アンダルシア級巡洋艦 アンダルシア
効果:主砲射程+4%、最大主砲砲弾散布界-4%、対空射程+4%、小口径対空兵装射程+4%、EXPアップ+50%、シルバーアップ+50%
性能諸元
基本性能
※アップグレード済み、装備、迷彩、エリートなし
Tier | 9 | |
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生存性 | 継戦能力 | 37524 |
抗堪性 | ・防郭防御12.5% ・火災浸水耐性12.5% ・装甲防御10.5% ・魚雷防御10% | |
主砲射程 | 11.90km | |
機動性 | 最大速力 | 34.87ノット[kt] |
最大出力への到着時間 | 17.51秒 | |
転舵速度 | 6.90度/秒 | |
転舵所要時間 | 12秒 | |
隠蔽性 | 9.48km |
・派生艦船
・兵装
主兵装 | 口径,搭載基数×門数 | 装填時間 | ダメージ(火災率)(防郭率) | 砲塔旋回速度 |
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234mm L/50, Mk.Ⅶ 3基×3門 | 12秒 | HE弾 684(9%) AP弾 1027(200%) | 7.50度/秒 |
魚雷 | 口径,搭載基数×門数(片舷指向門数) | 装填時間 | ダメージ | 射程 | 雷速 | 浸水率 | 魚雷管旋回速度 |
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533mm, Vierling 2基×4門(4門) | 48秒 | 3422 | 9.90km | 62.52kt | 11% | 25度/秒 |
対空砲 | 種類 | ダメージ | 射程 |
---|---|---|---|
大口径 小口径 | 113 146 | 3.6km 1.8km |
・艦艇スキル
種類 | 効果 | 持続時間 | クールタイム | 使用可能回数 |
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ソナーⅡ | 4.5㎞以内の敵艦や魚雷を全て発見する | 25秒間 | 90秒 | 3回 |
対空警戒Ⅱ | 大口径対空砲ダメージ+100%、小口径対空砲ダメージ+100% | 20秒間 | 75秒 | 3回 |
偵察機Ⅱ | 主砲射程+15% | 30秒間 | 90秒 | 3回 |
・艦艇の特技
- バースト射撃
短い間隔で斉射を行えるようになり、発射速度が上昇する。ただし斉射の回数に応じて装填速度が長くなる。
装填時間:26.4秒
連射間隔:1.2秒
連続バースト射撃回数:2
ゲーム内説明
フランシスコ体制下のスペインは、自国の海軍向けの建造及び修理作業と並行して、新艦艇の設計も積極的に進めていた。1938年には、5種類の駆逐艦の計画案と、7,920トンから19,000トンまでの排水量を有する複数の巡洋艦の計画案に取り組んでいる。これらのうちの最大のものが、「36ノットの速力を有する巡洋艦」を建造するための138計画で、本計画では主砲としていくつかの選択肢が検討されていた。そのうちのひとつとして、戦艦エスパーニャからの砲塔を搭載した巡洋艦を建造するという案も含まれているが、もっとも一般的な選択肢としては、口径203mmから254mmまでの三連装砲塔を3基搭載することが想定されていた。これを具現化したのがアンダルシアである。
解説
- 主砲
同格大巡比較(全12隻)
大型巡洋艦としては口径の小さい234mm砲を3連装3基9門搭載。口径が小さいおかげか同格大巡の中では最速の装填となっている反面同格大巡の中でHE単発ダメージワースト1位、AP単発ダメージワースト2位と低く、射程もワースト3位である。しかし装填速度が他の大巡より速いため、同格大巡の中ではHE DPMは7位、AP DPMは6位とぱっとしないがそれでも大巡の中では中間くらいのDPMである。ちなみに分間発火率、主砲旋回は大巡の中では3位と良い。
同格巡洋艦比較(全30隻)
口径は巡洋艦としては口径の大きい234mm砲を3連装9門搭載。口径が大きな主砲を乗せているため、同格巡洋艦平均以下の装填速度(ワースト13位)となっている反面同格巡洋艦の中でAP単発ダメージ11位と平均より高い。ただし口径が大きい癖にHE単発ダメージは同格中間と頼りない。そして同格巡洋艦の中でHE,AP DPM共にワースト10位と良くない。(まぁ大巡だしな…)
