プロフィール
パナケイア |
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職業 | 薬剤師 | 型番 | UL-AP |
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企業 | 最終生命 | 誕生日 | 4月7日 |
役割 | メディック | 能力タグ | 回復、補助 |
入手方法 | 高級検索 | CV | 藍原ことみ |
キャラクター概要
履歴
UL-APは、最終生命が国際衛生組織とともに共同開発した、人道的な救助や、
困難な地域における公衆衛生の改善を目的とした医療用人形である。
このタイプの人形は、世界で公開されている慈善特殊人形リストに含まれており、
国際衛生組織の加盟国は、このリスト上の人形を最低限保護する義務を負っている。
さらにUL-APは、緊急時に現地の公的医療システムのリソースを一時的に分配できる権限を持つ。
パナケイアは、UL-APシリーズの第一期の一人であり、
出荷後調整も行われずに覚醒させられ、戦地に送り込まれた。
パナケイアは長いキャリアの中で、世界有数の医療機関で働く一流の医療用人形でさえ有していない、
様々な薬学的知識と臨床技術を身につけた。ニューラルクラウド計画を契機に、
パナケイアは自身のメンタルをマグラシアにアップロードし、
彼女の貴重な医療学識を整理した上でバックアップを取るよう要求された。
より多くの人の助けとなるために。
背景
背景 | |
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人形ファイル1 | 時間が差し迫る中、初代UL-APシリーズは複数の検査過程を経ずに生産された。環境に対応するパラメータ調整さえ間に合わない状態で、目覚めさせられ現場に投下された。そのためパナケイアは、覚醒直後に凄惨な場面に直面するという、通常の医療用人形では到底ありえない経験をしている。 戦争、貧困、異常気象……あらゆる残酷さを目にし続けたパナケイアは、人間同士がなぜ争うのか、ますます理解できなくなった。患者の悲痛な叫び声や血まみれの傷口は、穏やかな水面に落ちる小石のように、彼女の顔に波紋を起こすだけだった。淡々とした表情の下に何が隠されているのかは、誰にもわからない。 そんな彼女の無機質な瞳に一縷の炎を宿したのは、薬剤だった。薬剤師としての長い経歴で、パナケイアが学んだのは、もちろん調剤方法だけではない。 |
人形ファイル2 | パナケイアが薬剤師として最初に学んだのは、取捨選択だった。 初めての救助活動で、パナケイアには二種類の調剤資料を所持していた。二つの処方は一部の材料が重複していたが、彼女の目の前には薬剤1つ分の原料しかなかった。だが、生死の狭間を彷徨う命は、一つではなかった。 結局、パナケイアは最後まで選び取ることができず、患者は両方死亡した。彼女は心苦しさに耐えながら、上司の追及を待った。だが、誰も彼女を問い詰めようとはしなかったし、パナケイアもそうされる時間はなかった。彼女は無表情の上司によってエネルギー供給を止められ、深い眠りについた。次に目覚めたときには、全く新しい作業台を前にしていた。 今度はたくさんの原材料があった。先ほどの苦しみも消えていた。選択する必要がないからではない、選択する事柄が増えたのだ。パナケイアの情緒への衝撃が感情システムの閾値を超えたために、彼女の基礎人格モードが、素体の制御を引き継いだのだ。 あの日、パナケイアの基礎人格は、患者リストの順に次から次へと薬剤を調合した。生者と死者の区別は、名前のイニシャルが先かどうかで決まった。 再覚醒したパナケイアは、彼女の基礎人格が残した記憶を飛行機の中で読んだ。彼女は長い間沈黙していた。 |
人形音声1 | 薬品の実験がまた失敗してしまいました…… 間違えるたび、薬が世に出るのが遅れてしまうんです。つまり、多くの人が苦しんだり命を落としたりするということ……同じようなことは幾度となくありましたが、私たちにはどうすることもできません。 |
人形音声2 | 薬剤師は楽な仕事ではありません。 毎日実験室にこもって幾千幾万ものテストを重ねても、些細なミスで失敗に終わりますし、そのたび計画が遅れることになりますから……それに、薬の臭いってかなりキツイんですよね。 |
