実際に画像生成AIを動かす準備を進めていきましょう。
画像生成AIを動かす手段としてはウェブ上のサービスを使うか、自分のパソコンで動かすかの2つあります。
ただ、初めての画像生成AIでも記載のとおりですが、自分のパソコンで動かすためには、ハイスペックなPCが必要となります。
既にPCで動画編集や3Dゲームのプレイなどをしているというわけでもないなら、お持ちのPCは画像生成には力不足である可能性が非常に高いです。
このページではどちらも解説していますので、既に画像生成AIを動かせるスペックのPCを持っているならばローカル環境構築、そうでなければウェブサービスを利用して画像生成に触れることをオススメします。
※ちなみにこのwikiはプログラミングとか厳密なAIの動作とか詳しくない人が書いてます。間違いがある可能性があります※
※また編集時の情報と最新verでは情報が異なる可能性があるよ※
みんなで編集してね
※編集する方へお願い※
※このページは長くなりすぎた既存の解説からエッセンスだけ切り抜くことを目的としています※
※正確さや厳密さよりも分かりやすさを重視し、あまりページが長くなりすぎないようお願いします※
このページで解説すること
ウェブ上の生成サービスを利用する
ウェブ上では有料/無料を含め玉石混交といっていいほどに様々な画像生成サービスがあります。
Chat GPTなどの対話型生成AIでも画像が生成できるものも少なくありません。
もっとも、エロに対応している生成サービスというと途端に数が限られてくるのが現実です。
少なくともChat GPTなど大手の生成AIの場合、エロ系は基本的にNG(こんな絵を作ってくれという「命令」と、実際の「生成物」のダブルチェックがされるのでまずすり抜けも期待できない)です。
エロに対応していて、ある程度クオリティも期待できるとなると、PixaiとNovelAIという2つのサービスが現在主流です。
Pixai
NovelAI
それぞれのサービスの特色を挙げます。
Pixaiは無料であっても毎日配布されるデイリークレジットがそこそこあり、無料でもある程度生成が可能です。
これよりも多く絵を作成したい場合は、有料プランに入れば一番安いプラン(月額1,680円)でもかなり生成できます。
また、ローカル環境と同じようにSDXLモデルが利用できるので、ローカル環境に移行する前に試してみる用途としてもうってつけです。
難点としては、無制限プランが存在しないことが挙げられます。
NovelAIは生成速度が早いことや、最上位プラン(月額25ドル)であれば基本設定の画像を無制限に作成できるのがメリットです。
ただ、無料でもらえるデイリーポイントのようなものが一切なく、最初に何枚かお試しで生成できることを除けば、月額か都度払いのどちらかの課金が必須となります。
その他、AIが独自のものであるため、プロンプトの書き方がSDXLなどとは異なる点、支払いがドル払いとなるため、円安の現在だと割高感が否めないのが難点といえます。
パソコンで画像生成AIを動かす
注意点
冒頭にも書かれていますが、パソコンで画像生成AIを動かそうとすると、高性能のパソコンが必要不可欠です。
「グラボ? なにそれ?」「取り敢えず、ノートパソコンなら持ってるよ」といった場合は基本的にスペック不足です。
「動画編集がしたい」「3Dゲームをサクサクプレイしたい」とかそういったハイスペックのPCを持つような何かしらの理由があって初めて手を出すような値段のパソコンを持っていて初めて画像生成AIが動く可能性がある、といっても過言ではありません。
「そっか、じゃあまずはパソコンを買わないとね」と思われた方は少し待ってください。
もちろん、最終的に画像生成AIをパソコンで動かしたいのであればハイスペックなパソコンを用意しないといけないことは確かです。
ただ、画像生成AIがちゃんと動くパソコンというのは本当に高い買い物です。
画像生成AIをこれから始めようかな、という初心者にとってその手のパソコンを買う、というのはかなりハイリスクといってしまっても過言ではありません。
悪いことは言いませんので、まずはウェブサービスで遊んでみましょう。
なんか思ったのと違うな、と思われるのであれば、それは仕方のない話です。
面白いけど、パソコンを買うほどではないかな、と思うのであればご自身の予算に合わせた有料プラン等でウェブサービスを利用するのも悪くないでしょう。
面白かった、これならパソコンを新調する価値があるな! そう思って初めてパソコンを買って画像生成AIをパソコンで動かすことを検討するのでも悪くはありません。
