RTW3 Doctrine

Last-modified: 2025-07-23 (水) 18:03:05

RTW3のDoctrine画面で設定できる項目の簡単な説明です。
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①Training poriorities

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各分野に特化した特別な訓練を実施します。
対応したバフを得る代わりに維持費が増加します。
有効化した時点で維持費は増加しますが、訓練の効果が発揮されはじめるのは12ヶ月後になります。
いったん訓練を開始すると完了まで項目を変更することはできません。変更したい場合は訓練停止するので今までの訓練期間はリセットされます。
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Doctrine画面にあと何ヶ月で効果が発揮されるか表示されています。
各分野の効果は以下のようになっています。
・Gunnery:砲術
砲撃の精度を10%向上。
維持費が30%増加。
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Nation Accuracyが訓練により増加した分です。
・Night fighting:夜戦
夜間索敵、発砲開始の判断にボーナス。
夜間砲撃の精度を10%向上。
維持費が20%増加。
・Torpedo Warfare:水雷戦
Flotilla attack指示時の反応良化。
魚雷の命中率向上。
維持費が20%増加。
・Damage Control:ダメージコントロール
火災・浸水への対応能力向上。
維持費が20%増加。

Training cost discountの国家特性を持っている日本は訓練費用が割引されます。
マニュアルに記載があるページはこちら

②Various

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特殊な弾薬や戦術の使用を設定する項目です。
追加の費用はかかりませんがデメリットがあるものもあります。
・Use diving missiles
Diving missileの発動
信頼性の低下
ミサイルが着水したあとも少しだけ水中を進むようになります。
システム的には Near miss(至近弾) の一部が命中弾に変換され、魚雷級の浮力ダメージを与えます。
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水中を進むので装甲を介さず重要区画に命中する可能性が高いです。発動時にはDiving missileと表記されます。
デメリットとして信頼性が低下するとあり、おそらくDub hit(不発弾)になる可能性が高まると思われます。
・Use heavy AA shells
大口径砲による対空射撃
弾薬搭載量10%減少
6インチ以上の砲に対空専用砲弾を搭載します。日本の三式弾のようなものだと思われます。
通常の両用砲はHE弾を対艦・対空両方に使用するので搭載量に影響がありませんが、この砲弾は対空専用弾なので搭載量が10%減ります。
おそらくHAA Factorに加算されるものと思われますが明確な効果は不明です。
効果はゲームごとにランダム化されているそうで検証が進んでいません。
情報募集中です。
マニュアルに記載されているページはこちら
・Elite pilot training
訓練速度の向上
練度Expertの部隊を訓練可能
有効化すると高練度のパイロットを訓練できるようになります。
マニュアルでは戦時にこの体制を維持するのは厳しいと書かれています。
航空隊の保有上限が空母搭載機数の110%に制限されますが、予備部隊を育成しないなら関係はありません(Elite pilot trainingなしなら、平時で120%、戦時で150%)。
それ以外のデメリットがあるかは不明です。情報募集中です。
以下は質問・雑談所過去ログ(~2023年8月)から検証結果の引用です。

エリートトレーニングの有無、平時戦時の飛行隊の訓練速度を比較してみました。
10機編成の20航空隊を解散・再編成して、
F(Fair)、G(Good)、V(Veteran)に半数(10航空隊)以上が到達するまでのターン数(月数)をカウントしています。
Eliteなし(平時):F8,G18,V43、Eliteあり(平時):F8,G14,V22
Eliteなし(戦時):F8,G19,V45、Eliteあり(戦時):F8,G17,V29
航空隊の練度上昇は遅く、新造空母をすぐに実戦投入したいなら、建造と並行して訓練を進める必要がありそう。
エリートトレーニングは経験値の自然増という点では優秀で、Good→Veteranの所要時間が小さい。
ちなみに、Eliteあり(平時)のExpert到達は42ターンでした。

・Floatplane/helicopter search priority
水上機・ヘリコプターを優先して偵察に使用する
有効化すると水上機・ヘリコプターを優先して偵察に使用します。
これにより空母艦載機の負担を減らすことができます。
デメリットとしては空母艦載機より速度や航続距離が劣る、水母・ヘリ空母の機体が偵察に使用されて使いたい時に使えない可能性があるなどがあります。
・Use scout force
偵察艦隊が編成される
有効化すると高速な戦艦や巡洋艦を主力とした偵察艦隊が編成されることがあります。
操作可能な部隊がひとつ増えるのでAdmiralモードで指揮をする際に大きな恩恵があります。
デメリットとして操作・管理量が増える、戦力が分散する等があります。

③Torpedo usage option

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特殊な魚雷の使用制限を設定する項目です。
・use oxygen fuelled torpedos
高性能魚雷を搭載
被弾時の誘爆確率増加
有効化すると指定した艦種に酸素魚雷を搭載します。
on DDは駆逐艦のみ、on cruisersは巡洋艦のみ、on othershipsはその他の戦艦や仮装巡洋艦などが対象です。
マニュアルでは「魚雷の性能が大幅に上昇する」と書かれており詳細は不明です。
FAQによると射程が大幅に伸びるそうです。
デメリットとしては発射管被弾時の誘爆確率・誘爆ダメージの増加があります。
・use magnetic pistols on torpedos
魚雷ダメージ増加
不発確率増加
有効化すると魚雷に磁気信管が搭載されます。
命中時のダメージが増加しますが不発率が上昇します。
詳細なダメージ量については情報募集中です。