人形ファイル3 | パナケイアが医者として最初に学んだことは、命を見捨てることだった。 「どうして私たちを行かせてくれないんですか!?」 「ZeroDay iv-78は、対人形メンタル防衛システム用に、残骸組織が開発したコンピューターウィルスだ。今、占拠された通信基地を経由して、それがお前の足元に広がっている。お前は何をしに行くつもりだ?」 「……ですが、あそこには街が、それにたくさんの……」 「ああ、その通りだ。下はチュリゴヴタウン、避難していない住民が3455人いる」 「なら私たちが……」 「我々は次の目的地に向かう」 「……見捨てるなんてできません……私にはできない、私は行きます」 「3番護衛、彼女のエネルギー供給を停めろ」 「やめて!先生、やめてください!来ないで!手を放して、放──」 ──紅沙事件、国際衛生組織支援部隊77号編隊4号輸送機の録音バックアップより |
人形音声3 | 薬剤師である私は、幾度となく目にしてきました。 有効な治療法がなく、生きることにも死ぬことにも絶望したまま、苦痛の泥沼でもがく患者の姿を。たとえ世界で一番優秀な薬剤師であろうと、たった一夜で特効薬をつくりだすことなんてできないんです。 |
人形ファイル4 | パナケイアが人形として最初に学んだことは、戦争と向き合うことだった。 戦争を好む者はいない。多くの歌手が平和を歌い、多くの作家が平和を書き記し、多くの人々が平和のために奔走した。 だが、戦争は依然として存在していた。 パナケイアは戦争の根絶を願った。しかし一人、また一人と患者を救う中で、彼らの瞳には感謝の他に、現実への強い憎しみが宿っていのに気付いて、彼女は理解した。 誰にも戦争は失くせない。 それでも彼女は、戦争に反対する事業に身を投じた。かつて存在したであろう、平和と安寧のために。 この果てなき道の中で、パナケイアは完璧すぎる情緒システムに苛まれ続け、絶えず成長し続けた。まるで本当の人間のように。 疲弊しきった声は淡々としているが、彼女は信念を貫き通した。 |
人形音声4 | 教授は、理想をお持ちですか? 私の理想は……この世界から戦争やいさかい、流血がなくなることです。そうすればだれも傷つかず、誰も苦しまず、誰も死なない。その時が来たら、私の使命は終わりを迎えることになりますが…… それまでは、自分の仕事をちゃんとやらないといけませんね。 |
人形ファイル5 | 「ハッブルさん、宇宙には戦争があるのでしょうか?」 「ないわ。それどころか、生命が存在するかどうかも怪しいわ。星が好きなの?」 「……はい、好きです。弾丸は星に当たりませんし、戦火は星に燃え移りませんから」 「……そっか、そうなんだ」 「ハッブルさん、あなたはオアシスが嫌いですか?ここでは戦わなくてはならない」 「ううん、嫌いじゃないわ。教授が守ってくれるもの」 「ハッブルさん……」 「ん?」 「肩を貸してもらえますか」 「いいよ」 「……ハッブルさん」 「なぁに?」 「……ハッ……すぅ……ハッブル、さ……すぅすぅ……」 「……本当に……お疲れ様」 ──オアシスセキュリティ録音バッグアップA-Cc5665より |
人形音声5 | 以前、この世界にずっといられたら、と思ったことがあります……そうしたら、もう血なまぐさい悲劇を目にすることもありませんから。 でも、それは逃げていることに他ならない、逃避では現状を変えることはできません。 だからもう決めたんです。 現実世界に戻って、理想が果たされるその日まで、一歩ずつ歩み続けようと。 |
ボイス
ボイス | |
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朝 | おはようございます、教授……今日も一日、平和だといいですね。 |
昼 | 変な匂いが……?ああ、さっき製薬室から出てきたばかりで、まだ着替えてないからですよ。お気になさらず。 |
夜 | 友人たちと一緒に晩御飯を食べられるのは、とても幸福なことだと思います。 |
就寝時 | 疲れた……けど、今日の薬品実験がまだ終わってませんから、もう少し頑張らないとですね。 |
ホーム画面1 | 命がむざむざと失われることのないよう……ただ成すべきことを成しているだけです。立派だなんてそんな……命は何よりも優先されるというだけです。 |
ホーム画面2 | どうかしましたか……教授?どこか辛いのなら、お力になれるかもしれませんよ? |
ホーム画面3 | 教授、どうしてそんなに静かなんですか……止めておきましょう、お邪魔しないほうがよさそうです。 |
タッチ1 | ふふっ…… |
