概要
異説第九章でウァ=ラーイン騎士団長が帝国魔導図書館にて魔導博士とモシレチクに神奈備《オリュンポス》へ推して参る為の許可を貰うシーンでの台詞。「手加減はしないこいつらに関わってはいけないような匂いがするのだー…」と続いている。
帝国軍総司令官ゲイラキャットサンドストームの命を受け、帝国ではそれなりの地位に身を置いている実力者のウァ=ラーインが警戒心を露わにする印象的なシーンであり、魔導博士の狂気と過去の凶行を暗に仄めかしながらウァ=ラーインの用心深さを端的に表した秀逸な台詞である。
またその後フェ=ヌェックが間髪入れずに魔導博士に交渉を持ちかけており、まず相手を警戒するウァ=ラーインと全く怯まず事を進めようとするフェ=ヌェックという対象的な二人という比較もこの台詞を強く印象づける要因になっている。
メタ的な解説
「なんか」のノムリッシュ翻訳。元ネタはFINAL FANTASY ⅩⅢのヤーグ・ロッシュ中佐の名言から。
彼はコクーン聖府のPSICOMの軍人であり、シナリオ中で幾度と主人公ライトニングらの前に立ち塞がるキャラクターである。正義感が強く、自らの役目はコクーン市民の安全であると考えているので、そのコクーンの敵であるパルスのファルシのルシであるライトニングたちを抹殺することを使命としている。
しかし、自分の部下がコクーンのファルシによりシ骸にされ、今まで感じていたコクーンのファルシの不信感、歪みは歪みを産むだけだと気づき、コクーンの命運をライトニングらに託し、自分にはまだやれることがあるとして、無線で以下の台詞を言った。
PSICOM各部隊、及び全警備軍に告ぐ。 ルシ討伐は中止、以降は住民の避難を最優先にして行動してほしい。ただし、これは命令ではない、 "私個人の…希望だ''
ちなみに魔導博士達の言動ややらした悪事は関連記事を参照。ウァ=ラーインの懸念通りの悪行三昧をしでかしている二人に対するドンピシャの名翻訳に視聴者の総ツッコミが入ったのは言うまでもない
関連用語
クィーン(被害者の一人)
魔導博士たちの好物
※食レポ(食物再拝錬金術)
ナメてんじゃねぇぞ!