2026年5月現在、ハイスペックのパソコンは本当に高い買い物です。試せることは試してから決断しても遅くはありませんよ。
パソコンを購入しようという方は初めてのAI導入/PCスペック編(PC初心者向け)やPCスペック(PC上級者向け)のページも参照ください。
ローカル環境の構築
では、パソコンは問題なかった、あるいはそれだけの決断をしてパソコンを新調したということでローカル環境を構築していきましょう。
ローカル環境を構築する際には、Stability Matrixというツールを使うのが最も初心者向きです。
ほとんど全ての設定をお任せできる上に、複数のUIを併存させるときも便利で、このページを含め使い方の解説ページも豊富です。
まずStability Matrixを入手しましょう。次のページからダウンロードできます。
https://github.com/LykosAI/StabilityMatrix/releases
最新バージョンの説明の下のほうに各OSごとのStability Matrixのリンクがあるのでそこからダウンロードしてください。
お使いのPCのOSがWindowsであれば StabilityMatrix-win-x64.zip というファイルです。
画像をクリックすると拡大表示します

StabilityMatrix-win-x64.zipでページ内検索してもいいです。
ダウンロードが終われば解凍し、stabilitymatrix.exeを起動してインストールを進めていきましょう。
次のasciiの記事が画像での解説豊富で分かりやすいですが、forge neoではなくA1111版を導入する内容の解説になっていますので、注意してください。
これは便利!「Stable Diffusion」が超簡単に始められる「Stability Matrix」
なお、上記ページに限らず、画像生成AIの黎明期にはA1111版や、forge neoの前身となったforgeが主流であったため、画像生成AIについて検索するとA1111版や、forgeを導入することをおすすめするページも少なくありません。
2026年5月現在A1111版やforgeは更新が止まっており、現段階では欠点が多いと言わざるを得ないので、新規さんにはおすすめできません。
StabilityMatrixを起動して、グラフィックボードのスペックチェックがOKなら規約に同意にチェックを入れて続行。
インストール先は全角文字を含まない分かりやすい場所にしましょう。
Portableモードのチェックはとりあえず入れておいてもいいでしょう。
導入するパッケージは「Stable Diffusion WebUI Forge - Neo」です
画像をクリックすると拡大表示します

かなり大量のファイルを導入するため、セットアップ完了までは時間がかかります。
セットアップが完了するまでのあいだにモデル(checkpoint)をダウンロードしておきましょう。
モデルのダウンロードはStabilityMatrix内でも出来るのですが、最新のモデルがおすすめに出ないなど欠点もあるので直接自分で見に行くほうが確実です。
モデルの選択
ローカル環境が構築できたら、次にモデルを選択します。
モデルは一つしか持てないというわけではありませんが、まずは一つのモデルである程度画像生成AIについて身につけるのが無難です。
特に、初めての画像生成AIに記載があるとおり、そのモデルがどのアーキテクチャのモデルであるかということは重要で、アーキテクチャが異なると、そもそも使い方が大きく異なってきますので、仮に別のモデルも試したいという場合でもアーキテクチャをまたぐのは初心者の内はやめておいたほうが良いでしょう。
このモデルが使いたいと決まっているのでなければ、2026年5月現在、ローカル環境で長らく主流であるSDXL系アーキテクチャモデルか、新興勢力ながらSDXL系アーキテクチャの後継モデルとして期待されているAnimaのどちらかを選ぶのが無難です。
その上で、SDXL系アーキテクチャモデルであればWAI-illustrious-SDXL、AnimaであればWAI-Animaが無難にオススメです。
基本的によく分からないのであれば最新バージョンをダウンロードすればOKです。
なお、Animaの場合は、モデル以外に用意しなければならないファイルなどがあるので初めてのAnimaのページも参照してください。
