている。*1
      その上どちらのクエストもキークエストになっているため、
      村クエストを進めるためには★2,★3の両方でドスファンゴを狩猟しなければならないのである。
  • よく見ると分かるが、目の辺りが若干変更されており、
    従来よりも瞳と白目がはっきりした獣らしいものとなっている。
  • 本作では軸合わせが異常なまでに強化されており、
    脚で地面を掻いているときは突進する直前まで正確に狙いを定めてくるようになった。
    一応限界角度はあるのだが、突進直前に再度狙いを定めてくることもあってかなりの角度をカバーしてくる。
    軸合わせをする様はさながらターンテーブルの様。あまりにも不自然すぎる。
    当たり判定も妙に大きく、余裕をもって避けないと轢かれてしまう。
    勿論ノーモーション突進による起き攻めも完備。
    ハンターの無敵時間の切れるタイミングに合わせてくるため、一度ダウンすれば連続で轢かれることも多々ある。
    しかも上記の強化は下位序盤から行ってくる。にしては不相応な高性能技と言わざるを得ず、
    初心者殺しどころか経験者も油断していると轢き殺されかねない。
    体力と攻撃力が低いのが唯一の救いか。
    • 更に段差を上ると即座に再軸合わせからの再突進をするので、突進を避けようと動いた後に段差に乗られ、
      ノーモーションの突進に轢かれることも少なくない。特に中央に段差がある雪山エリア7は危険。
    • 上に挙げた軸合わせの高性能化は、主に怒り状態時で顕著となっている。
      まず基本情報としてドスファンゴの突進は「通常の軸合わせor振り向き→地面掻き動作→突進直前」
      の3段階でそれぞれこちらに狙いを定めてくる。
      通常・疲労時は突進前に高確率で地面掻き動作をし、掻いた回数に応じて突進直前の誘導性能が上昇する。
      つまり誘導が強く避けにくい攻撃は予備動作がわずかながら長く、退避時間が与えられている。
      ところが怒り状態時は一転して地面掻き動作の省かれたノーモーション突進を多用するようになる上に、
      ノーモーションでありながら直前の誘導性能が非常に高い
      裏を返せば、通常・疲労時の動きは段差関連を除いて然程過去作と変わらないのだが、
      ドスファンゴはかなり怒りやすいモンスターであり、体力の低さゆえに疲労前に狩猟完了することも多い。
      結果、怒り状態時の強化ぶりが目立つようになっている。
    上記の軸合わせの異常な強化で目立たないが、全体的に突進や牙振り回しの攻撃判定も大幅に強化されている。
    下位序盤の練習相手のポジションにここまで異常な強化を施す必要があっただろうか。
  • 上位になるとUターン突進を使用してくるのもP3と同様だが、ホーミング能力が強化されている。
    と言ってもこれは出始めも同様であるため対処は容易である。
    問題は最後。ハンターを通過すると超急カーブのUターンをかまして来るのである。
    ガードやジャスト回避で判定を消す*2、エリアルスタイルのジャンプで上空に逃げる、
    上記の段差仕様を逆用してUターン突進そのものを中断させるなど、新要素を活かした対処法が求められる。
    また焦って回避行動をとらず、歩きなどで位置を微調整して突進をギリギリで避けることにより、
    急カーブの内側の安全地帯に入ってやり過ごすことも一応可能だったりはする。
    • ちなみにこのUターン突進、上位以降の解禁かつ怒り時のみであることや上述の性能の高さを鑑みれば、
      ドスファンゴの攻撃の中でも大技に位置する…と思われるのだが、
      始動動作がよりにもよって地面掻きをしないノーモーション突進と変わらない。
      判別できるときには既に轢かれているか、追い回されている最中である。
    • なお最後に限らずホーミング性能の強化によって、
      壁際にふっ飛ばされるとそのまま起き攻めされてしまう。
      この際ただひたすらブレることなくハンターの上を走り続けるドスファンゴの姿を拝むことができる。
  • 一方で、P3までは何故か効かなかった閃光玉もしっかり効くようになったが、
    その場で暴れ回るため剣士は中々手が出せない。
    武器を研いだり回復する時間にあてたり、死角から攻め入る等工夫しよう。
    ただ相変わらず体力は大型モンスター中でも最低クラスの部類の上、攻撃力も特別高いわけではない。
    上位のUターンを除けば「避けつつ攻撃」を意識すれば簡単に対処できる為、討伐自体は容易。
    但しMHシリーズ史上最悪の妨害性能を誇ったP3の突進強化版という厄介極まりない性能のため、
    特に後述の高難易度クエストの妨害キャラとしてはこれ以上ない適任である。
    また、下位序盤や上位上がりたてのまだ装備の整っていないうちは起き攻めによってハメ殺されることも少なくないため、
    「たかがドスファンゴ」と油断せずしっかり準備して挑もう。
  • 実は咆哮を持たない牙獣種では唯一乗り状態時の暴れモーションが2種類ある。
    1つ目は普段の戦闘でも繰り出す、その場で牙を振り回して暴れるお馴染みの行動。
    もう1つは周辺を8の字型に全力疾走するというもの。
    上述のUターン突進と似ているが軌道が決まっている、
    始点で必ず停止すると言った違いがあり別物と言ってもいい。
    アイルー村のプーギーレースでファンゴに乗った気分を味わえるが意外としがみつかなければならない時間が長く
    スタミナが無ければ振り下ろされかねない為注意が必要。
  • なんと一部の特殊許可クエストの高レベル帯にも登場する。
    しかもなんと塔の秘境極圏にまで出張してくる。
    勿論隣にいるのは強力な存在である二つ名持ちモンスターである。何故そんな危険な場所に……。
    ついでに言うと倒しても暫くすると新しい個体が乱入する。(クエストをクリアするには1頭狩ればよい)
    これもドSカプコンの差し金だろうか。
    • ただし、紫毒姫のレベル8の秘境の同時狩猟のクエストの個体は無限沸きしないことが確認されている。
      2体とも体力が低めになっており、特にドスファンゴは物凄く体力が低いので、
      分断せずともハンターや紫毒姫の攻撃に巻き込まれているうちに倒れていることも。
    • 突進が厄介なため、しばしばけむり玉を炊いてどちらか一方を先に倒してしまう戦法が取られる。
      …のだがこれを極圏で行うと、ドスファンゴとの戦闘BGMがフルフルのBGM無音になってしまう*3
      そもそも極圏というフィールドは、当初はウカムルバスとしか対峙しないマップ*4であり、
      特殊許可クエストにおいても他に出現するのは固有BGM持ちのモンスターのみ*5
      そのためどうやらフィールドにBGMが設定されていないらしく、
      唯一固有BGMを持たないドスファンゴは無音になってしまうのだ。
    • MHXXでは氷海のBGMが流れるようになった。
  • ちなみに、操虫棍で吸い取れるエキスは全身真っ赤である。
    とりあえず最低限の火力は確保できるが、3色全部は集められないので注意。
  • MH4からの復帰組のドス系モンスターも軒並み部位破壊できるようになった一方で、
    相変わらずドスファンゴに破壊できる部位はない。
    本作に登場する大型モンスターで破壊可能部位がないのはドスファンゴだけである。
    牙あたりが折れてもよさそうなものだが。