ただし分間発火率、射程は同格中間の性能を持っている。
まとめると、大巡砲ではあるが重巡砲寄りな砲ため、大巡と比較すると装填速度に分間発火率に優れる反面単発ダメージ、射程は劣り、DPMは中間といった感じ。
ちなみにスキル偵察機Ⅱを使用し射程を伸ばせるが、使用時の射程は13.68kmと同格巡洋艦1位と一時的に巡洋艦に対してはアウトレンジ攻撃が可能である。しかし戦艦からしたら射程13.68kmはかなり短いので例外はあるが、殆どの戦艦にアウトレンジ攻撃は不可能なので覚えておいてほしい。
- バースト射撃
簡単に説明すれば1斉射で2斉射分の火力が出るがその後一定時間装填速度遅くなるというものである。艦載機を運用できる艦艇を使用している時に艦載機操作の画面に切り替えるボタンがあるのと同じく、バースト射撃を使用できる艦艇は、バースト射撃モードに切り替えるボタンがあるため、それをタッチして切り替えることができる。切り替えた後の最初の射撃で効果は発動する。射撃してから1.2秒後、射撃した砲と同じ砲から勝手に射撃される。
通常時のAP斉射火力は9,243ダメージだが、バースト射撃時は18,486ダメージとなる。同格巡洋艦AP斉射火力平均が8,840ダメージであることを考えるとかなり高いと言える。こいつのAPは戦艦にも刺さるため当たりどころがよければAP弾のバースト射撃で戦艦相手に1万ダメージ程度入ることもある。ただしバースト射撃使用後の装填時間は戦艦もびっくりの26.4秒となる。瞬間火力は2倍になるが装填時間は2.2倍になってしまうため連続でバースト射撃を使用するとDPMが悪くなるという欠点を抱えている。
じゃあバースト射撃を連続で使った時はどのようなDPMになるかは以下の表を見てもらいたい斉射ダメージ DPM HE AP HE AP 本艦 6,156 9,243 30,780 46,215 本艦(バースト射撃時) 12,312 18,486 27,982 42,014 同格巡洋艦平均 6,505 8,840 39,011 53,199 このような感じでバースト射撃を連続で一分間使い続けるとDPM的には通常時の90%まで落ち込んでしまう。
ただ逆に言えば90%程度である。瞬間火力が欲しい時、持続的な砲戦が見込めない時とはどのような状況か。例を挙げると
①敵艦艇が腹を晒した時、この時相手が駆逐や雷巡ならば持続的な砲戦はしてこないだろう、この場合はバースト射撃で一瞬で大ダメージを与えるのが良い。
ただ相手が持続的な砲戦をしてくるような他の巡洋艦の場合はDPMが落ちるためバースト射撃は控えた方が良い。
じゃあその場合、完全に控えた方が良いかと言うとそれは間違いで、相手が後2斉射で確実に仕留められると言う場合。この場合はバースト射撃を使用するのがおすすめである。その場合通常ならば1斉射目→11秒経過→2斉射目→撃沈という流れになるが、バースト射撃を使用すると、バースト射撃1斉射目→1.2秒経過→バースト射撃2斉射目→撃沈というように相手の最後の反撃を少なくして自艦の被害を最小限にすることができる。
しかし、この艦艇を撃沈した後にすぐに砲戦を控えている場合は控えても良いかもしれない(バースト射撃後の装填時間はできるだけ島に隠れるなどして被害を最小限に抑えよう)
②沈没寸前の時、最後少しでも敵艦のHPを減らしておくと、その後の戦況にも影響するかもしれない。
③時間切れギリギリでの射撃、あと目の前の敵を倒せば勝てるけれどギリギリ足りないという状況。これを見ている皆様は一度はあると思うがその状況で使える。
④射程ギリギリでの射撃、逃げの体勢に入る時、この時は持続的な砲戦を望まない場合なのでバースト射撃で一気に削ってから逃げてやろう。ただしここで注意して欲しいのが相手が本艦より速力が速く、攻撃した艦艇に追いかけられた場合は26秒近く反撃できないことを意味するので相手の艦艇の事もよく考えよう。
ちなみにこのバースト射撃をした時に追いかけられて、バースト射撃の後付けで反撃できないという状況を防ぐには、スキル偵察機を使用した時の最大射程ギリギリから射撃するなどすれば良い。
アストゥリアスページにもまた別の面白い運用方法が記載されているので気になる方はそちらを一読されたし。
状況は色々あるがバースト射撃を使うか悩んだ時は先述したが瞬間火力が欲しい時で持続的な砲戦が見込めない(望まない)場合か?というのを考えてみよう。
バースト射撃はDPMは下がると書いたが、そもそもDPMとは最大効率で相手に全弾命中させ、通常貫通を起こさせた時に出る理論値であるがそんなこと不可能である。なのでうまく使えば、通常時よりダメージは伸びるはずだ。