タッチ2 | この感覚、意外と悪くありませんね…… |
タッチ3 | うぅ……なんだか変な感じがします。 |
獲得 | 私はパナケイア……平和とみんなの幸せのため、共に戦いましょう。 |
潜在能力突破 | チカラが足りなければ、誰も守れません。 |
メンタル拡張 | より多くの人を救い、生き延びてもらう……それが私の役目です。 |
部隊編入 | 準備できました。 |
戦闘開始 | 私がみんなを助ける! |
必殺技 | 私の番です! |
MVP1 | みんな無事です! |
MVP2 | 勝つこと、それが私たちの唯一の道。 |
戦闘不能 | でも……後悔はしていない…… |
タイトルコール | ニューラルクラウド |
お正月 | |
バレンタイン | |
七夕 | |
ハロウィン | |
クリスマス | |
誕生日 | |
誓約 | |
宿舎挨拶 | |
挨拶1 | いいですね |
挨拶2 | あ…… |
挨拶3 | えっ? |
挨拶4 | 凄いですね |
挨拶5 | だいたい、わかりました。 |
挨拶6 | ふふふふ |
挨拶7 | そうだったんですね |
呼称表
相手 | 呼び方 | 出典 |
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一人称 | 私 | 背景:人形ファイル3 |
教授 | 教授 | 背景:人形音声4 |
シューター(射手) | ||
クロ | クロさん | Happy Birthday:パナケイア |
ハッブル | ハッブルさん | 背景:人形ファイル5 |
オクトーゲン | オクトーゲン | みずいろゲノム:仁心-4 |
ガード(守衛) | ||
ミヨちゃん | ミヨさん | Happy Birthday:パナケイア |
ボニーちゃん | ボニー | ピエリデス:食い違い |
メディック(医師) | ||
フローレンス | フローレンス | ピエリデス:食い違い |
イムホテプ | イムホテプさん | ピエリデス:盲進 |
ヘリックス | ヘリックス | みずいろゲノム:報告 |
ユニーク(特殊) | ||
アンアン | アントニーナさん | ピエリデス:食い違い |
ランセット | ランセット | みずいろゲノム:異聞 |
性能
ポヨヨーン
ステータス
ステータス(初期値/MAX値★5 Lv60) | |||||
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最大HP | 919+303 /10237+6244 | 攻撃力 | 47+15 /397+242 | 演算力 | 67+22 /571+348 |
物理防御力 | 29+9 /253+154 | 演算防御力 | 30+9 /262+159 | 攻撃速度 | 80/120 |
会心率 | 0.00% /3.00% | 物理貫通 | 12+3 /116+70 | 演算貫通 | 13+4 /125+76 |
回避率 | 0.00% /7.00% | 戦闘後HP回復 | 96+76 /364+880 |
スキル
スキル | ||
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爆散タブレット | パッシブ | ダメージを与えた際に、対象に8秒間の「錠剤」効果を付与する。最大4スタック。パナケイアが「錠剤」効果を持つ敵を攻撃すると、30%の確率でその周囲1グリッド内にいる味方に、自身の演算力120%分の治療を施す。「錠剤」:物理ダメージ-2%。強化後は効果2倍。デバフ。 |
不確定クール | オート | 敵味方全員に対して7クールの治療を施す。残りHPの割合が最も低い味方には、自身の演算力80%の治療を施し、ランダムの敵に自身の演算力30%分の演算ダメージを与える。【チャージ3.4秒→☆☆☆4.4秒→☆☆☆☆☆5.4秒 CD:9秒】 |
ファーマシーホリック | 必殺技 | 8秒間の研究状態に入る。その間、「錠剤」は「錠剤II」へと強化され、治療確率が100%まで上昇し、治療効果+100%。不確定クールの回数+3。【CD:30秒】 |
オートスキル発動中に残りHPの割合が最も低い味方が変わるとそのまま他の最も低い味方に回復対象が切り替わる。そのため柔軟な対応が出来る
ダイマポイント
ドールズフロントラインにおいてはwz.29(カラビネック29)という名前で登場する
戦闘嫌いの平和主義者