「猛然タル砂漠ノ暴風」
金色煌めく宝杖に記された
失われし文明の記録の欠片。
(宝杖の爆ぜる金属器)
宝杖の爆ぜる金属器最終形。
砂嵐を司り、今再び世に現ず。
其身砂の守護神具す破杖也。
(碑文の破杖セテカー)
MHXXに登場するアトラル・カの素材を使用したガンランス。
目次
概要
- MHXXのラスボスのアトラル・カを素材としたガンランス。
「宝杖」という名の通り金色の杖(王笏)のようなデザインをしている。
折り畳み式ではなく、抜刀で穂先が展開する。
- 盾は金色をした長方形のものであり、古代エジプトの棺の蓋のようなデザインとなっている。
性能
- 生産段階が「宝杖の爆ぜる金属器」であり、最終強化系「碑文の破杖セテカー」を経て、
究極強化形「真名ウアスアンク」となる。
ウアスアンクの性能は- 高めの攻撃力330
- 属性は無し
- 斬れ味は素で紫20があり、匠で延長可能
- 砲撃タイプは拡散型LV4
- アトラル武器で恒例のスロット3
- 同じくアトラル武器でお約束の防御力ボーナス+60
砲撃レベルは5でなく4であるが、MHXXでは究極強化形でも4のままのものが多く、
特に拡散型での5は少ないので標準的な砲撃性能と言えるだろう。
- 斬れ味ゲージ紫が素であり匠スキルで延長できることは斬れ味消費の激しいガンランスとしては有り難い。
しかし、白ゲージは非常に短いので、匠スキルの用意は必須だと考えた方がよいだろう。
- ライバルとなるガンランスは、無属性拡散型ガンランスで見ると「轟銃槍【大虎砲】」や「鏖銃槍クロムウェル」など、
汎用性に長けた拡散型ガンランスで見ると、爆破属性の「砕巌銃槍ズヴォルタ」や
毒属性の「ロイヤルガンバード」なども競合相手になりうる。
ウアスアンクはスロット数や防御ボーナスなどで差別化していきたい。- 殴り期待値でいえば怒守罵王の全砲発も強烈だが、
あちらは要求スキルが重く、スロット数と素紫が優秀なこちらとはあまり競合しない。 - スキル自由度が高いという点では放射型の龍識究撃ブウラハガズも対抗馬になり得る。
あちらは攻撃力こそ290と低めなものの、会心率+25%と素紫30、スロット3が手強い
というロイヤルガンバードと似たタイプである。
- 殴り期待値でいえば怒守罵王の全砲発も強烈だが、
余談
- 「セテカー」は古代エジプトの神である砂漠の神セトの別名。
セト神は荒ぶる神とされると共に、兄のオシリスが広い崇拝対象になった事などが重なって、
時代が下がるにつれて悪神として描かれることが多くなり、
兄オシリスを嫉妬から殺害したり、天空神ホルスと戦争を起こした話が登場するなどしているが、
その性質から軍神といった崇拝の形も持っている神でもある。
この武器の場合「砂漠ノ暴風」「砂の守護神」といった記載から、
原義である砂漠の神としてのセトを意識しているようである。
- 「ウアスアンク」という銘は、
セトが持っている二つの杖「ウアスの杖とアンクの杖」がモデル。
「ウアス」は力と支配を、「アンク」は生命を象徴するものとされている。
この武器が杖のような見た目をしているのもこの杖に因んでの事だと思われる。
関連項目
武器/アトラル武器
モンスター/アトラル・カ
武器/オベリスク - 強化銘に「オシリス」を冠する古代エジプト繋がりのガンランス。