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モンスター/アトラル・カ

Last-modified: 2018-07-12 (木) 14:23:14
種族
甲虫種
別名
閣螳螂(かくとうろう)
英語表記
Ahtal-Ka
登場作品
MHXX
危険度
MHXX:★8
狩猟地
旧砦跡

目次

生態・特徴 Edit

概要
神秘的な美しさを醸しだす金色の外殻が特徴的な大型の甲虫種。
ハンターズギルドからは「閣螳螂」とも呼ばれている。
尾のように伸びた腹部の先端から強力な粘着性を持つ「金色の絲」を無尽蔵に産出し、
それを用いて様々な物体を接合させることで『アトラル・ネセト』と呼ばれる巨大な巣を構築する習性を持つ。
一言に「巣」と言ってもその規模は他のモンスターが作り上げるものとは比較にならず、
遠目から見ればまるでそれそのものが四足歩行の巨竜と錯覚するような外観であり、
さらにそのアトラル・ネセトを自らの手で本当に生きているかのように自在に操作する事が可能(詳しくは後述)。
このような驚くべき特性から、アトラル・カはしばしば廃墟に座す『女王』に例えられ、
アトラル・ネセト自体が『蠢く墟城』『女王の玉座』などとも評されることもある。
閣螳螂は通常この玉座の中央部に潜んでおり、滅多に人前に姿を見せる事は無いが、
その玉座が古くなってくるとそれを補強・再構築するため、素材と領土の拡大を狙い侵攻を開始する。
生態及び戦闘能力
「大型モンスター」とは言っても、同じ甲虫種に属するゲネル・セルタス(及びその亜種)
一般的な大型飛竜などと比較すれば小柄であり、自然界においては絶対的な強者と言えるような存在ではない。
しかし、大規模な移動の際には前述した墟城を伴って行動する性質を持ち、
その際は他の大型モンスターはおろか、熟練の狩人すらも寄せ付けない。
また、アトラル・カは本能的に人間が構築する建造物などが
自らの巣を構成するパーツとして最適である事を理解しており
出現すると意図的に人工物を破壊し、墟城を補強する素材として回収しようとする
圧倒的な規模を持つ墟城を以って街や対巨大モンスター戦用の防衛施設などを踏み崩し、
更にはその残骸を根こそぎ持ち去ってしまうため、とりわけ人類にとって極めて厄介かつ危険な存在である。
また、破壊した人工物を用いて自身の戦闘力を強化するという知能と性質をも有しており、
砦や街を破壊した際に入手した武器や瓦礫を、襲い掛かってくる外敵の殲滅に用いる。
長年に渡って様々な人工物を破壊してきた閣螳螂は途轍もない規模の要塞を構築し、
超大型古龍にも引けを取らない巨大墟城撃龍槍などの強大な兵装を自在に操る
極めて危険な生物へと変貌する。
更に驚くべきことに、この桁外れの大きさの墟城すらも閣螳螂にとっては未完成段階の巣に過ぎず
ハンターズギルドによる生息域調査及び正式確認が遅れていた場合、
かの『女王の玉座』の規模は想像を絶する領域にまで至っていた可能性もある
これらの生態から、ハンターズギルドではこの閣螳螂を超大型古龍種に匹敵する危険性を持つと見做しており、
正式確認時には異例の規模と厳戒態勢の中で討伐作戦が展開されることとなった。
基本的に移動の際は墟城を纏って行動する閣螳螂だが、自身のテリトリーにおいてはその限りではない。
『女王の玉座』を構築する残骸や兵装は周囲に散乱・埋没しており、本体は単独で行動する。
この状態で外敵を発見した場合、特異な咆哮を放って威嚇を行う。
威嚇で追い払えない際は、鎌状の前肢や粘着性の絲の塊を武器に積極的な攻撃を仕掛け、
全身から一時的に物体を腐食させるフェロモンを噴出する事もある。
しかし、アトラル・カの最大の武器となるのは、強靭な絲とそれを利用した多彩な技、
そして何よりそれを可能とするアトラル・カ本体の驚くべき知能と剛力、そして器用さである。
前述の通り、様々な物体を絲で接合させて巨大な巣を作るアトラル・カだが、
その巣を構築するパーツを絲で絡め取り、本体がそれを「武器」として装備する。
そしてその「武器」が持つ固有の特性を理解した上で、
力強く地面に振り下ろす、身体ごと振り回して周囲を薙ぎ倒す、
投げつけるように射出するなど、多彩な技を披露する。
また、大量の絲を周囲に展開してブービートラップのように利用するという戦法も用いる。
この絲に引っかかり身動きが取れなくなった獲物に対して直接攻撃を仕掛けるだけでなく、
時には自ら絲を切り、貼り付いていた岩塊や瓦礫を対象の頭上から落下させて押し潰そうとする事もある。
これらを以ってしても撃退困難な外敵と相対した場合、遂に巣を用いた排除に移る。
それまで地中に埋没していた大量の残骸や兵装を数多の絲束で絡め取り、
それらを身に纏うように組み直すことで超巨大な墟城を構築
巣の中心から産出した黄金色の絲を用いて、さながら無人兵器のような形で墟城を操るようになる。
墟城は超大型モンスターに匹敵する大きさであり、周囲の全てを踏み潰すが如く暴れまわる。
圧倒的な規模を誇る残骸を纏めて支配下に置くことから、
産出される絲は広大なテリトリー全てを覆い尽くすほどに膨大で、ハンターの視界すら阻害しかねない。
また、閣螳螂は外敵との戦闘や施設の襲撃によって破壊した(された)周囲の瓦礫をそのまま回収して取り込み、
墟城の更なる巨大化と補強を図るという非常に厄介な性質を持っており、
戦闘が進むほど墟城の脅威は規模を増していく危険性が高い。
閣螳螂の本体はアトラル・ネセトを操る間は中央部から大きく動かないが、
大量の絲で繭のように自らを包み込んでおり、直接攻撃を通す事は非常に難しい。
更にアトラル・ネセトそのものが巨大な武装であると同時に堅牢無比な装甲の役割をも果たしており、
洗練された刃の斬撃や重弩による射撃はおろか、強烈な属性を帯びた攻撃すらも全く通用しない。
現時点ではこのアトラル・ネセトに対する有効な対処法は確立されていないが、
巣自体はアトラル・カが産出する絲によって繋ぎ合わせて作られていることが判明しており、
このことから接合部の絲壁を集中的に攻撃し断ち切ることで、アトラル・ネセトの動きを制限、
上手くいけばそのものを崩壊に至らしめることができる可能性があると推測されている。
発見に至るまでの経緯
その事件は、シュレイド地方の砦に老山龍ラオシャンロンが接近してきた事に端を発する。
ラオシャンロンの撃退のため、龍歴院のハンターを中心とした迎撃作戦が開始されたのとほぼ同時刻、
近隣の砦からラオシャンロンに勝るとも劣らない正体不明の巨大な影が接近中という緊急の報告と
救援要請がハンターズギルドに飛び込んだのである。
実力のある人員の多くは既に開始されたラオシャンロンの撃退作戦に参加しているために呼び戻せず、
残る人員(無論、こちらも一定以上の実力を認められた腕利きハンターが中心であった)で至急防衛隊が組まれ、
件の砦に緊急的に派遣された。
しかし、謎の巨影は防衛隊のあらゆる抵抗を一切寄せ付けず易々と敷地内に侵入、
一しきり内部を荒らし回った後に何処かへ去っていったという。
そして奇妙な事に荒らされた地に散乱したはずの砦の外壁や家屋の残骸などが根こそぎ消失しており、
被害に遭った地は文字通りの「更地」と化し、有力な情報もほとんど残されなかった。
唯一、防衛隊からの「砦そのものが動いているかのような」外観だけが報告され、
先のラオシャンロンから砦を防衛し、帰還したハンターや関係者にもその事件は伝えられた。
その後、この謎の存在についてギルドは「大量の瓦礫を身に纏う習性を持つ巨大なモンスター」であると推測、
直ちに追跡調査の実行に移ったが、その巨影は追跡中に忽然と姿を消してしまい、調査は難航を極めた。
しかしギルドの懸命な調査によって徐々に包囲網を狭めていき、
最終的にはとある砂漠地帯にある砦の跡地にまで絞り込む事に成功。
そしてハンターズギルドや龍識船、所属ハンターによる万全なバックアップを整えた上で、
ギルドが最も信頼の置けるハンターを厳選し、
この謎のモンスターの調査と討伐をクエストとして提示するに至った。
その地に巣食っていた謎のモンスターこそ、閣螳螂アトラル・カである。
この個体は大量の絲を展開し、無数の瓦礫を取り纏めて旧砦跡を自身の行動拠点としていた。
更に旧砦跡に遺棄されていた迎撃兵器やその残骸などを武具として利用できる術を学習しており、
討伐に向かったハンターにその脅威をまざまざと見せつけた。
そして、当初関係者に報告されていた謎の巨大モンスターの正体は、
散在する瓦礫の一部を利用してアトラル・カが自ら作り上げた駆動する巨大な巣であったことが判明、
対峙したハンターやその戦いを見守っていた関係者を驚愕させた。
素材
アトラル・カ本体の素材や放出する絲は、目を奪われるほどの美しさと強靭さ、
そして装飾品や護石の効果を向上させるという他に類をみない特徴を備えている事から、
素材としての価値は非常に高い。
また、アトラル・カの巣の中にも各地で奪われた財宝や秘宝が取り込まれたまま眠っていると伝えられており、
実際に討伐に参加した際アトラル・カの猛攻を凌ぎながらピッケルを振い、
お守りや鎧玉といった数多くの素材を採掘した勇敢なハンターがいたという報告が挙がっている。

