武器/破岩銃槍ズヴォルタ

Last-modified: 2024-11-08 (金) 21:24:45

蔵した粘菌が発光する銃槍。
砕竜の力を生かした砲撃機構は
人智を超えた破壊力を生む。
(ディオスガンランス)

砕竜の力と銃槍機構が融合した
工房技術の粋。巻き起こされる
爆砕の嵐は、欠片も残さない

(爆砕の銃槍、破岩銃槍ズヴォルタ)

目次

概要

  • 武器のデザインが意外にもアーティスティックな特徴を持ち、
    簡潔で書くと「X字形に刃が並んだ峰の中心に槍が聳える」というもの。
    ブラキディオスの顔を模した盾の形状も特徴的。
    無骨な作りが多い砕竜武器の中では異彩を放つ存在である。芸術は爆発とも言うし
    粘菌色に染まる矛先が蛍光マーカーっぽく見えるのは言わないお約束。
    • ディオスガンランスから爆砕の銃槍に強化すると、
      銃槍の色彩が砕竜の怒り状態のそれに変わる。
      鮮やかな橙色に染まる銃身と藍色のコンストラストは武器ながらも美しい。
    • あまり注目されないが、実は竜撃砲の放熱板が存在しない。
      状態は銃身側面の模様で記されるが、説明されないと気づけるものではない。
      どうもデザインの為に実用性が犠牲にされているような…。
  • 砲口が2門あるため、竜撃砲のチャージエフェクトが2本表示される。
    竜撃砲に独自のエフェクトが用意された史上初の銃槍であり、非常に珍しい。
    もちろん、威力もヒット数も1本分だが。

性能

MH3G

  • 派生はラギアバーストから。一発生産にも対応している。
    傾向としては物理偏重型の能力で、
    ディオスガンランス改の段階で攻撃力506という高い数値を持ち合わせる。
    砲撃性能は下位程度の拡散型LV2だが、充分な爆破310の蓄積値がカバーしてくれる。
    • ラギアバーストからディオスガンランスに強化する際、砲撃が放射型から拡散型に変わるのだが、
      何故か爆砕の銃槍に強化すると元の放射型に戻るという現象が起きる。設定ミスだろうか?
      もしくは、「突きも砲撃もこれ1本あればいい」という事態を防ぐためなのかもしれない。
      もし本当にそうだとしたら先に爆破属性の方を調整すべきだったのでは
  • ガンランスでトップクラスの攻撃力598を有し、
    その上本作のバランスブレイカーでもある爆破属性380を搭載。
    更にスロットが1つ空いており、デフォルトで長めの白ゲージを持ちながらもで長めの紫ゲージが出るため、
    ブラキ武器の中でもかなり強力な性能を持つ。
    爆破属性と肉質無視攻撃の砲撃を同時に扱えるため、部位破壊能力に長けたガンランスだと言えよう。
    • 高い攻撃力と爆破属性を活かした突き中心の立ち回りをするには文句なしの性能であるが、
      砲撃は放射型LV4とそこまで高いとは言えない。
      あくまで砲撃は突きの合い間に補助的に使うものだと割り切っておくのが吉。
      しかし砲撃タイプが放射型なので、竜撃砲は使えなくはない。
  • 3Gでは爆破武器が幅を効かせており、ガンスでもブラキ武器であるズヴォルタの独壇場…
    となるはずだったのだが、ガンスの良し悪しは属性タイプや攻撃力だけでなく、砲撃タイプにも左右される。
    よって、敵によってはズヴォルタよりも弱点属性のガンスを担いだ方が良い場合もある。
    • ズヴォルタの砲撃は放射型LV4。そう、レベル4である。
      3Gでは砲撃レベル5を持つガンスが多々あり、同じ放射型だとレウス希少種のエンデ・デアヴェルト
      ラギア希少種の冥銃槍エングルムといった強豪がひしめく。
      • 更に、3Gでは拡散型LV5のバーゲンセールも起きている。
        ラスボス武器の熾烈ナル修羅ニ墜ツ鎗
        ナルガ武器の七星銃槍【玉衝】大砲モロコシ
        イベント武器のボルティックワークスとどれも一級の性能で、
        モロコシにいたっては覚醒でズヴォルタを超える爆破属性値をたたき出す。
        まあ爆破に至るまでの突き攻撃の威力はかなり弱いのだが。
        勿論、放射と拡散で一概にどちらが良いとは言えないが、
        砲撃を中心で立ち回るガンサーにとって、レベル4とレベル5の差は大きい。
    もっとも砲撃に属性は乗らないので、刺突中心の立ち回りをするには文句なしの性能である。
    更には汎用性の点でもピカイチなので、大連続狩猟クエストへ担ぐ武器に悩んだら
    取りあえずこの武器を担ぐガンサーは多い。
  • タイムアタックでの採用率も多いが、その戦法は回避ガンサーとして立ち回りながら突きまくるというもの。
    竜撃砲やフルバーストは隙が大きすぎるので使わないのはともかく、
    放射型LV4も使うくらいなら爆破目当てで張り付き続けて突いた方が早いという、
    爆破属性が反則的な強さであると改めて実感させてくれる武器である。