MHXX

  • MHXXにも続投したドスファンゴだが、ここに来て彼はある境地に到達した。
    メインシリーズに於いてはとなるG級進出である。
    (後述するMHFを除いて)ドスファンゴがG級クエストに登場するのは地味に今作が初であり、
    ある意味ドスギアノス以上に時間を掛けたが、
    ようやく彼も他のモンスターと同じ土俵に立つこととなった。
    そんなG級進出を果たした2体の同時狩猟クエストがG★1のキークエストとなっている。
    • ちなみにそのクエストに登場する個体、とんでもなく大きい。確定で最大金冠である。
      デカイぶん攻撃範囲も比例して大きくなるため突進が脅威となるのは火を見るよりも明らか。
      その大きさ故に、も○○け姫を思い出す人もいるとかいないとか。
  • 大変不評を買ってしまったからか、
    前作で猛威を振るったターンテーブル軸合わせは大幅に弱体化され、
    怒り時であってもノーモーション突進を多用しなくなった。
    更にUターン突進の最後のUターンも削除されて普通の連続突進として対処できるようになり、
    おまけに事前に4回の溜めを行うため通常突進との判別も容易になっている。
    そのため明らかに前作の下位個体の方が強いという珍現象を引き起こす結果となった。
    ただしステータスは相応に上がっており、8の字突進のホーミング力は相変わらずであるため
    「G級モンスター」として対応するに越したことはない。
    • 強すぎた所為かはわからないが、村上位にはターゲットがドスファンゴのクエストが存在しない。
      おかげで轢殺される初心者ハンターの山が作られる事態にはならなかったが、
      上位フジ混合装備を作りたい場合は少々面倒になっている。
      • なお、遺群嶺の採集ツアーには確定配置されている。
        フリーハント扱いのため回数は嵩むが、これが事実上の単体クエストとも言えるだろう。
  • ちなみに報酬としてまさかのファンゴの頭が出ることがある。
    G級個体なのに下位素材、それもブルファンゴからも取れるものである。しかも結構な確率で出る。
    まぁ、ドスファンゴ素材自体需要があまりないので、出ても然程イラっとはしないが。
    • 一応言っておくと、ファンゴの頭自体はセミレア素材である。
  • 前作では強大な二つ名持ちモンスターの腰巾着(?)として、
    高レベルの特殊許可クエストで猛威を振るっていたが、
    今作で追加されたG級特殊許可クエストでは本種の存在は確認されていない。
    しかし、これ以上に強力な二つ名や獰猛化個体等を同時に相手取る事になるのだが…。