概要 Edit

  • PV第三弾ラストにて初めて存在が示され、大いに話題をさらった。
    「砂嵐と雷光が共存する異様な天候」「砂漠の崩落した砦」という未知のフィールドに現れ、
    明らかに生物とは思えない機械にしか見えない数々のパーツに覆われている。
    巨大な車輪らしきパーツ、頭部を覆うパーツ、更には撃龍槍らしきパーツと、
    その姿は古代文明の産物である竜機兵を容易く連想できるほど人工物らしい。
    • 前作MHXにて双頭龍……かと思いきや正体はイカ型古龍という展開があり、
      上記モンスターについても「何らかのモンスターの擬態ではないか」とする見解は多かった。
      そもそも、竜機兵であれば発売前にあそこまで姿を明示するか?という疑問も生じる。
  • 一方、「オストガロアを出したからこそ今度は本物を出してきた」という見方もできたため、
    クロスシリーズは外伝的側面の強い作品と言われていたことも相俟って、
    ナンバリング作品では持て余す存在を登場させられるのではないか、という意見も見られた。
  • 発売時期になるとMHXから引き継ぎ可能ということもあり、早くから名前が広まった。
    その名も「アトラル・カ」。
    よく間違えられるが、アトラルカでもアトラ・ルカでもない。
    MHFのミ・ルのような特徴的なネーミングを持っているが、これは後述の通り古代エジプト風の名前である。
  • ゲーム本編では集会酒場のG級クエストを進めることで存在が示されていく。
    プレイヤーがG2緊急クエストとしてラオシャンロンから砦を防衛していた頃、
    別の砦が謎の巨大モンスターに襲撃され崩壊、さらには襲撃された砦の残骸が根こそぎ消失したという
    衝撃的な報告を受ける。
    さらには圧倒的な巨体を持ちながら突然その姿を消すという不可解な現象が生じたという。
    砂漠にある砦跡地を総力を挙げて封鎖、その謎の真相に迫ることとなる。
    • 緊急クエスト「巨大龍の侵攻」をクリア後、酒場のマスターと受付係からこの話を聞かされる際に、
      ハンター達と戦闘する巨大な機械生物の一枚絵が表示される。
      オンラインでのストーリーでこのような演出がなされるのは珍しい。
      また、このイベントの発生時は集会酒場内の曲が発覚BGMに切り替わる。
    • このアトラル・カに関する情報を求めるため、酒場のマスターはG★4進出のタイミングで一時集会酒場を離れる。
      その際に彼女が目にしたハンターズギルドや龍歴院の文献には、
      「普段は巣にこもっていて、その身をまとう鎧が朽ちてくると、人里へ降りて災厄をもたらす」
      という記述があったらしい。
      マスターはこれをもとに、謎の襲撃事件が相次いでいるこの時期が丁度鎧の交換時期であり、
      アトラル・カの鎧は完成しきっていないため近い時期に再び姿を現す筈…という分析を立てていた。

実態 Edit

  • クエスト「蠢く墟城」に初めて挑むと、開始時にアトラル・カのムービーが入る。
    収集した情報から「人工の超巨大龍」、もしくはゴグマジオスのようなモンスターを想像していたハンターも多かっただろう。
    しかし映し出されるソレは、大型モンスターと大差ないサイズ金色のカマキリであった。
    超大型モンスターと戦うつもりで臨んだハンターたちは、
    想像より遥かに小さいカマキリが咆哮を行う姿に拍子抜けすることだろう。
  • アトラル・カの姿と同時に別名「閣螳螂」も表示されるためカマキリと印象付けられるが、
    その姿はハナカマキリに近い平たい脚部が目立ち、頭部からは気品すら感じさせる。
    骨格アルセルタスネルスキュラに近く、時折彼らのようなモーションも見られる。
  • モンハン世界の虫モンスターおよび虫素材の通例通り、龍属性一切効果がない
    「モンハンのラスボスには龍属性」という伝統で龍属性の武器を持って行ったプレイヤーは慌てることとなっただろう。
    勘の鋭いプレイヤーは「機械」「人工物」と言うキーワードから雷属性で挑む者もいた。
  • しかしその実態は、そんなハンター達を良い意味で裏切るものであった。
  • ハンターが戦闘エリアに侵入したことを確認すると甲虫種でありながら咆哮したのち、
    突如腹部末端から糸を噴出鉄骨のような残骸を地中から回収して背負う
    残骸は華奢なアトラル・カ本人より重量がありそうだが、それを苦とする様子はない。
    これ以降、地中から武器となるものを糸を使って巧みに操作するという知的な行動を見せる。
    かつて糸を使って物を投げつけるモンスターは存在したものの、
    ここまで知的な行動を平然とこなす姿にプレイヤーも感心し始める。
    ……だが、これはアトラル・カにとっては小手調べに過ぎないのであった。
  • アトラル・カにダメージを与えていくと、フィールドの特定地点を目指して移動を開始、
    所定位置に着いたアトラル・カは背負っていた残骸を放棄する。
    地面に向けて尾から多数の糸を放ち、鎌を使って器用に手繰り寄せ始めると、
    地中から大量の瓦礫の山が引き摺り出される
    アトラル・カは十分に瓦礫を引き摺り出すと糸を纏って瓦礫の中へ"搭乗"
    あろうことか瓦礫の山が動き始め超大型モンスター然とした姿、墟城形態へと移行する
    これこそが動く砦と恐れられた謎の超巨大モンスターの正体であり、
    真相は「アトラル・カが傀儡師の如く瓦礫の山を糸で操縦していた」というものである。
    • なお、この瓦礫の山はアトラル・カが自身で組み上げたであるらしく、
      材料はこれまで踏み崩してきた街や砦の残骸であると推測されている。
      移動経路の残骸を取り込むことで巨大化、見上げるほどの「墟城」となったようだ。
  • この動く残骸については「墟城」という単語が頻繁に当てられている。
    また<<女王の玉座>>とも呼ばれている。女王とはもちろんアトラル・カのこと。
    また、内部上ではこの墟城形態が「アトラル・ネセト」という
    アトラル・カとは異なる別のモンスターとして扱われている模様。
    ネセトは古代エジプトで玉座を意味する言葉であり、<<女王の玉座>>という記述と一致する。
    加えて、アトラル・カの素材で作った防具はネセトシリーズである。
    ターゲットカメラのアイコンや探知発動時のマークも閣螳螂本体とは異なる独自のもの
    (モンスターアイコンは墟城の頭部を模している)が使用されている。
    またMHXX発売からしばらくしてから発売された、
    『公式データハンドブック モンスターの知識書』(双葉社刊)内の記述では、
    アトラル・カ本体とは別にアトラル・ネセト(墟城形態)も別のモンスターとして掲載されている。
  • アトラル・ネセトの正確なサイズについては、公式から言及がないため全く不明である。
    ただ、カプコンからMHXXのモンスター早見表が発売されており、
    それによってある程度のサイズ比較が可能となっている(リンク先参照)。
  • 早見表を見る限りでは、墟城の頭部を高く擡げた状態ではあのウカムルバスの2倍強という体高を誇っている。
    これは数値にして実に2806cm*1以上という破格のサイズであり、
    かのダレン・モーラン(全高2693.6cm)、およびそれとほぼ同等の全高を持つ直立時ゴグマジオスをも上回る。
    少なくとも、四足歩行型の狩猟対象としては間違いなくトップであろう。
    全長に関しても、目測では尾を伸ばした場合ラオシャンロンのそれに匹敵すると思われ、
    こちらも陸生のものとしては史上最大級と言ってよさそうである。
  • ちなみに、後述のインタビュー記事から
    実はアトラル・ネセトはゲネル・セルタスの骨格を元に作られている事が明かされている。
    ただし、規格外の巨大さや数々の固有ギミックのため、何一つそのまま使えていないとのことである。