MH4

  • ブラキディオスが続投したためこの武器も続投。派生はレッドルークから。
    強化は爆砕の銃槍で打ち止めとなり、砲撃性能も放射型LV3まで。
  • 今作ではテスカト武器紅龍武器に立場を奪われがちなブラキ武器群だが、
    ガンランス界では爆破属性を素で有する武器が他に存在しない
    属性解放のハードルが高い事もあり、他のガンランスとの差別化には困らないだろう。
    属性値自体も320と爆破ガンランスの中では最も高く、部位破壊で非常に役立つ。
    ただしスロットが無い事と匠を発動させても白ゲージが10しか出ないのがかなり痛いので、
    肉質を無視する爆破属性と砲撃でカバーしたいところ。
  • 強化には骨髄と鎧竜の延髄こそ要求されるものの、
    砕竜の宝玉が必要ないのでブラキ武器の中では作り易い部類に入る。
  • 今作でも上記の竜撃砲ギミックは健在だが、さらにもう一本このギミックを搭載したガンランスが登場。
    偶然なのか新たな伝統となったのか、再びメインモンスターのガンランスである。

MH4G

  • MH4の続編。G級強化によってこの武器はさらなるパワーアップを遂げた。
    今作では破岩銃槍ズヴォルタ、そしてその先の砕光の銃槍にまで強化可能。

MHX

内部の粘菌を大量に増殖させた
ディオスガンランス最終形態。
壮絶な爆炎が地上を包む
(爆銃槍ダイナランス)

禁忌の最終進化を遂げた、
爆砕の銃槍の最終版。史上最悪
の爆撃
世界を破滅に導く
(破岩銃槍ズヴォルタ)

  • 3Gと同じくラギアバーストから派生で作成可能。
    今作ではディオスガンランスの最終強化が
    初期段階の色合いのまま強化した爆銃槍ダイナランス
    LV3以降に獰猛化素材を導入した破岩銃槍ズヴォルタ*1の2つに分岐している。
  • ダイナランスの方の性能は
    • 爆破属性銃槍では最も高い攻撃力210
    • 対照に控えめな属性値22
    • 斬れ味レベル+2で白40だが、素では青10
    • 砲撃タイプは竜撃砲が強力な放射型LV3
    • スロットは無し
    物理寄りでピーキーな仕上がり。
    本作ではスキルの自由度が全体的に低く、必須スキルが多いガンランスで
    斬れ味レベル+2まで要求されるので装備構成が非常に難しい。
    スキルが揃わない限り、匠要らずの燼滅銃槍ブルーアには勝てないだろう。
    • ただし、斬れ味レベル+2を発動できれば刺突性能でブルーアに逆転する。
      また、それがどうしても難しければ鈍器スキルを使うのも手。
      白ゲージでの火力を超える程の凄まじい効果ではないが、
      緑ゲージの長さ故に持続力が高く、立ち回り次第ではブルーアに並ぶ可能性もある。
      何より匠と違って発動難易度が低いので採用する余地は大いにあるだろう。
  • そしてズヴォルタの方は
    • やや控えめな攻撃力190
    • その代わり爆破属性銃槍では最高の属性値32
    • 斬れ味レベル+2でも白20だが、素で青30
    • 砲撃タイプはコンスタントにダメージを稼げる拡散型LV3
    • 地味に有り難いスロット1
    属性寄りでバランスの良い仕上がり。
    ダイナランスと違って青ゲージが長いため幾分か扱い易くなっている。
    無論スキル無しでも十分とは言い切れないが、業物を併用すれば安定するだろう。
    物理火力ではどう足掻いてもブルーアに勝てないが、
    優秀な爆破属性と拡散砲撃による部位破壊を意識した立ち回りで差別化していきたい。
    • そして、武器スロットの存在も見逃せないだろう。
      爆破属性銃槍では唯一のスロット持ちであり、
      前述した様にスキルの自由度が低い本作では相対的に価値が上がっている。
  • ダイナランスもズヴォルタもそれぞれ個性や強みを持っており、
    同じ爆破属性武器でも違った運用法を楽しむ事ができる。
    高性能な燼滅刃武器と差別化するためには、長所を生かした運用法や
    短所のカバーの仕方での工夫が必要になるだろう。