MHR(:S)

  • ブルファンゴは登場するが、親玉であるドスファンゴは不在。
    即ち、MHP以前と全く同じ状況となっている。
    • 同作では「部下はいるがボスは不在」と言うパターンが多く、ドスファンゴもそのパターンに該当する。

派生作品

MHF

  • 初登場であるMH2時代の仕様を概ね引き継いでいる。

変種

  • 変種は硬い。とにかく硬い
    通常個体が物理属性が80~70と、全身が他モンスターでいう弱点部位状態だったのに対し、
    変種になると切断・打撃は20弾に至っては15
    出血エフェクトでいうなら、普通に弾かれるか小エフェクトしか出ないと考えてよい。
    牙獣種の毛皮に書かれている「針金の如き毛」という文言は決して大げさではない。
    属性耐性も全属性がマイナスとなっており、
    マイナス10、龍ともなるとマイナス20に変化し、
    最高の相性だった雷までもがマイナス15と、実質的に原種より雷耐性が135も高い
    幸いにも、体力は3000しかないため、爆撃剣晶爆撃ビン等の固定ダメージ攻撃が有効である。
    また、睡眠耐性や気絶耐性が低いため、時間はかかるが睡眠笛や睡眠ハンマーでハメ続けることもできる。
    そもそも後述の特異個体を除けば、ドスファンゴ変種を狩る素材的なメリットは皆無に等しい。
  • ちなみにこの極端すぎる肉質設定は当初ドスランポス・ドスゲネポス・ドスイーオスでも見られたが、
    彼らはアップデートで調整を受けた結果現在の無難な肉質になっている。
    ドスファンゴだけは調整を受けておらず、一体だけ鋼のようなモンスターになっているのである。

特異個体

  • 見た目の変化
    • 元が褐色に変色している
    • 頭部の毛が非常に長い
    • 牙が赤みを帯び、しゃくれるように大きく発達している
  • MHFではフォワード.2から特異個体が登場。
    たてがみが世紀末モヒカンのように伸び、
    地中から強襲する技や、地面に牙を突き刺し地盤ごとひっくり返す技を習得した。
    円を描いて長距離突進する技や、急カーブ突進で勢い誤ってこけるなど、
    突進がバリエーション豊かになっている。
  • 動作バリエーションが豊富になり、まともに戦うと特異個体ドスランポス並の強敵ではある。
    特に方向転換のほぼ全てが牙を振り回す攻撃と化したのが剣士にとって大きな脅威。
    さらにMHP3と同じくスタン判定が頭と牙しかない
    (MHP3のそれよりさらに狭い)ので、スタン部位を正確に打ち抜く必要がある。
    麻痺耐性も高いため、麻痺とスタンで拘束する戦法はかなり難しい。
  • が、肝心の睡眠耐性がお察しレベルであることから、睡眠武器で畳み掛けると何も出来ずに倒せてしまう。
    下位と上位におけるドスファンゴは雷耐性の低さから、
    強力な雷武器を持ってすればどの武器種でもソロ1分未満で討伐が可能であり
    変種もPTを組んで睡眠武器と肉質無視攻撃の合わせ技でやはり1分未満で討伐できてしまう。
    そのため、ギルド優先依頼が実装されるまでは紙集めの格好のターゲットであり、
    乱獲というレベルすら生ぬるいほどの数が狩られることになる。
    ギルド優先依頼実装以前には、
    「秘伝防具の大半はこいつかパリアプリアの血肉で出来ているといっても過言ではない」とまで言われてしまった。
    • ちなみにドスファンゴ特異個体が実装され、本格的に狩られるようになったのは2012年からであり、
      その後ギルド優先依頼が実装され乱獲が落ち着いたのが2012年6月、
      つまりこのモンスターが乱獲されたのはたったの半年間であるが、サーバー1(合併前)での
      ドスファンゴクエストのクリア数は2012年の1年間でなんと11,525,981回である*6ことが
      2012年年末の運営レポートで明らかになっている。
      なお当時のMHFサーバーは全部で4つ(360版を含む)だったが、どのサーバーでも
      ドスファンゴは乱獲されていたことを考えると実質的な討伐数はこの4倍強である。
      現在のMHFの風潮を鑑みるに、この討伐数を超えるモンスターは金輪際現れることはないだろう。
  • 余談だが、後には秘伝の証【序】の救済クエストとしてHC専用のクエストが
    フロンティアクエスト枠ながら常時配信となっていた(G9.1まで)。
    課金防具のHS段階でも使うことから常時配信となっていたと思われる。
    廃止される1か月前である2016年3月のアップデートより、同じく課金武具の
    強化素材として需要のある「HC肉球のメダル」の交換元に秘伝の証【序】が
    抜擢されたこともあり、課金武具の強化素材を中心に需要はあったと言えよう。