戦闘能力 Edit

  • 上記で示した通り、アトラル・カは複数の形態変化を有する。
    「アトラル・カ本体が瓦礫を糸で操りつつ戦う」大型モンスター級の性質と、
    「墟城に乗り込みその巨体で圧倒する」超大型モンスターとしての性質を兼ね備え、
    それらと交互に戦うことで計4回の形態変化を行うこととなる。
    • 形態変化を行うとフィールドの変化と共にBGMが切り替わる。
      形態変化の度に扱う瓦礫に変化が認められ、5形態で戦闘内容はそれぞれ異なってくる。
  • 大きな特徴の一つとして、アトラル・カ本体が繰り出す攻撃は全て構えてから独特の「溜め」を行って発生する。
    この独特な溜めに慣れないとまともに回避出来ずに何度も被弾してしまうため、
    特にジャストアクションを狙う場合は動きをしっかり覚えることが重要となる。
    苦手な人はかなり苦戦するタイプと言える。
    • 全形態で、防御DOWN状態を引き起こすフェロモンを身体から噴出する。
      予備動作が長いので比較的避けやすいが、第二形態以降は強力な攻撃が増えてくるので、
      忍耐の種や対防御DOWNスキルは忘れないようにしよう。
  • また前述した「本体の戦闘能力は(他の大型モンスターに比して)特段抜きん出ている訳ではない」という設定を反映して、
    本体の繰り出す鎌攻撃等の威力はラスボスにもかかわらずかなり控えめである。
    逆に鉄骨や撃龍槍、車輪といった道具を使った攻撃の破壊力はラスボスにふさわしいものとなっている。
    ラージャン等、今までも岩や柱で攻撃してくるモンスターはいたが
    彼らが単純に遠距離攻撃をするために周囲の物を使うのに対し、
    アトラル・カは「相手に避けづらい高威力の攻撃を繰り出すために」積極的に周囲の物を使用する。
    道具を使った攻撃のバリエーションも豊富であり、道具を臨機応変に、かつ効率的に使いこなす彼女の知能の高さが伺える。
  • クエスト受注の際下画面に赤字で警告文が出るが、
    アトラル・カ戦ではアイテムお届け隊が一切利用できなくなる
    その代わり、アトラル・カが墟城形態に移行すると、
    ギルドからの支援物資が積まれた専用の赤いロケットが飛来するようになる。
    このロケットの中には単発式拘束弾などが入っており、アイテムお届け隊と違い事前の利用申請は必要無い。

第一形態(通常形態) Edit

  • 細長い鉄骨を背負い、アトラル・カ本体が戦闘を行う。
    両腕の鎌で引っ掻いてくる他、糸を巧みに操り、瓦礫をぶん回して攻撃してくる。
    • 本体のみの形態では一貫してバインドボイスを扱う。
      ちなみに、バインドボイスを使用する甲虫種モンスターはシリーズを通して初である。
      このバインドボイスは、セルレギオスなどのものと似ており硬直はかなり短い。
      こちらが先に動けるため、よほど運が悪くない限りは咆哮を食らったせいで追撃を食らうようなことはなく、
      判定も短いため比較的フレーム回避もしやすい。
    • なお第一形態及び第二・第四形態時は怒り状態にならない。
  • 本体形態時は尾の先から糸弾を射出してくる事がある。
    向かって左→正面→右の順で3連続で射出され、一定距離飛んだ後に投網のように広がって相手を絡め取る。
    当たると小ダメージと共に糸拘束状態にされてしまう。
    しかし、過去作や他のモンスターの糸拘束やだるま状態と違って、レバガチャの必要入力数は少ない模様。
    頑張れば次の攻撃が来るまでに十分抜けられるが、不安なら消散剤を持ち込んだほうが良いかもしれない。
    防具のスロットが余っていれば、だるま無効スキルを付けても良いだろう。
  • 疲労状態では、糸弾を射出するモーションを取るものの不発に終わる。
    …かと思いきや、ここは流石に巨大な城塞を操る程に糸の扱いに長けたアトラル・カ、
    全不発に終わるネルスキュラの糸やリオスなどの飛竜種のブレスなどと違い、
    3発中1発は疲労中でも糸は飛んでくる。注意を怠らないようにしよう。
  • 第三、第五形態も含めアトラル・カ本体との戦闘では、乗りばかりでなく
    打撃攻撃のスタン、閃光玉などによる拘束、そして甲虫種の宿命なのか毒などの状態異常も有効となっている。
    ただし毒は一度に30秒で50ダメージと効きが良い方ではない。
    更にラスボスモンスターとしては珍しく、本体形態時は疲労を見せる事もあり背負った瓦礫を落とすようになる。
    • 大型の甲虫種なので罠による拘束も効く…かと思いきや、残念ながら旧砦跡では罠の設置は不可能。
      データハンドブックでも罠系アイテムは無効となっているほか、捕獲の見極めを用いた検証により
      クエスト終了まで捕獲可能にならないことが判明している。
      そもそもこのモンスターと対決するクエストはすべて狩猟クエストではなく特殊クエストであり、
      メインターゲットは「アトラル・カの討伐」である。
      超特殊許可クエストは「狩猟」と書いてあるのに捕獲不可だが
  • 閃光玉による目眩状態は、効果はあるものの時間自体は3~8秒と短い。
    単純に隙を作るためだけに閃光玉を用いるのはあまり効果的ではないと思えるが、
    後述する第三、第五形態時に有効な場合がある。
  • なお、上述したデータハンドブックによると、
    アトラル・カ本体の破壊可能部位は頭部・背甲・鎌(2段階)と腹部(飛竜の尻尾に相当)。
    少々ややこしいが、頭部後ろから伸びている兜のような部位が背甲である。
    • ちなみに背負っている瓦礫はゴグマジオスの初代撃龍槍がそうであったように、
      物理肉質・属性肉質共に全て0であり、いくら攻撃してもダメージは入らない。
      やや高めの位置にあるので地上で当てることは少ないが、エリアルスタイルで挑む場合は注意。
  • 本体形態時の弱点属性は>
    甲虫種なので当然のように龍属性は全く効かない。また、他の甲虫種と違って火属性は一切通らない。
  • 一定ダメージを与えると特定位置に向かって移動を開始。
    到着すると瓦礫を捨ててバインドボイスを放ち、地中の瓦礫を引っ張り出し第二形態へと移行する。