MHXX

砕光の銃槍、最終形態。臨界に
達した爆発力は、神の鉄鎚
如き凄絶な一撃を放つ。
(砕光のイラプヴォルタ)

  • 本作では猛り爆ぜるブラキディオス復活に伴い、第三派生として砕光の銃槍も堂々の復活を果たす。
    こちらは限界突破で砕光のイラプヴォルタ、更に究極強化にて砕光耀銃槍バォブラクという新たな銘を得た。
    もちろんダイナランスとズヴォルタにも究極強化が追加されている。
  • ダイナランス究極強化、爆銃槍エクスダイナの性能は
    • 更に磨きを掛けた攻撃力340
    • やはり控えめな属性値25
    • 斬れ味は素は青60だが、+2で白30紫10
    • 及第点と言える放射型LV4
    • 変わらずスロットは無し
  • 一方のズヴォルタ究極強化、砕巖銃槍ズヴォルタ
    • 一級品と遜色ない攻撃力320
    • 特化型には劣るが不足はない属性値35
    • 斬れ味は安心の素白50、+2で破格の紫40
    • 順当に強化された拡散型LV4
    • やはり重宝するスロット1
  • そして気になる砕光耀銃槍バォブラクはと言うと…
    • 少々拍子抜けな攻撃力290
    • 圧巻の属性値46
    • 斬れ味は前二本の中間点くらいの素白30、+2紫30
    • 遂に目覚めた放射型LV5
    • かなりの無茶が効くスロット2
    この様にそれぞれが強烈な個性を持ち、
    匠運用の圧倒的物理火力に全てを掛けるエクスダイナ、
    匠の有無に縛られず柔軟な運用ができるズヴォルタ、
    爆破属性と砲撃で硬い肉質をも爆散させるバォブラクと、
    同じモンスターの武器ながら見事な棲み分けを果たした。
    • ただし斬れ味の消費が激しいガンランスでは紫10というのはあってないようなものであり、
      エクスダイナの運用は現実的には白ゲージまで含めた運用になる。
      白ゲージでの物理性能はズヴォルタの紫と同程度なので、
      砲撃タイプやスロットの差などで使い分けるといいだろう。
  • 製作時期に関しては、三本とも大差は無い。
    ズヴォルタ限界突破には実質獰猛ブラキ専用素材である獰猛な爆縮液が必要だったり、
    砕光派生にHR50で解禁される臨界ブラキの素材が必要な程度で、
    それらや獰猛化砕竜重殻の要らないダイナが一歩早く限界突破できるだけで、全て解放後の話なのである。
    一応イラプヴォルタ段階で、爆破繋がりなのか黒龍の紅焔鱗が必要になるが、
    これだけならオンでの参加だけでも問題ないだろう。
    しかし、全て最終派生に天殻が必要なのも忘れてはならない。
    そしてバォブラクに炉心殻も要るのでダブル天殻アイコンなのも忘れてはならない。

