サンプソン級駆逐艦1番艦 サンプソン
Ver.1.11で最大速度が29.27ノットから31.21ノットに上昇、最大旋回速度が8.2度/秒から9.3度/秒に上昇。
性能諸元
基本性能
※アップグレード済み、装備、迷彩、エリートなし
Tier | 2 | |
---|---|---|
生存性 | 継戦能力 | 7521 |
抗堪性 | ・防郭防御5% ・火災浸水耐性10% ・装甲3% ・対水雷防御3% | |
主砲射程 | 6.60km | |
機動性 | 最大速力 | 31.26ノット[kt] |
最大出力への到着時間 | 9.42秒 | |
転舵速度 | 9.30度/秒 | |
転舵所要時間 | 3秒 | |
隠蔽性 | 4.74km |
・派生艦船
・兵装
主兵装 | 口径,搭載基数×門数 | 装填時間 | 最大ダメージ(火災率)(防郭率) | 砲塔旋回速度 |
---|---|---|---|---|
102mm L/50 MK8, 4基×1門 | 6秒 | HE弾 283(2%) AP弾 305(150%) | 12度/秒 |
魚雷 | 口径,搭載基数×門数(片舷指向門数) | 装填時間 | 最大ダメージ | 射程 | 雷速 | 浸水率 | 魚雷管旋回速度 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
457mm MK5, 4基×2門(4門) | 26秒 | 2289 | 4.80km | 56.96kt | 12% | 16度/秒 |
ゲーム内説明
アメリカ海軍の「1000トン型」駆逐艦の一つ。この種類の艦艇としては非常に強力な武装を持つが,速度においては特筆すべきものはない。魚雷発射管の配置が非実用的であり,舷側での一斉射撃の際に同時に発射できるのは半分だけとなっている。
解説
全ての性能がオーソドックスにまとまった駆逐艦である。米駆逐艦の一癖ある魚雷発射管の配置に慣れれば、ライバルとなる同Tier日駆海風よりもダメージが取れるようになる。米駆逐艦独特の立ち回りをここで覚えてMVPを取れるようになろう!
・主砲
海風よりも装填に優れ、単発に劣る。
発砲すると隠蔽が低下するので被発見状態になるまでは発砲は極力控えよう。位置がバレると敵の注意が向くので、魚雷回避行動を取られ易くなる。
・魚雷
450mmクラスのやや口径の小さな魚雷を2連装形式で片舷辺り2基4射線。両舷合わせると4基8射線である。魚雷発射管は中央線配置ではなく、舷側配置で「艦中央部の前寄り、後ろ寄り」にあるため反対舷側には指向できない。しかし各魚雷発射管の射角は優秀であり、艦本体の旋回能力を活かし片舷斉射後にもう片舷を敵に向ける事で一方の側に全ての魚雷を発射する事も可能。魚雷の単発火力は同格最低クラスだが、この方法で火力を集中させた際の総火力は目を見張るものがある。または「片舷の魚雷を敵の進路に流して回避行動を取らせ、もう片舷の魚雷をその回避先に撃ち込む」といった作戦も可能で、こちらはこれ以降の舷側配置の魚雷発射管を持つ米駆の基本戦術とも言える戦い方でもある。魚雷の射程距離そのものは短いが、再装填に掛かる時間が素の状態でも非常に短いため「片舷の魚雷を順次発射し終わる頃にはもう片舷の魚雷の装填がもう少し」という所まで来ている事も多い。このため本艦独自の戦い方になってしまうが、大きく蛇行しつつタイミングを見て魚雷を発射することで「敵から見て絶え間なく魚雷を発射しているように見せる」事も可能。しかし雷速は遅く魚雷発射管の旋回速度も速くは無いので必ずしも接近戦に勝てるという訳ではない。まずは強みと弱みを把握した上で使いこなせるように努力して欲しい。
・装甲
駆逐艦に装甲を求めるのが間違いである。
当たらなければどうという事はない
マップを良く見て敵に挟み込まれないように立ち回り、敵に対して接近or離脱する場合は艦を立てる丁字戦法で動くことで、敵に対しての投影面積を出来るだけ小さくしよう。
・機動性
海風と比較して加速および最高速で劣るが転舵速度で勝る。
海風で慣れていると少しモッサリ気味に感じるが、駆逐艦としては十分な性能である。
・隠蔽性
海風よりも約0.2km良く、4.74kmである。
発砲は隠蔽を下げるので戦闘開始早々無駄弾を撃つと敵駆逐等に一方的に見つかるリスクが発生するので控えよう。