第二形態(墟城形態) Edit

  • 第二形態では前述の通り地中から『墟城』を引きずり出し、瓦礫を使い応戦してくる。
    大型竜と相違ない大きさから、一気に老山龍に匹敵しかねないほどの巨体に変貌するため、
    初見では度肝を抜かれることだろう。
    • 墟城を砂中から引っ張り出して乗り込む動作中にムービーやカメラ演出は無いので、
      妨害はどうやっても不可能だが攻撃を叩き込むことはできる。
      ガンナーは予め左側で待っていれば一足先に弱点を集中攻撃でき、第二形態の時間の大幅な短縮が可能。
  • 形態変化時は船の汽笛のような音が鳴り響くと同時に墟城形態への移行と共に、
    周囲には超大規模の砂嵐が吹き荒れ始め
    空模様も稲光が迸る不気味なものに変化する
    インタビュー記事によると、これは墟城を砂中から引き揚げた際に
    その余波で巻き上げられた膨大な量の砂によって起きたものとされる。
    • 発生している砂嵐は他に類を見ないほどに大規模で、
      プレイヤー画面が常に赤茶けた砂色で覆われるほど
      あのクシャルダオラが砂漠に現れた時ですらこれ程の砂嵐は観測されておらず、
      古龍以上の砂嵐を物理的に起こすとは、いったいどれだけの質量を砂中から引っ張り出したのだろうか…
    • ゲーム演出上の都合でいうと、
      「砂嵐で背景をぼかすことで、計り知れない巨大感を出す」
      という事であったようだ。
  • 墟城形態時は四肢を地につけた竜のような見た目をしており、主に踏みつけで攻撃する。
    その圧倒的な質量から、踏みつけには遠距離まで届く岩盤砕きが付随するので注意が必要。
    踏みつけの直後、土煙が登った方向に岩盤砕きが発生するので、よく見て回避しよう。
  • 見た目の通り地上ではまともに戦える相手ではないが、
    前足に相当するパーツの三本指の真ん中にあるオレンジ色の爪弱点を攻撃して破壊すると、
    そちらの足を操る糸が切断され、しばらくの間ダウンする。
    ダウンから立ち直ると爪弱点は復活し、再び破壊可能になる。
    ダウン中はもう片方の爪弱点は破壊できないが、ダメージは蓄積されるようで、
    ダウン中にもう片方の足に攻撃しているとダウンが終わった直後にすぐ破壊してハメる事もできる。
    • ちなみに爪の部位破壊は脚全体と怯み値を共有しており、他の爪やかかとなどを攻撃しても破壊できる。
      ガンランスの砲撃やバリスタなど固定ダメージの攻撃では必ずしも爪を狙う必要はないが、
      普通に武器で殴る時は弱点を狙った方が効率が良いのは言うまでもないだろう。
  • ダウン中は埋まった脚から背中へ登る事が可能。更にこの時に金色に輝くエフェクトのある場所で採掘ができる。
    具体的には、各脚四箇所と背中の車輪の計5箇所。それぞれ2回採掘できるが、
    流石に全て採掘するには何度かダウンさせなければならない。
    また、踏み付ける攻撃をした際に脚が地面に埋まって同じ様にダウンする事がある。
    ただし、この時は採掘ができない。
  • 背中にある繭玉にダメージを与え破壊することで大ダウンし、前脚に加えて更に頭と尻尾からも本体に登れるようになる。
    この時は頭以外に登ることは殆どないだろうが。
    この時だけは全員が瓦礫の頭部を伝いアトラル・カ本体の巨大繭に直接攻撃が可能となる。
    この時、全ての足と喉の中、背中に尻尾の付け根と、計7カ所、全14回分の採掘ポイントが出現する。
    繭玉の破壊は2段階となっており、まず上の部分が砕け、その後更に攻撃する事で粉砕する。
    また、繭玉破壊後は爪弱点を破壊すると大ダウンを起こすようになる。
    • なお、背中の繭玉へと続く通路には所々に大砲や砲弾等をオレンジ色の蜘蛛の巣で固めた障害物がある為、
      先へ進むためにはこれを破壊しなくてはならない。
      この時に車輪付近にいると尾のようなパーツを使い叩き落そうとしてくる。
      直前に攻撃地点に向けて尾から糸を出すので分かりやすいが、
      胴体からハンターが落ちるように吹き飛ばす都合上、攻撃判定は車輪側から発生している。
      車輪側に向かってガードや納刀継続しないと落とされてしまうので注意しよう。
    • この形態でも腐食ガスを発生させる。
      ガスを出す少し前から体を揺らし始め背中の足場から緑の煙が噴出するため、攻撃自体は非常に見極めやすいが、
      ガス発生中の間は背中の足場判定が消失し、ジャスト回避等でガスを避けても問答無用で落とされる
      このため、ガスを出す予兆を見たら背中への攻撃は諦めて降りた方が良いと言える。
    • 大ダウン中は各脚や尾から再び登れるようになる他、
      首のあたりと尻尾の付け根に更に採掘ポイントが出現する。
    • 本来は障害物を破壊しながら先に進んでいく事になるのだが、
      エリアルスタイル、ファイト及びカリスマのニャンター、
      操虫棍のジャンプ攻撃やビーストニャンターの爪フィニッシュを利用することで、
      障害物を無視して進むことが出来る
      やり方は非常に簡単。
      本体が動きだして背中が揺れている最中にタイミングよくジャンプすると、
      障害物を破壊することなく飛び越えて移動することが出来てしまう。
      ただし、失敗すると背中から落ちてしまいそのまま攻撃を食らいかねないので、
      障害物を丁寧に破壊していった方が早く次の形態に進める場合もある。
      • なお、ビーストニャンターの爪フィニッシュ、
        さらにレベルアップのモーションをとるときに限り、
        アトラル・ネセトの動きに関係なく飛び越えられる。その分落ちるリスクも高いが。
      • その他、ブレイヴ片手剣のバックステップ連撃などで勢いよく繭の外側に突っ込むと、
        判定の隙間を無理やり抜けたような不自然な挙動で強引に突破できる事がある。
        また、大剣の狩技であるムーンブレイクでも強引に跳び越すことが可能。
        …部位破壊力に優れる都合上、大抵の場合、跳び越すと同時に障害物を破壊できてしまうのである意味本末転倒に近いが…
      • また、たまに脚から背中に乗り移る位置が端ギリギリだった場合、最初の障害物をすり抜ける事がある。
        第二形態ではそのまま採掘したり繭を攻撃できるため可能ならば狙っていきたいが、
        失敗するとそのまま落下してしまうため、PTに迷惑をかけない範囲に留める事。
  • ボウガンの貫通弾と弓の貫通矢、ニャンターの貫通ブーメランであれば足を登って本体に移った場所から、
    障害物を壊さずとも背中の繭を直接狙える。
    ソロであればすぐに大ダウンを取れるので非常に有効。
    ただしパーティプレイの場合は全員が本体繭にたかるとちょっと困るかもしれないので、
    仲間の武器構成を見て撃つかを判断したい。
    • 高レベルの貫通弾・貫通矢であれば登らずとも足場を貫通して繭を攻撃することが可能。
      また先述したように、アトラル・カが墟城を引き出して起動させるまでは繭が低い位置に出ているため、
      この間も背中の繭にダメージを与えることができる。
      与えたダメージが十分なら起動後に一撃入れてやれば、繭が破壊されて大ダウンを奪える。 
    • 十分な火力があればハンター・ニャンター問わずソロでもハメが可能となる。
      そのため慣れたソロプレイヤーからは第二・第四形態はほぼスルーされがち。
    • なお、第四形態も含めてダウンしている間はダメージは蓄積するが、ダウンが終わるまで形態移行はしない。
      ダメージが超過している場合は起き上がってから何かしらの攻撃を加えることで形態移行する。
      つまり、ダメージの蓄積具合が分かっていれば起き上がってからキックや石ころでも墟城を破壊出来たりする。
  • 大ダウン時の巨大繭に攻撃を仕掛ける際、パーティだと味方がかなり密集する上に、
    アングルもハンターが小さいものに固定されてしまうためかなり見辛い。
    無論吹っ飛ばしやかち上げを伴う攻撃は厳禁なのだが、
    強力な攻撃に限って味方を吹き飛ばしてしまうハンマーや、
    味方にこかされやすいランスや片手剣は位置取りに困りもどかしい思いをする。
    ここまでくると味方に攻撃を当てない方が難しいため、位置取りや攻撃手段には気を付けたい。
  • ちなみに大ダウン時の巨大繭の肉質は非常に柔らかく設定されており、
    その数値は弾肉質で200、斬撃、打撃に至っては驚異の250である。
    • 逆に言うと大ダウンさせなければ肉質は斬撃、打撃75、弾肉質は35である。
      弾肉質以外は弱点特効が通らない程極端に低いと言う程ではないが、
      大ダウンしていない時に無理に攻撃してもあまり意味がないので注意。
  • 一定のダメージで瓦礫が崩れ第三形態へ移行するが、その移行はダメージの蓄積が条件であるためか、
    実は墟城形態中は左右の爪弱点を延々と攻撃し続ける事で登らずに終わらせる事もできる。
    上述の仕様を利用して、複数人で両足を集中攻撃する事で交互にダウンさせ、
    かなり安全に戦闘を進められたりする。
  • 上記の戦法だが、爪弱点は背中の繭玉、糸壁および巨大繭ほどダメージは通らないので、
    実のところダメージ効率はあまり良くない。
    1人か2人で脚を破壊に徹し、残りで背中に乗り込む方が効率と安全性共にバランスが良い。
    採掘が目的だったり、安全性をより重視する時にはおすすめの戦法である。
    また、当然複数人が超密集するので、吹き飛ばしやかち上げを持つ攻撃は普段以上に気をつける必要がある。
    砲撃主体のガンランスでこの方法を利用するなら味方の密集する指の辺りには砲撃しない方がいいだろう。
    武器によっては指の外側から攻撃しても弱点に当たったりする。慣れたら狙っても良いかもしれない。
  • 実は単なるダウン時にも本体の繭を攻撃することが可能。
    首元の少し高い位置に隙間から金色の繭が覗いていて、上に攻撃できる近接武器ならば当てられるのだ。
    抜刀大剣の場合はとりわけ狙いやすいので、足ハメに人数過多の場合はこちらも狙ってみよう。
    ただし通常ダウンでは巨大繭は軟化しないため背中の繭玉のほうが攻撃が通る点は留意すること。
  • この形態中は、頻繁に胴体の真下から黄色い糸束をビームの如く撒き散らすが、
    ハンターが前脚に張り付いていれば当たることはまず無い。
    しかし、大ダウンの終わり際に首元の本体を攻撃していたハンターが振り落とされて落ちてくる場所が
    この糸噴射の出始めが直撃するポイントである。
    流石はドSカプコンといったところか。
    落下してそのまま動かないでいると大抵これに当たるので注意したい。
  • 部位破壊を進めて大ダウンをさせ、弱点を狙う…という大まかな流れは、オストガロアと共通している。
  • 墟城形態時の弱点属性は
    本体形態時とは一転して雷属性は殆ど通らなくなり、水属性がよく効くようになる。
    また糸を纏っている部分に限り火属性が若干通るようになる。
    本体を覆う巨大繭のみ雷属性がよく効くが、逆に水属性は一切通らない。
    本家にも天翔属性があればとか言わない