MHW:I

ディオスバスター

  • 今作では爆銃槍系列もズヴォルタ系列も復活せず、
    新たにディオスバスターという武器が登場。
    デザインは広刃型【骨】をベースとしているため、当然竜撃砲のエフェクトはオミットされている。
    最終強化、ディオスバスターIIの性能は
    • 攻撃力552
    • 爆破属性480
    • 白50、紫はなし
    • 通常型Lv6
    • Lv1スロット×1
    • レア度10
  • 爆破属性値は単独1位だが、2位の真・驚天動地マグラハとの差は30。
    さらにあちらは物理でこちらを凌駕できる性能となっており、砲撃も放射型Lv6と強力。
    ただ、あちらはクリア後もそこそこやり込まないとMRの強化ができないため、
    MR☆4までに最終強化が可能なこちらとはその点において十分差別化ができる。
  • 通常型Lv6については他に10本のガンランスがあるが、
    性能的に一番近いのはクロムハルベルトIIIだろう。
    あちらは攻撃力598に匠Lv3から紫が出るため、物理では敵わない。
    さらにLv1スロットもこちらより一つ多くなっているが、
    属性解放を付けないと爆破が出ない上に数値も360。
    そのため、チャージアックス同様肉質が硬いモンスターに
    固定ダメージで攻めていく運用がおすすめ。

MHF

  • MHF-G8.1にて実装。遷悠武器として登場する。
    系列は“ディオスガンランス”“爆砕の銃槍”“破岩銃槍ズヴォルタ”の三段階。
    ディオスガンランスはHR5以降の生産、爆砕の銃槍からはGR100*2以降の強化となる。
  • 最終強化である“破岩銃槍ズヴォルタ”の性能は以下の通り。
    • それなりの攻撃力:1116
    • これもまた水準の高い爆破:570
    • 斬れ味は匠発動分全てが空色ゲージ。ただし素の紫ゲージは短い。
    • 砲撃性能は放射型:LV6
      砲撃を強化させるとスロットが圧迫するのが悩ましい。
    • スロットは3つ。自動的に早食いスキルが発動。
    正直なところ、評価が難しい武器である。
  • まず無属性ガンランスとして見る場合、
    空色ゲージ込みでも攻撃力が抜きん出ていない点が悩みどころ。
    流石に旧水準のダードスラストには勝るとはいえ、
    (斬れ味の差はあれど)フォトレスガンランス等の既存武器を越える程ではない。
    特にネロ=グリードとは空色ゲージの長さで差をつけられないのが辛い。
    • 一応状態異常の蓄積値がそれなりに高いので、
      劇物スキルの補正を含めれば約500前後の武器倍率*3となる。
      それならガッスンの始種ガンスの方が割が良い?おいやめろ
    • 因みに、斬れ味ゲージは4G時代の性質を若干ストイックにしたもの。
      それだけに匠の発動は重要だが、G級の環境下ならば問題ないだろう。
      ……もっとも、これよりも使いやすい斬れ味ゲージを持つ銃槍は割と豊富だったりする。
  • 攻撃力が劣るのならば、やはり属性で差別化を図るのが常識というもの。
    MHFでは初となる「爆破属性持ち」という特徴があれば、それも難しくない。
    …などと言えれば良かったのだが、実際はそうも言えない問題がある。
    というのも、MHFで実装された直後の耐性値が高すぎたからか、
    ズヴォルタの蓄積値でも5分間の戦闘で爆発する確証がなかった
    (仮に一点の部位に攻撃していても)短期戦では1回爆破すれば良い方であり、
    その程度ならば属性武器を活用した方が有利なのである。
    更に言えば、同じ蓄積値なら毒属性の方が発症させやすい。
  • 結論から言えば、表面上のスペックは悪くない。
    ただ、肝心の爆破属性の調整がアレなだった関係で、
    連鎖的に魅力が損なわれて、少々不憫になってしまっただけである。
    もちろん誰が悪いと言えば、ズヴォルタのせいではなく、
    あの設定でG級に通用すると思っていた責任者のせいなのだが。
    • この裏でG級ミラガンスに強化が追加された事もあるのか、
      あまりズヴォルタに話題が集まっていないようである。
      また、MHF-G9では属性武器の間接的な強化(斬れ味の色に応じて属性ダメージの増加)がなされ、
      状態異常属性である爆破武器にとってアウェーな環境が続いていた。
  • 後のMHF-ZZにて爆破属性のリファインが行われたが、旧ブラキ武器の性能は従来のままでサービス終了を迎えた。