G級

  • MHF-GGアップデート当日より、G級個体が実装された。
    同じくGGで実装されたフィールドの花畑にも登場する。
  • G級登場に際し、衝撃の新技を獲得している。
    戦闘中に突如クンカクンカと空気を吸い始め、
    腹一杯吸った後に一気に放出、眼前を鼻息で吹っ飛ばすというもの。
    ドスファンゴ本人はブレスの反動で空中を2回転ほど回った後、華麗に背面で着地する
    遂に本人の意思でV字開脚を始めてしまったのだろうか……
    ちなみにこの攻撃、被弾してしまうと意外と痛い
    また、突進に風のようなエフェクトが追加され、軸合わせの強化と、
    更に凄腕ランクまで存在していた準備完了~突進開始の間が消滅し、たかが突進と侮ることができなくなった。
    通常時は速度等も変わらないただの演出だが、蹄を掻いた回数が多い場合、更にエフェクトが変化する。
    この場合は後方にもダメージ判定が発生し、ダメージそのものも通常のものより大きい。
    遠距離の味方に長時間軸合わせしている時は、早めの離脱を心掛けないと手痛い反撃を受ける事になる。
  • 更に睡眠耐性がかなり強化されたようで、非HCでも簡単には眠らないようになっているようである。
    体力も上がり手強さは従来より大きく上がっている。
    一方で肉質は原種ベースになっており、頭が40、胴体が30~40。変種ほど凶悪な硬さではない。
    G級とは言え所詮は★1モンスターであり、覇種と戦ってきたハンターにとっては凶悪すぎるということはない。
  • ドスファンゴは上述したとおり秘伝防具の素材集めとして乱獲された経緯があるが、
    同アップデートでG級版ギルド優先依頼が実装、かつドスファンゴを含む一部のモンスターは対象外であるため、
    綬集めのためだけに乱獲されることは起こっていない。
    GX秘伝防具の強化に必要な武器勲に関しては、
    かつてはギルド優先依頼の対象外であったため乱獲対象に選ばれてはいた。
    と言っても、こちらはライバルも居るためドスファンゴのみ集中して狩る必要性は薄かったのだが。
    現在では武器勲もギルド優先依頼の対象となり、ドスファンゴらが乱獲されることも無くなっている。
  • ちなみに雷属性の肉質はというと、何故か原種より大幅な強化を受けてなんと30
    雷属性肉質-15であった変種程ではないものの、ダメージは元の個体の1/4だと聞くとすごく強く思える。
    しかしながら、一方で火属性はほぼ据置きの40~50。
    そのため、ではなく直火で焼豚にされてしまうのだった。
  • ドスファンゴのレア素材からは、「会心率」が発現しやすいシジルを作成できる
    (ランダムなのでもちろん発現しない場合もある)。
    会心率が発現しやすいシジルはこれまで高ランクや烈種の素材に限定されており
    おいそれと消費できなかったのだが、このモンスターの場合G級武器Lv48の強化にしか使わず、
    しかも他の大型モンスターより高確率で入手できるため、会心率シジルの作成にチャレンジしやすくなった。
  • 天廊遠征録で登場する個体は、便宜上下位個体ながら肉質はG級に準拠している
    (属性肉質についてはG級よりも雷が通りやすい…どころか、龍属性以外は全部良く効く)。
    また、吸い込み技こそ使わないものの突進エフェクトはG級のものと同じである。
    更に体力・全体防御率は変種と同じなので、下位ハンターが相対すると面食らうかもしれない。
    とは言え変種ほど肉質が硬いわけでもなく攻撃力も上位個体並みなので、
    天廊内のモンスターでは対処しやすい部類であろう。
  • MHF-ZZで追加されたアンリミテッドモードでは、
    元々が弱いが故の驚異的な強化幅、予備動作が無く全身に判定のある攻撃、
    花畑による状態異常などが相まって、こと攻撃面においては屈指の強敵に仕上がっている。
    場合によっては元気のみなもと使用時ですら即死になりうるため、たかがドスファンゴと侮ると痛い目を見る。

MHST

  • 子分のブルファンゴ達と一緒にストーリーズの舞台へと参戦を果たした。
    「イノシシに乗る」というのはイメージしやすいこともあってか、オトモンにもできる。
    目くらまし状態にした上で討伐することで、帰巣を狙いやすくなる。
  • 見ての通りのパワータイプだが、テクニック攻撃もたまに繰り出す。
    基本は三すくみで勝ちかあいこになるパワーで対抗すれば問題はないが、
    たまに力を溜めてから強烈な一撃を繰り出すためHPにはゆとりを持たせるように。
    また、HPが減ってくると怒り状態に突入し、必殺タックルという特技を使いだす。
    この必殺タックル、スピード系の無属性単体攻撃なのだが、
    命中率が悪い反面当たれば必ずクリティカルヒットになるという、結構危険な攻撃である。
    怒り出したら火力を集中させて一気に片を付けてしまいたい。
  • 今回のドスファンゴの生息地は今までと一味違う。
    寒冷地であるタルジュ雪原の他、なんと灼熱の地であるドヴァン鉱山にも生息しているのだ。
    しかし、ドヴァン鉱山には子分であるブルファンゴはなぜか一切生息していない。
    子分しかいなかった旧作と立場が逆転するとは…
    暑さに耐えられる強靭な個体しか生息できないということなのだろうか?
    • ちなみに、ドヴァン鉱山に生息する個体はトロッコの乗り換えポイントが集中する操車場にしかいない。
      しかもこの個体、フィールド上での動きが妙に速い
      かなり近い位置にいるのですぐにこちらに気付き、突進してくるので非常に邪魔である。
      ポイントの切り替えや乗り換えは素早く行おう。
  • ストーリー攻略中には通り名持ちの強化個体との強制戦闘も用意されている。
    能力が普通の個体よりも高水準でまとまっているため、油断しているとあっという間に倒されかねない。
    無理しないように戦い、慎重に撃破を目指そう。

