釣りして綱せず

Last-modified: 2024-04-12 (金) 00:49:06

絵札一覧



基本情報

画像詳細
釣りして綱せず.jpg名前釣りして綱せず
レアリティ★5
属性
イラストSAIPACo.
入手VS複霊
備考対C3天子
'24/3/29~
装備時上昇ステータス
強化値+0+1+2+3+4+5+6+7+8+9+10強化値
速力+10+14+18+22+26+30+34+38+42+46+50速力
陰攻+40+46+52+58+64+70+76+82+88+94+100陰攻
#特性
限界突破0限界突破4
特性1装備スペカの木属性の威力を20%アップ(1T)装備スペカの木属性の威力を45%アップ(1T)
特性2装備スペカの肉弾の威力を25%アップ(1T)装備スペカの肉弾の威力を50%アップ(1T)
特性3支援式が使用時に対象全体の陰防を1段階ダウン(1T)支援式が使用時に対象全体の陰防を4段階ダウン(1T)
#解説
解説1【比那名居天子】
香霖堂で作らせた特注の水着を着た天子は、乾坤圏に紫苑を乗せて、沖合までやってきた。
貴重な宝貝(パオペイ)である乾坤圏を、今はフィッシングボート代わりに浮かせている。
どこで釣れるか、魚の回遊ルートはどうか、そんなみみっちいことは一切計算せずに、場所は適当な沖合を選んでいる。
天子の豪運ならばそれでも上手くいくかに思えた。ところが……
解説2【依神紫苑】
依神姉妹の姉である紫苑は、天子とおそろいの水着を着て、今日も海釣りに来ていた。それは彼女は趣味だけではなく、今日のごはんのためでもある。
釣り竿に使っているのは、天子から借りた宝貝である。
しかし、今日はトコトン釣れない。長靴のひとつ釣れやしない。
紫苑は一向に沈まないウキを、じっと眺めていた。
解説3「釣れない……ひもじい。」
「まあまあ、そう急くな。」
天子は気さくに笑う。
炎天下の日差しを一身に受け、潮の香りが鼻腔に張りついた。
生温い風が頬を撫でる。しかし次の瞬間には釣れるかもしれないという、絶妙な緊張感が紫苑の肌をヒリつかせた。
(釣れたてフレッシュなお魚さん、釣れたらどうやって食べようか。浜辺にいる庭師さんに捌いてもらって、それからそれから……!)
その瞬間を夢見て、釣竿をもつ手に力がこもる。
解説4「釣りして綱せず。弋(よく)して宿を射ず。」
「なんですかそれ。」
「人付き合いと同じで、何事も効率化がすべてじゃあないって意味さ。」
「ふぅん……?」
一投一投、竿を振ることに意味がある。紫苑がどう考えているかは知らないが、めげずに釣り糸を垂らし続けている紫苑のことを、天子は好ましく思っていた。
解説5垂れる銀糸の釣り糸に、流れる汗の玉雫。
ウキが、不意にちゃぷんと沈んだ。
「きた! きたきたきたキター!!」
紫苑は渾身の力を込めてリールを巻き、『ソレ』を釣り上げる。
それは見事な見事な……青びれを持つ、一尾のサメだった。
「肉には違いありませんよね。」
「まぁ、そうだな……。」
「寿司になりますかねぇ?」
「うーん、どうかな……。」
相変わらずの釣果に、天子は苦笑するのだった。
 

コメント

  • 支援式で陰防デバフだからファスト持ちの超フェスヘカと相性よさそう。複霊のラストゲージで役立ちそう。 -- 2024-04-06 (土) 14:22:01

[tip]投稿ボタンを押す前に、一呼吸置きましょう。

いつもコメントありがとうございます。
次の投稿は規制されてしまいます。確認してみてください

  • 暴言・誹謗中傷・侮辱・挑発に該当するもの
  • 性的なワード・それらを連想させるもの
  • 許可のない宣伝行為
  • 晒し行為
  • アカウント売買・チート・リーク・バグに関するもの
  • 個人攻撃に該当するもの