彼岸の力が込められた一撃は
生の執着を捨てた者こそ相応しい。
(ハザクヴェロス)
嗤う嗤う、冥界の声。
死して尚錆びぬ刃はやがて代償を求めん。
(屍弓ヴァルヴェロス)
MHWorldで登場した大型古龍:ヴァルハザクの素材で作成される弓。
目次
概要
- 武器の見た目はハンターボウがベースの皮ペタ武器であり、
この弓にヴァルハザクの素材を付着したようなデザインをしている。
性能
MHWorld
- MHWorldではハンターボウから強化していき、ブレイブハンターボウIから派生する。
その後は冥灯龍ゼノ・ジーヴァの素材でハザクヴェロスIIに強化できる。
最終強化時の性能は- 攻撃力は228
- 龍属性270
- 龍封力【中】
- 接撃ビン、強撃ビン、睡眠ビン使用可
- 会心率0%
- Lv2スロット×1
このハザクヴェロスはこの調整に合うような属性寄りの弓であり、なかなか優秀である。- 龍属性武器のライバルとして物理寄りの必滅の一矢があるが、
あちらは属性値が低い関係で他のネルガル武器と違って中々採用率が上がらなかった。
その反面、こちらのハザクヴェロスIIは「とりあえず作るか…」という感じで作っても
属性寄りステータスに調整されている関係でそれなりに活躍はできる武器となっている。
総じてワールドの弓の中では「基本に忠実な性能」と言える。 - しかし純粋な属性値としては、驚異の龍属性値420を持つ龍骨弓IIIの方が高い。
こちらはハザクヴェロスから攻撃力を削ってより属性を尖らせたような性能で、
弾肉質が死んでて龍が効くモンスター相手にはめっぽう強い。
その属性値の高さからイビルジョーやナナ・テスカトリとの戦闘で使われるようになった。
そしてバランス型ステータスだったハザクヴェロスは対龍弱点用武器としての役割を奪われてしまった。
一応あっちは強撃ビンが使えないので、レウスレイアなど弾肉質が弱い相手にはこちらが優位なのだが…
古龍から作られる武器なので骨武器にお株を奪われるのは少々可哀想かもしれない。 - またカスタム強化の回数でも差をつけられている。
あちらはカスタム強化が3回できるのに対して、ハザクヴェロスはカスタム強化が2回しかできない。
そのためハザクヴェロスはそこまでして作る必要はないと言われる羽目になった。
その後、アイスボーンになったことで上位のカスタム強化がスルーできるようになったので今では問題ないだろう。
- 以上のことから、大半のプレイヤーの間では作って速攻倉庫に送られるコレクション用の武器となっていた。
ステータスが低いわけではないのだが、とにかくライバルの影響であまり使われない武器である。
MHW:I
- MRでは特殊個体である死を纏うヴァルハザクの素材で強化する。
上位とは異なり、1段階で強化が終了して屍弓ヴァルヴェロスとなる。
また、ネロ・ミェールの弓、ネロ・プラヌラへ派生もできる。
屍弓ヴァルヴェロスの性能は- 普通の攻撃力300
- 少々高めの龍属性330
- 龍封力【中】
- 接撃ビン、強撃ビン、睡眠ビン使用可
- 会心率0%
- Lv2スロット×1、Lv1スロット×1
- レア度11
上位でライバルだった龍封じの古弓と比べてみると、属性は龍属性480を誇るあっちの方が優位。
それ以外の能力ではこっちが全て上回っているのでやはりスタンダードな龍属性弓といったところ。
アイスボーンのストーリーでは龍封じの古弓と相性がいい怒りジョーやナナは出てこないので、
ストーリー進行のためなら屍弓ヴァルヴェロスを作っても問題ないだろう。- 同じWorldでライバルだったネルギガンテ武器の必滅の一矢【烈】はMR100にならないと作れないうえ、
武器の性能が物理型なので無視してしまっても構わない。
- 結論をいうと性能が普通すぎたので、やはり「悪くはないが…龍封じの古弓がいい」という性能。
確かに強撃ビンを付けることで火力に関しては龍封じの古弓を上回れるが、
龍封じの古弓は接撃ビンを付けてインファイトすることで火力を出すことが出来る。
なのでこちらの物理も属性もそれなりに強いという特徴が大してメリットになってないのである。
そして弓は属性で火力を上げる武器なので当然龍封じの古弓の方がダメージレースでは強い。
なのでこの武器が活躍できるのはストーリーや導きの地での適当狩りだけといってもいい。
- 擁護ポイントをあげるとしたらヴァルヴェロスは製作に古龍の大宝玉が要求されないこともあって簡単に作れる。
性能も特に癖の強い部分はなく、かなり素直な性能になっているので弓初心者にはオススメである。
今作は最終的にどの龍属性武器もアルバトリオンやミラボレアス武器の天下になるので、
ストーリーや導きの地でモンスターと戦うならどっちを作っても大体は変わらないと思われる。