④AP shell design priority

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特殊な徹甲弾の使用を設定する項目です。 
・Normal
デメリットなし
通常の徹甲弾です。
・Oblique penetration ability
傾斜に対して貫通率増加
10%ダメージ低下
この砲弾を使用すると傾斜に対して貫通しやすくなります。
これがInclined belt(傾斜装甲)に対してのものか、砲弾の命中全般に適用されるものか詳細は不明です。
デメリットがダメージ10%減少と大きいので砲弾命中全般の傾斜補正を軽減する効果があるとするほうが妥当かもしれません。
情報募集中です。
・Large brusting charge
10%ダメージ増加
傾斜に対して貫通率低下
この砲弾を使用するとダメージが増加します。
その代わりに傾斜に対して貫通しづらくなります。
・Underwater performance
水中弾が発生する可能性がある
不発率増加
この砲弾を使用するとNear miss(至近弾) の一部が水中を進みDiving Shellとして命中する可能性があります。
その代わりに不発率が増加します。
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⑤Ammunition usage doctrine for target

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敵艦に対してどんな弾を使用するか設定する項目です。
項目が4つあり「目標の艦種・発射する口径・目標の距離帯・使用する弾薬」にわかれています。
・Target
上部のTargetタブで目標となる相手の艦種を設定します。
・Firing Gun Calibre
Firing Gun Calibreはこちらが装備している砲の口径です。
・range
rangeは相手艦がどの距離帯にいるかを示しています。この距離は装備している砲の最大射程を3分割したもので、最大射程30000だとすると0~10000がshort range、10000~20000がmedium range、20000~30000がLong rangeです。各距離帯のチェックボックスでどの砲弾を使用するか設定します。

⑥Ship ammo loadout %

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弾薬搭載割合を設定する項目です。
合計で100%になるように設定しなければなりません。
変更後にSave Changesを押して設定を保存します。
・Guns 4-6inch
4~6インチ砲の弾薬割合を設定します。
(sec)は副砲、(main)は主砲です。
・Guns 7-10inch
7~10インチ砲の弾薬割合を設定します。
・Guns 11+inch
11インチ以上の弾薬割合を設定します。

⑦Naval academy

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Naval academyの稼働状況を設定する項目です。
能力の高い士官が育ちやすくなる
月毎の維持費が発生
海軍兵学校や士官学校のようなもので、能力の高い士官が育ちやすくなります。
稼働させると月毎に少額の維持費が発生します。
ターンごとのイベントでテストに合格・不合格などの結果が報告されることがあります。

⑧Peacetime missile storage

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平時のミサイル準備状況を設定する項目です。
艦載ミサイルと航空機搭載ミサイルの在庫に影響します。
希望のプランを選択してApplyで決定します。
Minimum→Adequateのように在庫を増やすように変更すると準備が整うまで12ヶ月かかります。
減らす側はすぐに適用されます。
MinimumとAdequateの搭載量については検証中です。
情報募集中です。
・Minimum
維持費 低
在庫 少
維持費は少ないですが在庫も非常に少ないです。
開戦してから18ヶ月の間は定数までミサイルを搭載していない状態で出撃することになります。
体感的に10~50%の搭載量で出撃している印象です。
・Adequate
維持費 中
在庫 中
Minimumの2倍の維持費になります。
開戦してから18ヶ月の間は定数までミサイルを搭載していない状態で出撃することになります。
体感的に40~90%の搭載量で出撃している印象です。
・Plentiful
在庫 多
維持費 高
Minimumの3倍の維持費になります。
常に最大までミサイルを搭載した状態で出撃できます。
・Missle storage cost
現在の維持費が表示されます。shipsは艦船に搭載しているミサイルの維持費でAir unitは航空機が使用するミサイルです。

コメント欄

  • 遅くなりましたが以前に要望のあったDoctrineページ作成中です。確認用の画像を仮置き中です。 -- 管理人 2025-01-28 (火) 08:32:50
  • 取り敢えず作成お疲れ様です。
    Use scout forceは、BCとBBを分けて操作できる(Admiral modeでの話)のですが、高速戦艦が建造できるようになると、逆に操作量が増えて面倒になります。それに本隊から先行するので、空襲に遭いやすいです。
    なので20年代にはオフにするのが自分での通例です。 -- 2025-01-30 (木) 15:12:52
  • ミサイルの在庫量ってMinimumからPlentifulへ一足飛びには変更できないんだね -- 2025-02-15 (土) 23:09:37
    • 確かにできないというメッセージは出ませんが変わりませんね。情報ありがとうございます。 -- 管理人 2025-02-16 (日) 16:26:52
  • 貼れていなかった画像を添付しましたのである程度完成です。 -- 管理人 2025-02-27 (木) 19:03:40
  • 砲弾の積載割合の目安ってどれくらいなのでしょうか?貫徹力が低い20世紀初頭は口径問わずHE多め、後年は対空も兼ねて6インチ以下はHE、それ以上はAPみたいな考え方であってるのでしょうか? -- 2025-07-23 (水) 08:39:02
    • 概ねそれでいいと思う。自分は初期は全てHE、多めとかじゃなくて全部HE。弩級戦艦が揃ってくる頃には、APが11インチ以上で90%、7-10インチで60%、それ以下は20%くらいかな。6インチ以下でAP残してるのはCL同士が撃ち合ったり、夜戦での超至近距離で撃ち合いになった時のことを考えて。7-10インチでHE載せてるのは、敵戦艦への牽制になったらいいなー、と。 -- 2025-07-23 (水) 13:42:43
    • 50年以降で戦艦砲にHEかSAPを多めに積むのもいい感じ。SAPは重巡によく刺さるし、HEは無装甲軽巡とか軽装甲重巡と稀に出るD8.0とかのAPで抜くのが厳しい戦艦相手によく効く。 -- 2025-07-23 (水) 18:03:05