要注意エネミー
以下の項目を複数満たすエネミーは、白玉擂台の高難易度(日次Phantasm、週次Lunatic満点狙い)においては難敵と位置付けられやすい。
- 結界枚数が少ない
結界枚数が少ないエネミーは多いエネミーと比べて陽防・陰防の数値が約2.2倍近くにまで上がっており、その分打たれ強い(陽防・陰防の詳細な数値はエネミーに応じて若干の個人差あり)。
この打たれ強さはステータス値によるものなのでフルブレイク中も適用され、フルブレイクさせてからも体力を削りにくくなる。
該当のエネミーが難敵となる一番の要因であり、逆に言えば「結界が多い=防御力が標準」であれば後述の要素を満たしていても難敵にはなりにくい。- 結界の少なさ=フルブレイクのしやすさではあるが、フルブレイクによってデバフが無意味になりやすい状態でもあるため、デバフに火力を依存しているキャラにとっても相性が悪い。
- 1体だけのWaveに配置される
エネミーが少ない編成になる程個々の体力が増加するため、その分打たれ強くなる。
特に1体の編成だと全体攻撃のメリット(複数の相手をまとめて攻撃できる)もなくなるので、下手な火力の全体攻撃よりも相性の良い単体攻撃の方がダメージ効率が良い場合が多い。- 後のWaveになる程体力が増加するため、最終Waveに結界の少ないエネミーが単体で編成されると、そこに到達するまでの消耗も相まってかなり面倒になる。
- 単体ラスワ持ちはここ最近実装のキャラには非常に少なく、リリース初期~2年目辺りで実装されたキャラに集中している。
その時期のキャラは基礎性能が低めだが少女転生が実装されている場合が多いので、転生で基礎性能を高めて単体アタッカーとして起用すると良い。
- 弱点属性の数が少ない
当初のエネミーの気質は弱点属性3つ・耐性属性2つのパターンだったが、2022年8月から新規実装された超フェスまでのキャラ(パチュリー・ノーレッジ(E1)以降)が
白玉擂台でエネミーとして追加された際は弱点が2つと少なくなっており、相対的に手強くなっている。- その後も耐性が3つに増加している大妖精(A6)と慧音(H5)のように、変則的なステータス設定のキャラも徐々に増えつつある。
- 「不利属性から受けるダメージを○○%ダウン」の能力持ち
上記の能力を持つエネミーには不利属性=弱点を突いても火力があまり伸びなくなる。
弱点属性の強みが薄れる反面、属性相性が等倍であることの価値が(相対的に)高まる。- フルブレイクによる決定力が大きく削がれるため、結界枚数が少なく設定されているエネミーの対処は二重苦。
- 広範囲の特攻が刺さりにくい
特に対象キャラが多く設定されている妖怪・幻想郷・並行存在あたりの特攻が刺さらないと、思った以上にダメージが伸びない事態に陥りやすい。
具体的な要注意エネミー
- 西行寺幽々子(A7)
現時点の白玉擂台のエネミーの中では一番の難敵であり、この幽々子が登場するだけで擂台プレイヤーの阿鼻叫喚が多く発生すると言われているほど。
結界枚数の少なさによる素の防御力の高さに加え、弱点属性が少なく(月&土)、
その弱点属性による与ダメージさえも能力(不利属性から受けるダメージを30%ダウン)で30%軽減されてしまう。
全体的に特攻が刺さりにくいのも厄介で(対象キャラが多い人間、妖怪、幻想郷の各特攻に刺さらない)、
A世界団出身なので超フェス相手のように並行存在特攻弾にも頼れない。
唯一、霊魂(霊的存在)特攻弾が幽々子に刺さるメジャー特攻弾の中では比較的所持者が多い。*1
単に弱点属性の月&土主体で臨むだけでなく、それら刺さる特攻弾も上手く使いこなさないと厳しい。
とにかく打たれ強い要素が他の結界3枚エネミーと比べても極めて多いのが、最も厄介なエネミーだと評価されている理由だと言える。- 特に単体で登場すると、体力が大幅に増えるのも相まって半端な火力では弱点を突いたフルブレイク状態でもあまり体力が削れない。
この場合単体ラスワを使う方が全体ラスワよりも決め手になりやすいが、月か土主体の単体ラスワを持つキャラはかなり少なく、
他のWaveの敵編成によっては全体ラスワアタッカーを多く起用せざるを得ない場合もあるため、
この幽々子に対するリソースをどのくらい用意すべきかに悩まされる事になる。 - スキルで毎ターン帯電を付与するのも非常に厄介で、週次で満点を狙う際は前述の打たれ強さも相まって大きな障害となりうる。