第三形態(通常形態) Edit

  • 第三形態ではなんと背中に黒い撃龍槍を装備したアトラル・カ本体との戦闘となる。
    最初に背負っていた鉄骨もたまに用いるが、基本的には撃龍槍がメインウェポン。
    人類が開発した中でも指折りの威力を誇る兵器だけあり、
    撃龍槍を使った攻撃はいずれもかなり威力が高いので要注意。
    またここから怒り状態に移行するようになるほか、
    背負った撃龍槍をぶん投げて攻撃しつつ糸で引っ張られることで移動したり、
    自身が宙返りした勢いで超遠距離まで人工物を投げつけてきたりと攻撃が目に見えて激しくなる。
  • 第一形態の時点でもマップ内に錆びた撃龍槍が埋まっているのが確認できる。
    よく見ると鉄骨と同様に糸が巻き付いている為、勘のいい人は「これも武器として使うのか」と気付くかもしれない。
  • 「撃龍槍を背負ったモンスター」というと、思い起こされるのはかの巨戟龍ゴグマジオスである。
    あの墟城も、竜騎兵を想起させるゴグマジオスの風貌とどことなく似ており、
    同じG級ラスボスということも含めて意外に共通点が多い。
    ただし偶発的に撃龍槍を纏うこととなり、また武器として使用してきたりはしない巨戟龍とは異なり、
    アトラル・カは撃龍槍を武器として認識し、外敵への攻撃手段として有効に用いてくる
  • この形態では糸を巧みに使って地中から朽ちた撃龍槍を掘り出し
    それをハンター目掛けて射出するという俄かには信じがたい大技が解禁。
    今までハンター撃ってきた撃龍槍が、ハンター撃ってくることになるなど誰が予想しただろうか。
    幸いにも撃龍槍を「投げ撃つ」関係上、攻撃範囲は狭い。また穂先を正確にハンターに向けてくるが、
    これは引っ張り出して軸合わせのために撃龍槍を回転させ始める瞬間の1回だけで、
    狙われてからすぐ動けばまず当たる事は無い(逆に言うと動かずにいると確実に当たるが)。
    この朽ちた撃龍槍を掘り出す際にも小ダメージ+尻餅があるが、それを受けても回避は間に合う。
    落ち着いて対処しよう。
  • なお、アトラル・カが射出する朽ちた撃龍槍の本数に制限は一切なく
    無限の蓄えがあるかのように次々と使い捨てていく。
    一体どれほどの砦や街を破壊し、その撃龍槍を奪い去って来たのだろうか…。
    なお、撃たれた撃龍槍は着弾と同時に砕け散り、フィールドから消滅する。
    甲虫種に投げつけられて砕け散るという点はさながらアルセルタス亜種のようである
    なので、残念ながら残骸を段差としてジャンプ攻撃を行ったりはできない。
  • この錆びた撃龍槍を操っている時に閃光玉を投げてピヨらせると、
    吊り下げている撃龍槍を全て落としてしまい、撃龍槍射出攻撃がキャンセルされる。
    先述の通りピヨり時間自体は短いが、広範囲にわたる回避が必要な攻撃を不発させられるので、
    アトラル・カの討伐には閃光玉を持って行く事が強く推奨される。
    ただ、ソロだと狙われるのが必ず自分である以上、納刀してから閃光玉を投げるより
    回転回避などで避けた方が早い場合が多いので、必須ではなくなる。
  • ピヨり以外にダメージで怯んだ場合も同様に撃龍槍の操作を誤って落としてしまう他、
    ダメージを受けるなどして怒り状態に移行して咆哮をした時にも落とす。
    撃龍槍射出キャンセルのために狙って怒り状態にさせることは難しいが。
    またそのため、撃龍槍射出と入れ違いで怒らせてしまって咆哮を食らい撃龍槍を回避できない、
    なんてことは起こらない。
  • フィールド全体に糸結界を張り巡らせる行動を行う事もある。張り方は2通り存在する。
    この糸はブービートラップのようになっており、触れると拘束状態となった上ハンター目掛けて瓦礫の塊が落下してくる。
    攻撃を当てて糸を切断できるが、その場合でも瓦礫が落ちてくるので注意が必要。
    • 当たり判定を持っている関係上、この糸に突っ込んで回避することでジャスト回避が簡単にできる。
      ライトボウガンの場合は積極的にパワーリロードを発動させ火力アップを狙おう。
  • 鉄骨装備時に限り、鉄骨を糸で繋いでハンマー投げのように二回振り回す技を使う。
    鉄骨を真後ろに置き、白い糸を鎌で持つのが予備動作。
    一周目は自身のすぐ周囲をゆっくりと薙ぎ払い、二周目は範囲を一回り広くし、より速度を上げて振り回す。
    特にガンナーにとって脅威となる技だが、二周目では途中で鉄骨がバウンドするので、
    運が良ければ当たらずに済むこともある。
    一周目さえやり過ごせば近距離が安置になるため、剣士にとってはチャンスになりやすい技である。
  • 戦闘BGMは第一形態と同じ…と思いきや、なんと曲の後半にサビが追加されたフルバージョンである。
    その激しい曲調は、決戦兵器である撃龍槍をも用いてハンターを徹底的に排除しようとする
    アトラル・カとの熱戦に相応しい。
    ともあれ、同じ戦闘曲にあとからパートが追加されることはシリーズを通しても稀と言えるだろう。
  • 一定ダメージを与える事で地中に潜り、第四形態に移行する。

第四形態(墟城形態) Edit

  • 基本的に第二形態と同じ。
    第二形態と同様の手順で瓦礫を解体することになるが、
    オレンジ色の繭玉の位置が第二形態で撃龍槍を組み込んでいた位置、つまり背中の通路の最奥に移動している。
    道中の障害物も繭玉の手前を塞ぐ位置と左右それぞれからの合流地点の手前を塞ぐ位置に増えており、
    更に障害物も繭玉も第二形態時より耐久値が大きく上昇しているため、繭玉を非常に破壊しにくくなっている。
    • 第二形態と同様にジャンプ攻撃を利用すれば障害物はスルーできる。
      繭の手前の障害物では左右に落ちる危険性が低いため、安定して飛び越えることが可能。
    • 繭の位置が移動した関係で起動中に狙うのは難しくなったが、
      ダウン中ならば首部分が下がるため地上から貫通弾を当てて大ダウンを狙える。
      斜め前方から見て分かりやすい場所に繭があるので狙ってみるのも一つの手である。
      貫通弾・貫通矢の他に弓の曲射でも(破壊できるかはともかく)狙撃は可能。
  • この形態からはハンター側も撃龍槍を使うことができる。
    かなり射出位置へ引き付けないと届かないが、当てれば大ダウンを奪うことができる。
  • 形態移行に伴い全ての採掘ポイントが復活しており、再び採掘できるようになる。
    このため、クエスト中に採掘できる最大数は怒涛の28回
    母数が母数だけに全て採掘すれば風化したお守りが10個以上出ることもザラで、
    おまけにアルティマ結晶金のたまごが手に入るなど至れり尽くせりである。
  • 攻撃パターンに側面への岩盤砕きが加わり、死角が少なくなった。
    糸噴射の本数も3本に増えている。
    更に、脚の爪を器用に動かして衝撃波を起こし、前脚に張り付くハンターへの対抗策としてくる。
    瓦礫塊も頻繁に発射し、バリスタに居座る者や、墟城に乗り込んだ外敵を排除しようとする。
  • 一定ダメージを与えると瓦礫が完全に崩れるムービー*2が入り、いよいよ最終ラウンドとなる。

第五形態(通常形態) Edit

  • 最終ラウンドになると墟城がその場で跡形もなく崩れ落ち、
    撒きあがった砂煙の中から車輪を背負ったアトラル・カが出現。
    最終形態に移行した閣螳螂が盛大に咆哮するとともに、BGMが英雄の証(MHXXver.)に変化する
    ラストバトルに相応しい演出でプレイヤーを盛り上げてくれる。
  • なお、このシーンの最中でも操作は可能
    武器を研いだり弾をリロードしたり出来る位の隙はあるため、最終決戦に備えておきたい所。
    PTプレイなら鬼人笛を吹いてみるのも一興。狙いはつけにくいがもちろん攻撃もできる。
    大ダウン後なら移行のタイミングが分かりやすいので、予め背景の中央へ向けてしゃがみ撃ち等を構えておけば
    英雄の証とともにカッコよく形態移行したアトラル・カに先制攻撃を仕掛ける実に野暮な戦法も取れる。
  • この状態では、崩壊した墟城の背中部分に組み込まれていた大車輪を背負い襲いかかってくる。
    大車輪を転がしながら突進するちょっと楽しそうな攻撃や、
    投げ出した大車輪をブンブン振り回す広範囲高威力な大技を使う。
    時折第三形態の時に背負っていた黒い撃龍槍も扱う。
    • 大車輪は前述した糸で絡め取られて背負われているが、
      真正面から見ると歪ながらその糸束が「XX」に見えるという小ネタがある。
  • 第五形態に移行した直後に、第三形態でも使用した糸結界を設置する。
    糸の密度はさらに増しており、動ける範囲がかなり制限されてしまう。
  • 朽ちた撃龍槍の扱いも変化し、飛ばしてくる本数が2本に増えたほか、5本立て続けに撃ってくるパターンも追加。
    さらに、3本の撃龍槍を糸で吊り下げ、コンパスで円を描くようにフィールド上を周回させる技が解禁。
    ラギアクルスの衛星雷球のように、徐々に回転半径が大きくなっていく。通称「メリーゴーランド」。
    被弾すると吹っ飛び【特大】を喰らう上に、それなりにダメージがあるので危険度は高い。
  • 撃龍槍射出攻撃は掘り出した直後にハンターがいた位置を目標として発射されるのは
    第二形態の時と同じだが、5本パターンの時は少し注意が必要になる。
    撃龍槍を掘り出すのは全て同時ではなく1本ずつ連続して掘り出すので、
    「掘り出した直後」の狙いをつけるタイミングは全ての撃龍槍で少しずつズレている。
    2本パターンの場合はあまりズレが無いので最初にいた位置から動けばほぼ2本とも回避できるが、
    5本パターンだと1本目から5本目まで狙いをつけたタイミングにかなりのズレがある。
    また、5本パターンは全てハンターに当てにかかるわけではなく、ハンター周囲へ撃つものもある(いわゆる「自機外し」である)。
    なので1本目が狙っている位置から動いただけなど避け方が適当だと、4~5本目に当たる事があるので注意。
    • なお5本射出時は必ず瓦礫を捨て、他の攻撃も中断するため分かりやすく回避に専念できる。
  • 3本の撃龍槍をフィールド上を周回させる技や撃龍槍射出攻撃は本体をひるませると全て崩れるため
    あえてアトラル・カに猛攻撃を仕掛けるのも一手。
  • 閃光玉はここでも第三形態同様に効果がある。
    5本射出パターンでもコンパス回転パターンでもピヨらせれば撃龍槍を全て落としてしまう。
  • 最大の大技として、大車輪を2回ぶん回す攻撃を放ってくる事がある。
    これは第三形態でも用いた鉄骨振り回しと同じモーションであるが、
    装備が車輪になっているので攻撃範囲が拡大している。
    挙動や予備動作は鉄骨の時と全く同じなので、第三形態で予習しておくと対応しやすい。
    • よく似た技として、車輪を一回だけ振り回す攻撃がある。
      こちらは車輪を真後ろではなく真横に置くのが予備動作。
      よく見ておかないと、攻撃範囲の違いから引っ掛けられることもあるので特に注意。
  • 余談だが、車輪と蟷螂を組み合わせた「蟷螂の斧」ということわざが存在する。
    これは木車の車輪で轢かれそうになっても逃げずに鎌を振りかざして威嚇する蟷螂を揶揄したもので、
    勝てない相手に立ち向かう身の程を知らない者を意味している。
    アトラル・カとの戦いでは車輪に轢かれるのはこっちの方になるが。
    • 更なる余談だが、この言葉の元となった故事では荘公(君主)は威嚇する蟷螂を
      「この蟷螂が人間であったならば天下を取る器だ」と評している。