Forge neoのセットアップが終わったら、ダウンロードしておいたモデルを所定の場所に置きましょう。
Stabilitymatrixをインストールしたフォルダを開き、data > models > stablediffusion フォルダの中にモデルを入れれば準備完了です。
Forge neoのLaunchボタンを押して起動を開始してください。
画像をクリックすると拡大表示します

アーキテクチャがゲーム機の本体でUIはテレビという関係ですから、ブラウザでUIが開いてもStabilityMatrixを閉じてはいけません。
テレビがついてても本体の電源切ったらゲーム出来ないですよね。StabilityMatrixを閉じてしまうとUIから送られた指示が処理されないのでAIが動きません。
SDXLとAnimaの相違点
SDXLとAnimaをオススメしましたが、何故その2つがオススメなのか、そしてその2つの違いはなにかについて簡単に説明します。
まず、SDXLとAnima以外があまりオススメできない理由は簡単に言うと利用者が少ないためです。
利用者が少ないモデルはノウハウが少なく、情報がほとんどありません。ただでさえ右も左も分からない初心者にとって、情報がほとんど出てこないモデルを使いこなすのは困難です。
そして、利用者が少ないモデルというのは、大抵の場合「エロに弱い」か「必要スペックが高い」ことが多いです。
正確には、こういった理由があるからこそ利用者が少ないということになります。
そのため、「エロに興味ないからエロに弱くてもいいよ」とか「金に糸目をつけるつもりはないから必要スペックは高くても良い」という場合であっても、結果的にはエロに強く必要スペックが低いモデルを選んだほうが無難ということになり、結果的にSDXLやAnimaがオススメされるということになります。
次に、SDXLとAnimaの相違点について説明します。
SDXLは画像生成AI黎明期に登場したモデルであるため、画像生成AIの歴史を考えるとかなり長命なモデルでノウハウがかなり多く、本Wiki外でも情報はかなり多いです。
Animaと比べると古いモデルであるためか、こちらが指定していないものも描写しようとするなど命令(プロンプト)にそれほど忠実ではない一面が見受けられます。
これは、こちらの意図しないものを勝手に描写してしまうという意味ではデメリットにもなるのですが、結果的にこちらが想定していないものを描いてくれた結果良いものができるという可能性もあります。
特に、Danbooru語をそれほど理解できていない初心者の場合、描きたいものがあっても、どのように命令すればいいか分からないことも多いためそういったものを描いてくれて助かるというケースもあります。
一方、Animaは最近のモデルであるため、そこそこノウハウが出て上がってきているとはいえ、SDXLとは雲泥の差です。
また、Animaはこちらの命令を可能な限り忠実に汲み取ろうとするため、こちらが指定していないものは基本的に描写しない事が多いです。
結果的に、こういった物を描いてほしいが、どのように表現すればいいか分からない、といった場合に、偶発的に描いてくれることは期待薄となります。
命令さえしっかり与えればSDXLよりも良いものができる傾向にある一方で、上手くポーズなどを指定しないと似たようなものしか出来ないと言った具合に利用者の腕が問われることから、どういった命令を与えるかについてはSDXL以上によく考える必要があります。
Danbooru語だけではなく、自然言語(英語)も利用できるのはAnimaの強みですが、いずれにせよ、プロンプトをどのように書くかといった難易度はSDXLよりも上といっていいでしょう。
簡潔にまとめるなら、SDXLは少し古いモデルですが、ノウハウがあり、プロンプトが多少雑でもある程度のものは出やすい。Animaは新しいモデルなので、ノウハウは少ないですが、プロンプトさえしっかりすればSDXLよりも高精度なものが出せる、といったところでしょう。
絵を生成する準備が整ったら
UIのセットアップとモデルのダウンロードが終わり、実際にUIがブラウザで立ち上がりましたか?
何やら知らない画面がごちゃって出たと思うので軽く解説を挟んでおきます
解説ついでに初期設定も済ませてしまいましょう。初めてのforge neoへ進みます
あるいは生成サービスにアカウントを作ってログインすることができましたか?
生成サービスを利用している人は特に初期設定をする必要がないので実際に絵の生成に進んでいきましょう。
初めてのプロンプトへ進みます。