概要
本家からこのゲームを始めた、という人や逆にこのゲームから本家でプレイする人へ向けた簡単な相違点をまとめた。
ゲームシステム
操作方法
- PC版ではキーボードやマウス操作であるが、基本Blitzはタップによる操作である。機種によりボタンの位置や画面サイズが異なる。なおキーボード付属のタブレットなどでも、キーボード操作は不可能。bluestacksなどを導入すれば、PC上でのキーボードを用いたプレイも可能である。
戦闘
- 戦闘時間は基本7分間とかなり短く設定されている。そのためマップはかなり狭め。マップの縮小にあわせ射程や隠蔽、機動性など大幅に性能に違いがあるので注意。あーそうそう。PC版と比べるとHPは大幅に低いよ。
マッチング
- グランドバトルなどを除けば基本7人vs7人となる。足りない人員はbotが埋めてくれる。
- 空母は両チームとも1隻しか入らない。空母同士で分隊を組むことも不可。
- 基本は2ティア間でしかマッチングしない。たとえば、ティア8とティア10はマッチングすることはない。ただし例外はあり、ティア差のある分隊を組むと、格上のマッチングに放り込まれることがある。味方や相手に迷惑が掛かるため、おすすめはしない。
火災と浸水
- 本家では火災は最大4箇所、浸水は最大2箇所であったがBlitzでは火災は最大3箇所、浸水は最大1箇所である。
- 場所によって起こりやすい起こりにくいがあり、これは国籍や艦種によって数値が変わる。(詳しくはデータベース参照)
爆沈
- 巡洋艦においてバイタルの複数被弾や、多数の魚雷のヒットなどでHPを超えることがあれば一撃で沈むことはあるが、それによる「破壊的一撃」称号は存在しない。
防郭、装甲
- 組分けは「艦首」「艦尾」「甲板」「舷側」であり本家における「大和坂」など、特定の部位が弱いなどは存在せず、あくまで「平均装甲」として存在しておりそこに通常貫通した砲弾がランダムな確率で防郭にヒットする判定になっている。HEの貫通力が足りなかった場合でも、半貫通扱いになり砲弾自体のダメージが入る(そのためT10では放火魔が跋扈している)。また、角度による跳弾は存在しない。強制貫通や跳弾優遇といったシステムもない。そのため姿勢を作る意義が本家よりも少し失われている(被弾面積の減少という点では有効)。この違いによってデモインを16インチのスラヴァ砲で縦抜きできる、などゲームシステムが大幅に変わっているので注意。
- 前述したとおり姿勢を作り抜かれないようにすることが難しい代わりに、防郭ダメージは低く設定されている(通常貫通ダメージの1.5倍~3.5倍)。また、回線の問題等で疑惑の被雷判定が発生しやすいが、魚雷ダメージも本家に比べ低めに抑えられている。(例として、島風魚雷は1本5143ダメージである。)
隠蔽システム
- 本家とは仕様が異なる。砲撃後に隠蔽が悪化するのは同じだが、発砲後20秒間隠蔽が悪化するという仕組みのため、発砲後煙幕を焚いてスポットを切ってそのまま煙幕から出る、という動きはできないので注意。超近距離での強制発見は存在するが、煙幕内発砲の被発見距離という概念は、Blitzには存在しない。
機動
- 「全速」「半速」「停止」「後進」「取舵」「面舵」のコマンドしか存在せず、「3/4速」「1/2転舵」などは存在しない。
- 「座礁システム」は存在しない。その代わり速度が半分に低下する。
主砲
- 空母の「副砲」は主砲扱いである。(ドイツ空母を除く)
- 「主砲装填ブースター」は「高速装填」という名称でありレベル毎にバフの具合が異なる。
- 高速装填や戦闘司令終了後はバフを受けた後そのままの装填時間では装填されず元の装填時間で装填される。
副砲
- ツリー巡洋艦の多くは副砲を装備していない。自動副砲はどのツリー巡洋艦も装備していない。
手動副砲有
デモインツリー
ウースターツリーの一部
ペトロパブロフスクツリー
マルセイユツリー - 副砲はPC版においては自動操作であったが、Blitzには手動操作のものと、自動副砲と呼ばれる自動で自艦に一番近い敵に砲撃してくれるものがある。主砲と副砲は切り替えボタンから切り替えができる。
- キエフやオルカン、ハイダなど副砲を装備した駆逐艦も本家には存在したが、Blitzでは完全にお飾りである。
魚雷
- 試合開始後のCTはなく、試合開始直後から魚雷を使用可能。
- ボタンを押すと全て同時に発射される(本家にあったようなタイムラグは存在しない)
- 単装魚雷を装備したような船にある魚雷装填は存在せず、発射管内にある全ての魚雷を発射してから魚雷の装填が開始される。
- 朝潮などが持つ「深々度魚雷」は存在せず、一律「深度魚雷」となっている。
- 「魚雷装填ブースター」は、「一番残る装填時間が短い魚雷発射管」にのみ装填される。
- 魚雷の種類を選ぶことはできない。島風の魚雷も一種類しかない。
空襲
- 空襲で索敵が可能。
対空