砕光の銃槍

砕竜の爆発力を最大限に活かす
砕光の銃槍。天をも砕く砲撃は
常識を揺るがす神の鉄拳。

MH4G

  • MH4の続編。G級強化によってこの武器はさらなるパワーアップを遂げた。
    今作では破岩銃槍ズヴォルタ、そしてその先の砕光の銃槍にまで強化可能。
    具体的な性能は、
    • 属性武器としては十分な攻撃力621
    • 更に強化された爆破属性460
    • 斬れ味を見事に克服し、素で白40・匠で紫40
    • 砲撃も放射型LV5に強化、竜撃砲の威力は抜群
    • トドメのスロット1
    上位段階は何だったのかと言えるまでに強化されている。
    しかもMH3Gとは違って、斬撃だけでなく砲撃も最高レベルに達している。
    爆破属性とガンランスの相性の良さも相変わらずで、
    転倒させた相手に竜撃砲を見舞ったり、弱点を定点攻撃したりすることができる。
  • 性能は申し分ないが、製作難度の高さが最大のネック。
    強化には今作屈指の強敵たる猛り爆ぜるブラキディオスを倒すだけでなく、
    砕竜の天殻不滅の炉心殻を揃えなければいけない。
    剛鉄拳や撃滅拳が不要なのが唯一の救いだが、が反応してしまえば
    かなりの苦行になる事は想像に難くない。
    とはいえ、その苦労に見合う性能は保証されているため、根気を以って完成させたい。
  • 今作の爆破ガンランスは覚醒込みでも種類が多く、
    ライバルとしては絶衝銃槍【鬼迫】蛇銃槍ランセマデュラ、そして焔魔滅龍銃槍が挙げられる。
    大砲モロコシ?いえ、知らない子ですね…
    • 鬼迫は紫ゲージこそ短いものの、砕光を凌駕した攻撃力・会心率を有し、
      強力な拡散型砲撃まで兼ね備えている。爆破に頼らない高い瞬発力がウリ。
    • ランセマデュラは紫ゲージが出ないものの、長い白ゲージによる継戦能力とスキル自由度、
      そして凄まじい攻撃力を有しており、属性解放をすればその破壊力が底上げされる。
      両立された高火力と継戦能力が自慢。
    • 滅龍銃槍は斬れ味に難があるものの、非常に高い爆破属性値と
      鬼迫と同じ拡散砲撃によって、驚異的な部位破壊能力を発揮する。
    このようにどれも一筋縄ではいかないが、砕光も負けていない。
    覚醒が要らない点では上の2振りに勝り、戦闘維持能力では鬼迫と滅龍銃槍に勝る。
    何より長い紫ゲージで硬い相手にも安心して担いでいけるのが強みだろう。
    ガンランスとして全く隙の無い性能で戦っていけるのがこの砕光の銃槍なのである。