前述したが、位置がバレると敵の注意が向くので、魚雷回避行動を取られ易くなる。
・生存性
HPと最高速が海風より劣っており、米駆逐艦という事で魚雷射程も短く、あちらより敵により接近しなければいけないので良好とは言い難い。立ち回りには十分気をつけよう。
終盤まで生き残っている敵駆逐艦は最大の脅威である
・消耗品
高品質石炭、高級船員食料を推奨。
・エリート特性
駆逐艦近代化改修 HP+2%、最高速度+3%、魚雷管旋回速度+7%
エリート魚雷オペレーター 魚雷装填時間-3%、魚雷管旋回速度+7%
功績 EXPアップ+10%
・総論
ライバルとなる日本駆逐艦海風と比較し、耐久と最高速に劣り隠蔽で勝る
一番の違いは魚雷の射程と発射管の位置であり、日駆とは異なる立ち回りを求められる。
日駆より敵に接近する必要があり、体力と機動性に劣るので立ち回り方を間違えれば即轟沈もあり得る。よって、ある程度は基本的な駆逐艦運用に慣れてから乗った方が良いと思われる。
片舷2基ずつの魚雷発射管は必然的に日駆よりも接近しており、擬似的に8本のフルファイアが出来るので魚雷命中率も高く、ダメージも取り易い。
この艦で米駆逐艦ならではの立ち回り方を覚えれば以降の米駆逐艦も楽に乗り回せるようになるであろう。
史実
Sampson級駆逐艦は1916年から1917年にかけて就役し、第一次世界大戦に従軍したアメリカ海軍の駆逐艦である。
ネームシップのSampsonのほかに5隻の同型艦があるが、4番艦のAllen(アレン)は第二次大戦にも参加している。残りの艦はというと、第一次世界大戦の終結後は沿岸警備隊に転属し、禁酒法に基づく密輸摘発任務(いわゆる「ラム・パトロール」である)に従事した。1933年2月に禁酒法が撤廃され、摘発任務の必要が無くなると再び海軍に移管されたが、その多くはスクラップとして売却されている。ネームシップのSampsonもロンドン軍縮会議の影響でスクラップ処分となっている。(PC版wikiより)
小ネタ
米駆の入門用の艦として長らく親しまれてきた本艦であるが、アップデートの5.4において「低ティア駆逐艦内において最も魚雷の単発火力が引き下げられた艦」となってしまった。また元々長くなかった魚雷射程も削減されており、多くの駆逐艦に対して強化が入って居る中で珍しく大きく弱体化されることとなった。しかし元々低ティア米駆は単発火力や射程に優れる艦ではなく、非力な魚雷を如何にして敵にまとめて命中させるかを問われる艦である。このためナーフされたことを嘆くよりも、より顕著な米駆独自の運用が求められるようになったと考え運用でカバーする様に心がけよう。
編集用コメント
- 同Tierでライバルとなる海風と比較した解説をしつつ、初心者向けの立ち回り方も少し書きました。 -- 神楽裕二? 2018-01-24 (水) 10:07:49
- 初心者はまず興味のある船の解説ページを見ると思われるので、特定艦艇には関係ない基本的な事も書いてありますが、こちらの方が初心者の為になると思い作成ました。ご了承下さい。 -- 神楽裕二? 2018-01-24 (水) 10:11:32
- 性能諸元の数値を現在の値に修正。あわせて解説のうち一部(機動性や装填時間)も現在の値と異なるので不自然にならない程度に修正しました。 -- 2019-06-09 (日) 08:13:23
- 魚雷の片舷投射数を修正しました。 -- 2021-05-20 (木) 02:13:54
- エリート特性を追加。 -- 2021-10-05 (火) 18:49:04
コメント欄
- 旋回する時に最大まで加速してから機関停止させて思いっきり回ればめっちゃよく回るのでそこで魚雷5,6本当たれば巡洋艦程度なら余裕で消し飛ぶ -- [[Right ]] 2020-01-18 (土) 22:12:59
- なるほど -- ソビエトバイアス? 2020-05-11 (月) 08:43:53
- ティア2はサンプソン無双と言う言葉がよく似合う -- 2022-04-04 (月) 03:23:23
- 次のウィックスで暴れるための基本的な立ち回りを習得しながら暴れられる優秀艦ですな。 -- 2022-10-27 (木) 11:22:16
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