〔 絵札一覧 〕
基本情報
画像 | 詳細 | |||||||||||
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名前 | トロピコ・ファンタジア! | |||||||||||
レアリティ | ★5 | |||||||||||
属性 | 竹 | |||||||||||
イラスト | かわやばぐ | |||||||||||
入手 | イベント 「VS複霊」 | |||||||||||
備考 | 対L1霊夢ドロップ '22/07/29~'22/08/15 | |||||||||||
装備時上昇ステータス | ||||||||||||
強化値 | +0 | +1 | +2 | +3 | +4 | +5 | +6 | +7 | +8 | +9 | +10 | 強化値 |
陽攻 | +35 | +42 | +49 | +56 | +63 | +70 | +77 | +84 | +91 | +98 | +105 | 陽攻 |
陰攻 | +15 | +18 | +21 | +24 | +27 | +30 | +33 | +36 | +39 | +42 | +45 | 陰攻 |
# | 特性 | |||||||||||
限界突破0 | 限界突破4 | |||||||||||
特性1 | 使用時に味方全体の結界を1枚増加 | 使用時に味方全体の結界を2枚増加 | ||||||||||
特性2 | 装備スペカの水属性の威力を25%アップ(1T) | 装備スペカの水属性の威力を40%アップ(1T) | ||||||||||
特性3 | 装備スペカの流体弾の威力を15%アップ(1T) | 装備スペカの流体弾の威力を25%アップ(1T) | ||||||||||
# | 解説 | |||||||||||
解説1 | 《これは、遠い遠い、どこかで語られたかもしれない、少女たちのお話──》 白南風の夏空。海の煌めきは、まるで星月夜の如く。 水縹の波間。そこに弾けて見える、少女たちの笑顔は燈涼しの如く、秘める想いは夏霞の如く──。 遥かな水平線を、凪ぐように、閑やかに。 寄せては返す波の音は、常夏の暑さを打ち消すように涼しい。 『海』がある幻想郷──その世界の賢者である八雲紫は、浜辺で喉を潤しながら寛いでいた。 波は変わらず涼し気な音を奏でている。 ふたりの少女の声が潮風に乗って紫の耳に届いたのは、そんな時であった。 | |||||||||||
解説2 | 「ちょっとくらい手伝いなさいよ!」 一生懸命に浮き輪を膨らましていた巫女が抗議の声を上げる。 隣には既にボートやビーチボールなど、遊具の準備を一足先に終えた魔法使いの姿。 ──彼女に手伝ってもらったら? そうイタズラっぽく笑って返せば、魔法使いは少しばかり得意げに笑う。 「……だってさ。手伝ってやろうか? 楽園の有閑な巫女さん」 「むむ……! 結構よ、バカンスの魔法使い!」 巫女は意地っ張りな表情で、桃花色に染まった頬を膨らませた。 予想通りの少女たちの反応に、紫は再び笑みを零し、涼しい顔で続ける。悪げもなく 「ごめんなさいね」と添えて── 「今日はね、少しのんびりしたい気分なのよ」 | |||||||||||
解説3 | 変わらず波風は心地よい。 先刻と比べて、少し変わったとすれば波の音と明るい声──巫女と魔法使いが海で遊び始めたことだろうか。 静かだった波の音も、日が一番高くなる頃には、楽し気なメロディに変わっていく。 ──そう、不変のものなどないのだ。 燦燦と輝く太陽は、まるで『世界』全体を明るく照らすかのようで、その下で、キラキラと跳ねる飛沫は、無邪気で。 夢中で遊ぶ少女たちから視線を移し、紫は頭上に広がる澄み切った空を見上げた。 太陽は変わらず輝いている。 少しだけ紫が目を細めたのは、太陽の眩しさのせいか──それは彼女にしかわからない。 | |||||||||||
解説4 | 平穏で、楽しくて、親しい者たちの笑顔が溢れる日々──それなのに。 春霞に包まれたかのように、日差しを遮る朧雲がかかったかのように。心が時折、翳る……その理由はわかっていた。 この『世界』にとって当たり前の日常。 それは数多に存在する、どこかの『世界』では『存在しない』かもしれない。 いや、『存在していた』が、「失われた」かもしれない。 時間と空模様のように。感情と波の音のように──そう、不変のものなどないのだから。 そこまで考えると、この『世界』の賢者はゆっくりと目を閉じた。その境界──瞼の裏に、山茶花梅雨の景色を仕舞うように。 | |||||||||||
解説5 | 「……飲み切っちゃったわね」 すっかり空になったグラスは結露し、頬を伝うような雫がついている。それを傍らに置くと、紫は立ち上がった。 少女たちの笑顔に彩られた海は、先程よりも明るく、心地良いリズムを奏でている。 日の光を受けた飛沫は、宝石のように眩しく輝きながら、青空を自由に舞う。 「さて、そろそろ私も混ざろうかしら?」 紫は巫女たちのいる海と、己のいる砂浜の境界へ足を伸ばす。 ボートに乗ってちょっかいを出すか、いきなり水をかけてみるか……どれも良い反応が期待できそうだ。 ──そう。だって私はこの『世界』の八雲紫。ならば、どこまでも楽しまなければ損……貴方もそう思うでしょう? |
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