- 魚雷
装填時間は同格巡洋艦中間クラスで速くも遅くもない。ただし48秒は短いのには変わりないため気軽に流せる。αダメージ、DPM、雷速、浸水率は同格巡洋艦では低い方となっており、高性能とは言えない。
しかし射程は同格巡洋艦2位であり、適当に流したら誰かが引っかかる可能性は高くなるし、砲撃戦の最中に流したりもできる。ちなみに素の状態でも隠蔽雷撃ができてしまう…
- 対空
かなり低い。まず素の状態ではTier7中間くらいの対空と頼りなく、対空警戒スキルを使用してもTier7のニューオリンズくらいの対空しか発揮できない。これは対空が低いといつも文句を言われている日重巡より低いため、空母からは普通に標的にされるだろう。
- 装甲
同格大巡の装甲値は9%、10.5%、12%の部類に分けられるが本艦は中間の10.5%の部類に入る。
- 機動性
速力は全大巡の中で1位、同格巡洋艦という部類では3位でかなり速い。加速は同格大巡の中では4位、転舵速度は同格大巡3位、転舵所要時間は7位となっている。大巡としては機動性は良い部類と言える。
- 隠蔽性
同格大巡3位の隠蔽の良さである。一応隠蔽雷撃も可能である。
- 生存性
HPは同格大巡ではワースト3位と低い。防郭防御、火災浸水耐性、装甲防御、魚雷防御は他と大差はないようだ。スキルソナーⅡがあるので魚雷の回避はソナーさえ使えばやりやすいはずだ。機動性はそこまで悪くないので使い方さえ間違わないければそれなりに生き残れるはずだ。ただし空母に粘着された場合はどうしようにもない。
- 消耗品
装填、HP、機動性
- 艦艇スキル/艦長スキル
ソナーⅡを3回、対空警戒Ⅱを3回、偵察機Ⅱを3回とかなり豊富に使える。ソナーは大巡なのでありがたく、偵察機も大巡としては射程が短い本艦には嬉しいものである。ただし対空警戒は素の対空が低いので、虚しい抵抗程度にしかならない。
- 装備
・兵装
・防御
・適正
- エリート特性
・
・
・功績 EXPアップ+10%
- 総論
一言で表すと重巡寄りの大巡である。性能はあまり突出して強いものはなく、対空を除き良くも悪くも安定した性能と言える。スペイン巡洋艦ツリーのウリであるバースト射撃を使用できる。基本的には瞬間火力が欲しい時、持続的な砲戦が見込めない場合に使用するのがオススメで、ただひたすらバースト射撃を使うだけでは、他のツリーの劣化版にしかならないので上手く使う必要がある。しぶとく生き残りタイミングを見計らいバースト射撃で短期的に大ダメージを与えるなどして戦えば活躍できるだろう。
戦闘名誉章
レベル | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
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報酬 | |||||
ミッション内容 |
史実
本艦は計画案であり史実においては建造に至っていない。
小ネタ
バースト射撃時のAP DPMは307,800とかなりイカれた数字になる。ガトリングオースティンはこれすらも超えるだろうが…しかしこれは瞬間的なDPMであり、バーストは一分間も続かないためこの数字を出すことは不可能なのでお間違いなく。
本艦の艦名の由来は恐らくスペインの自治州の1つである「アンダルシア」州から。
アンダルシアという名前自体は一時期この地を支配していたゲルマン系の民族であるヴァンダル人の国という意味である「ヴァンダリカ」から転じたという説がある。地図上においてはスペインをカタカナの「ロ」に例えると下辺部左端部がポルトガルで、そこを除いた下辺部の殆どを占める横長の州である。またこの州の南部には地中海の入り口でもあり、最も幅が狭くなる部分でもあるジブラルタル海峡がある。この海峡に面した半島の先端部はイギリスの海外領土であり戦略拠点でもある「ジブラルタル」であり、この地は未だにスペインとイギリスの間で所有問題を争う係争地となっている。
編集用コメント
- バースト射撃の比較表ところ計算ミスしてました。申し訳ないです。修正して正しい値にしておきました。 -- 2024-04-21 (日) 01:39:18
- 小ネタを追加 -- 2024-04-21 (日) 20:26:13
コメント欄
- 当たったのは嬉しいけどTier7あたりをうろついてる人間からすると難しくて乗りたくない。 -- 2024-04-25 (木) 01:14:14
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