オトモン

  • 野生個体と同じでパワーをベースに、テクニック攻撃を織り交ぜる戦い方を得意としている。
    先に登場していた同じパワータイプのアオアシラと比べると、
    耐久では劣るが攻撃力は圧倒的に上回っているといった能力になっている。
    野生個体も使ってきた必殺タックルはやや使いどころが難しいが、
    パワータイプの相手に対しては真っ向勝負に持ち込み相性勝ちすることで、
    一方的に大ダメージを与えられるため、うまく使えばかなり強力。
    ゲームに慣れてきた新人ライダーが更なる火力を追い求めたいのであれば、起用してみてもいいだろう。
    • 序盤のモンスターと侮るなかれ、その圧倒的攻撃力たるやゲーム中の表記で最大の伸び率を誇る。
      ゲームを進めていけば同等の力を持つモンスターもちらほら出てくるが、
      彼らとは違いドスファンゴは早熟型の成長タイプを有しており、そこが最大の強みでもある。
      • すなわち、簡潔かつ端的に述べてしまえば、ストーリーをクリアする程度の進行度ならば、
        ドスファンゴはあらゆるオトモンの中で最も攻撃力が高いということである。
        必殺タックル以外にも、癖のなく扱いやすい技としてパワーコンボも有しており、
        脆さの気にならない序盤から中盤にかけては冗談抜きで最強格である。猪突猛進ここに極まれり。
  • また、攻撃遺伝子や攻剛遺伝子、体力遺伝子など汎用性の高い遺伝子を持っている場合が多いため、
    登場するタイミングからしても伝承の儀に手を出す際の手ごろな相手としても便利。
    総じて、システムに慣れたプレイヤーたちの登竜門のような立ち位置にいるモンスターと言えるだろう。
  • ライドアクションはやはりドスファンゴらしく突進
    順当に進めていけば初の突進持ちオトモンであり、広いフィールドを一気に駆け巡りたいときには頼りになる。
  • 絆技はワイルドドライヴ。こちらもやっぱりドスファンゴらしく突進技。
    思い切り力を溜め、相手単体に対し全力で突進していきぶつかっていくという、シンプルながら高威力の技。
    • 属性を持たせると、突進中に全身に属性を身にまといつつぶつかるようになる。
      雷属性や龍属性あたりを持たせたドスファンゴのワイルドドライヴの派手さは必見。
  • システム上仕方ないことだが、タマゴから生まれてきて最初から「ドスファンゴ」であり、
    一部実際の生態が無視された形になっている。
    これはファンゴに限らず他の獣牙種やボス系モンスターも同様。
  • 何気にドスファンゴ装備は無かったりする*7
  • アニメ版では、ヒョロの最初のオトモンになった。
    やはりアニメでもタマゴから生まれてくるのは一緒である。

MHST2

  • メインシリーズでは長らくリストラされていたが、MHST2には続投。
    体験版及びストーリー第一章のハコロ島に生息することが確認されており、体験版でもオトモンにすることが可能。
    ストーリー序盤「古代巣へ」で戦闘するのだが、途中でアンジャナフが乱入して戦いは中断されてしまう。
  • 今作では敵の攻撃タイプがランダムではなく、野生個体はパワー攻撃のみを繰り出してくる。
    力を溜めてからの一撃は直撃すればそれなりに痛いが、三すくみ有利のスピード攻撃で対抗すれば問題ないだろう。
    必殺タックルがパワータイプの技に変更されているが、性質は変わらない。
    クリティカルで事故を起こさないよう、一気に削りきろう。