月あるいは土を主要属性とした上で帯電に耐性があるキャラは相当限られるので、
配置される擂台次第ではスタンが発動しない様に祈る運ゲーになりやすい。
- 特に単体で登場すると、体力が大幅に増えるのも相まって半端な火力では弱点を突いたフルブレイク状態でもあまり体力が削れない。
- 西行寺幽々子(L1、R2)
能力の内容と弱点属性が多い関係上、A7幽々子より若干防御力は劣るが、結界枚数が少なく設定されてるのでやはり全体的に打たれ強く、
特攻が刺さりにくいのも同様(L1幽々子には異変解決者特攻が、R2幽々子には並行存在特攻が追加で有効)。- L1幽々子は能力で毒霧にかからないため、毒霧ブレイクが通用しない。
- L1・R2の幽々子は両者とも凍結付与のスキルを持つため、A7幽々子と同様週次の満点狙いにおいても障害になりやすい。
- 稀神サグメ(L1、B3)
全ての世界群のサグメが結界枚数が少なく設定されており、その分防御力が高い。
どのサグメも広範囲の特攻が刺さらないため、特攻火力にも頼りにくい。(B3サグメには並行存在特攻が有効)- L1のサグメはこれに加えて「不利属性から受けるダメージを20%ダウン」の能力で更に打たれ強くなる。
- B3のサグメは暗闇付与のスキルが週次の満点狙いの障害になりやすい。
- 戎瓔花
結界が少ない分打たれ強く、広範囲特攻の対象外なので特攻火力にも頼りにくい。
- 杖刀偶磨弓
結界が少ない分打たれ強く、広範囲特攻の対象外なので特攻火力にも頼りにくい。
能力によって燃焼と凍結にかからないため、その分結界異常ブレイクの幅が狭まるのも厄介。
- 犬走椛
5枚勢ながらブーストで注目を上げる能力があるため単体ならさほど脅威ではないものの3枚勢などの固いエネミーの横にいるとかなり厄介になる
対策としては注目絵札を活用するか単体でもう片方を追撃するというのが主な手
- 大妖精(A6)
結界が少ない分打たれ強く、弱点も少なくこれをつけるキャラで打点になる層が薄い
さらに耐性の数が3つあるため複数ウェーブで弱点属性が被らなかった場合巻き添えで倒すことが難しい
またスキルで通常弾軽減を持つため数は少ないが通常弾主力のキャラだとさらに相性が悪い
- 菅牧典、古明地さとり(A11)、リリカ・プリズムリバー(B5)
結界が少ない分打たれ強い+弱点属性が少ない組み合わせ。
加えて典は流体弾、さとりは斬撃、リリカは御札弾を軽減するスキルをそれぞれ持つため、
該当の弾種が主力のキャラだと更に相性が悪い。
- 小野塚小町(B3)、四季映姫・ヤマザナドゥ(B3)
結界が少ない分打たれ強い+弱点属性が少ない組み合わせ。
両者毒霧にかからず、暗闇も映姫は無効、小町は回避バフにしてくるため結界異常ブレイクの幅が狭まってしまう。
毒霧、燃焼付与のスキルも週次擂台では満点狙いの障害になりやすい。
- 紅美鈴(E1)
結界が少ない分打たれ強い+「不利属性から受けるダメージを30%ダウン」の能力持ち。
また燃焼・帯電にかからないため、その分結界異常ブレイクの幅が狭まってしまう。
毒霧付与のスキルも週次の陽擂台では満点狙いの障害になりやすい。
- パチュリー・ノーレッジ(E1)
結界が少ない分打たれ強い+弱点属性が少ないことに加え、
能力によって燃焼・凍結・毒霧にかからないため、その分結界異常ブレイクの幅が狭まってしまう。
週次では凍結付与のスキルも満点狙いの障害になりやすい。
- 因幡てゐ(Y5)
結界が少ない分打たれ強い+弱点属性が少ないことに加え、
能力によって帯電・毒霧・暗闇にかからないため、その分結界異常ブレイクの幅が狭まってしまう。
エネルギー弾軽減のスキルを持つため、エネルギー弾が主力のキャラだと更に相性が悪い。
- アリス・マーガトロイド(Z3)
結界が少ない分打たれ強い+弱点属性が少ない+「不利属性から受けるダメージを35%ダウン」の能力持ち。
尖弾軽減のスキルを持つため、尖弾が主力のキャラだと更に相性が悪い。
- レミリア・スカーレット(Z3)
結界が少ない分打たれ強く+弱点属性が少ない+「不利属性から受けるダメージを30%ダウン」に加えて
暗闇燃焼凍結と使用者の多い結界異常を無効化し回復してくるためこれらの結界異常を主力に戦うキャラだとさらに相性が悪い。
またスキルの燃焼付与も週次の陰擂台では満点狙いの障害になりやすい