- 本家では「長距離対空兵装」「中距離対空兵装」「短距離対空兵装」に分かれていたが、Blitzでは「大口径対空」「小口径対空」に分かれている。基本的に「高射砲」や「高角砲」「両用砲」と呼ばれるものは「大口径対空」に含まれ、「機関砲」や「機銃」と呼ばれるものは「小口径対空」に含まれる。例えば日本の阿賀野型が搭載する「76mm高角砲」は、「大口径対空」に含まれ、アメリカの軍艦などが搭載する「76mm機関砲」は「小口径対空」に含まれている。
- 「爆発」「セクター指定」などのシステムは存在しておらず、基本的に一番近い敵機めがけて自動で攻撃をしてくれる。
- 「対空防御砲火」の代替スキルは「対空警戒」であり、レベル毎にダメージのバフ量が異なる。
- 対空砲のonとoffの切り替えは不可能である。常にonになっている。
- モジュールの破壊時に、対空が減ることはないし、対空砲が破壊されることはない。例えばハッランドの主砲の1基が破壊されたとしても、大口径対空値は変わらない。
ラムアタック
- Blitzには衝突(ラムアタック)によるダメージは存在しない。
装備
- 3枠存在する。本家よりは補正値が低めに設定されているのが特徴である。
艦艇スキル
- 本家ではその船に応じ、決まった消耗品から択一できるが、Blitzにおいて消耗品と呼ばれるものは消耗品にある通り修理班と応急工作班のことを指し、艦艇スキルがそれに該当する。艦艇スキルは予め種類と使用回数は決まっており選択することはできない。
- 艦艇スキルの使用時間は本家よりも短めなため注意すべし。例えばレーダーは一律10秒である。
- 「戦闘司令」は同一名称だが内容が異なる。
艦長スキル
- 12レベルまである。管理や敵弾接近警報、無線方向探知といった優秀なスキルは存在しない。ロックオン数を見れる第六感スキルも、一部のレジェンド艦長にしか存在しない。
ゲームバランス、実装艦の差異など
装甲や貫通のシステムが違うことから分かるように、本家とは環境が違う。
例えばペトロは本家のようなOPではなく、驚異的なDPM+発火率でHPを削り取るスモレンスクや、驚異的な精度で姿勢関係なくブチ抜くスラヴァのような船がOPとされている。
また、ブラック艦艇も存在するが本家では性能が同一なものが多いのに対し、Blitzでは全くの別物となっていることも多い。
艦種別
駆逐艦
巡洋艦
戦艦
航空母艦
- 操作システムは全く異なる。本家で言うところのver.0.3.1のような8年前の操作方法である。チュートリアル等で練習しよう。
- 自動航行システムは存在しない。
- 本家にはver.0.80のアプデにより偶数ティアしか空母が存在しないが、Blitzでは奇数ティアにも存在する。(イギリス空母はBlitzオリジナルで補完が行われたがドイツ空母ツリー、ソ連空母ツリーには奇数ティアの空母は存在していない。)
ツリー艦艇、プレミアム艦艇
アメリカ
日本
イギリス
空母ツリー
本家 ティア4Hermes、ティア6Furious、ティア8Implacable、ティア10Audacious、超艦艇Eagle
Blitz ティア4Argus、ティア5Hermes、ティア6Furious、ティア7Illustrious、ティア8Implacable、ティア9Audacious、ティア10Malta
(Maltaは本家ではティア10プレミアム艦艇として実装されている)
ドイツ
戦艦ツリー
本家 ティア10Preußen
Blitz ティア10Großer Kurfürst
本家であったようなツリーとプレミアム艦艇の入れ替わりは行われなかった。主砲もBlitzのプロイセンは406mm12門、グローサーが457mm8門と真逆である。
ソ連
パンアジア
フランス
イタリア
- イタリア戦艦の大口径SAPは駆逐艦に通常貫通する。そのため一時期T10がコロンボだらけになったほどである。今では大幅にナーフされたものの、イタリア戦艦ツリーは未だ強ツリーである。
パンヨーロッパ
イギリス連邦
パンアメリカ
オランダ
スペイン
- 通常ツリーは駆逐、巡洋共に未実装である。
ティアが格上げされている艦艇
Ranger(6→7)
Baltimore(8→9)
Rochester(8→9)
Buffalo(9→10)
陸奥(6→7)
伊勢(6→7)
摩耶(7→8)
Ark Royal(6→7)
Kiev(8→9)
ティアが格下げされている艦艇
Saipan(8→7)
Kaga(8→7)
Graf Zeppelin(8→7)
Plymouth(10→9)
Audacious(10→9)
Eagle(★→10)
Tashkent(9→8)
その他
FF(フレンドリーファイア)
- フレンドリーファイアを参照。
グラフィック?など
- 本家では射程に応じ主砲が仰角を取れるようになっていたが、Blitzでは主砲の仰角は0度に固定されたまま。
- 本家では両用砲や機銃等が回転する仕組みだったがBlitzでは動かない。
アップグレードなどについて
- 本家にあった「船体のアップグレード」は存在しない。A、B、Cどの船体かはそれぞれ異なっている。
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