オトモン

  • 基本的に野生と同じでパワータイプの攻撃をメインに繰り出すが、こちらは確定ではない。
    必殺タックルに加え単体中威力だが自分がダメージを受けるマックスアタックというスピードタイプの技を覚え、
    方や命中不安定、方や反動付きと極めて癖が強いものの、パワー、テクニックの相手のどちらにも強く出られる。
    流石にスピード相手はキツいが、
    テクニックが得意なオトモンはクルルヤックにイャンクックにプケプケとやたらと充実しているので
    問題になるケースは少ない。
    ちなみにダブルアクションが発生すればダメージ倍率はそのままに反動は無視されるためノーリスク。
    また、必殺タックルはランダムで繰り出すことがあるが、マックスアタックは指示を出さない限り使用しない。
  • 攻撃力は体験版時点ではプケプケに次いで高いが、防御力は非常に低いという極端なパラメーターを持つ。
    ダブルアクションなどを駆使して、可能な限り被弾させない立ち回りを心掛けたい。
  • 体験版の時点では、パワータイプのオトモンは他にはアプトノスしかいないため、
    テクニックタイプのクルルヤックやイャンクック、プケプケへの対策として有用。
    さらに唯一ライドアクション突進を使用可能であり、飛行のない序盤の移動手段としても価値が高い。
  • 体験版のレベルキャップが解放されると、Lv20に達するころにはプケプケの攻撃力を上回り、
    序盤では最も攻撃力の高いオトモンとして活躍してくれる。
    同じ突進持ちでより攻撃力の高いティガレックスを入手できるころには流石に脆さも目立ち始めるが、
    ダブルアクションを駆使すれば火力的にはストーリー終盤でも十分通用するレベルである。

MHO

  • モンスターハンターオンラインでもドスファンゴが狩猟できる。
    しかし、2019年のエイプリルフールイベントで前代未聞の五属性を扱うドスファンゴ(御五相大野猪)が登場し,
    全国の中国のハンターを震撼させた。
    五属性を制御するという意味で御五相荒厄竜と同じく「御五相」の名を冠する。
    ただし、アルバトリオンのように自ら五属性のエネルギーを扱うわけではなく、
    地面から謎のエレメントが出現し、それを纏う形で属性を授かっている。
    また、この御五相大野猪が最後にアップデートで追加されたモンスターとなっている。

