ラングレー級航空母艦 ラングレー

Ver.1.0.0で爆撃機発火率を33%から35%に上昇。
性能諸元
基本性能
※アップグレード済み、装備、迷彩、エリートなし
Tier | 4 | |
---|---|---|
生存性 | 継戦能力 | 16464 |
抗堪性 | ・防郭防御5% ・火災浸水耐性10% ・装甲3% ・対水雷防御4.50% | |
主砲射程 | 6.60km | |
機動性 | 最大速力 | 15.56ノット[kt] |
最大出力への到着時間 | 15.56秒 | |
転舵速度 | 3.20度/秒 | |
転舵所要時間 | 9.30秒 | |
隠蔽性 | 7.08km |
・派生艦船
派生元 | South Carolina |
---|---|
派生先 | Bogue |
・兵装
主兵装 | 口径,搭載基数×門数 | 装填時間 | 最大ダメージ(火災率,防郭率) | 砲塔旋回速度 |
---|---|---|---|---|
127mm L/51 MK7, 4基×1門 | 6秒 | HE弾 330(3%,150%) | 12度/秒 |
対空砲 | 種類 | 平均ダメージ | 射程 |
---|---|---|---|
大口径 小口径 | 40 0 | 3km 0km |
・艦載機
爆撃機 | 名称 | 搭載容量 | 整備時間 | 爆撃機HP | 最大ダメージ(火災率) | 一機当たりの搭載弾数 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
4機2中隊 | BM2 | 18機 | 2.40秒 | 1344 | 1400(35%) | 1 |
ゲーム内説明
元々は給炭艦だったアメリカ海軍初の航空母艦。航行速度は遅く、実験艦として様々な技術開発の試験や、海軍パイロットの訓練に使われていた。敵駆逐艦を撃退するための、副兵装を搭載している。
解説
ラングレーは石炭輸送船を改造した、米海軍初の航空母艦である(CV1)。雷撃機中隊を扱う鳳翔など他国と比べて爆撃機中隊のみの編成である本艦は操作が最も簡単であり、通常の船とは異なる独特の操作感を持つ空母を始めたり、慣れるのには全空母の中でも最適とも言える艦である。
・主砲
12.7センチ砲を計4門と貧弱であり、迫撃砲の如き高弾道、低精度のためほとんど使えない。後述の機動性と相まって、敵駆逐艦に肉薄されたら覚悟を決めよう。
・対空
運が良ければ1機落とせる程度。他の艦種も含め、このティア帯では対空は全くあてにならない。敵空母が空母狙いをしてきたら味方戦艦の元に行きなるべく被害を減らす他ない。見た目的に対空兵器がついてるようには見えないのだがどうやって攻撃しているのだろうか。
・装甲
ラングレーは石炭輸送船を改造した空母である。そもそも派生元の戦艦とは違い、航空母艦の装甲は頼りない。見つかると戦艦や巡洋艦にバカスカ撃たれてすぐ沈んでしまう。前に出過ぎず、敵に見つからないことが大切である。
・艦載機
爆撃機中隊(1中隊4機)を2つ操作できる。なお、雷撃機中隊は搭載していない。
このティア帯では余程のことがない限り全滅はしないが、ティア5には対空が高めの艦がいるため注意が必要(特にテキサス、オマハあたり)。
・爆撃機
爆撃機中隊を2つ運用できる。日本空母に比べて発火率、ダメージ、貫通性が高いのが特徴で、戦艦に複数命中すれば有効なダメージを与えられ、高い確率で火災を起こせる。ただし敵への命中は運次第であり、小型で素早い駆逐艦には命中しないこともある。
このティア帯では開幕後真っ先に空母を狙う人(空母絶殺マン)がいるが、オススメしない。時間的に効率が悪い上に、敵空母へ到達前に撃ち落とされるリスクも高く、更にティアが上がるにつれ高対空艦が増え、また戦闘機が登場するなどして通用しなくなる。詳しくは空母での戦闘を見てほしい。
ダメージを稼ぎたいなら命中しやすい巡洋艦や戦艦を狙ったり、火災を消せないボットを優先して狙ってみよう。
・機動性
非常に残念である。強化しても16ノットと、超鈍足(ゲーム内で1番遅い) 。そのため駆逐艦はもちろん、巡洋艦や戦艦からも逃れられない。先述のとおり砲も貧弱なので敵に接近されたら最期。同格の鳳翔にはかなりの差をつけられてしまっている。
・隠蔽性
意外と良く、接近するまで見えない。ただし上に書いたようにその鈍足ゆえに見つかったらおしまいなので不用意に前に出るのはやめよう。(とはいえ後ろに下がりすぎても攻撃の効率が悪くなってしまうので、いかに見つかるギリギリまで前に出れるかが重要である。)
・エリート特性
・船体強化 HP+4%
・エリート整備士 急降下爆撃機準備時間-5%、雷撃機準備時間-5%、戦闘機準備時間-5%、
・功績 EXPアップ+10%
・総論
爆撃機2中隊のみの運用なので、敵に大ダメージを与えるのは難しいが、その分操作が簡単というメリットがある。また非常に鈍足で、敵の接近を許せばすぐにやられてしまう。艦載機の操作に夢中になりすぎず、常に周りを見ておくことが重要である。
まずはこのラングレーで空母の基本をつかもう。
戦闘名誉賞
レベル | 1 | 2 |
---|---|---|
報酬 | 艦艇exp1500 シルバー25k | 艦艇exp1500 シルバー25k |
ミッション内容 | 5戦プレイ | 5回勝利 |
史実
「ラングレー」はアメリカ海軍が最初に保有した航空母艦である。1920(大正9)年3月よりプロテウス級給炭艦「ジュピター」を元に改装、1922(大正11)年3月には竣工・再就役した。同時期に竣工した「鳳翔」とは違い、開放式の格納庫だった。また、完成したばかりのカタパルトを装備していた。
