武器/巨獣銃槍

Last-modified: 2021-03-13 (土) 15:49:18

MHXに登場する四天王の一角、巨獣ガムートの素材を用いて作られるガンランス。
本項では二つ名持ちモンスターである銀嶺ガムートの武器も扱う。

目次

概要

  • 尖端にはガムートの足らしきものが取り付けられており、どう見ても刺突できそうにない。しかし、斬撃武器だ。
    それ以外の部分は甲殻や毛で覆われ、無骨さや重厚さが伝わるデザインとなっている。
  • 今は昔、山神の衛士が用いたとされる銃槍。
    「巨穿・怒守罵ァーン」の「怒守罵ァーン」とは、
    説明文によれば「禍つ神の一撃と衛士の猛撃が衝突した時の轟音を称した」もので、
    「豪壮な山神の脚は山峰を粉々に砕く」という。

性能

MHX

  • 生産段階では前述の通り「巨獣銃槍」。その性能はと言うと
    • 下位の時点では圧倒的な攻撃力140
    • ガムートの武器らしく標準搭載の氷属性15
    • かなり厳しい会心率-20%
    • 他の四天王武器よりは短めの緑ゲージ
    • 砲撃タイプは通常型LV2
    • こっそりついてるスロット1
    他の四天王武器と比較して攻撃力は高いものの、マイナス会心と斬れ味の両方が火力低下につながってくる。
    斬れ味自体は同時期のウルクスキーと大きな差はないが、
    砲撃タイプが通常型だからといってフルバーストを多用すると、斬れ味があっという間に黄色に落ちてしまう。
    このため、ヒートゲージ稼ぎについては拡散型のウルクスキーの方が有利。
  • 作成には巨獣の鼻棘3本要求される。
    ガンランスならガムートの正面にガードで張り付きながら鼻を突けば破壊は難しくないが……
    上位強化となるLV4では追加6本の鼻棘を使用する。
    これはスラッシュアックスの巨獣剣斧と並んで使用数1位である。
    この時点で強化をあきらめてもいいし、頑張って最終強化を目指してもいい。
  • 獰猛化素材や巨獣の氷玉をつぎ込んで、いよいよ最終形態に変化する。
    その名は「巨穿・怒守罵ァーン」。読み方は「きょせん・どしゅばぁーん」
    ランスの銘も考慮すると、ドシュっと突いてバァーンと砲撃、ということだろう。
    上述した通り、禍つ神の一撃と衛士の猛撃が衝突した時の轟音から名付けられたという。
    雪崩でも起こしそうな名前になったが、その性能はと言うと
    • 物理武器と見紛う攻撃力230
    • 高くも低くもない氷属性26
    • 最後までそのままの会心率-20%
    • 長めのと少しの。斬れ味レベル+2で短めの
    • 引き続きスロット1
    • 砲撃タイプは最終強化でやっと通常型LV3
    カタログスペックは割と普通。砲撃LV3になるまでが長かった。
    物理性能は本作の無属性ガンランス上位と肩を並べるレベルである。
    気になるライバルだが、下位でもライバルとなったウルクスス系ガンランスが3種類も立ちふさがる。
    • 下位でもライバルとなったウルクスキーがウルクスレイとして完成。
      攻撃力210・氷38・拡散型LV3・スロット1の物理重視タイプ。
    • 獰猛化素材を投入して出来上がるウルクスプロージョン。攻撃力180・氷42・拡散型LV3・スロット3の強豪。
    • 大雪主の素材を使用した新兵器エオストアヴァランガ。攻撃力200・氷20・通常型LV4会心率10%
    特にエオストアヴァランガは青ゲージの長さで上回り、
    物理性能の差も砲撃レベルと二つ名武器固有の狩技ゲージボーナスでおそらく勝てない。
    さらに、上記3種とも獰猛な氷塊や雪甲大塊などのガムート素材を使ったうえで最終強化される。
    素材の競合は避けられない。
    一応あちらは最終強化まで非常に手間がかかるため、総合的な製作難易度では差別化が可能か。

MHXX

  • 究極強化を行うことで「怒守罵ァーンMAXに名を変える。
    あいかわらずの名前だが、その性能はと言うと
    • 引き続き高い攻撃力340
    • やや伸び悩んだ氷属性30
    • 変わらない会心率-20%
    • 素で白ゲージ30、匠+2で紫ゲージ20
    • 据え置きのスロット1
    • 砲撃タイプは通常型LV4
    順当に強化はされたのだが、ラスボス素材を使用する都合上、究極強化がHR解放後になるのがネック。
    さらにスロット以外の全ての要素で上回る黒兎崩槍リディニクの存在が痛い。
    後述する二つ名武器の存在も考えると、ガムート素材は温存しておきたいのも悩み所。

銀嶺銃槍

MHXX

  • MHXXにて追加された二つ名モンスター、銀嶺ガムートの素材で作られるガンランス。
    銀嶺銃槍から究極強化で怒守罵王の全砲発(どしゅばおうのぜんほうはつ)という名称になる。
    「全砲発」はフルバーストを漢字に置き換えた表現だろう。
    やっぱりぶっ飛んでるネーミングだが、
    • MHXXにおける近接武器トップクラスの攻撃力380
    • 流石に下がった氷属性16
    • 通常種と違ってプラスに転じた会心率5%
    • 素では緑120だが、斬れ味レベル+2で白20を得る。
    • あって損は無い防御力+10
    • 砲撃は全砲発には不向きな拡散型LV4に変更
    • 二つ名武器共通のスロット0&狩技ゲージボーナス
    と、銀嶺武器らしく物理攻撃に特化した性能である。
    なお、斬れ味レベル+2を発動させた際の期待値は全ガンランス中トップの“527.9175*1”。
    真名ウアスアンクに“攻撃力【大】”を発動させた期待値(507.35)を遥かに上回る。
  • 物理偏重型の武器としては申し分はないが、性能を最大限に活かすためには匠の発動は必須。
    いくら匠スキルの発動環境が改善されたMHXXとはいえ、“斬れ味レベル+2”に“業物”、
    “砲術師”や“ガード性能”等のガンランス系スキルを加えると、スキルの拡張性に難が出てくる。
    幸い二つ名武器効果と拡散型砲撃のゲージ回収効率の良さで白ゲージの維持は難しくないが、
    最大火力を持続させるには“絶対回避【臨戦】”の搭載は必要不可欠になってしまう。
    ポテンシャルは高いものの、発動スキルや狩技が縛られてしまう点では好みが分かれるか。
    • 最高峰の攻撃力を見込んで鈍器運用する方法もあるが、
      この場合だと宝纏由来の“ブルトデアマンテ”に緑ゲージと砲撃性能で劣ってしまう。
      属性を持つ長所はあれど、やはり“緑210”と“拡散型LV5”の差というのは覆せない。
  • 匠の発動は負荷が大きいとはいえ、匠と攻撃力【大】を同時発動させるよりは手間は少なく、
    二つ名武器効果や微量の属性値も含めると、ライバルはほとんどいない。
    高攻撃力短斬れ味での対抗馬は歴伝竜骨銃槍ぐらいである。
    あちらは匠での期待値は全砲発に迫り、突きメインと相性がいい通常型砲撃。
    斬れ味が紫であるため1段階落ちても火力の低下が少ない。
    ただし単純火力では全砲発が上回り、二つ名補正もあるので状況に応じて使い分けたい。

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*1 式:395×1.32×(1+0.25*5/100) ※爪護符の効果を含む