余談

  • 無印・G時代は、ドスファンゴと言えば時折フィールドで見かける巨大なブルファンゴを指していた。
  • シリーズを通してかなり序盤に登場し、広範囲に生息かつ専用BGMがないことから、
    ドスファンゴとの戦闘で初めてそのフィールドの汎用BGMが聴けるという場合が非常に多い。
    またその性質上、戦闘中に聴けるBGMの多様さは、全モンスター中でも屈指。
  • MHP2Gでは、最大金冠確定のドスファンゴ2頭を闘技場で狩猟するという内容の
    チャレンジクエストが存在していた。
    ビストロシリーズの防具(腕と脚はシリーズに無いので他の防具)と、
    中華包丁やら中華鍋やら、ナイフとフォークカジキマグロの再生物などのネタ武器で、
    しかも闘技場で2頭同時に狩猟しなければならない。
    紙装備をまとったハンターを襲う2頭の巨大猪の突進の前に、なすすべもなく敗北したハンターは数知れない。
    幸いドスファンゴは睡眠に弱く、支給品に睡眠投げナイフがあるので
    それを使ってできるだけ早く片方を倒してしまおう。
    • しかし、それだけ難易度の高いクエストでありながら報酬は生肉やこんがり肉のみ。
      何の嫌がらせだ…。
      最大金冠確定なのでそれがせめてもの救いだろうが、それでも1回クリアしてしまえば用済みである。
  • 現実世界では、過去にアメリカジョージア州で巨大なイノブタ、ホグジラが目撃された。
    名前は、英語でブタを意味する「ホッグ(Hog)」と「ゴジラ(Godzilla)」を合わせた物である。
    最初に捕獲された個体のサイズで、体長約3.7m、体重約500kg、牙の長さは23cmという、
    まさに、ドスファンゴその物を思わせる、規格外の巨躯を持つ。
    後のDNA鑑定によると、ハンプシャー種のブタとイノシシの混血であり、
    豚舎を逃げ出したものが野生化、
    近くにある養殖魚用の配合飼料を摂取し続けた結果、巨大化したという事が結論付けられた。
    なお数ヶ月後に死体から計測された体長は、縮みを考慮しても2.5m以下であったとされている。
  • ブルファンゴもそうなのだが、気絶麻痺といったステータス異常に陥った場合には
    ピョンッと軽く跳ねた後に見事なまでにひっくり返ってしまう。
    打撃武器や麻痺武器でドスファンゴに挑むとよく目にする光景である。
    ひっくり返ってピクリとも動かないドスファンゴの様子は中々に和む。
    動けないくせにいくらどついても体勢が変わらないのは大したものである。
    背中に重りでも詰まっているのであろうか?
    また、ひっくり返るとこちらに尻を向けることから、
    プレイ動画ではその成り行きで尻付近をひたすら攻撃する光景がよく見られる。
    当時のドスファンゴは全身が頭部扱いなのでどこを叩いても問題ないとはいえ
    雄のイノシシが下半身をボコスカ叩かれていると考えると少し不憫に思えてくる気もする。
  • また、シビレ罠に掛かっても何故か同様にひっくり返るのだが、ここに麻酔玉を当てて捕獲すると
    ひっくり返ったまま少しもがいた後、そのまま眠り始めるという大変シュールな光景を見せてくれる。
    哀愁漂うその姿は、落とし穴に掛かった状態で討伐ないし捕獲されたババコンガといい勝負である。
    ちなみに睡眠攻撃で眠らせるとプーギーよろしく横たわって眠るため、
    捕獲した時にしかひっくり返って眠る姿を見ることはできない。
    • MHXからは少し変わり、相変わらず何故かひっくり返るが、
      その状態から捕獲すると普通に横たわって寝るようになった。
      ひっくり返った状態から即座に体勢が戻って横たわるのである。
      いろいろと謎で不自然な仕様である。これならシビレ罠に掛かった時はひっくり返らず
      他のモンスターと同じでもよかった気もするが。
  • MHP3以降は落とし穴にも掛かるようになるのだが、
    どうやればそうなるのか、穴に嵌った瞬間にひっくり返ってしまう。
    頭から落とし穴に突っ込んでそのまま一回転し、Stylishホールインしてしまったのだろうか…。
    討伐や捕獲もやはりひっくり返ったまま。基本厄介者ながら、こういう時はなんとも愉快な猪である。
    • 捕獲の場合はさすがに頭が埋まったままで呼吸ができているのか不安になってくるが…。
  • MHFのtwiiterのフォロワーが1万人を超えた記念に、
    闘技場にて超巨大なドスファンゴとブルファンゴ2頭(普通サイズ)を狩猟するクエストが配信された。
    また、2万人を超えた際にはの秘境エリアにて超巨大なドスファンゴ2頭を狩猟するクエストが配信された。
    超巨大がどの程度かと言うと、ラオシャンロンの体高に匹敵するほどでかい
    ダメージこそドスファンゴだが、見た目通り突進の速度と攻撃範囲が凄まじいことになっている
    (突進自体が速くなっているわけではないが、何せ歩幅がすごいので結果的に速くなる)。
    このせいで出鼻を挫かれた、最悪の場合ドスファンゴに敗北するという屈辱を受けたハンターもいる。
    ちなみに突進さえ見切ることができれば、やはりは所詮ドスファンゴだった。
    • ちなみに、「狩猟」でありペットにすることも可能
      しかし、大闘技会に最大金冠グラビモスと一緒に出してみてもほぼ同じ大きさにしか見えない
      また、トライアルコース(基本料金のハンターライフコース未払い状態)でも受注できた。
      • ちなみに、このでっかいドスファンゴの初出はMH2でのお年玉クエストである
        (アップデートがない作品なので、MHFのような専用武器が作れるものではない)。
        奇しくも、その年は「亥年」であり、当に年の初めにピッタリの内容であった。
    • その後の2013年9月に同一のクエスト(ただし舞台は雪山になっている)が配信されたのだが、
      何故か攻撃力が跳ね上がっており、サーバー統合期間中で狩人応援コースが常時発生していた
      PCサーバーはともかく、360サーバーでは本気で挑まないと敗北は免れないという凄まじい状況になっていた。
  • また、MHFのエイプリルフールクエスト(2018年版)では、なんとプレイヤーがドスファンゴを操作することができた
    詳しくはこちらのリンク先にて。
  • 覇種パリアプリアとの戦いの舞台である潮島の洞窟には、パリアプリアの餌食になったのか
    小さめのドスファンゴの死体が山となっている一角がある。尤も戦闘中は見ている余裕はないが。
    優先依頼によって大量虐殺を逃れたものの、
    同じく虐殺から救われた呑竜のなれの果てに食われるとは、哀れな大猪もいたものである。
    ただ、現在のところ潮島ではドスファンゴはおろかブルファンゴの生息すら確認されていない。
    そのため、ここで死んでいるドスファンゴたちがどこからどうやって来たのかは不明である。
    何らかの方法で大陸から潮島に渡ったものの、覇種パリアプリアに群ごとまとめて捕食されてしまったのかもしれない。
  • ここまでお目通しした通り当モンスターはブルファンゴのドスたる存在、
    つまりブルファンゴと同種のボスなのだが名称はドスブルファンゴではなくドスファンゴである。
    MHFのアビオルグとギアオルグの様な近縁の別種と言う訳では無いにもかかわらず、名前が変わってしまっているのだ。
    同種だが名称が追加されるのでは無く、別の言葉に置き換わるのは雌雄差や幼体を除くとかなり珍しい事であり、
    他に該当するのは奇しくもドスファンゴと同じ『牙獣種』の『雄個体』である
    「(カム・)オルガロン」と「ミドガロン」位な物である*8
    オドガロンとルナガロン?あれはそっくりさんだ。