「レキシントン」と「サラトガ」が竣工した後は訓練に使用されて、その後第二次ロンドン海軍軍縮会議の影響もあり、空母の保有量を増やす為に水上機母艦に改装され、1942年、ジャワ沖でp40を32機輸送中に日本軍の一式陸攻の攻撃を受け、後に味方の駆逐艦により沈没処分された。(Wikipediaより引用)
小ネタ
どうでもいい話だがレベル 12の艦長(ドーントレス爆撃込み)をわざわざこの艦に乗せてbot戦にて爆撃精度の向上率を検証してみた。
レベル 12艦長無し...投下数240発中、命中数63発
レベル 12艦長あり...投下数240発中、命中数88発
なぜラングレーを使用してまで検証したかというと、ラングレーがマッチするティア帯は脅威となりうる高対空艦が少なく、比較的対空が高いオマハでもbot戦なので対空スキルを使用される心配はなく、1機も落とされずに全機が爆撃を行う事で、正確な数値を採ろうとしたからだ。(中隊数が2つ、1中隊あたりの機数が4機、投下数を240とする事で240回÷8回=30回の測定なので正確かつスピーディに行える。)
以下の記載は検証主のものでは無いが、非常に興味深い検証結果のため簡単に補足させていただく。
まず艦長レベル11の「ドーントレス爆撃」の効果は「最大爆弾着弾範囲‐5%、爆撃機貫通率+7.5%」というもの。
効果その1である「最大爆弾着弾範囲‐5%」については、本艦の爆撃機の爆弾散布186mに対して、散布界を示すサークルの直径が5%小さくなるという極めて単純な効果である場合は爆弾散布186m→176.7mとなる。無論こんな単純な話ではない可能性もあるし、ゲーム内仕様の詳細については公開しないと運営も言っているのであくまで仮説の1つとして考えて欲しい。
効果その2である「爆撃機貫通率+7.5%」については、爆弾が貫通できる甲板圧が増す事であろうと予想されるが…結論から言うと今回の検証では気にしなくても問題ないと考える。というのもラングレーの飛行甲板は非装甲であり、DB上のデータによれば甲板は13mmしかない*1。40mmもある巡洋艦の甲板すら抜くことを考慮すれば、この効果その2は対象が薄すぎて「有っても無くとも結果に変わりない」と考えて問題ないと考える。
では、効果その1における爆弾散布186m→176.7mが実際の検証においてどの程度効果を発揮したのかを実際に見てみよう。
まず、艦長なしの状態だと「投下数240発中、命中数63発」なので命中率は26.25%。DBにも爆弾の命中率に関する数値は載って居ないので、検証で得られたこの数値を標準の基数と考える。続いてドーントレス爆撃持ちの艦長ありでは「投下数240発中、命中数88発」なので命中率は36.66%。その差は10.41ポイント。少なくとも本検証の結果においては、何とスキル取得で「爆弾散布が186m→176.7mに縮小されたことで、10.41%の命中率向上が見られた」と結論づける事ができる。
しかし検証者の方も書いているとおり、これより上のティアでは対空スキル使用により爆撃の成功率そのものを下げられてしまう可能性もあり、本検証と対比させられる検証を行いにくい。高ティアになると装甲甲板が登場する為「効果その1」のみによる単純な検証も難しくなる。したがって、皆が知りたいであろう「このスキルは他のティア帯だと効果はどうだろうか?」とか「このスキルは元の数値が低い方が効用が高いタイプなのか?それとも数値が高いほど累進的に効果が上がるタイプなのか?」は今のところ謎に包まれていると言えよう。
<参考:米国ツリー空母における爆弾散布>
ティア4「ラングレー」爆弾散布186m
ティア5「ボーグ」爆弾散布216m
ティア6「インディペンデンス」爆弾散布270m
ティア7「レンジャー」爆弾散布207m
ティア8「レキシントン」爆弾散布248.4m
ティア9「エセックス」爆弾散布363m
ティア10「ミッドウェー」爆弾散布360m
各ティア帯の爆弾散布を観ると…実はラングレーの爆撃機の散布界は最も狭い。しかし爆撃そのものの命中の仕組みが不明な以上、この散布界の広さのみで命中を語るのがナンセンスなのは以後の爆撃機を操った事のある艦長であれば重々承知の筈である。
史実の項目で出てきた給炭艦とは、艦艇の主たる燃料がまだ石炭であった頃にその石炭を運搬・輸送するための任務に従事した艦の事を指す。後に艦艇の燃料が重油に変わると給油艦と名を変えたが、現代においても燃料だけでなく真水や食料・弾薬等も補給する事ができる補給艦へと姿を変えて生き残っている。
これ以降は完全に余談となるが…「ラングレー」の元となったプロテウス級給炭艦は同型艦が計4隻存在するも、いずれも数奇な運命を辿っている。
1番艦「プロテウス」:1941年11月に大西洋を単独航海中に行方不明
2番艦「ネレウス」:1941年12月に大西洋を単独航海中に行方不明
3番艦「サイクロプス」:1918年3月に大西洋を単独航行中に行方不明
4番艦「ジュピター」:航空母艦に改造され「ラングレー」となる。
4隻中3隻が大西洋において消息を絶っており、その原因は未だに不明である。特に1918年に行方不明になった「サイクロプス」はドイツのUボートに撃沈されたのでは?と疑われたもののドイツ側にその記録は残って居ない。
編集用コメント
最新の15件を表示しています。コメントページを参照
コメント欄
最新の15件を表示しています。コメントページを参照
過去ログ
Langleyログ一覧 |