強化個体 Edit

  • 恒例となったラスボス強化個体。イベントクエスト「千夜一夜の太古の閣」で挑むことができる。
    危惧(あるいは期待)されていたような「完成版アトラル・ネセトと戦うことになるのでは?」
    ということはなく、普通の強化個体である。
  • 元々高かった攻撃力が更に上がっており、小技の引っ掻きですら剣士でも強烈なダメージを受ける。
    瓦礫を使った大技はかなり危険で、怒り時の車輪ぶん回しに直撃するとガンナーならまず即死する。
    とはいえ大技以外はガンナーでも耐えきれるレベルなので、即死攻撃だらけになった訳ではない。
    • 各形態の耐久力も上がっており、通常個体の感覚で挑むとテンポを崩される。
      とはいえ激烈に上がっているわけではないので、しっかり狙っていけばソロでも通常個体とそう変わらない。
  • ちなみにこのクエストの依頼人は「石片に刻まれた文字」。人じゃないじゃん
    多分ギルドが古文書のような文章を解析して依頼を出しているという事なのだろうが……

裏設定および開発秘話 Edit

  • 『ニンテンドードリーム』2017年9月号にて、遂にアトラル・カの開発秘話および設定が公開された
  • 初期のころは、獣系の超自然的なモンスターが生物の成長を操って木を生やし、それによって建造物を作って、
    歩くたびにその余波で足元に草が生えてくるという、神秘的な雰囲気を想定していたらしい。
    しかし、「それをモンハンの世界に落とし込むと、成長促進はやりすぎ」という理由から自粛され、
    その後、何かしらの形で作った建造物を自らがコントロールする形となったという。
    • MHFでは、「植物の成長促進」を操るモンスターであるイナガミやヤマクライが実在するが、
      あちらは「派生作品だからこそできる要素」であり、メインシリーズでは厳しいものがあるようだ。
  • 多くのプレイヤーが衝撃を受けたであろう「ラスボスが甲虫種(虫)」という展開となった理由だが、
    建造物を作ってコントロールするのが竜や獣だと、人間と同等以上の知能を持った存在とならざるを得ないため、
    という問題があったからだという。*3
    進化の過程で人間と遠く離れた「意思の疎通ができないような完全に隔たった生き物」ということで
    得体の知れない生物的本能を持つというイメージを持たせることができ、
    かつ実際にも農業を行うハキリアリ(植物の葉を切り取って巣に持ち帰り、それを肥料にキノコを栽培するアリ)
    がいるように「本能的に特定の分野では人間と同等以上のことをする」生物が実在することから、
    デザインイメージが昆虫へとシフトしていったとのこと。
  • 一方、「何故アトラル・ネセトが竜を模したデザインをしているのか」という質問については、
    「成長過程でどこかで目にした生き物の中で強かった、
    あるいは強そうに見えた生き物を参考にしている可能性はありますね」と回答があった。
    またこれと併せて、アトラル・カがやはり本質的な知能や学習能力に優れている事も語られている。
    その上で「アトラル・カは昆虫であるため、人間とは知能の方向性が根本的に異なる」ということなのだろう。
  • 見た目のモチーフはアフリカに生息するニセハナマオウカマキリというカマキリである。
    このカマキリは張り出した胸部甲殻を持つのが特徴で、
    同カマキリをモチーフに作られたデザイン案を見た市原ディレクターが
    女王的な神秘さやエレガントさ、神々しさといったイメージを感じたことで採用され、
    古代エジプトのイメージを融合させてアトラル・カのデザインが出来たという。
    • ちなみに、初期案では古代エジプトで神聖視された虫という事でフンコロガシをイメージのベースとしており、
      それに糸使いという事でクモを融合させたものとなっていたようで、そのデザイン案も掲載されていた。
  • ちなみに、ゲネル・セルタスの記事でも触れられているが、
    過去の同雑誌及び書籍『モンスターハンター 発想の法則』にはゲネル・セルタスの初期案は
    サソリやハサミムシのような尻尾を持ち、その尻先端から糸を分泌して骨の塊などを操るカマキリ
    であった事が掲載されており、その没案のモンスターデザインは信じがたいほど
    アトラル・カにそっくりなデザインである。
    これも現在のアトラル・カに活かされている可能性がある。
    また、『ハンター大全』掲載のモンスター没案のように、
    没モンスターを未確認モンスターだと解釈した場合、
    「当時未確認だったアトラル・カを偶然捉えた劇中世界のスケッチ」と解釈できるかもしれない。
  • アトラル・カの性別だが、劇中においてもアトラル・ネセトが「女王の玉座」とされる事や、
    素材の呼び名のアトラル・カ自体を指す部分に「女王」という単語が頻繁に登場しているように、
    劇中に登場する個体は全て「」である。
    これはリオレイアの「女王」、ナナ・テスカトリの「王妃」に倣って、
    今度は「女帝」的なメスモンスターを作ってみたかったためとのことで、
    糸で物を使役することも為政者のような何かを掌握するイメージがあったようだ。
    • 因みに、開発段階ではオスの登場予定もあり、
      「アトラル・ネセトの内部に大量のオスが女王と一緒に生活している」という予定だったようだ。
      • このことから当初は蟻や蜂などの動物もモチーフになっていたと思われる。
    • なお、すでに「女帝」の肩書きを持つモンスターは同じく甲虫種のゲネル・セルタスがおり、
      セルタス種は雌が絶対上位のモンスターである。
      セルタス種と同様に現実世界のカマキリもオスよりもメスの方が大きい種が多いため、
      アトラル・カの雄の大きさなどは不明であるが、もしかしたら大きさに差があるのかもしれない。
      「女帝(=女性の絶対的支配者)」というアトラル・カのコンセプトを踏まえると尚更だろう。
  • アトラル・ネセトが人工物の塊となった世界観上の設定だが、好んで人工物を収集したのではなく、
    作中の時代で巣作りに一番適した素材を集めたら人工物ばかりになった」というのが実態であったようだ。
    現代において、カラスなど野鳥が人間のハンガーで巣を作ったり、
    ミノムシが毛糸でミノを作ったりするのと同じような感じらしい。
    人類文明が出来る以前は木や石を使ってアトラル・ネセトを建造していたとされており、
    同誌にはその自然物で作られたアトラル・ネセトのバリエーション案に関するデザインも掲載されている。
    • ただ、人工物による巣構築を繰り返して「人工物が素材として最適である」という事を
      十分に学習したアトラル・カは、さらに適した別の何かを見つけるまでは
      好んで人工物を襲撃・破壊しにいくことは考えられる。
  • なお、アトラル・ネセトは開発中では現在の倍の大きさを想定していたのだという。
    現在ですらウカムルバスの倍以上の体高を持つアトラル・ネセトがさらに倍となると、
    どれほど途方もないスケールになるのか最早想像もつかないレベルである
    また、ゲーム中のアトラル・ネセトは、酒場のマスターの話からすると
    まだアトラル・カが完成度に納得していない未完成段階のもの」とされている。
    あるいは、アトラル・カが満足いく完成段階になるとインタビューのような空前絶後の大きさとなるのかもしれない。