素材

生肉
主にブルファンゴ含む小型モンスターから剥ぎ取れる食用の生肉だが、
彼らの群れのボスたるドスファンゴからも剥ぎ取れる。
ドスファンゴが「ドス生肉」と呼ばれている最大の理由。
ただ、ブルファンゴからの生肉の入手でさえ微妙だと言うのにドスファンゴから剥ぎ取れたところで
ハンター的にはハッキリ言って大ハズレと認識されている。
一応、下位より上位以上の個体の方が剥ぎ取れてしまう確率は低くはなっている。
また、MH2では寒冷期にどうにか生肉を確保すべく、むしろ率先して狩られることもあった。
大猪の皮
ドスファンゴから剥ぎ取った毛皮。白い剛毛が生えており、見た目以上に硬くて丈夫。
素材としてのグレードは比較的低いが、見た目はどこか美しい。
強力な個体から得られるさらに硬いものは「大猪の硬い皮」、
極めて強靭な個体から得られる、岩石に匹敵するほどの堅牢さを誇る皮は「大猪のぶ厚い皮」と呼ばれている。
MHFのG級個体からは「大猪の優皮」という、力強さと優雅さを兼ね備えた皮を入手できる。
大猪の牙
大きく発達したドスファンゴの二本の牙。
左右で大きさが異なる場合が多いが、状態さえ良ければどちらも素材として扱う事が出来る。
普段は餌の確保のために地面を掘り返したりするために使われるが、
ボス争いや外敵との戦いの際には強力な武器となる。
幾度となく繰り返された突進のために傷だらけで、特別上質な牙はまず入手する事が出来ないと考えられていたが、
近年では、特に勇猛な個体から数々の突進により途轍もない強度を得た「大猪の大牙」や、
さらに強靭な個体の持つ凄まじい硬度を備えた「大猪の大剛牙」を素材として扱えるようになった。
因みにディアブロスの角と見間違うほど捻じれた牙を持つ個体が確認される事があり、
このような牙は「大猪のねじれた牙」と呼ばれる。
素材としては規格外だが、希少性はなかなか高い。ただし、MHSTでは素材として使うことができる。
MHFの特異個体からは、突進による破壊を防止するために先端が極度に曲がっている「大猪の尖牙」、
攻撃的で頑丈だが意外と軽く、加工しやすい「大猪の猛牙」、
表面につけられた数々の傷跡がその強暴さを表す、荒々しくも立派な「大猪の暴牙」、
突進を繰り返し多くの傷を刻んだ、鉄板をも貫く「大猪の破牙」と呼ばれる素材を稀に剥ぎ取れる
大猪の頭
ドスファンゴの頭。
2本の猛々しい牙が力強さを感じさせる。
現状MHFのG級個体からのみ入手が可能であり、同作でのみ素材としての需要がある。
大猪の優毛
ドスファンゴの毛。
力強さと優雅さを兼ね備えている。
大猪の優皮同様にMHFのG級個体から入手することができる。
大猪の重骨
見た目より軽くて丈夫な大猪から剥ぎ取った骨。
MHFのG級個体から入手できる貴重な素材
貴重な素材ではあるが、様々な用途がある。
大猪の骨
ドスファンゴの骨。MHSTで登場した素材であり、上記の「大猪の重骨」とは別物。
骨太でしっかりとしており、獣骨などとは別に扱われている。
大猪の頭骨
ドスファンゴの頭の骨。こちらもMHSTが初登場であり、上位素材。
高速の頭突きに耐えうる構造をしている。

関連項目

モンスター/ブルファンゴ
クエスト/逆襲!ドスファンゴ
クエスト/ざわめく森
クエスト/○万突破記念!

ドスファンゴ素材の装備

武器/ラッシュタッグ - 片手剣(リノプロス素材とのハイブリッド)
武器/ブルタスクハンマー - ハンマー
武器/ブルグラント - 狩猟笛
武器/猛槍ドスファンゴ - ランス
武器/ワイルドアックス - スラッシュアックス
防具/ファンゴシリーズ
防具/ブルファンゴフェイク


*1 ココット村ではドスランポス、ユクモ村ではアオアシラと、その村が登場した作品で最初に狩猟対象となるモンスターと戦うことになる。
*2 ただしUターン終了後に判定が復活するため最後の直進に対して行わなければならない
*3 塔の秘境の場合は問題なく「秘境の伝説」が流れる
*4 MH4Gの頃から他のモンスターは登場している
*5 二つ名持ちモンスターの他にティガレックスやガムートが出現するが、いずれもBGMは固有である
*6 厳密には1/1 10:00~12/19 10:00の狩猟数なので、年間の狩猟数で言うともう少し多い
*7 ドスファンゴ装備に相当するファンゴシリーズが初お目見えとなったMHXの発売は2015年11月28日、MHSTの発売は2016年10月8日なので実装されても不思議ではない
*8 ゲーム的には亜種という扱いの様だが、ミドガロンは単独で活動する内に変異したオルガロン種であるので生物学的には同種の筈である