MHXX

  • 他のブラキ銃槍と共にこちらで解説している。

MHW:I

  • 猛り爆ぜるブラキディオス参戦により砕光の銃槍が実装された。
    強化系統が独立しており、生産時点で最終強化となる。
    通常種武器があまり注目されなかった中、特殊個体武器はどうかというと…
    • かなり高い攻撃力690
    • 優秀な紫30(匠無効)
    • 無難な会心率0%
    • 少しではあるが爆破属性270
    • 拡張性に富む4スロ+3スロ
    • ついに搭載された拡散型LV7
  • こいつさえあれば他の拡散型ガンランスは要らないというくらいの高性能に仕上がっている。まさにサイコーの銃槍
    まずなんといっても拡散型Lv7というのが強力な個性で、これはあの赤龍武器でさえも実現できなかったものである。
    砲撃バフを全てかけると単発威力がついに105に達し、斬れ味や基礎攻撃力もトップクラスに優秀なので、
    物理部分も合わせればそのDPSはかなりのものになる。
    これに放射Lv6で対抗するのは難しく、火力面ではようやく突き砲撃ループが上回ることになった。
    • ちなみに、起爆竜杭の誘爆ダメージは溜め砲撃含め全て拡散型Lv7のほうが上である。
      しかしながら装填数が違うので、リロード回数は放射型より増えてしまう。
      壁殴り前提のDPSでみると溜め砲撃運用では放射型Lv6にほんの僅かに劣る。
      ただ、その差はごく僅かであることに加えて、
      モンスターはたとえ怯みや罠で動きを封じようとも多少なりとも動いてしまう。
      壁殴り状態から離れるほど連続で砲撃しづらくなり、拡散型のアドバンテージになっていく。
      そのため、実戦ではだいたい同じ程度に収まることが多い。
      砲撃の当たり判定から放射型は前後のズレに強く、拡散型は上下左右のズレに強い。
      そのため、モンスターに密着し続けるプレイスタイルでは横方向に判定が広い拡散型が有利になり、
      少し距離をとるプレイスタイルなら遠くにもヒットする放射型が有利になる。
      溜め砲撃運用をする際の選択肢が増えたと捉えておくといいだろう。
    また、スロットが多いためにスキル自由度が高く、この面においても他の拡散型ガンランスを寄せ付けない。
    同時に実装されたブラキウム一式を装備してスキルを揃えてやれば、
    砲術・極意を発動しつつ傷つき弱点部位に会心率100%ということも可能。
    • 強いて弱点を挙げるとするなら、斬れ味の長さが物足りない点か。
      ガンランスは達人芸と相性が悪いので業物剛刃研磨で斬れ味を維持する必要がある。
      素紫ではあるものの、白ゲージを合わせても少し短い部類であるため、
      業物運用では青ゲージに突入してしまうことが多々ある。
      青ゲージの斬れ味補正は決して十分とは言えず、斬撃部分の火力に響いてしまう。
      ソロやプロハンパーティーによる短期決戦なら白ゲージまでで倒せはするが、
      長期戦になるとまず斬れ味は落ちてしまう。
      幸いにもブラキウムα脚に砥石使用高速化Lv3がついているので、剛刃研磨運用なら問題にはなりにくい。
  • 斬れ味の短さこそネックだが、間違いなく拡散型ガンランスではトップの性能である。
    放射一強に飽きたり、かつての突き砲撃ループの強さをもう一度味わいたいガンサーには待望の逸品だろう。
    • 当然ながら運用は砲術・極意を発動させて砲術Lv5を積むのが大前提なのだが、
      その砲術・極意で優秀な物理火力スキルとスロットを持ち合わせているのが
      武器と同じく猛り爆ぜるブラキディオスの防具のブラキウムシリーズである*4
      ブラキウムシリーズのスロットがあまりにも優秀すぎるがために、
      火力最高効率装備を求めたらフルブラキウム装備ということもザラにあるため
      拡散型ガンサーはこうして全身ブラキディオスの呪いにかかる事になってしまった。
      またか…
    • 最終アップデートで追加されたEXドラゴンであれば、ブラキウム以上にスキルを満載することが可能。
      また、4部位装着で砲術極意と真・業物が発動するので、
      砥石高速化などと併せれば、ひとまずエリア移動までは白ゲージまでには抑えられる。
  • 拡散LV7帯では、やや基礎攻撃力は劣るがアルメルトドラギガンが並ぶ。
    これらは砕光の倍以上の長大な紫ゲージを備えており、弱点属性を突けば砕光にも負けず劣らずの性能を発揮する。
    スロットの程度によるスキル構築と狩猟対象の属性と相談して使い分けると良いだろう。
    • また斬れ味が素白且つ短いが、皇金・ガイラシリーズの水系統をマスター帯に強化すれば拡散LV7に向上するので、
      水属性が第一弱点のモンスター相手なら採用の余地がある。

余談

  • 3段階目の銘である「ズヴォルタ」だが、
    これはイタリア語で“突破”を意味する「svolta」が由来と思われる。
    …もしや3Gの性能は「撃つより突け(突撃しろ)」という示唆なのか?
  • 独自の竜撃砲エフェクトを持つズヴォルタだが、
    残念ながらMHFでは導入されなかった。オマケにズレている
    強化後のグラフィック変化も導入されなかった事もあり、
    端的な部分でもファンの期待を裏切る形となってしまった。
    もっとも、こちらには竜撃砲エフェクトを炎の刃としてそのまま振り回すヒートブレードが存在するため、
    そちらとの兼ね合いも考えると技術的に難しかったのかもしれないが。
  • MHXでの爆銃槍系統に付く銘である「ダイナ」は、いずれの非獰猛武器も爆弾・爆発物に因んでいる事から
    「ダイナマイト」が由来と見られる。

関連項目

モンスター/ブラキディオス
モンスター/ブラキディオス/派生作品
モンスター/猛り爆ぜるブラキディオス
武器/ブラキ武器


*1 派生直後は爆砕の銃槍
*2 2017/4/19アップデート前はGR500
*3 [武器485.217+スキル補正14.25]の計算
*4 先に出ているものとしてはゾラマグナシリーズもあったが、スキルやスロットの拡張性からブラキウムシリーズが選ばれることが多い。