余談 Edit

  • あくまで甲虫種ということで、本体に対しては麻痺や睡眠といった状態異常はもちろん、
    歴代ラスボスに効果が無かった減気も効果があり、わりと早い段階で疲労もする。
    ただ、流石にラスボスということもあり毒および減気以外の状態異常に対する耐性は高い。
  • なお、墟城形態時に関しては一切のアイテム・状態異常が通じない
    超大型モンスターにも有効な爆破すらも問答無用で無効化という凄まじい耐性を持つため、
    毒や減気といった状態異常を活かすためにも墟城形態は早急に解除してしまいたい。
  • アカムトルムなどの状態異常が有効な(元ラスボス)モンスターも、流石に疲労状態にはならない。
    それが原因なのか、発売後暫くの間「アトラル・カには捕獲ラインが設定されている」という
    ガセネタが密かに流れていた。事実、当wikiにもそのような内容が書き込まれていたらしく、
    一部のファンが検証動画を投稿するまで誤った情報がわりと信じられていた。
    「古龍種ではないが罠設置不可フィールドに登場し、かつ捕獲ラインが設定されている」という
    モンスターはいくつかがあったため、疑問を抱くユーザーも少なかったものとみられる。
    • 攻略本ですら誤植をやらかすこともあるので、
      自分で情報の正誤を確かめる姿勢や能力というのもある程度は必要なのかもしれない。
  • 討伐に成功すると、なんとアトラル・カの腹部から大量の糸や体液が噴出する。
    その後アトラル・カがぐったりと動かなくなり、今度は旧砦跡の城壁が殆ど崩れ落ちてしまう。
    どうやら砦の外壁ですら女王の玉座であったようだ。
    ハンターの攻撃によって体力を失い、城壁の重さを支える事が出来なくなったのだろうか。
    それにしても、身体の内容物を引き摺り出されるとは、
    いくら金色にキラキラ輝いているとはいえ当人からすればかなりエグい。
  • 討伐後のアトラル・カは、痙攣することなく完全に静止する
    これまでの甲虫種モンスターは討伐後もピクピク動くのが通例だったが、
    アトラル・カに関しては倒れこんだ後足先一つ動かさなくなる
    甲虫種としては地味に異例なことである。
    • そもそも大半の甲虫種は絶命時には仰向けにひっくり返り、
      その過程で上方に向いた足を痙攣させるのだが、
      例外的にアトラル・カはうつ伏せに倒れるため、足は地に付いたままである。
      これも死体が動かないことに関係しているのかもしれない。
  • 討伐後の剥ぎ取り回数は4回となっている。
    歴代作品でラスボスを務めた超大型古龍達がおおむね6~9回であるのと比べると、若干渋く感じるかもしれないが、
    剥ぎ取り以外にも落とし物や採掘のチャンスが複数存在すると考えれば、妥当な数字だろう。
    …アトラル・カの体格からすると、むしろあの大きさで4回も剥ぎ取れる、と考えるのが正しいのかもしれない。
    (あのガララアジャラからも3回しか剥ぎ取れないことを考えるとなおさらである)。
    また、第二形態から第三形態の時に1つ、第四形態から最終形態の時に3つ、確定で落し物もする。
    これをこまめに拾ったり採掘もやり込んでいれば寧ろそこらの超大型モンスターより遥かに得られる素材数は多い。
    ついでに言えば部位破壊報酬も普通に戦っていればかなり多い。
  • このモンスターの名称や武具には総じて古代エジプト文明との関連性が認められ、
    ネフ・ガルムド同様エジプトモチーフのモンスターと見て間違いないものと考えられる。
    「アトラル」は廃墟を意味し、「カ」は霊魂の構成要素のひとつであり、神などにも用いられる他称である。
    また、城塞形態や防具に見られる「ネセト」は玉座を意味する言葉である。
    武器を強化することで見られる「真名」も古代エジプト由来のものとなっている。
    デザインに関しても、ツタンカーメンのマスクやスフィンクスを思わせる頭部デザインなどにそれが見受けられる。
    • アトラル・カの戦闘曲は「墟城の魂たる女王」。
      アトラル・カのネーミングを考慮するとドストレートな曲名である。
  • 上でも少し触れたが、アトラル・カのクエストにおいて目にするモンスターアイコンは2種類存在する。
    1つは、アトラル・カ本体を正面から描いたもの。鎌を振り上げ威嚇しているようにも見える。
    本体形態時のターゲットカメラのパネルの他、モンスターリストにもこちらが使われている。
    もう1つは墟城形態時の姿を模したもの。
    ただしこちらが使われるのは第2/第4形態、対ネセト時のターゲットカメラのみのため、
    注意して見ていないと、なかなか2つ目のアイコンの存在に気づきにくいかもしれない。
    なお、クエスト依頼書においてはこれまでのラスボスと同様、「?」アイコンになっている。
  • ラスボスが甲虫種」という前代未聞の事態ゆえに、界隈には衝撃が走っている。
    「巨大な龍あるいは竜のラスボス」という予想を良くも悪くも裏切られたという人が多かったようだ。
    • とはいえ、このゲームはあくまで「モンスターハンター」であり、
      「ドラゴンハンター」「ワイバーンハンター」ではない。
      大いなる脅威となりうるのは龍(竜)だけではない、という事実を実感させられる采配とも言える。
  • ちなみに「巨大龍だと思いきや正体が別の種族だった」という部分については、
    MH2にて偉大かつ巨大な蟹がいるため、ある意味モンハンらしいといえばらしい。
    ただし、あちらはギルドが勘違いしていただけという側面があるが、
    アトラル・カは「明らかにモンスターが意図してその姿になっている」という違いがある。
    MHP2とMHP2Gでは「巨大な竜のラスボス」であり、「分類は古龍種ではなく飛竜種」が成り立っている。
  • 分類が甲虫種であるため、モンスターリストではかなり前の方にあり、
    なんとその位置はゲネル・セルタスの次で全15ページの2ページ目である。
    単純に種族別に並んでいるせいで、甲虫種の中では一番最後ではあるのだが、
    初見ではアトラル・カの情報を見ようとして14~15ページ目辺りを探していた人は多いのではないだろうか。
  • クロス系列では危険度が8段階存在するが、そんな中でアトラル・カは最高の危険度(★8)に設定されている
    MHXXにおいて、超大型古龍以外で危険度★8に設定されているのはこのモンスターだけであり、
    ラージャンやシャガルマガラ、特に強力な二つ名などが★6、
    強大な大型古龍に加えてアカムトルムやウカムルバスでさえ★7止まりであることを考えると、
    甲虫種でありながら★8という破格の危険度を持つアトラル・カが如何に特異な存在かが分かるだろう。
    • ただし、危険度はあくまで人間側から見た場合のモンスターの危険性であり、
      自然界における生物の強弱をそのまま表すものではないことには留意が必要ではある*4
      その点、アトラル・カは意図的に街や砦を襲撃・破壊し、更にその残骸を用いて強大化するという
      人間から見れば厄介極まりない生態を持っており、
      また墟城形態移行時ではラオシャンロンクラスの超巨大古龍に匹敵する程の巨体を獲得するため、
      恐らくそういった点が危険度に反映されているものと思われる。
      実際、アトラル・カの襲撃は築き上げた建造物や兵器が破壊され、そのまま敵に回るという事態にも等しく、
      こと人間にとってはその辺の古龍種よりも遥かに脅威である。
  • ちなみに、プレイヤー達とアトラル・カの交戦中は、周囲にもNPCのハンター達が
    他の大型モンスターの乱入を防ぐために戦っていることが告げられる。
    ドス古龍やバルファルクのクエストは他者が手を加えなくても乱入は起きないことを踏まえると、
    (本体だけなら)自然界におけるヒエラルキー自体は彼らほど高くはないのだろう。
    …尤も、墟城形態に移行した場合、大半のモンスターは裸足で逃げ出すであろう古龍級の怪物と化すのだが。
  • 本種の★8という危険度は、自身の周りにある物体を利用するという性質を踏まえた評価といえる。
    実際、瓦礫などを全く利用しない場合の戦闘能力については一般的な大型モンスターと大差ないレベルであり、
    古龍種やそれに準ずる古龍級生物は言うに及ばず、並の大型にも遅れをとりかねないと言う極端な特性を持つ。
    尤も、砂の砂漠や泥の湿原などを除けば周囲に利用できる物体が皆無という状況はそうないであろうし、
    「生身以外の付属品が無ければ弱い」という事情は他でもない我らがハンターにも当て嵌まる。
    ハンターが素手ではモスやケルビにさえ梃子摺るからと言って、彼らと同等以下など詰ったところで詮無きことであり、
    本種も遠出の際はハンターが武装するように墟城を纏って移動するとされているため、あまり意味のない指摘であろう。
    なお、裏設定では人類が文明を築き上げる以前は周囲の自然物を用いて巣を構築していたとされており、
    「人工物が存在しなければ巣を構築できず、危険度も大幅に下がる」という解釈は誤りである
    (撃龍槍などの強力な武装が使用できないため、本体の戦闘力がやや劣る可能性はある)。
  • ちなみに、大型モンスターであるが、サイズは記録されない。
    おそらく、サイズが変動すると墟城形態の時に問題があるのだろう。
    最小金冠に近いと振り落とされやすくなったり、登りにくくなったり、
    最大金冠に近いと足踏みなどが避けづらくなったりするのかもしれない。
  • 甲虫種のモンスターは現在のところ現実世界の甲虫目と同様の進化の系譜にいると設定されているが、
    カマキリは甲虫目の昆虫ではなく「網翅目」というゴキブリやシロアリなどと近縁の昆虫種である。
    とすると、カマキリに似た形態を持った全く別の生き物であっても不思議ではない。
    そもそも糸で瓦礫を自在に操る時点で現実のカマキリとはかけ離れているのだが。
  • とはいえ、羽虫のような見た目のランゴスタやブナハブラ、バッタのようにも見えるカンタロス、
    見るからに蟻*5なオルタロス、ダンゴムシ*6に似たクンチュウなど、
    現在確認されている甲虫種はいずれも現実の甲虫類とは明らかに異なる系統の虫の姿をしている。
    更にそれぞれ見た目もバラバラで、種族内での形質の統一性は皆無に等しい。
    このため、殻虫目(甲虫目)とは言われていても、現実の甲虫類とは意味合いが異なる可能性が高い。
    これはモンスターハンター世界の種族分類全般にも言えることで、
    牙獣種の分類などを見る限り、現実世界のそれとは掛け離れた定義があると見てまず間違いない。
  • 上記の通り、第二・第四形態では採掘ができるが、その内容は太古の塊や金のたまご、お守りなどである。
    また、第三・第五形態になったときに落とし物で、真鎧玉を落とすこともある。
    今回の事件のように、過去に砦を襲撃した際に一緒に絡め取ってしまったのかもしれない。
  • なお、アトラル・カに限りニャンターでぶんどり可能な素材が2種類存在する。
    第1,3,5形態では「閣螳螂の????」が、第2,4形態では「蠢く墟城の???」が入手できる。
    このため、1匹から最大6個の未鑑定素材を入手することができる。
  • 上記の通り、『雌』であり、転倒の際に糸が絡んでいることから本種のことを可愛いと主張する変態ハンターもいる。
    まあ本種の能力はそのイメージを壊しかねないが。
  • 何かを纏うことによって、双頭の竜や巨大な機械竜など全く別のモンスターに擬態する点、
    PVのラストで登場するものの本体の方は見せていない点、
    その姿が没設定のモンスターを想起させる点がMHXのラスボスであるオストガロアと類似している。
    Xシリーズのラスボスにこのような共通点を持たせたことには何か意図があったのだろうか。
    今ではもうかなり古い資料になってしまったハンター大全を知っている人へのファンサービス、
    あるいはそれによるミスリードを誘ったとも取れるが…。
    • 共通点も多いが、モンスターの骨という自然物を利用するオストガロアと、
      瓦礫という人工物を利用するアトラル・カとで対照的になっている。
  • 瓦礫を直接武器として用いる能力もさることながら、
    複雑な瓦礫を巨竜を思わせる理に適った形状・構造へと組み上げそれを操縦するという技術を持つ辺り、
    非常に発達した知能を有すると推測される。
    これまで、オストガロアやネルスキュラのように何かを道具として利用するモンスターは確認されていたが、
    他種族の兵器(武器)を奪い取った上で、独自の構造に組み替えて使用するモンスターは、
    シリーズを通してもこのアトラル・カのみである。
  • 本体は特殊な力を司るわけでも、特別戦闘能力に富むわけでもないが、
    瓦礫を武器や素材として駆使することで★8という最高の危険度を体現する様は、
    非力でありながらも、素材から造った装備を駆使してあらゆるモンスターに打ち勝つハンターに通ずるものがある。
    ただ、そんなアトラル・カもやはりハンターには狩られてしまうわけで、
    人間がMH世界においてもとりわけ特異な立ち位置にある生物であることを再認識させられる。
  • あの瓦礫の山を(相対的に)小さな生物が糸で引っ張って動かせるのか?という疑問が生じた人もいるかと思われるが、
    糸自体が収縮する仕組みなら、恐らく本体の力に関わらず可能である。
  • ちなみに、アトラル・カの操る瓦礫の一部*7は、埋まっている状態ならば実は全て段差として利用出来る
    使用する瓦礫を変更する際に持っていた瓦礫を放棄するが、これも段差として扱われる。
    これまでもモンスターが地形を破壊したり地形の性質を変化させたりする事はあったが、
    段差の位置を変更するなど地形をモンスターの行動由来で自由に変化させるモンスターはアトラル・カが初である

