クィーン

Last-modified: 2018-09-11 (火) 00:02:50

クィーン

CV:RISA(VoiceText)

「運命に身を投じた分、我が決して散らない鉄の華をやるから!」
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種族

アプカル目
ペテルギウス科
マカロニウィングレス属
キング・ザメクペテルギウスン
クィーン
Queen

解説

 ぺ=パプの一人、キング・ザメクペテルギウスン。通称「皇氷」クィーン。第一章終了時のペ=パプ大いなる予言では「ロイヤリウム・オヴ・ノムリシェイム」と呼ばれた事もある。*1好戦的な言動で部隊(チーム)を鼓舞するペ=パプの精神的支柱。
 ペ=パプのメンバーからはモーションもペルフェクティオムでオラトリオも神にも等しいと絶賛されており、コウティアーズからは己よりも長官(おかしら)に相応しいのではとまで言われているが自らはその座に執着はなく、冒頭の台詞通り最前線に立って暗黒舞踏祭で戦い抜く所存であるようだ。
儀式に対する情熱は本物であり、マーモンバレットによると、高等儀式に終止符を打つために敵であるはずの魔導博士に幾度となく金を握らせこんだり、モーション確認やシアトリズムをその命の灯火尽きるまでどんな手を使ってでも調べたりしていた。

 

 魔導博士を嫌悪しているようで、ペテルギウスによる部隊『闇の復讐者たち』の旗揚げを主導したこととの関連性が窺える。彼女以外のメンバーは実験台になることを免れたようだが、彼女はその時にはもう手遅れだったことが示唆されていた。もっとも、魔導博士の眷属と察したサー=ヴァル暗黒卿に対しては余裕を持った態度で接するなど、単なる憎悪の対象として見なすにはいささか疑問を感じさせる。

実は彼女は本来ペ=パプではなく、預言書に背きクリスタルの力を求むるがためにぺ=パプは先代からずっと5人であったと記憶や認識を改竄、更には預言書そのものまでをも書き換え、存在しない5人目のぺ=パプとして潜り込んでいた。その為密かにその力を超導魂魄《ゼーレ・ソルディムド》にして*2おり、マーモンバレットの言葉でその事実が判明した事で皆の前から姿を消してしまう。

メタ的な解説

 ノムリッシュ翻訳されたロイヤルペンギンこと、プリンセス。基本的な立ち位置は原作と変わらないものの、好戦的で苛烈な性格となっている。一方、原作で感じていた負い目が翻訳によって業の深さや宿命を感じさせるものになり、FFみたいなシリアスさに満ちた繊細なキャラクターとなっている。

 


*1 原作けものフレンズでもここだけ「ロイヤル」と呼ばれていた事に起因する
*2 意訳:気にして