別名の漢字について Edit

  • 螳螂とは言うまでもなくカマキリのことであるが、「螂」もしくは「螂」と書かれる。
    アトラル・カの別名は「」であり、後者の漢字を用いる。
    このページでも誤って前者の漢字を用いている事例を頻繁に見かけるので、編集などの際は注意したい。
    なお「蟷螂」を「とうろう」と読む例は、上で触れた諺の「蟷螂の斧(とうろうのおの)」などがある。
  • しかしながら、類似性が高いがために誤った別名(閣螂)もある程度浸透してしまっている。
    多くの攻略サイトが世にあふれている現在では別名を誤記しているものも珍しくなく、
    Google先生に「閣螂」と尋ねても、
    「もしかして:閣螂」と聞き返されたりもしないというのが現状である。
  • 「閣」と書くと現代語では閣僚や内閣など政治に関するものを連想するだろうが、
    元々は「(政治を執り行うような)身分の高い人物の立派な住居、御殿」を意味する。
    や天守といった建造物に使われているのが本来の意味合いである。
    アトラル・カの場合、女王の玉座である纏う城塞を示しているのだろう。
    蟷螂ではなく螳螂なのも、螳の堂の部分がイメージに合うからなのかもしれない。

素材 Edit

金色の絲
アトラル・カが残した、金色に輝く絲。
美しさと強度を兼ね備えている一品。
モンスター素材としては珍しい、クモの巣アイコン。
墟城形態中に背中の障害物を破壊した際、落し物で入手できる事もある。
ちなみに漢字の字体や素材アイコンからも察せる通り、「絲」は「糸」の旧字体である。
むしろかつては「絲」が本来の意味を持つ漢字(現在における「糸」)であり、
新字体である「糸」は数字の単位(一万分の一)だった。なお、読み方はどちらも同じ。
閣螳螂の金殻
金に輝くアトラル・カの外殻。
永きにわたり外装を纏っていた殻は、神秘的な眩さを放つ。
閣螳螂の紫藍殻
アトラル・カの外殻の中で、紫藍色の部分。「しらんかく」と読む。
通常の殻よりも稀少価値の高い素材。その割に要求頻度が高く、ストッパーになる事も。
閣螳螂の雅鎌刃
アトラル・カから剥ぎ取れる鋭く尖った鎌状の部位。読み方は「がれんじん」である。
極上の切れ味と輝きが特徴。
素材では曖昧な部位の表現をされているが、鎌状の前脚であると思われ、
実際にも前脚の部位破壊報酬で高確率で入手できる。
虹色に煌めく背甲
アトラル・カの背中の部位にある甲殻。
光が当たる角度によって、煌びやかな彩色を見せる。
  • 基本的には背部の部位破壊で入手する素材だが背部は破壊しづらく、
    剥ぎ取りでも一応入手できるが15%と確率が低く、そしてクエスト報酬では出ないなど
    アトラル・カのセミレア素材的な立ち位置にある。
    基本的には装備の強化過程で要求されるが、ヘビィボウガンと弓のみ生産段階から2個要求される
    アトラル・カ装備以外では、前作MHXの四天王の武器の強化にも一部使用されることがある。
閣螳螂の香液
アトラル・カの体内から分泌される液体。
はるか彼方にまで広がる強烈な香りを発する。
閣螳螂の美棘
アトラル・カから剥ぎ取れる鮮やかな棘。
内側にある紋様はまるで宝石のような美しさ。
  • 本体剥ぎ取り、頭部破壊、クエスト報酬で出てくる素材だが、
    そのいずれもが20%前後の低確率でしか出てこないため、
    落とし物でも出るような素材に比べて非常に集まりにくい。
    そのくせ、武器生産では太刀・ガンランスとガンナー武器で、
    防具の生産に至っては足以外の全ての部位で使うためストッパーになりやすい素材。
玉座の輝石
淵源の神々が宿された輝石。
その神々しい輝きに万民は畏怖を抱き、唯平伏すのみ。
閣螳螂の麗眩玉
見た者を永遠に魅了し続ける神秘の玉石。墟城の奥深く、恒久なる時を経て生成される。
アトラル・カ固有の玉石系素材である。
アトラル・カの全装備の最終強化に必ず1つ要求される。
また甲虫種の中では唯一の玉石系固有素材である。
女王のフェロモン
落とし物から入手できるフェロモン。
他の甲虫種や鋏角種が落としたものとは区別されていない。

関連項目 Edit

シリーズ/モンスターハンターダブルクロス - ラスボスを務める作品
モンスター/オストガロア - 前作のラスボス。何か物を纏うという共通点がある 
モンスター/ゴグマジオス - MH4Gのラスボス。背中に撃龍槍を纏う、人工兵器と誤認されていた等の共通点がある。
フィールド/旧砦跡
BGM/アトラル・カ戦闘BGM
モンハン用語/カマキリオンライン - 様々な理由からアトラル・カが乱獲される現象
モンハン用語/炭鉱夫 - 乱獲される理由その1
武器/アトラル武器 - 乱獲される理由その2
防具/ネセトシリーズ - 乱獲される理由その3
アイテム/玉石 - 乱獲される理由その4
アイテム/鎧玉 - 乱獲される理由その5
ゲーム用語/金策 - 乱獲される理由その6
ゲーム用語/ラスボス






*1 ウカムルバスの全高1403cmを2倍した値。
*2 撃龍槍を使った時のような特殊なカメラワーク。
*3 現実世界で食料根絶・ウイルスの通用しない超AIが生まれることが問題視されているように、そのような生物が存在すると人類が淘汰され存在出来ない可能性が有り得るということだろうか。
*4 実際、MH3Gでは超巨大古龍であるナバルデウス(通常種) よりも、生態系を直接破壊するイビルジョーの方が危険度が高かった。
*5 蟻はハチなどに近い昆虫である。
*6 ダンゴムシは甲虫目などという以前に、そもそも昆虫ですらない(蟹などと同じ甲殻類である)。
*7 鉄骨、黒い撃龍槍、車輪、墟城の頭部など。